アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

もうそんなヤセ我慢は止めよう

2024年04月15日 21時43分39秒 | 未完の政権交代

この間の私の以下の連投ツイートをこちらにそのまま転載します。(添付の画像や写真は一部差し替えました)

週刊文春4月18日号「自公83議席減!」。今、衆院解散したらこうなると。岸田が9月総裁選で不出馬に追い込まれる位なら、自民逆風の中でも大博打に打って出るかもしれないと。その結果、自民73減、公明10減、立憲52増、維新21増で自公与党過半数割れ、立憲・維新を中心とした非自民・非共産連立政権誕生

裏金自民にお灸を据えるだけならそれでも良いが、その結果が単なる非自民・非共産連立政権なら、かつての細川政権と同じ。政権内の主導権争いの末に、社会党が自民党に取り込まれ、自社さ連立の村山政権が誕生。安保・自衛隊容認に転換した社会党が骨抜きにされ、自民延命に手を貸しただけで終わった
 
立憲は数こそ多いが烏合の衆だ。維新の方が旗幟鮮明で勢いもある。だが維新の掲げる旗は身を切る改革、福祉切り捨て、軍拡容認で「第二自民」そのもの。それは今の大阪を見れば一目瞭然。維新首長の下で公務員リストラ(官製ワーキングプア蔓延)、公立高校・病院の統廃合、挙句にコロナ無策で死者激増
 
 
そんな維新主導の非自民・非共産連立政権なら、今の自公与党とそう変わらないどころか、更に酷い悪政が横行する事になる。そうさせない為にも立憲が如何に踏ん張れるか、立憲を左(福祉重視、平和志向)から支える他の野党(共産・れいわ・社民)がどれだけ伸びるかにかかっている
 
だが現状は左の野党も立憲以上にガタガタだ。共産は松竹除名で今でも民主集中制という過去の遺物にしがみついている事が顕になった。れいわも実態は山本太郎1人に権限が集中する個人独裁の党に過ぎない。私が望むのはあくまで本当の民主主義、どんな個人も尊敬され自由・平等・平和に生きられる社会だ
 
それでも自公与党の暴走と第二自民(維新)の台頭を阻止するには、立憲やそれを左から支える他の野党の議席を少しでも伸ばすしかない。4月28日投票の衆院3補選はその絶好機。どの選挙区も与党敗色が濃厚だ。東京でも島根でも長崎でも、ぜひ自民党にお灸を据えて欲しい。それが裏金事件の解明にも繋がる
 
立憲だけだと経済安保法案も通過。半導体などの製造業も安保の名で秘密保護の対象に。今まで隠れてコソコソ調査していた公安が今後は堂々と反戦運動に牙を向く。やがて矛先は反戦から政府批判全てに。裏金疑惑も闇から闇。そうさせない為にも、たとえ多少不満があっても立憲を左から支える野党が必要
 
それでも皆、自民や維新に投票するのは何故か?私が思うに、一つはマスコミが自民や維新ばかりをもてはやすから。競馬でもそうでしょう。スピードの速さでレースが決まると新聞が書けば、皆逃げ馬ばかり買うでしょうが。その中で本命党は安定株のジミンを買い、穴党は配当の高いイシンを買うw
 
 
皐月賞でも前走のGIレース勝ったレガレイラやGⅢで逃げて圧勝したメイショウタバルが人気していた。だがその圧勝劇もコース最内が荒れてなかったからで、荒れ馬場の皐月賞では最下位に沈んだ。でもそこまで読める人間ばかりではないので、新聞が逃げて勝つと書けば皆メイショウの馬券ばかり買う羽目に
 
もう一つの理由は「大勢に巻かれろ」。周りが阪神ファンばかりの中で巨人ファンを名乗るのは勇気がいる。だから新聞が安倍一強と書けば皆、自民に投票。関西では吉村知事が人気だと書けば皆、維新に投票。ところが裏金問題で自民人気にかげりが出てきた途端に急に反自民に。だったら最初から批判しろよ

安倍一強とか自民一強とか言っても、所詮その程度のモンなんよ。ところが皆「大勢に巻かれろ」に染まってしまってるものだから、「政府・与党を批判するなんて畏れ多い」とたじろいでしまう。野党も野党で、幾ら自分達が不甲斐なくても全部「強い与党」のせいに出来るので、万年野党に安住してしまう
 
 
それで困るのは一体誰か?我々、一般庶民じゃないか。政府や大企業が如何にも賃上げに前向きなポーズを取ればもうそれで満足して簡単に与党になびいてしまう。実際は雀の涙ほどの賃上げで、派遣や下請け、外国人の低賃金搾取と引き換えである事に薄々気付いていても、自分達さえ良ければそれで良いと
 
本当は物価高や社会保障費の値上げで生活が苦しいのに、国の財政が赤字だからとか、中国の脅威から国を守るにはもっと防衛費を増やさなければならないと言われたら、もう黙り込んでしまう。そんなに財政が赤字なら、今にも中国が攻めて来るなら、もう万博どころではない筈なのに。それは誰も言わない
 
 
もうそんなヤセ我慢は止めよう。台湾では地震後2時間で避難所が開設され、プライバシーも保たれたテントが家族単位で設置されたのに、能登半島では数ヶ月経っても水道も繋がらない。それなのに旅行支援で一部業界だけにお溢れが。そんな政治を許しておいて良いのか?それを変える第一歩が今度の選挙だ

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 住吉界隈の鰻と桜 | トップ | 「あまろっく」観て来ました。 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
もう疲れた。絶望している (ぶた猫ぶーにゃんa.k.a.山猫ぽてと)
2024-04-18 22:28:18
こんばんは。ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所です。Xでは「山猫ぽてと」です。

今回の記事読ませてもらいました(といいますかプレカリアートさんのX投稿をまとめたものですね)。

私はもう今のニッポンには絶望しかありません。
次期総選挙も自民と維新が伸びるでしょう。
そして私たち社会的マイノリティの代理人になってくれる政党は軒並み敗北…

なぜそう考えるか。
それはうちの父親はじめ貧困層の人達すら「自分は社会的弱者ではない」とそれこそ「やせ我慢」しているんですもの。
弱者であることを認めたら「社会」「世間」からリンチと総スカンを食らいますからね。
いわゆる「否認の病」。

それではまたよろしく。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

未完の政権交代」カテゴリの最新記事