投票日を前にして参院選がらみの記事を書こうと思っていますが、その前に、これもいつかは態度表明しておかなければならない事だと思うので、ここに書いておきます。
私が共産党支持者である事は、今までも折に触れて態度表明してきました。しかし、自分が元党員である事や既に自主的に離党した事については、自分のプライバシーに関わる事でもあるので、殆ど書いてきませんでした。
私が党を辞めた理由の一つに、生協時代の悪いイメージがあるのは確かです。生協時代の党は、職場の職階制がそのまま党の中にも持ち込まれ、はっきり言って、生協理事会の為にあるのか労働者の為にあるのか、分らないような党でした。そして、例の経営私物化問題の時には、経営幹部党員同士が生協の一般職員・党員をも巻き込んで主導権争いを演じた挙句に、訳の分からない手打ちで落着し、後に残された職員・党員だけがバカを見ただけでした。そのくせ、その後に続く職員大量リストラ(派遣・請負への置換え、外注化)に際しても、徒に生協経営に追随するばかりで何ら職員を守る手立てを講じてきませんでした。
私はその中では、長い間未結集を決め込んでいましたし、後に会議に参加するようになっても文句ばかり言ってきました。本来の議題などそっちのけで、職制党員の日頃の不当労働行為を論い、党費は悉く値切り倒しカンパの類も悉く無視して。但し選挙などでは、たとえ生協の党がどうあろうと党自体は支持していましたので、最低限やるべき事はきちんとやっていましたが。
但し、それはあくまで退職前の話です。生協の中にも立派な党員はいましたし(それは党内の役職とは必ずしも比例しない)、あくまでも「生協の党」に限った話だと思っていましたから。私が党を辞めたのは退職後です。
別に活動自体に不満があった訳では更々ありません。生協の職域支部から居住支部に転籍して、それまでの職制の下請けみたいな組織とは違って、和気藹々と活動していましたから。私が党を辞めたのは、仕事の関係で支部会議に参加出来なくなって党費も滞納しだした事と、生協時代の経験に加え、その頃からやり始めたインターネットを通して、何も共産党や「しんぶん赤旗」に書いてある事だけが真実ではない、と思うようになったからです。党や赤旗の主張は今でも8割以上は真実だと思っていますし信頼もしていますが、それだけが真実ではない、という事です。事実、北朝鮮の拉致問題・帰国者問題や、法大学生救援会・管制塔基金・フリーター全般労組の活動など、「しんぶん赤旗」が報じない事実からも色んな事を学んできましたから。
それで、滞納していた党費にケジメをつけたのを機に(フリーターという事で党費は最低ランクにしてもらっていましたが、それでも1万円以上の臨時出費になった)、党を辞める事にしました。但しその後も一介の支持者として後援会にも名を連ね、党の支持拡大こそ参加しないものの、ビラの全戸配布も請負っています。今度の参院選でも既に法定ビラを2号とも撒き切りました。
湾岸戦争を機に離党した藤原信勝や、北朝鮮問題を機に離党した佐藤勝巳や兵元達吉などの諸氏については、私ははっきり言って軽蔑しています。私の様な、あくまでも自分の身の回りにある現実の矛盾に日々怒りを感じて、それで今も党を支持している人間からすれば、湾岸戦争・北朝鮮問題・「ベルリンの壁」崩壊などという、自分の現実生活上の矛盾とはかけ離れた理由なぞで、いとも簡単に思想を変えれるものか、と思いますね。これらの人たちも所詮は生協の党組織と同じで、元々党員としての実態など無かったのでは、という気がします。
この共産党の事については、今度の参院選との関係の中でも、別途触れるつもりでいます。
私が共産党支持者である事は、今までも折に触れて態度表明してきました。しかし、自分が元党員である事や既に自主的に離党した事については、自分のプライバシーに関わる事でもあるので、殆ど書いてきませんでした。
私が党を辞めた理由の一つに、生協時代の悪いイメージがあるのは確かです。生協時代の党は、職場の職階制がそのまま党の中にも持ち込まれ、はっきり言って、生協理事会の為にあるのか労働者の為にあるのか、分らないような党でした。そして、例の経営私物化問題の時には、経営幹部党員同士が生協の一般職員・党員をも巻き込んで主導権争いを演じた挙句に、訳の分からない手打ちで落着し、後に残された職員・党員だけがバカを見ただけでした。そのくせ、その後に続く職員大量リストラ(派遣・請負への置換え、外注化)に際しても、徒に生協経営に追随するばかりで何ら職員を守る手立てを講じてきませんでした。
私はその中では、長い間未結集を決め込んでいましたし、後に会議に参加するようになっても文句ばかり言ってきました。本来の議題などそっちのけで、職制党員の日頃の不当労働行為を論い、党費は悉く値切り倒しカンパの類も悉く無視して。但し選挙などでは、たとえ生協の党がどうあろうと党自体は支持していましたので、最低限やるべき事はきちんとやっていましたが。
但し、それはあくまで退職前の話です。生協の中にも立派な党員はいましたし(それは党内の役職とは必ずしも比例しない)、あくまでも「生協の党」に限った話だと思っていましたから。私が党を辞めたのは退職後です。
別に活動自体に不満があった訳では更々ありません。生協の職域支部から居住支部に転籍して、それまでの職制の下請けみたいな組織とは違って、和気藹々と活動していましたから。私が党を辞めたのは、仕事の関係で支部会議に参加出来なくなって党費も滞納しだした事と、生協時代の経験に加え、その頃からやり始めたインターネットを通して、何も共産党や「しんぶん赤旗」に書いてある事だけが真実ではない、と思うようになったからです。党や赤旗の主張は今でも8割以上は真実だと思っていますし信頼もしていますが、それだけが真実ではない、という事です。事実、北朝鮮の拉致問題・帰国者問題や、法大学生救援会・管制塔基金・フリーター全般労組の活動など、「しんぶん赤旗」が報じない事実からも色んな事を学んできましたから。
それで、滞納していた党費にケジメをつけたのを機に(フリーターという事で党費は最低ランクにしてもらっていましたが、それでも1万円以上の臨時出費になった)、党を辞める事にしました。但しその後も一介の支持者として後援会にも名を連ね、党の支持拡大こそ参加しないものの、ビラの全戸配布も請負っています。今度の参院選でも既に法定ビラを2号とも撒き切りました。
湾岸戦争を機に離党した藤原信勝や、北朝鮮問題を機に離党した佐藤勝巳や兵元達吉などの諸氏については、私ははっきり言って軽蔑しています。私の様な、あくまでも自分の身の回りにある現実の矛盾に日々怒りを感じて、それで今も党を支持している人間からすれば、湾岸戦争・北朝鮮問題・「ベルリンの壁」崩壊などという、自分の現実生活上の矛盾とはかけ離れた理由なぞで、いとも簡単に思想を変えれるものか、と思いますね。これらの人たちも所詮は生協の党組織と同じで、元々党員としての実態など無かったのでは、という気がします。
この共産党の事については、今度の参院選との関係の中でも、別途触れるつもりでいます。
兵元は辞めたのではなく除名されたのです。原因は自ら公安警察と定年後の仕事に関して相談したという事実です。兵元は定年まで(少し党が定年を延長してさえいる)共産党国会議員団秘書をつとめ、党の任務として北朝鮮問題に取り組んでいたのであって、北朝鮮問題に関して兵元が意見があって党と反目したのではありませんからそこのところを取り違えないように
私はこの問題の「真相」を知る由は無いのですが、「公安に職探し」云々が事実ならば共産党の除名処分は正当性があると言えますし、逆に兵本氏の言い分が正しければ共産党の路線・政策そのものに関わる議論になるでしょう。
ただ、いずれにしても、兵本氏の著書「日本共産党の戦後秘史」(産経新聞社)を読む限りでは、兵本氏は90年代には社会主義からとうに心離れしていたようではありますが。
兵元についてはあらためて言う必要はないでしょう。
反共・右翼売文家に転落した共産党除名後の彼の変節と政治的劣化は、既に日本の全左翼的社会にも明らかになっている「反階級的・反人民的」なものです。
しかし、一方の共産党中央も、キム一派の免罪に手を貸すような北朝鮮対応や総連との関係での右往左往をみれば、重大な問題があることは否定できません。キム一派の「人権」問題が、国際問題なのか北朝鮮の国内問題なのかといった重要な点で二転三転している共産党現指導部に、党員時代の兵元を批判したり指導したり出来るような一貫した正しい国際主義的立場が無いことは明白なのですから。
つまり、兵元問題では両方とも「目糞鼻糞」ってこと。
この問題では、兵元も共産党中央も国民国家の枠組みの中に同居して偽りの対決を演じるだけの反人類的存在でしかありません。
それは後付けのいい訳でありましょう。バッジさんのような「どっちもどっち」論にするために後からつけたものだと言えます。公安警察のくだりは共産党の声明の受け売りですが、党の調査に兵元氏自身が言い放ったものであると思います。ためにする中傷で党を追放する際に「公安」うんぬんを挙げたためしは共産党の歴史にはありません。
バッジさんに言いたい。
北朝鮮政策が日本共産党はそれほど前に出るような政策は今出していませんが、さりとてバッジさんを含め、既成政党の全て、また「かけはし」4トロ党派の皆さんなんかも含め、国論は言うほど冴えた理論を未だに開拓し得ていないのが現状ではないか。人質とって立てこもる奴相手にそうそう冴えた知恵なんてないですよ。あなたの目はその点日本共産党に対してだけ点が辛いバイアスがかかっている。私は北朝鮮問題では別段兵元氏が未だに(氏が主張するように)離党せねばならない路線の乖離があったとは思えません。社会主義者さんのブログの論の結論にあるように名分に外国の事例を口実にし何か深刻な思想的背景があったかのように言いたてるのは自己弁護でありましょうし、共産党の側はそうした理由を挙げていません
プロレタリア国際主義の立場に立つべき「共産党」が「前に出るような政策は今出してい」ないからこそ大問題なのでしょう?いまごろ何を言ってんの!!!
自国民への抑圧や元「在日」・日本人の拉致・抑留などによって人類同胞の根源的な人権(=生存権)さえ侵害し続けているジョンイル一派の悪行を国際問題と位置づけず、「内政不干渉原則」を適用すべきことと矮小化しているような現在の共産党中央のその反国際主義(=偏狭でブルジョア的な民族主義)の立場こそが「前に出るような」政策・方針も出せない無能・無策の元凶なのですよ。
なお、「前に出るような政策」ならば、私が既にこのブログに書いていますよ。
再度言えば、非政府組織であり国際主義者の集団であるはずの日本共産党は、日本政府に要求して国家権力レベルで対応させるべき課題(法的戦後終結や侵略戦争の賠償)と非政府組織レベルとして行うべき課題(諸国人民の世論と連帯による金政権の批判・打倒や北朝鮮人民への支援)を同時併行的に追求すべきであるしそれが可能だということです。
>あなたの目はその点日本共産党に対してだけ点が辛いバイアスがかかっている。
「バイアスがかかっている」のはむしろ、護教思想と悪しき党派性に凝り固まって、共産主義と国際主義の関係や「民族自決権」「内政不干渉原則」といったカテゴリーの歴史性・限界性にも考えが及ばないあなたの方なんですよ!
もう少しマルクス主義理論やこの問題での日本共産党の立場の変遷(=日和見主義的なユレ)について調べ、考えてみなさいよ!
それとも、あなたはポルポトの蛮行の時も連中を擁護していたの?ベトナム人民やサンディニスタへの支援活動もサボタージュしてたの?
もういい加減に妄信状態から目覚めたら?w
そういう意味で、兵本氏はあの筆坂秀世氏とも違います。筆坂氏も既にマルクス主義者であることを止めたそうですが、曲がりなりにも資本主義に対する批判的視座を持ち合わせてはいるし、平和憲法の意義を高く評価しています。対する兵本氏は、今や完全に「あちら側」の人ではありませんか。
はっきり言って、私は兵本氏と共産党の関係がいかなるものであれ、彼の立場性を肯定的に評価することはできません。
>バッジさん
同じことの繰り返しになりますが、あなたはバイアスがかかっている。
国際主義の立場に立ち切ることを拒絶する盲信者の霞で覆われた目に、どんな歪んだ教条が映っているのか、それとも何も映ってさえいないのか、一度世間様に開陳すべきではないのかね?w
あと、拉致問題について、兵本氏は自分が橋本敦議員に拉致問題を取り上げてはどうかと助言したからであり、共産党が積極的に拉致問題に取り組んでいた訳では無いと主張しますね。
むろん、これは飽くまで当事者である兵本氏の言い分であり、共産党側にはまた別の言い分があるわけですが。
ただ、拉致被害者家族は社民党と並んで共産党に対する激しい批判を口にするところをみると、共産党が拉致問題に積極的に取り組んでいたとは言い難い実態があるのではないかという気がします。
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