今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

いつかどこかで(72)京都大原・三千院~So Bright ①~

2019年12月01日 02時58分23秒 | いつかどこかで(雑記)

今年もあっという間に12月まで来ましたね。いかがお過ごしですか?

私は去年から両親が要介護状態になりまして、平日は仕事で新宿、週末は横浜の実家との行き帰りで、だだでさえ忙しいのに、「忙しいほどに遊びたくなる」という困った習性ゆえ、ここ数年に比べて劇場や映画館、コンサート会場へ出かける機会も多かったような気がします。
それで、ちょっと疲れちゃったんですよねぇ……体はともかく、心が。
どこに行っても、人、人、人…で、コンサートやライブ会場はみんなが一つに向かうので「気」がわりと綺麗なんですけど、その他の場所…特に劇場内の「気」というのは、舞台(物語)の上や奥も客席も混沌としていて、愛情もだけどエゴも渦巻く世界でもあり、(そこが面白いとは思いながらも)じわじわと少しずついろんなものがこびり付いて息苦しくなってくる、っていうか、疲れてしまうんですよね。
そういう感じしませんか? 目には見えないけれど、人や場所の持つ「気」って、ありますよね。

それで、夏あたりに「ああ、旅に出たい。人の少ない、空気の清浄な場所に行きたい!」」と、突然に逃避モードに向かいまして(笑)、いくつか興味あるワードで検索したみたら、すべてが奈良の秘境・天川村を指していたので久しぶりに一人旅をしてきました。

で、天川村は京都経由なので、そちらに行く前日に京都に泊まって少し寄り道をしてきました。
それで、やっと念願の三千院の紅葉を見る事ができたので、まずはそのご報告を。

 

令和元年11月21日
この日、三千院の紅葉は想像していたような「燃えるような赤」ではなく、柿の実のような柔らかい朱色の色調で、あたり一面が温かい光に包まれていました。
表題に載せた写真は朱雀門の屋根ですが、どう撮ってもこんな風に朝日が光の筋に射し込んで写ります。実際、降り注ぐ光はこんな風に目には見えません。なのに写真だとそうなるのが私には不思議です。
三千院は三年前の9月に訪れた際に、その土地の方から「紅葉の時期に来るなら、ぜひ朝にいらっしゃい。人も少ないし一番きれいですよ」と教えていただき、それで朝一番に来てみたら、本当に仰る通りに美しく清々しい景色でした。この時期、京都は新宿に負けず劣らず人でいっぱいですものね。朝ならばまだ観光バスも到着しないせいか、人の数もそこそこでゆったり散策できます。
やさしく暖かい色の紅葉と柔らかな朝日の中を歩いていると、自然と心が洗われて軽くなり、何故だか沢山のものに包まれている感じがして、嬉しくて楽しくて、幸せな心地です。 

あ、そうそう今回の表題に使わせて頂いた「So Bright」は、12月11日に発売される森広隆くんの新しいアルバム「Groovecaster」の中にある新曲のひとつの題名です。振り返れば旅行中ずっとこの曲の世界を歩いてたような感じだったのでお借りしてしまいました。
私が日ごろ何を願い、何を心地よく思うか……その点で言うのならば、これ以上に共感する歌はないと思います。
  
わらべ地蔵さんが可愛い。お地蔵さん一人ひとりに挨拶をして手を合わせ、「可愛いね」と声をかけました。
わらべ(子供)は、すべからく可愛がられるべきなんです。

バス停までの帰り道で見た京野菜、美味しそうです!お安い!買って帰りたい!
荷物になるからやめましたけど。


②平等院へつづく

森広隆くんのAlbum「Groovecaster」、全曲素敵です!
https://morihirotaka.com/store.html


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