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大阪自民内部の確執について(ダブル選私的総括の補足)

2015年12月02日 06時15分47秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 前回記事のコメント欄に自分で付けた下記の投稿を、最後にダブル選総括の補足として記事にしておきます。この投稿で取り上げた大阪自民党内部の確執について「実際のところはどうなのか?」、知り合いの共産党関係者に頼んで調べてもらったりしましたが、彼らも「他党内部の事なのでよく分からない」との事でした。今となってはもう遅いですが、私も一度くらいは、柳本さんや栗原さんの演説会場に足を運び、自民党の応援弁士がどんな演説をしていたのか、自分の目と耳で確かめていたら良かったと悔やまれます。

この総括はまだ終わらない (プレカリアート)
2015-11-27 22:36:56

 せっかく大阪ダブル選挙の総括記事を仕上げながら、こんな事を書くのも気が引けますが。新たな疑惑が急浮上してきたので。
 その疑惑というのは、自民党大阪府連内部にも、維新と気脈を通じた者がいて、安倍官邸筋や橋下・松井サイドと裏で連絡を取りながら、柳本氏や栗原氏を支援するふりしながら、実際は反維新の団結を破壊するような事をやってきたのではないか、という内容です。
 具体的には、両陣営の演説会には自民党支持者だけでなく共産党支持者や民主党支持者も多数詰めかけている事も承知の上で、わざわざ安倍政権や戦争法成立をことさら持ち上げ、まるで維新がやるような共産党批判を会場で展開し、野党支持者をドン引きさせ票を蹴散らすような発言を繰り返していたのではないか、という疑惑です。下記ブログの記事にその事が詳しく載っています。

中山泰秀自民党大阪府連会長は首相官邸から派遣された「オール大阪」壊しのトロイの木馬だった、おおさか維新を野党分断カードに起用する安倍戦略が着々と進行している(1)、大阪ダブル選挙の行方を考える(その11)(広原盛明のつれづれ日記)
http://d.hatena.ne.jp/hiroharablog/20151126/1448496723

 もちろん、これはあくまで疑惑でしかありません。実際に演説会場でどのような発言が行われていたのか。私は参加していないので皆目分かりません。自民党大阪府連の公式HPを見ても、当たり障りのない内容しか載っていません。

自民党が共産党と共闘しているというご批判について(自民党大阪府連HP)
http://osaka-jimin.jp/special/#2

 上記のHPに載っているのは、「地方政治の二元代表制の下では、国政で対立している政党同士でも政策が一致すれば協力し合う事はいくらでもある。現に、維新と共産党の間でも、そのような例が多数あるじゃないか」という程度の内容です。この程度の内容なら何も問題はないでしょう。
 ところが、それを超えて、会場で反共攻撃みたいな事が行われていたとしたら、共産党支持者としても見過ごす訳には行きません。

 実際、柳本氏や栗原氏の得票も、自民党から共産党まで支援したにしては、(新人候補で告示直前の出馬表明となった点を割り引いても)余りにも少なすぎます。栗原氏の得票に至っては、わずか105万票しかありません。これぐらいの票なら、かつての共産党の府知事候補でも一党だけで取っていました。亀田得治や鯵坂真の例を上げるまでもなく。
 得票が不自然なまでに少なすぎるのも、この疑惑と関係があるのでしょうか。ここは是非、実際に演説会に参加された方からのコメントを期待したいところです。
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