アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

国民の命や暮らしよりも五輪の方が大事なのか

2013年09月08日 18時23分53秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
<20年五輪>東京開催が決定 56年ぶり2回目
 【ブエノスアイレス藤野智成】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで総会を開き、2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市に東京を選んだ。東京では1964年以来56年ぶり2回目の五輪開催。72年札幌、98年長野の冬季五輪を含めれば、日本で4回目の五輪開催となる。(毎日新聞)

◆悲願の五輪開催
・ [生中継]2020夏季五輪招致 - 朝日新聞デジタル
・ [映像]【速報】2020年夏季五輪開催都市 東京に決定! - テレビ朝日系(ANN)(9月8日)
・ 20年東京五輪決定!オールジャパン態勢で招致争い制して悲願成就 - デイリースポーツ(9月8日)
・ 朝日新聞オリンピックニュース (asahi_olympics) - Twitter
・ 【号外】夏季五輪、東京に決定! - Yahoo! JAPAN

◇招致成功に喜びの声
・ [映像]安倍総理会見 東京の五輪開催都市決定を受け - テレビ朝日系(ANN)(9月8日)
・ 竹田招致委理事長「この喜び何年も待っていた」 - 読売新聞(9月8日)
・ 猪瀬都知事「オールジャパンで万全の準備」 - 読売新聞(9月8日)
・ 「TOKYO」に号泣の太田雄貴「今まで生きてきた中で一番幸せ」 - スポニチアネックス(9月8日)
 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/host_city_bids/;_ylt=A8vY6DpwuitS7zEBOtQAAAAA


東京のネックは汚染水…最終プレゼンは万全の理論武装を(サンスポ)

 英国で1886年創業の老舗ブックメーカー「ラドブロークス」によると、2020年五輪開催都市のオッズは東京が1・66倍、マドリードは3・75倍、イスタンブールは4・0倍(4日現在)で東京が大本命という。他の海外ブックメーカーも、ほぼ同じ倍率で東京が独走状態になっている。
 しかし、12年招致でパリ、16年はシカゴといずれも“賭け”では本命とされた都市が続けて敗退しており、東京にとって吉兆とはいいきれない。国際オリンピック委員会(IOC)総会を前に4日に開かれた記者会見では、東京招致委員会の竹田恒和理事長に福島第1原発の汚染水漏れについての質問が集中したという。
 「放射線量レベルはロンドン、ニューヨークなど世界の大都市と同レベルで絶対安全」を強調したが、厳しい質問が続き途中から日本語で対応したほど。外国の記者たちは「一番大事なことを説明していない」「なぜ質問される前に自分から説明しなかったか」「実際に福島で何が起きているのかわからない」と不満を並べた。
 言葉遣いはつくづく難しい。竹田氏は「東京は福島から250キロ離れており、危険性はない」とも話した。しかし、この説明では、やはり汚染水問題に質問が集中しそうな最終プレゼン(日本時間8日未明)の質疑応答で「東京さえ安全ならいいのか」と、意地悪く突っ込む委員もいそうだ。
 東京に五輪がくればこの先、7年間夢を見られる。日本も元気になるだろう。そのためには美辞麗句の演説もさることながら、唯一の不安材料になった汚染水問題の応答に相当知恵を絞り、理論武装して臨む必要がある。「本命は勝てない」のジンクスは、ここで断ち切ってもらいたい。(今村忠)
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/682035/


オリンピック記者会見 汚染水漏れの質問続出、海外記者「失望した」(朝日新聞デジタル)

東京、マドリード、イスタンブール(トルコ)が争う2020年夏季五輪の開催地は7日(日本時間8日未明)、ブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会(IOC)総会で、IOC委員約100人の投票で決まる。東京電力福島第一原発の汚染水漏れ事故が、焦点になっている。

汚染水説明理解されず 五輪招致 海外記者「失望した」(1回目の記者会見より)

東京招致委にとって、汚染水事故への海外の厳しい見方は想像以上だった。
「水や食べ物は安全」「住民は普通に生活している」「東京は全く問題になっていない」――。招致委は8月下旬、想定問答を作った。政府が3日、計470億円の対策を発表すると「これで説明できる」と余裕も見せていた。
だが、現地初の記者会見で海外メディアの質問6問のうち4問が汚染水対策に集中し、竹田恒和理事長は答弁に困窮。「厳しい。この説明では納得してもらえないのか」。招致関係者は国内外の温度差を感じた。
会見に出た海外の記者は「失望した」「意図を理解しない答え」と突き放した。東京と福島の距離を強調する姿勢に「東京だけ安全ならいいとも聞こえ、福島の人々への配慮が足りないのではないか」との声もあった。
質問の口火を切った、IOC委員の多くが読む五輪専門サイト「インサイド・ザ・ゲームズ」の英国人記者ダンカン・マッケイ氏は「東京の答えはいつも同じ。(福島との距離)250キロというのはないに等しい。IOC委員を説得できるとは思えない」と語った。「東京の2020年五輪招致は福島の影に」(AFP通信)などと伝えられた。
7日の最終プレゼンまで、東京は汚染水事故への不安の払拭(ふっしょく)に追われる。7日に演説する安倍晋三首相は4日、汚染水問題について「7年後(の2020年)はまったく問題ない、ということをよく説明していきたい」と語った。菅義偉官房長官は5日の記者会見で「政府が前面に出て解決する」と強調した。
東京開催の意義について「復興五輪」を押し出す招致委。最終プレゼンでは冒頭で高円宮妃久子さまが「震災復興支援へのお礼」を述べ、続いて被災地の宮城県気仙沼市出身のパラリンピアン、佐藤真海選手も復興におけるスポーツの力を訴える。だが、ここに来て、復興をアピールすると汚染水問題を想起させる状況になりつつある。
 http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/05/olympic_candidate_tokyo_nuclear_polution_n_3877652.html


震災関連死:福島県内で直接死上回る 避難生活疲れで(毎日新聞)

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災者の死亡例のうち、福島県内自治体が「震災関連死」と認定した死者数が8月末現在で1539人に上り、地震や津波による直接死者数1599人(県災害対策本部調べ)に迫っていることが、毎日新聞の調査で分かった。少なくとも109人について申請中であることも判明。近く直接死を上回るのは確実だ。
 長引く避難生活で体調が悪化したり、自殺に追い込まれたりするケースがあり、原発事故被害の深刻さが裏付けられた。
 関連死の審査会を設置しているか、今年3月末までに関連死を認定したケースがある福島県内25市町村を調べた。復興庁が公表した3月末の関連死者1383人から5カ月で156人が新たに増えたことになる。
 南相馬市が431人で最も多く、浪江町291人、富岡町190人−−の順だった。年代別では回答が得られた355人のうち、80歳代以上233人(65.6%)▽70歳代79人(22.3%)▽60歳代32人(9.0%)などで高齢者が多かった。
 死因については多くの市町村が「今後の審査に影響する」と回答を避けた。復興庁による昨年3月末のデータを基にした県内734人の原因調査では「避難所などの生活疲労」33.7%▽「避難所などへの移動中の疲労」29.5%▽「病院の機能停止による既往症の悪化」14.5%など。自殺は9人だった。
 宮城県では今年8月末現在で869人、岩手県は413人だった。関連死申請の相談を受けた経験がある馬奈木厳太郎弁護士は「原発事故による避難者数が多い上、将来の見通しも立たずにストレスがたまっている。今後も増える可能性がある」と指摘している。【蓬田正志、田原翔一】
 http://mainichi.jp/select/news/20130908k0000m040107000c.html


どうしんウェブ 北海道新聞 卓上四季 「離れている」

たとえその内容が事実だとしても、「なぜそうなったか」について思いを致さない発言を聞くと、やりきれない気持ちになる▼2020年五輪の東京招致委がブエノスアイレスで開いた記者会見で、竹田恒和氏(日本オリンピック委員会会長)はこう語った。「福島は東京から250キロ離れており、危険性は東京にない」▼福島第1原発の汚染水漏れを懸念する海外メディアの質問に答えた。確かに事故現場と東京は接していない。「(東京の)放射線量はロンドン、パリなどと同レベル」というのも現時点ではそうなのだろう▼だがなぜ、東京で暮らす人たちの電力需要に応える東京電力の原発が、“離れた”福島の地にあるのか、いまなお15万人が故郷を追われたままなのか。34年前、浪江町の農家は訴えていた。「原発が安全なら、どこか賛成している所に造ればいい。わが家の前に造ることだけはごめんだ」(朝日新聞いわき支局編「原発の現場」朝日ソノラマ)▼「離れているから安全」と言う人は原発を押しつけられた側を踏んづけている。被災地から心が“離れている”。各国のメディアが抱いているのは、「事故収束はいつになるのか」「汚染は拡大しないのか」という疑問、懸念だろう▼7年後は“遠く離れた”未来ではない。東京開催が決まったとして、世界中の選手が歓迎してくれるだろうか。心もとない。2013・9・6
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/490067.html
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