アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

転載:全世界に9条の会を創ろう!

2007年06月19日 10時51分37秒 | 安倍第1次投げ出し政権
※真に日本が誇るべきものは、「世襲制の皇統」でも「何でもお上言いなりの国柄」でも「財界が勝手し放題の"美味しい国"」でもありません。日本国憲法よって体現された数々の進歩的価値です。以下、「四トロ同窓会ニ次会掲示板」より転載。

(転載開始)
全世界に9条の会を創ろう!
投稿者:まっぺん 投稿日:2007年 6月18日(月)18時48分28秒  

●世界には非武装国家が27ヶ国ある

16日土曜日、東京外語大の有志による「東京外語大・九条の会」設立総会が開催されました。資料によれば、現在世界には非武装国家は27ヶ国あるとのことです。アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン、ヴァチカン、アイスランド、コスタリカ、サモア、モルディヴ、クック諸島、モーリシャス、ナウル、に上、ソロモン諸島、ツヴァル、キリバス、セントルシア、セントヴィンセント、ヴァヌアツ、ドミニカ、グレナダ、セントクリストファーネイヴィス、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島、パナマ、ハイチ、サンマリノ等々…。それらの国々の特徴は、政体としては王政や共和制など様々な形態ですが、教育水準が高く、死刑廃止国が多い事、非同盟首脳会議に参加している国が多い、などの特徴があります。2006年9月の非同盟首脳会議にはこれらの中から多くの国が参加しました。

●アメリカから始まった第9条の会

日本では今まで「第9条を護ろう」という運動は我々左派や良識ある市民によって続けられてきましたが、「世界に広めよう」という攻勢的な姿勢にはなってきていません。ところが、むしろ日本の第9条の精神を世界に広めようとする運動が国際的に起こっています。この事実に注目しましょう。例えば「第9条の会USA」。…「へー!アメリカにもあるんだぁ!」と驚いてはいけません。「第9条の会」を世界で最初に創ったのはアメリカです。日本で井上ひさし、加藤周一等護憲派知識人・文化人によって2004年に創られるよりも10年以上も前、1991年3月18日、オハイオ大学教授オーバービー氏によって「第9条に盛られた諸原則をすべての国々に採択させる」長期の運動として創設されました。

●第9条の国際化をめざす世界の声

第9条を世界に広めようとする運動は、それ以来、世界に広まっています。1999年5月、ハーグで開催された世界市民平和会議には世界100ヶ国から8千人が参加し、その採択文書の第一項目に「各国議会は日本国憲法の第九条のような、政府が戦争をする事を禁止する決議を採択すべきである」としています。2000年5月に世界106ヶ国1350人の参加によって国連本部で開催されたNGOのミレニアム・フォーラムでも、「平和・安全保障及び軍縮テーマグループ」が「最も頻繁に取り上げられた提案」として「すべての国が第九条と同じ戦争放棄の原則を自国憲法に採択するようにという提案」を確認しています。以下、2004年7月アメリカ「平和を考える退役軍人会」、2005年7月「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ」国際会議、同9月第4回アジア・太平洋法律家会議「ソウル宣言」など、憲法九条を支持する国際的世論は高まっています。

●守りから攻勢へ!積極的な発信を!

いま、日本の憲法第九条が危機にさらされているこの時、世界中が、我々日本人の動向を注目しています。政府は本当にこの平和憲法を廃止するのか? それに対して国民は受け入れるのか? 反対の行動に立ち上がるのか? 我々ははっきりと確信しましょう。安倍政権が行おうとしている改憲=第九条の廃止は、世界の趨勢から遅れた、時代に逆行する暴挙なのだと。我々の憲法を、我々の外でこれだけ注目し支持してくれている人々がいる事に自信を持ちましょう!憲法九条を「守る」だけでなく、「世界に広めていきましょう!「守勢から攻勢へ」我々の意識を切り替えていきましょう!16日の総会には「第9条の会アメリカ」創始者のチャールズ・オーバービーさんからも英語文のメッセージが届いています。メッセージの最後は「Peace」で力強く締めくくられていました。

●岩田行雄氏の詳細で説得力ある講演

総会の前半、憲法学者でもあり護憲運動を推進してきた岩田行雄氏からの講演がありました。氏の著作『検証・憲法第九条の誕生』を参考に、その誕生の経緯を語ってくれましたが、その内容からも、現行憲法が何等「GHQからの押しつけ」などではなく、それまで軍部の弾圧によって国内の言論界に登場できなかった在野の憲法学者の研究と成果が濃厚に反映されている事が論証され、この憲法は日本人によって創られた、日本人が誇るべき憲法である事が明らかにされました。これらの内容はすでに映画『日本の青空』でも明らかとなっていますが、詳細な文書資料として推薦します。普通の書店にはありませんが、芳林堂高田馬場店4階(03-3208-0241)、美和書店(03-3402-4146)、友好堂書店神保町店(03-3290-1181)にあります。
(転載終了)
 http://6305.teacup.com/mappen/bbs?
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