旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

牛島の藤

2017年05月03日 | 徒然なる日々
夫と、夫の両親と埼玉県春日部市の
特別天然記念物『牛島の藤』を見に行って来ました。




元々は、夫が
「5月2日(連休の間の平日)休みになったから、どっか行く?」

と言う一言から始まったこの企画。


前から行きたかった『あしかがフラワーパーク』に行きたいと思ったの。



それなら、帰りに埼玉の実家に寄ろうかな


だったら、一緒に藤見に行けばいいんじゃない?



ってことで埼玉の夫の両親を誘うと
喜んでくれました。


夫の母は、数年前からほとんど目が見えなくなり、そのためほとんど家から出なくなり、そのため脚力が弱り、5分以上の長距離は歩くのが厳しい。

あしかがフラワーパークには、
車椅子レンタルがあるから、大丈夫じゃん!


しかーし、
あしかがフラワーパークの混雑度は
私たちの想像をはるかに超えるものだというとこが判明。
行くまでの大渋滞、かなり遠い駐車場、車椅子レンタルなんてできないかもしれないし、できたとしても初めての車椅子動かすのに一苦労かもしれない。
トイレも心配。


ということで、夫がこじんまりした藤園を見つけたのが
「牛島の藤」

ここなら空いてるだろうし、
実家から近いし、お母さんの体力消耗も少なそう。

しかし、ここだと車椅子レンタルは無いので、私が住んでいる区で無料レンタルしているのをネットで知り、
急遽問い合わせたところ、一台のみ空きがあり、お借りしました。


という紆余曲折があり、
「牛島の藤」を見に行きました。





初めての車椅子、
お母さん、すごく楽しそう。

普段ほぼ家で寝ているので
久しぶりの外出、しかも5月の爽やかな快晴。
車椅子で風を感じるのは気持ちいいですよね。

ほとんど見えないけれども
藤の香りと、揺れる藤がたまに顔に当たったりして、藤を体感できて嬉しそうです。

また、
明暗と、ぼんやり輪郭はわかるみたいで、明るいところだと、脳内再生も手伝って、藤の紫がわかるって喜んでいました。




約50年前は、お母さんが、息子を乗せたベビーカーを押していたんだけど、
今は息子がお母さんを乗せた車椅子を押す。


私もあと30年後?
マリリンとティガーが車椅子押してくれるかしら…。

(と、マリリンに聞いたら、
お母さん、パワフルだから、もし車椅子でも、自分でガシガシ漕いでそう!
と言われた。
そうかもしれない…。)


樹齢1200年と言われる藤は見事です。








満開で、見応え十分。

たくさんの人が来園していましたが、無料駐車場も余裕で止められるし、並ばないし、空いてるし、穴場ですね。

ただ、入園料1000円は…
お高い、かな…。

でも、一年に一度、この時期だけ堪能できる藤のためだから、いたしかたないのかな、とも思います。


お母さんのあんなに楽しそうな表情
久しぶりに見たので、車椅子レンタルして、お出かけできて本当に良かったです。


藤ってあんなにキレイなのねー。
あしかがフラワーパークには、
来年、朝5時に家を出て行ってみよう!
(藤の時期は朝7時開園で、それまでに行けば、渋滞にはまらないとか)