今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」

2015年08月03日 00時45分54秒 | 映画

♪ダ、ダン、ダン、ダ、ダン! ダ、ダン、ダン、ダ、ダン!

人気シリーズには、必ず耳に残る音楽が付きものよね!
行って来ました!(先週だけど)、シュワちゃんお帰りなさい!のターミネーター。


映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」 2015/07/26
【監督】アラン・テイラー 
【出演】アーノルド・シュワルツェネッガー エミリア・クラーク
   

チラシには「未来を取り戻せ。」ってコピーが入ってますけど。
いや~、だけど未来も過去も現在も、こうもくるくると変わるんじゃ、いっくらだって「たくさんの」時空が出来てしまうんで、こういうタイム・トラベル物につきものの疑問・・・つまり、タイム・パラドックスの問題とかね、今を生きる「私」がいたはずの過去や未来はパラレル・ワールドになるとしても映画で言っていたように「削除された」ことにならないんじゃ??とか・・・まあ、いろいろと考えはじめたらきりがないわけよ。 そーいや、アインシュタインの相対性理論だって、未来にはいけても過去にはいけないでしょ? 基本的に未来は流動的でも過去も流動するなら、もう何でもありよね~。
ってか、今度のターミネーター、シュワちゃんは調教の甲斐あってかなり人間臭くなってるし・・・、敵のほうだって、なんかね~あの執念深さや、過去に飛んで運命を変えてしまえ的な発想が妙に人間臭くないですか??

って、あれっ?!
そもそも、機械は何で「人類を敵とみなした」んでしたっけ??
覚えてないな~、第一作目があまりにも昔だし。
え~、だけど、だったらさ~、この人間達が過去に戻ってするべきことは、機械との戦いに勝つことや消滅させることよりも、未来で人間と機械が平和的に共存できる道を模索して、機械を調教するソフトを開発するべきなんじゃないの? シュワちゃんターミネーターが人間と暮らして彼らを守ったようにさ~
ねえ、何でそうしないのかなぁ~? 平和に共存できると映画が終わっちゃうから? 延々と続けたいから?

な~んてね、あっちこっちと「無理やり感」満載だから、あーだこーだと考えるのも面白いっちゃ、面白いけど・・・・
「♪ダ、ダン、ダン、ダ、ダン! ダ、ダン、ダン、ダ、ダン!」って、音楽を聞くと、「ま、いっか~」と、どうでも良くなるのよね(笑)

シュワちゃんはお元気で何より。
この際だから、生きてるかぎり体を鍛えて、際限なく続けて欲しい(笑)

今度の物語は何時の間にやら「家族の話」になっちゃって、機械のシュワちゃんにはどうやら父性愛も芽生えた模様。このあたりで、ウルウル。
翻訳版では「おじさん」と呼ばれていたのが新鮮で、ここまできたら「おじいさん」と呼ばれる渋~い続編ができるかもね?
サラ・コナー役のエミリア・クラークは可愛かったので、この人がオバサンになる前にお願いします。 できればイ・ビョンホンも若いうちにまた出してね。
と、言っておこう(笑)

 アクションシーンは大画面で観る価値あり。
♪ダ、ダン、ダン、ダ、ダン! ダ、ダン、ダン、ダ、ダン!
期待以上でも以下でもなく、予想範囲の面白さでした。
あ、これから観る人は、エンドロールの途中で席を立たないようにね!

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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」

2015年08月02日 15時45分10秒 | 映画

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』 2015/08/01
【監督】樋口真嗣
【脚本】渡辺雄介 / 町山智浩
【原作】諫山創
【出演】三浦春馬 / 長谷川博己 / 水原希子 / 本郷奏多 / 三浦貴大 / 桜庭ななみ / 松尾諭 / 渡部秀 / 水崎綾女 / 武田梨奈 / 石原さとみ / ピエール瀧 / 國村隼 ほか

本当に暑いですね~!
私は今年の夏も連休が取れなくて、三年連続して夏休みがありません。
三年も連続すれば慣れてきて、通勤電車はいつもより空いてるしオフィスの中は涼しいしで、「ま、いっか~」と思わなくもないですが、やっぱちょっとは遊びたい!
なので、昨日は「朝から晩まで遊ぶぞ~!」と気合をいれて、朝の9時過ぎから映画館、終わって昼は新橋のヴァニラ画廊で吉成行夫さんの写真展「甘い闇~Sweet darkness~」、夕方からは日比谷で「SONG WRITERS」を観て、最後に劇場で会えた友達と飲んで喋って、本当に朝から夜中まで遊んで過ごしました。
ああ、充実!!(笑) 

そんなわけで、封切の日の朝一番早くに上演された映画、「進撃の巨人」ですけど・・・

これがね~! 映像がグロテスクで、ひどく惨たらしい!!
巨人達の姿は怖いのもありますが、その裸の姿があんまり醜いので(演じた役者さんたち、ごめんなさい)、最近太り気味の私は、「やっぱ私もダイエットして体の線を整えなきゃだめだわ! 」と、思わず妙な方向にゾッとしたくらい。
いやでも、巨人が襲ってくる場面では、映像の残酷さもあるけれど、これは心理的な怖さでもあるのよね。
今まで隣にいた人が、恐怖のなかで生きながらに食われるという惨たらしさ・・・・これは春に見た「寄生獣」よりもなお胸の悪くなるようなおぞましさがありました。
この映画を観終わった後、私はお腹は空いているのに、「
しばらく何も食べる気がしない。特に肉はいや!野菜を食べよう、バランス良く、美しく食事したい!」とか、またまた妙な方向にゲンナリ。

なので、封切直後で営業妨害と言われようと何と言われようと、「この映画はRG12だけど、保護者は子供に許可してはいけない!」と主張します。
劇場の客席は大人の男性率が高かったですが、わずかに 小学生以下のお子さんもいました。この夜に悪い夢を見てしまうのではないかと心配になりました。
「そんなことはない、うちの子は全然平気だった」というご両親がいるとしたら、「それはあなた、子供の感性の育て方が間違っている!」と諭したい気分です。

とはいえ、そんじゃ何で私は観に行ったのか?というと、
この原作の漫画に人気があり、「多くの人から支持される作品にはそれなりの理由があり、あなどれない」と常々に思っているからと、春に観た映画「寄生獣」の後編が思ったよりも良くて涙したので、この映画にもそれを期待したから。そして、石原さとみさんが知り合いに似ていて好きだから彼女が見たい・・・と、まあそういう理由。

で、前編を見て、今のところ映画の(物語の)中味に関しては何とも感想が言えません。
後編も必ず観ます。 と、それだけ。
この映画の上演前のアニメの宣伝で「負ける気がしねぇ 」というキャラの台詞がありましたが、「進撃の巨人」はどう見ても「勝てる気がしない」と絶望的に見ていたところ、終盤では「もしかして勝てるかも?」という気もしてきたので、原作を見ていないだけに結末に興味があります。
それから、やっぱり、いつもと違ってスイートさをかなぐり捨てた石原さんの、ぶち切れた演技に期待したいと思います。

    

あ、そうそう、蛇足ですが。
この映画の映像があまりに残酷で絶望的な悪夢だったので、夜に観た舞台の「SONG WRITERS」の良い中和剤となってくれました(笑)

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