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おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

いつかどこかで(73)宇治・平等院鳳凰堂~So Bright ②~  

2019年12月08日 03時27分26秒 | いつかどこかで(雑記)

10円玉の絵柄で有名な宇治の平等院。
三千院のそばでお昼を食べて、一旦京都駅に戻ってから宇治に行きました。

宇治と言えばお茶!
煎茶も良いですが、お抹茶も美味しいですよね!
けれども三千院でお抹茶と羊羹を頂いてきたばかりだったのでお茶はせず、抹茶入りのお菓子をいくつかバラで買い、駅近くの通りから平等院までへの道すがらを食べ歩きしてみました。ちょっとお行儀悪いけど、旅行気分でそれもまた楽しいです!

なんだろ? 一人旅はもう何度もしていますが、今回の旅行は格別に開放感があって、どこを歩いていても楽しくて仕方ありません。青空のおかげかしら?
出かける直前に「何を思いながら暮らして行けば良いのか、迷路に迷い込んでいる状態」なんて、ぐるぐるしていたのが嘘のように、心が自由で軽くなり、「たとえ迷っても、結局は本能で気持ちの良い処へ辿り着くはずだ」という、根拠のない自信がわいてきます。
自分のペースでゆっくり歩いていけば、必ず好きな場所に辿り着き、そこに思いもよらぬ発見と幸せが待っている。
そんな気さえしてきました。

なんて、私は放っておくと時々自虐モードに入ってしまうので、たまにはこうして能天気になっておかないとね。

この日は朝からずっと晴天で、平等院に着いた頃(午後2時くらい)は春のように暖かく、冬のコートを着ていると暑いくらいでした。
なので、その時間、平等院を正面から見ると見事に逆光で……写真が上手く撮れな~い!
仕方なく横からや裏から写したのがこちら↓

水面が鏡のようです。So Bright!!本当に明るくて気持ちの良いお天気、美しい景色です! 

鳳凰堂の周りをのんびりと散歩していたら、予約していた内部拝観の時刻になりました。
堂内は極楽浄土とされ、外からではお顔しか見えない阿弥陀如来座像の全体が拝観できます。阿弥陀如来様の周りの壁には「雲中供養菩薩」という音楽隊のような大勢の菩薩様が薄っすらと見られました。
極楽では美しい音楽が流れているのですね。
(堂内は撮影禁止。お写真はパンフレットと同じものです)
 
雲中供養菩薩像は「鳳翔館」にも展示されていて、そこでは29躯を間近に見ることができます。
そのお姿は中性的な雰囲気でしたので、館内の案内係の方に聞いてみたら、この音楽を奏でる菩薩様方は阿弥陀如来に仕える方たちなので性別がないのだとか。
楽器を持っていない方もいらっしゃるので、舞や歌もあるのでしょうね。
神様もそうですが、やはり仏様も音楽がお好きなんですね~。


宇治からホテルに戻るとまだ5時前で、夜までに時間がたっぷりあります。
この時期の京都は、あちらこちらの神社仏閣で紅葉のライトアップをしている模様です。

夜はどこに行こうかな? いや、ちょっと待て! 今回は「人の少ない、空気の綺麗な場所」を求めて旅に出たのに、ライトアップで観光客がいっぱいの場所に行くことないんじゃない?
ちょっと勿体無いような気もするけど、京都観光は早めに終えて、まだ薄っすらと明るいうちからホテルの大きなお風呂に浸かってのんびりしました。
ホテルのお客さんは皆まだ観光中らしく、お風呂には誰もいなくてまるで貸切のよう。
考えようによっては、贅沢な旅行だったかもしれません。

③奈良・天川村へつづく


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