2021-09-18

台風一過。
太陽。
夏が戻ってきたみたいな朝だ。
短パンにビーサンで焙煎。
繰り返しを繰り返す。
今日も生きていてもいいんだ。
感謝。
何にではなく、意味もなく、ただ感謝する。

「コーヒーと短編」のこと。
マーケティングもなく、編集者より作家の力が強かった時代に生まれたものの力強さ。
今読んでも、いや10年後、100年後読んで心にドンと来る作品。
有名無名関係ない。
たくさんの本を読んできて好きなものを1冊にまとめたもの。
よく言われる無人島に持っていく1冊だ、私の。
長編と違い物語を楽しむだけじゃないから何度だって繰り返し読める（いい長編は何度も読むことができます）
秋の夜長コーヒーと一緒に読んでもらいたい、心からそう思っています。
10月1日に発売になります。
どこかで見かけたら手にしてくれるとうれしいです。
14gとaalto coffeeで先行発売しております。
よろしければ是非。

いやー、出版界の外側にいなければ恥ずかしげもなく『桜桃』や『檸檬』なんて選べなかっただろうな。
かつて読んだことがあると今読むは全く違うことなんだ。
今だから読むべきものがある。
そういう作品は10年後も読むし100年後も誰かに読まれているはず。