今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

スーパーマリオ30周年記念ライブ

2015年09月23日 01時23分04秒 | ライブ/コンサート

あの世界的に大人気のスーパーマリオが、今年でなんと30周年ですって!
それを記念してのライブに行って来ました。

「スーパーマリオ30周年記念ライブ」@国際フォーラムAホール 2015/09/21
【スーパーマリオスペシャルバンド】
音楽監督 & Keyboards:笹路正徳
Bass:田中晋吾/Drums:川口千里/Guitar:北島健二/Guitar&Banjo:秋山浩徳/Percussion:ASA-CHANG/Trumpet:西村浩二、ルイス・バジェ/Trombone:中川英二郎/Bass Trombone:朝里勝久/Saxophone:吉田 治、山本拓夫、庵原良司/Violin:中西俊博/Keyboards&Vocal:小田朋美
【ゲスト】手塚卓志(ゲーム・プロデューサー、キャラクターデザイナー)/近藤浩治(マリオシリーズ作曲、効果音)

私がスーパーマリオをやっていたのはスーファミの頃だから、かれこれ22年前? あの当時はドラクエだのFFだのと、随分とゲームに時間を費やしちゃったなぁ・・・
けれども、その後の新機種についていけず(というより持ってない)ゲームは最近さっぱりやっていませんが、このゲームは本当に懐かしいです!
で、ライブに映ったスクリーンを見ていたら、「あ、そうそう!あった、あったこの画面!」とか、「ああ、これ、なかなかクリアできなくて何度くやしい思いをしたことか・・・」な~んて、20年前を思い出しましたよ。そして、幾度となく繰り返し聞いていたあの音、あの音楽!!
最近のはやってないので知らない曲もたくさんありましたが、生の演奏で蘇ったゲーム音楽が楽しかったです。
メドレーはどれも素敵だったし、私は特に「死闘!各クッパ大魔王との対決!」(だっけかな?)にわくわくしました。やっぱ、ゲームでも対決場面はドキドキしますものね~!

音楽の合間のお話コーナーも面白く、「最初の頃は3音しか使えなかった」とか、「手塚さんは効果音にこだわるので、ひとつの効果音を作るには一曲を作曲するのと同じくらいに大変だった」という近藤浩治さん。 手塚さんは手塚さんで、初期の限られたメモリ容量での色々な工夫のことなどをお話ししてくださって、あれこれと興味深いコーナーでした。
会場内は親子連れがとても多くて、みんな「親子二代でマリオのファン」というのも良いですよね~!

途中で、お客さんの飛び入りゲームコーナーもあり、それにも生の演奏付きです!
この時に選ばれた男の子がえらく賢くて、ゲームも上手なのでクリアがめちゃくちゃに早くて生演奏は短めで、急いでファンファーレ
新作ゲームなのに、子供って凄いな~! 
その様子がこれですが、国際フォーラムAホールの二階席はこんな感じ ※この時だけ撮影許可あり


 
しかしだ!!
なんで、私がこのライブに行ったのかというと、実はドラムの川口千里ちゃんがお目当て。
川口千里ちゃんといえば、2010年に、世界的なドラムサイト「ドラマーワールド」で、世界のトップドラマー500人の1人に選ばれたというお方ですが、その時わずか13歳。
今年で大学生になったそうですが、そのちょっと前の映像がこれです! これが凄いんです! 

   

このテクニック!、このパワー!、このセンス!! この楽しさ!!
しかも彼女、まだ十代なんですよ! のびしろも果てしなくって、今も凄いけど将来が本当に楽しみ!

千里ちゃんの生演奏が聴けて嬉しかったし、全体的に楽しいライブでした。

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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」

2015年09月22日 17時27分19秒 | 映画

8月に「後編も必ず観ます」と書いたので初日に行ってきました。

その時保留にしていた正直な感想は、「お金や技術や労力を費やして、スタッフや役者さん達が一所懸命に頑張って作ったとても贅沢なB級映画」って感じ。
そのB級感の原因は、たぶん・・・先ずは脚本、そしてもちろん演出。 
だけど、その理由をいちいち書く気がしなかったのよねぇ・・・。この映画の辛口批評ならばネットでいくらでも読めちゃうし。 

え~っと・・・
これね、決してつまらなくはなかったです。
大怪獣映画や巨大ロボとかの特撮好きの人は楽しいかと思う。うん、ぜひ見ましょう!マニアな人なら面白いはず。
それと、三浦春馬くんや桜庭ななみちゃんなどに役者萌えする人も、頑張っている彼らをぜひ応援しましょう。
そして私のように石原さとみさんが好きな人は、この映画を踏まえてからdTVオリジナルの「進撃の巨人 反撃の狼煙」の視聴をぜひお薦めします(「ぜひ」の三連発) 石原さとみさん中心の第1話「反撃の幕開け」は無料で見られます。こちら→http://pc.video.dmkt-sp.jp/ft/s0000778#
ちなみに「反撃の幕開け」も脚本は渡辺雄介さんですが(町山智浩さんは加わってないみたい)、監督は足立公良さんという方です。
  
石原さんの「何が何でも、壁をふさぐぞっ!」という台詞、今までに彼女の口から聞いたことのない声と口調で萌えます!巨人の痛点を試す実験シーンは見ものです。
映画のハンジはいつでもハイテンションでコミカルにしか見えませんが、dTVオリジナルではコミカルなりにメリハリあるハンジが見られて面白かったです。彼女の新境地が見られて楽しい!
第2話の主人公、サシャ役の桜庭ななみちゃんも好きだな~。弓を背負い満月に現れる演出はベタだけど、ベタなりにカッコ良い!

・・・って、映画の話になってない 

まあだからね~、あんまり辛口は書きたくないのよ、今の私は。
なにせ転職して以来のこの半年間、穏やか~にゆるゆると暮らしているもんで、何に対してもあまり腹も立たないし、この映画は原作知らないからこの作品に何の思い入れもないし、仮に原作の素晴らしさや面白さを知っていたとしても、それなら尚更に「二次作品には原作と同等の面白さを期待してはいけない。気をつけろ!」というのもここ数年でだいぶ学習しているし・・・

うん、なので(いや、それでも?)この映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の残念なところを極控えめに言うならば、原作を読んでいない私には「この原作のスピリットがあまり感じられず、人が抱える「壁」と、それを破り乗り越える意味とか苦しみとか、人間の自由だとか、いくつかの美味しいはずの題材がぼやけて薄っぺらに感じられた」ことが先ず一つ。
それから、長谷川博己さんは素敵な役者さんだと思うのに、彼の演じるシキシマのナルシストぶりや登場シーンのことごとくが見ていて恥ずかしい演出だったこと。
そして、前編の時に「グロテスクで、ひどく惨たらしい!」とドン引きした巨人達のシーンに、後編では心理的な怖さとインパクトがなくなり、巨人シーンが大怪獣から(まるで)巨大ロボへと変わったところでますますB級感が増してしまい、特撮好きでもない私には「なんじゃこりゃ??」とその場で不必要な疑問が沸き起こったこと。
ところどころに感動場面がなくもないのに、そこに至るまでの人間模様の描き方や心理描写が雑で、どれもこれもに掴みが甘くて物足りなかったこと。
ラストシーンで、壁の向こうにすぐ見えてしまった「あの景色」には安易で思わずガクッ!としたけど、その「ガクッ!」を黙らせ唸らせるほどの感動シーンに最後までならなかったこと。 

・・・なんて、控えめに言うつもりが、書き出したら止まらないのは・・・たぶん、この演出や脚本は、特撮シーンほどには原作のストーリーやキャラ達を丁寧に扱っていないんじゃないか?と思わずにはいられないから。そんなはずはないんだろうけど・・・。
それに対して、私は期待値低くして観に行ったので、(いろいろ書いた割には)がっかりもしなかったけれど、とどのつまりは「原作ファン達がこれで納得するのかな?」が最終的な感想だわ。

と、思ったら・・・
映画館を出るときに、原作ファンらしきカップルが「原作者はこれを承諾したのかな?」と、原作と比べて話に盛り上がっている模様。
そうそう! こういう二次作品を観たあとの原作ファンって、良いにつけ悪いにつけても何だかんだと盛り上がるのよね~! うんうん、私もミュージカルの銀英伝を観た後の事を思い出したわよ! それに、誰かと一緒に観た作品で、その後にいつまでも話題にのぼるのは、案外と「素晴らしい作品」よりも「不満の多い作品」だったりするものね?
私は一人で観に行ったけど、この映画は原作の濃ゆいファンと観に行ったらさぞかし話に盛り上がったに違いないでしょうね。残念だなぁ~、知り合いに熱く語ってくれる進撃の巨人(原作)ファンの友達がいなくって(笑)

なので、これからこの映画を観るならば、特撮ファンも
原作ファンも、役者さんファンの方も、ぜひとも誰かを道づれ・・・じゃない!(笑) 誰かを誘って行くが吉!ですね。
で、もし続編があるとしたら、私は「石原さとみさんの出番がどれだけあるか」で決めます。

   

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