今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

「CARE WAVE AID 被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」

2013年01月26日 15時00分00秒 | 観劇(ミュージカル/音楽劇)
12月に仙台出身のあっきー(中川晃教さん)が応援していた「CARE WAVE AID 被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」が、三月にも世田谷パブリックシアターで再演されます。

◆ミュージカル「東北こども未来公演 CARE WAVE AID 被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」

公演期間:2013年3月30日(土)
13時~(昼公演)
17時30分~(夜公演)
場所:世田谷パブリックシアター

特設サイト
http://www.japanfs.org/tohoku/musical/index.html


ちなみに、次の舞台はNHKや中川晃教さんが関係しているとは思えませんので、「劇場に行ったらアッキーに会えるかも~?」などという期待はくれぐれもなさいませんように(笑)

この舞台、先月私は観ましたが、かなり衝撃的で、くるものがありました。
最前列で見たのは衝撃が強かったです。

正直に言いまして、「演劇に熱心なのは良いけれど、ちゃんとプロのカウンセラーをつけて、被災地の子ども達の心のケアをしながら稽古を進めてくれたのかしら?」と、思わず心配になりました。 たぶん大丈夫なんでしょうけど。
これは「メッセージを発信するための舞台」で、震災のことだけでなく、世界の貧困・飢餓・紛争などの深刻なテーマがとりあげられたオムニバスの舞台です。
それだけに話は人身売買や少年兵の殺戮シーンなど、衝撃的な場面もたくさんありました。

その中で発信されたメッセージとは、子ども達が「震災のとき日本中が感じた絆の心を忘れないでほしい」「私たち東北被災地の子ども達に思いを寄せていただいたように、世界の恵まれない子ども達にも思いをかけて」という強い訴えです。

被災地のこども達が悲しみを経験し、やがて世界平和に向かうのは良いとして……その世界で一体何が行われているのかを心の準備なく突きつけられて、私は激しく心が揺さぶられました。 
たくさんのことを考えさせられる舞台です。

何よりも、
忘れられてしまうこと……今、被災地の人達が一番に恐れているのはこれではないか。
その場限りの、上っ面の同情ではなく、心からの支援を継続していきたい。
そして、子ども達の未来を応援したい。
改めて、被災地の支援の火を絶やしてはいけないと思いました。


ああ、それにしてもこの舞台、確かに凄いパワーでした。
土居裕子さんの歌声は、相変わらず神が宿っていましたし。
エンディングの全員の歌には、温かい心と未来への希望が感じられて感動しました。

ご興味ある方、被災地の子ども達を応援したい方、前回に見逃した方はぜひご覧になってみてください。
なんていうと、まるで回し者のようですが(笑)、前回のはともかくとして、三月の舞台についてだけならば、私もかなり遠いところでは、関係していなくもないみたい(←曖昧) 
大量のチラシを配っていたりして…。
うん、だから、あっきーとはまるで関係ないんだけど。
なんか、世の中って繋がっているのよねぇ……シミジミ、シジミ
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たいらじょう「エリック~オペラ座の怪人~」

2013年01月26日 02時12分12秒 | 観劇(ストレートプレイ/人形劇)

たいらじょうさんの「エリック~オペラ座の怪人~」について熱く語りたい!!

だけど、ごめんなさい!
今日は久しぶりに休暇がとれたので、午前中はゲキシネの「髑髏城の七人」を観に行って、午後は友達と巣鴨の東京染井温泉というところでのんびりし、その後は薩摩地鶏で一杯という、フルコース。
ちなみに、その染井温泉の大画面テレビでフレフレまで見ちゃったしで、一日遊んじゃって、「エリック」の感想がまともに書けそうにありません

で、この「エリック」は日曜日にもう一度観ますので、作品の感想はその後にさせていただくとして、25日はアフタートークがありましたので、そのことなど、ちょっとだけ。

エリックというのは、オペラ座の怪人の名前です。
この主人公は骸骨のような薄い皮膚の、醜い容姿を持って生まれました。
たいらさんは、この魅惑的で謎めいたエリックのビジュアルを表現するのに、人形劇ほど適しているものはないと思ったそうです。

この舞台も例によって登場人物は多数出てきますが、全てたいらさんが一人で演じています。
今回、人形はエリックのみです。
エリックの子供バージョンと、大人バージョンの二体。

下にお写真を載せますが、ですから「骸骨のような」という顔ですから、ちょっとびっくりするかもしれませんが、見ようによっては美しく、あるいは悲しく見えるかもしれません。



もう一枚は、少年のエリック、大人のエリック、たいらじょうさんのスリーショット。



この日はたいらさんの小さな劇場、「シアター・ジョウ」で上演されたので、お人形が大きく感じられました。
舞台の間口が低いため、背の高い大人のエリックは頭がぶつかりそうになります。
アフタートークショーでは頭をぶつけてしまい、彼は「イテッ!」と言ってました(笑)
この大きさにしたのは、いずれ全国のもっと大きな舞台で演じるためだそうで、その時はスモークを焚いて、ライトももっとドラマティックに照らす演出になる予定だとか。楽しみ~!

「オペラ座の怪人」は、たいらさんが小学生の頃から魅了されていたそうです。
私は原作を読んだことがないので知りませんでしたが、あの劇団四季や、宝塚の「ファントム」などは、かなり脚色されたものだったんですね。
たいらさんのこれも、もちろん、たいらさんが脚本を書いているので独自の演出、脚色がなされていますが、ここではエリックの少年時代があります。
オペラ座の怪人は、子供の頃からオペラ座に住み着いていたわけではなかったんですね。

骸骨のように醜く生まれたエリックは、小さい頃から他人に素顔を見せないように仮面をつけさせられます。
その仮面は磁石によって取り外しが自在です。
少年エリックは足まであり、こういった人形では珍しい、ひき足の動きも可能で、たいらさんが動かすと、まるで本当に生きているようです。
というか、生きていました。
また、大人のエリック、つまり、オペラ座の怪人は、マントが重要。
あの黒いマントは、ぜひカッコよく広がってほしいところ。
ですが、表地を黒、裏地を赤にすると、生地が重くなってしまうので、一枚仕立てで半分は黒、半分を赤にするという工夫がしてありましたが、それがなかなか素敵でした。

たいらさんは、オペラ座の怪人は美しくなければならない・・・じゃなくて、ハンサム・・・・・あれ?男前?? ちょっと正確な言葉は忘れましたが、とにかく魅力的でなければならないと思ったそうで、人形制作の方にうんざりされるほどに何度もダメ出しをし、試行錯誤してもらったおかげでこのようなエリックが出来上がったのだとか。
私はこのエリックの瞳に釘付けになりました。

さて、アフタートークでは、ファンからの質問に答えてくれるコーナーがありました。
以下、メモから。

エリックは少年の頃から歌が好きで、大人になってからは「音楽の天使さん」と言われる美声の持ち主です。
登場人物の数だけ、多彩な声を出されるたいらさんですが、エリックの声は去年の「オズの魔法使いでは」ブリキのきこりと似ています。 
これは、腹筋を使い、お腹をつかわなければ出せない声だそうです。
たいらさんの普段のソフトな話し声とはまた味わいの違う、実に二枚目の声でした。

人形を動かしながら全て一人で演じるには大変体力がいるとのことで、普段から体作りを心がけているそうで、二十代の前半は見た目のために体を鍛えている感じだったのが、三十を過ぎたこの頃は舞台をやり遂げるために体作りをしているとか。
特に、寝る前のストレッチは大切なんですって。私も見習わなくちゃ!

これから手がけてみたい作品は、「銀河鉄道の夜」「ブレーメンの音楽隊」「幸福の王子」など。
特に「ピーターパン」を上演するのは夢で、20周年頃にはぜひ!と思っていたけど、これは大掛かりになりそうなので、25周年にはなんとかやりたいそうです。
あと、オリジナルの脚本、構想もいっぱいあるのだとか。それも楽しみですね~!

なんて、質問の全部は覚えていないので書き切れませんが、この日は全ての質問に答えてくださいました。
私が質問したのは、
「エリックは最後に幸せだったと思いますか?」というもので、
これは、前に見たミュージカル「ファントム」とはラストか゜大きく違っていたからです。

「ファントム」では、最後に銃で撃たれるエリックが、クリスティーヌに抱きとめられて死んでいきます。
けれども、原作ではそうでなかったらしく、更に、たいらさん独自の部分が付け足されていました。
その詳しい内容はネタバレになるので次の機会にしたいと思いますが、私がミュージカル「ファントム」で、「このラストはある意味、ハッピーエンドではないか?」と思った終わり方とは違うんですよね。
それで、上記の質問をしたのですが、たいらさんの答えは、とても頷けるものでした。

その答えとは・・・・
少年時代のエリックは歌が好きで、歌を歌っている時だけが、唯一、彼の癒される時間であり、心楽しい時間でした。
音楽がとても好きだったエリック。
人生に好きなものがあったということ、それを思えばエリックは幸せだったかもしれません。
でも、母親に愛された記憶がなく、自分は憎まれていたとずっと思っていたのは、やはり幸せではなかったでしょう。
人生の長い間を、愛された実感がなかったのは、幸せではないでしょうね。
・・・ということでした。

人が幸福を感じるためには、本当に愛されたかどうかより、「愛されている実感」ではないか?
私もそんなふうに思ったりします。
この質問をして、そして、ちゃんと応えてくださって良かったです。

この舞台、まだ発展途上だそうで、日々変化していくそうですが、夜の7時開演で、休憩15分を挟んで終演は9時45分くらい。
アフタートークショーと写真撮影が終わったのは、なんと!11時ごろでした。

この舞台は、お薦めです!!
でも、小さなシアター・ジョウでは、もう満席かな?
当日券を狙う方は連絡をしていったほうがよさそうです。

公演は1月27日(日)まで。詳細はこちら→http://tairajo.com/erick.html

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「サ・ビ・タ」2012/10/20

2013年01月13日 01時56分51秒 | 観劇(ミュージカル/音楽劇)

「サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~」
2012/10/20マチネ 青山円形劇場
【出演】
ドンウク……駒田一
ドンヒョン……佐々木喜英
ユ・ミリ……戸松遥
植物の妖精……横山達夫、堀越眞夏、黒沼亮

「いまさら感想記」第一弾(笑)

この日はマチネで「サビタ」、ソワレで「星めぐりのうた」を観たのでした。
その合間に友達とお茶していたのがついのんびりしすぎて、あわてて渋谷駅を走ったのよね~。

この作品は2008年が初演、2010年に再演しています。
私はそれぞれ一回ずつ観ているので、今回で三回目。
その初演と再演の時に、ドンヒョンを演じたのが、「星めぐりのうた」に出演していた山崎育三郎くんだったというのが何とも感慨深かったです。

こうやって、舞台はそれぞれに受け継がれていくのね。
ドンヒョンは育三郎くんから佐々木喜英くんへ、そして、ヴォルフガングはあっきー(中川晃教さん)から育三郎くんへ。

好きな舞台のキャストが変われば、ファンはがっかりします。
そのがっかりな気持ちとは、もう二度と観られない、生の舞台…あの人が演じるあの役、あの時間を愛おしむ気持ちに他ならないけれど、必ずしも悲しむことはないと思うんですよ、私はね。
思い出は、胸の中で生きている。
それに、ご贔屓さん達が頑張ってくれている限り、きっと次の舞台がある。
次の舞台がまた次の舞台のきっかけになり、そうこうするうちに、その流れがあってこそ観られるという舞台もあるし、あっきーと育ちゃんのように、思いもかけぬ共演に巡り合わせたりもするんですから。

とはいえ、やっぱり育ちゃんの花柄ワンピース姿が見たかったなぁ~っ!
なんて、寂しく思っちゃうのは仕方ない。

いやいや、でも佐々木喜英くんのドンヒョンもなかなかキュートでしたよ!
この人、歌いながらの表情がすごく良いのね。
初めて拝見しましたが、話が進むに連れてどんどん良く見えてきました。
ユ・ミリ役の戸松遥さんは、ものすごく元気ではっちゃけてました!
この方、とても人気ある声優さんだそうで、何といってもファンのお兄さん達の熱い視線がすごかったです~!!

この劇場は、円形劇場というだけに、舞台は円形で、客席は360度ぐるりと舞台を囲んでいます。
ということは、客席どうしが良く見えるんですよ。
で、ついついそのお客さん達の顔を見ていると、明らかに戸松ファンというのがわかります。
だって、戸松さんのファンの方達は目がハートになってキラキラしているの。ほんとうに幸せそうです!

すごいなぁ~、役者さん達って、いつもこんなふうな視線を浴びているのよね?
それって、どんな気分なんだろう。
とか(笑)
私も他人から見たら、あんなふうにキラキラした視線を飛ばすことがあるんだろうか?
とか(爆)

客席を見るだけでも面白かったですが、この舞台、その円形劇場に変わって、ますます面白くなっていました。
兄弟二人のピアノの場面は、円形劇場ならではの演出で、今までは客席に背中を向けていたのが、ここでは二人が回る回る(笑)
妖精さん達の活躍で、一層に、とても良いシーンでした。

そのラストなんですけど、たしか初演の時にも書いたけど、この三人ってそれぞれに失業していて将来の不安は解消されていないし、状況としては何もハッピーエンドじゃないんですよね。
でも、「願いをひとつ言ってください」というユ・ミリに、ドンウクが言うんです。
「願いは…もう叶いました」と。
心配していた弟が帰ってきて、心が通い合ってそばにいる。
一番の幸せって、こういうことかもしれないな…。

たとえ何があっても、そばにいてくれたら笑顔でいられる人がいるということ。
そして、「今この時がずっと続いていて欲しい」と思える、おだやかな時間が、一秒でも長くあること。
たぶん、そういったささやかなものが、人の「一番の幸せ」なんでしょうね。

お兄さん役の駒田一さんが面白いし、何よりも温かくて愛情いっぱいで、ほんとうにハートフルだったこの舞台、
見終わった後の幸福感といったら、去年観た中でもダントツでした。

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いつかどこかで(39)去年書きこぼしたあれこれ

2013年01月12日 18時29分32秒 | いつかどこかで(雑記)

こんばんは、おおるりです。
いつもの方も、初めましての方も、私の感想記をご覧いただきましてありがとうございます。

とまあ、この「いつかどこかで」は大抵そういう、お決まりの出だしに決めているんですけど。
そうこう言っても、最近は書いてないので、ご覧いただく新しい記事がありませんよね

でも、今までにしても、その時の状況で、観た舞台の感想を書ける時と書けない時があって、全部はとても書ききれなかったわけですが、それにしても、去年はサボりすぎましたよねぇ~。
特に10月以降はほとんど書いてませんものね。

もちろんね、書かなかった舞台、書けなかった舞台がつまらなかったわけじゃないんですよ。
むしろ、10月以降はどのステージも満足度が高くて、その感動や興奮をどのように書いたら良いか考えあぐねて、心の中でシュミレーションしていたら、つい「もう(心の中で書いたから)それでいいか~!」という感じになっちゃった

だけどね~、今更だけど、書き残したいステージが多かったです。
なので、今年はヒマがあれば、過去に観た舞台を順不同で、思い出の「いまさら感想記」を書こうかと思います。
去年だけじゃなくて、もっと過去の舞台も出てきちゃったりしてね。
未来は前にしか進まないけれど、心の中の思い出には順番なんてないもの。
もう、いつもの脱線話も含めて、自由に書くつもり。
ディテールは忘れがちなので、それだけに、本当に心の残った感想だけを書くので、ますます「これがあの舞台の感想?」というものになりそうだけど(笑)
どうしても書きたい一行とか、数行で終わるものがあっても良いし。

それに、今更だから、何を書いても、ひとつも応援の足しにはならないけど、逆に何を書いても営業妨害にはならないよね?
よぉ~し! 思いっきり本音トークの、ちょー辛口でいくかぁ~?

なんちゃって!
うそ、うそ! でも、ちょっとだけ本気だったりして(笑)

さて、何から書こうかな~……

もし気が向いたら、どうぞお付き合いくださいまし。

【2012年、感想が書けなかった舞台リスト】

1月「下谷万年町物語」
2月 「テ ヅカ TeZukA」
3月ウイルタケット×首藤康之「鶴」
3月「オペラ座の怪人」
3月「ジキルとハイド」
4月「銀河英雄伝説」
8月「Augusta Camp 2012」
9月中川晃教コンサート2012
10月TAEKO ソウルメイツハーモニー
10月「ジェーン・エア」 
10月「ロミオ&ジュリエット」
10月「ジェーン・エア」
10月「星めぐりのうた」
10月「サ・ビタ」
10月森山開次~曼荼羅の宇宙
10月ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート
11月オレペ大感謝まつり ミニライブ
11月原田真二「35th Anniversary」
11月葉加瀬太郎 WITH ONE WISH
11月スガシカオ おいしいとこ全部盛りツアー
11月宝塚「銀河英雄伝説」
11月「客家 HAKKA」
12月押尾コータロー 10th Anniversary SUPER LIVE
12月「プロミセス プロミセス」
12月CARE WAVE AID vol.5 被災地の子どもたちによる平和宣言3・11
12月「AKINORI NAKAGAWA's THE WIZ」
12月中川晃教ハロー30代&イヤーエンドトーク&ライブパーティ

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いつかどこかで(38)2013年今年もどうぞよろしくお願いします!

2013年01月12日 14時32分12秒 | いつかどこかで(雑記)

ご無沙汰しておりましたが、皆さんはどのような新年を迎えられましたでしょうか?
きのうは早くも「鏡開き」で、お正月気分もそろそろ抜けた頃かと思います。

私はお正月といえば、ここ数年、元旦は寝正月。
普段あまり見ないテレビなどを見て、飲み食いしながら昼寝をしつつ、何処へも出かけずに、ただひたすらだらだらと過ごします。
これを丸一日やっていると、じつに「ろくでなし」の気分になります

二日日目は、横浜の実家で親族と顔を合わせて新年を祝うのですが、ここに来る甥っ子が超イケメンでね~
まあちょっと、イケメンを見たいだけならば、大枚払って劇場に通うよりは、この甥っ子を眺めているほうがずっとよろしいのではないか?…というくらい顔もスタイルも頭もよろしくて、これは我が親族の血筋よりも、どうやら他から入った少量の沖縄の血が影響しているらしいのね。
…とまあ、そんな話はどうでもよいですが
毎年お正月の二日目は眼福初めで、お腹もいっぱい。
けれども何よりも、今年も両親が二人揃って、家族を迎えられるほどには元気があるということに感謝です。
父は癌が転移しているそうですが、それらは高齢なためか、とても大人しくしてくれているそうなので、日常は普通に生活しています。
父の来年もこのままでありますように。

そして、三日目は映画館へ出かけました。
「レ・ミゼラブル」です。
この日は隣に岩のような大男が座っていて(もちろん、知らない人)、始まってしばらくはポップ・コーンを食べ続け、そのうち静かになったと思ったら、どうやら寝ているみたい。
その間、私と言えば、映画が始まって10分も経たないうちから涙が溢れ、最後までダダ泣き状態でした。
観客もいろいろなのねぇ…。
その数日後には会社帰りに「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」を観てきました。
「大奥」はテレビも映画も、案外と私は好きで、ずっと観続けているんですよね。
今回も堺雅人さん演じる役のストイックな愛に、やっぱり涙が溢れました。

…などという近況報告をしている場合じゃなかった!
ご挨拶が遅くなりましたが、昨年中、劇場やコンサート会場にてお会いした皆さん、飲み会でご一緒した皆さん、そして、私の感想記やその他の書き込みにお付き合いしてくださった皆さん、本当にお世話になりまして、たくさんの幸せを頂きまして、心よりありがとうございました。 
今年もまた、よろしくお付き合いのほど、どうぞお願いいたします。

さて、ここ数年恒例になりました「今年の目標」ですが。

去年の目標、「今まで継続していたことを活かして発展させるために、これまでを見直しながら大きな立て直しをしたい」 でした。
これは仕事に関しては、概ねこんな感じだったと思います。
プライベートは微妙。
体のメンテと睡眠不足の解消は、わりとできたかもしれません。
断捨離(だんしゃり)は去年は全く不十分だったので、今年こそ本格的にやりたい!
身の回りもそうですが、心もすっきりしたいです!

で、今年ですが…いろいろと考えたんですよね。
去年も書きましたが、私の場合、「ふと書いたことが現実化する」という確率が非情に高く、特に新年はそうなので。
それで、うっかりしたことは書けないのですが……
今年は、

「変化の波に乗れ!」

ですかね、やっぱり。
今年、来年と、仕事は大きく変わります。去年はフロア移転がありましたが、今年はビルごと移転します。
新しい仕事、新しい出会いは例年になく多いだろうと思われます。
なので、その変化を恐れて乗り遅れると、もうどうしようもなくなりそうなので、スピーディーに前向きに、けれども気負うことなく、上手に変化の波に乗りたいです。

それと、何と言ってもプライベートですねぇ……。
これを好転させたかったら、まず私自身が変わらなければならないのでしょうね。
その好転のビジョンが、正直言って今は見えないんですよ
どこに向かって行けばよいのやら……
だからやっぱり、これから来る、その時々の波に乗っていくしかないわけで…
つまり、今年も「行き当たりばったり」ですけど。

まあ、どうにか、なる様になるでしょ


この観劇やコンサート通いの道楽については、毎年「今年は観るものを絞る!」と言ってますが、やっぱり去年もすごい数でしたねあせあせ(飛び散る汗)
リストはこんなですけど→「2012年観劇・その他」
いや、これでも絞ったんですよ! すご~く、すご~く我慢したんです!
だってほら、「RENТ」観てないでしょ? エリザベートも、ミス・サイゴンだって我慢したし、芳雄くんが少な~いたらーっ(汗) 
それ以外にアレもコレも見送りました! 
あともうひとクリックするところで、チケット購入を踏みとどまったことが一体何度あったことか……。

え~い、それもこれも、あっきー(中川晃教さん)のせいだ~!
あっきーの応援さえしていなきゃ、私はもっと沢山の舞台が観られたのに~!
好きだ、バカ!!

……というわけで、
こうなったら、私は決めました。

2013年、一月最初の観劇は「シラノ」になりますが、二月からは演劇・ミュージカルなどの演劇関係では、あっきーが出演する舞台以外は極力観ないことにします!

え゛?! そっち?(笑)

だってね、観たい舞台ってキリがないのよ~
なので、年内は、「板の上に中川晃教の姿がない舞台は観ない」
これが基本。
「もうあなたしか見えない」ではなくて、「もうあなたしか見られません」状態(笑)

例外は、ややジャンルが違うという言い訳で、たいらじょうさんの人形劇はこれまでのペースで、ぼちぼちと観ます。
たいらじょうさん、良いですよ~! あっきーは天才と言われるけれど、たいらさんは鬼才です!
特に大人向けの人形劇は凄いです!
まだ観たことがない方は、ぜひ!
とりあえず今月の「エリック~オペラ座の怪人~」は大きく期待しています。

それと、ライブやコンサートは、これもまた、ぼちぼちと出かけますよ。あっきー以外も。
なにせ、これを続けるためには体力が必要。
スガシカオさんのオールスタンディングのライブなどに、いつでも行けるような身体でありたい。
そう思うためか、ここ数年は、本当に体力がつきましたものね。
これを止めてしまうと、がっくりと身体がなまってしまいそうです。
なので、言い訳がましいけれど、コンサートやライブ通いも今までのペースで続けられる限り続けます。
何よりも、好きだし。

とまあ、こんな感じですか……。

ブログに関しては、去年の10月よりほとんど更新していませんでしたね。
あれね、去年、何処かでうっかり書いちゃったんですよ。
「もうプライベートでは、私が私である必要のないものなど一行たりとも書きたくない」
…って。
そういう生意気な事を書いてしまったものだから、そしたら、次第に何も書けなくなってしまって、コレにしても、アレにしても、どれにしても、私が私である必要なんて、私以外にとってはあるとも思えないし、だったら、書くためのエネルギーも時間も、何のために費やすのか……
「書いたところでなぁ………」という先の「………」の部分で、あまりに物思うことが多すぎて、フリーズしてしまう。
…う~ん……。

読み手側からすれば、感想なんて、本当は、もっと気軽に、もっと短くて、もっと浅くても良いんでしょうね?
検索で来られる方などは、どっちかというと、レポート的なものとか、一般的な応援記事を望んでいるのだろうし。
まあどっちみち、私は公演期間中に感想をアップする瞬発力は乏しいし、ツイッターもあまりやらないしで、エバンジェリスト(伝道者)の素質も気質も持ち合わせていないので、もともと劇場や製作側の「パブリシティは、どこ吹く風?」の、使えない女なんですけど(笑)
だから今までも、良い事ばかりは書いてないかもしれません。
製作側やファン仲間にとって、私の書く記事は、その内容が「良い事かどうか?」と、自問すると、今までほとんどそうじゃないものばかりでしたので(笑) 
ただ、「何を感じ、何を想ったか」を書くだけです。

って、なんでそういう話の流れになったかというと、去年はやたらとブログやツイッターというのが、宣伝に利用されているシーンを多く見たので、「作り手達はそんなに意識しているものなのか?」と思ったんですよね。
もっとも、三ヶ月に一回しか更新しなかったりする、こういう小さな気まぐれブログではなくてね、もっとアナウンス力のあるブロガーさんやツイッターさん達をあてにしているんでしょうけど。
それらについては、常々思うことが多々ありますが、その話はまたの機会にするとして、私の感想記は引き続き、今までどおりのスタンスで、だけど、今年はもう少し気軽に、短めに(できるのか?)ぼちぼちと書いていこうかと思います。


そんな、こんなで、
最近さっぱり書いてなかっただけに、久しぶりとなったら、こ~んなに長い文になってしまいました
ここまで読み辿り着いてくださった貴方は、もしかして「いつもの方」ですか?
この、ほとんど書かない三ヶ月間、新着記事がないというのに、毎日のように、思いのほかコンスタントに読者の方がたくさんいらして、ありがたいやら、申し訳ないやらでしたが、その一方、救われるような思いもありました。
本当にありがとうございます。
もっとアクセス数や訪問者数を増やしたいならば、できるだけ毎日更新するのがブロガーさんの心得だそうですが、それでいうなら、私はブロガーとしては向いてませんね。
すごい、むらっ気がありますし(笑)


さて、今年、貴方とはどこかでお会いできますでしょうか?
いつかどこかで…劇場やコンサート会場で、もちろんその他でも…よき機会に恵まれて、お会いできたなら嬉しいです。
貴方と幸せを共有したいです

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


おおるり

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