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家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

ラスベガス旅行記 番外編  母がいない1週間

2014年08月14日 | 2014年6月 ラスベガス&グランドサークル



1週間のラスベガス旅行が実現できたのは、

子どもたちが

「おじいちゃんとおばあちゃんと行っておいでよ!!」

と後押ししてくれたからです。



今まで、私が留守にした最長は、週末のみの2泊3日です。

今回、普通に学校がある1週間という長丁場、

子どもたちはどのように過ごしていたのでしょうか。



まず、我が家の夫は、全く家事はできません。

なので、夫は全く頼りになりません。

夫は、朝起こすのだけが仕事で、

あとは2人の生活にはノータッチ。

口出しをせず、見守るというスタンス。





 

 

子どもたち、といっても、もう 中3と高2ですから、

「この1週間、とにかく自分で自分の食糧は確保しなさい。」

と言って、

朝 300円 ・ 昼 500円 ・ 夜 700円

1日1,500円として、1週間で10,000円をそれぞれに渡しました。




 

「近所のスーパーは夜8時に閉まるから、7時前くらいに行くと

お総菜やお刺身は半額だよ。

あとは、袋にはいってるカット野菜のサラダとか食べれば

いいんじゃない。」

などと、ちょっとしたコツを伝授して、



あとは自分たちで考えなさい。

余ったお金はお小遣いにしてもいいよ。

 

余ったお金はお小遣いにしてもいいよ。


大事なことなので、もう一回





余ったお金はお小遣いにしてもいいよ。








その一言で、ティガーの背後に青い炎が燃え上がるのが見えました。



「マリリン、飯炊こうぜ!! 自炊しようぜ!!!!」








マリリンとティガーの1週間。

マリリンが学校から帰ってくると、まずご飯を炊きます。

夕方2人で近所のスーパーに買い物に行きます。

1パック400円の刺身が半額で200円。 

それを割り勘にすると1人100円。

あとは、カット野菜は高いので、

レタスを買ってきて、バリバリ食べます。

エノキを買ってきて、マリリンが味噌汁も作っていたようです。


時には、マリリンがチャーハンを作ったりもしたみたい。



朝は、なんとティガー、自分でおにぎりを作って、

インスタントの味噌汁の素と共に、お弁当持参。

 

朝起きられないマリリンの分まで作ってあげていたようです。

(その分、風呂掃除しろとか茶碗洗えとか、取引があった模様。)

飲み物はペットボトル買えばいいと思っていたけど、

節約のために初日に1.5リットルのペットボトル買ってきて、

水筒に詰めて持参していたようです。




洗濯も毎日していたみたい。

洗って干して、取り込んで、そのまま山になっていましたので

必要なものはそこから発掘していたのでしょう。

 

洗濯をちゃんとしていただけでも立派です。



クレンのご飯(毎食薬もあげる)や、散歩もちゃんとしてあげてました。




夫から

 

「もうびっくりだよ。 2人が仲良く協力してものすごくしっかりやってるよ。

母親がいると甘えてなんにもしないけど、いなかったらちゃんとやるんだね~。」

と感嘆のメール。


(夫は1人で松屋に行ったり、スーパーで好きな惣菜買ってきたり

 子どもとは別の食生活を送っていました。)




我が家はもともと家族間でメールやラインのやり取りなどをしないので

私が出かけていても、子どもたちからの連絡はほとんどありませんでした。

 

1週間の間に来たメールは

ティガーから 「マリリンがチャーハン作ってくれた。おいしかった。」

マリリンから 「水着はネットに入れて洗いますか。」

以上。



私がいなくても、というか、いない方がしっかりするんだね~。


で、超節約生活のおかげで、一体いくらゲットすることができたのでしょうか。

 

はっきりとは教えてくれませんでしたが

 

マリリンは残金6,000円

ティガーは残金8,000円


 

さらに、2人が快く「行ってきて」って言ってくれて

自分たちでしっかり生活してくれたおかげで

安心して楽しい旅行ができたと、おじいちゃんとおばあちゃんも

大感激。

それぞれに 5,000円ずつのボーナスお小遣いまでもらってしまい、

子どもたち2人とも大喜び。




それで気をよくしたティガー

「ねえ、お母さん、次、旅行いつ行く?  

 どんどん旅行行っちゃって~」

自分たちだけでもなんとかやっていけるという自信もついたのでしょう。


通常の生活に戻り、私が作ったお弁当を持って学校に行くとき、
ティガー

 

「弁当だけじゃ足りないから、パン買う。 あと120円頂戴。」

 

え? 

母がいない間、お昼おにぎりだけで過ごしてたんだよね?

パン買ってないよね?



自分のお金は使わない。

親のお金は使えるだけ使う。

 

そういうもん、

でしょうか…。


1週間のラスベガスは、ものすごく楽しくて幸せな旅行でしたが、

それ以上に、子どもたちがこんなにもたくましく成長していたんだ

ということを知ることができて、嬉しい衝撃というか、感動を覚えました。

 


旅行と、子供の成長と、両方併せて大きく心に刻み込まれた1週間でした。

 

 


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