今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

スガフェス!~20年に一度のミラクルフェス~ライブ感想編(3)

2017年06月04日 11時53分16秒 | ライブ/コンサート

さいたまスーパーアリーナは広い!

このライブ、「まるで宇宙の中にいるみたい」と思ったのは、この広い会場で参加者全員に配られた「光るシンクロライト」のお陰でもあったんですよね。
最新の技術って凄い!腕時計型のバンドをはめてスイッチをオンにしておくと、無線制御されたLEDが曲に合わせて勝手に光ります。
客席いっぱいに散らばった光は、まるで満天の星空のようで、宇宙空間さながらの美しさでした。
そして、その光の先には、当然ながら命ある一人ひとりの私達がいるんですよね。
デビュー以来20年…その中でも独立して一人になった時など…、スガシカオにはさぞかし色々な想いの夜があったのだろうと思います。その数々の夜の中で、スガフェスのこの夜ほど賑やかで、美しい光景の夜は無かったんじゃないかしら? 
スガフェスの宇宙の、その中にあったたくさんの小さな星々は、私達ファンがそれぞれに思う「スガシカオが好きっ!」の光
その光が音楽にシンクロして、時に幻想的に、時には華やかに美しく光る光景は圧巻でした。
これがチケット代に含まれて全員に配られたのは嬉しかったですが、ライブ後に二度と光らなくなってしまったのがちょっと寂しいかな・・・。
でも、出演者の名前が入っているので良いお土産になりました。


ライブの大詰めは、スガシカオ率いるバンドkokua、そしスガシカオの大フィナーレへとなだれ込み、ほんとうに賑々しく盛り上がりました!
「午後のパレード」では、グッズのサングラスをかけてみんなで踊り歌い、「奇跡」では私も飛び跳ねました!
その興奮の中、「自分が選んだこと、一つ一つが間違いじゃなかった」と語っていたのにも感動です。
最後には移動ステージに乗り、アリーナを一周して自ら客席の近くに来てくれたのは珍しくて、おもしろ嬉しかったし、長いフェスも興奮の極みで終わりとなりました。

フェスが終わってみてこの日、私が今さらながらに思ったこと。それは、
「私、この声が好きだったんだな」ということ。
なんか、そんなのは当たり前のようですが、スガシカオというと、やっぱり彼の曲があって、何よりも歌詞に魅力があるから惹かれているんだと、だんだんそう思い込んでいたんですよね、いつの間にか。
でも、ハスキーな歌声を初めて聞いた時の「この声が好きだ」と思ったあの気持ちを、このフェスで久しぶりに思い出しました。
出演者の皆さんはそれぞれに魅力があって、スガシカオの曲を彼らのスタイルで見事にカバーしてくれるので、それはそれで楽しかったですが、「それは、それ」。
スガシカオの歌が彼自身の声で流れはじめた時の、何ともいえないあの気持ち。
声を聞いて、「ああ、やっぱりスガシカオだ、スガシカオが好きだ!」と思うのは、ハスキーな声に含まれた独特な空気が、彼自身というノイズを含んで胸を直撃するから・・・かも。
普段の日、イヤホンをつけて好きな人達の音楽をランダム再生なんかしていると、スガシカオの曲が飛び込んだとたんに思いがけなくうっかり涙がぽろっとこぼれてしまうのは、歌詞の力もあるけれど、この声に、私自身の殻の奥に潜んだ「何か」を引きずり出す力があるからじゃないか。
時に攻撃的でねじくれていて、繊細でさびしく壊れやすそうなのにとても強くて賑やかで、もの凄く正直で、生きていればこそ赤子のようにクリアではいられない、彼の人生が作るあの複雑で優しい「気」が声に含まれ、生きて私を直撃するんだと思います。

スガシカオとは、たぶん私の人生では直接会って顔を合わせて話をすることなんて、一度もないだろうと思います。
握手やサインをもらうこともないと思う。
ブログやツイッターに数回コメントをしたこともあるけれど、返事は当然ありません。それはこっちも期待していませんし、ただ、目に入ってくれたらラッキー!という感じ。
でも、
・・・でも、目にしてくれただけじゃなく、もしかしたら・・・・もしかしたら、ちゃんと心に届いていたのかも???
だとしたら、それは本当に奇跡だ!! 
思い過ごしであっても、もしかしたら、私は私だけの奇跡を聞かせてもらったのかもしれない。

ライブに酔って、そう思った帰り道。
確かめるすべはないけれど、そのほうがかえって幸せ。
何もかも知らないほうが、幸せなことってあるものね。
思い込みでなんぼのスガマニア。
でも、この日、会場に駆けつけたスガマニアの全員が、スガシカオのソウルメイトであったのは間違いないと思います。


感想、おしまいです!

スガフェス!WEST~スガ シカオ vs kōkua 絶対に負けられない対バンがある in 大阪~
日時:2017年9月18日(月・祝)
会場:大阪城ホール
開場/開演:14:00open/15:00start
出演者:スガ シカオ、kōkua and more…

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スガフェス!~20年に一度のミラクルフェス~ライブ感想編(2)

2017年06月04日 03時40分07秒 | ライブ/コンサート

スガフェス!」~20年に一度のミラクルフェス」@さいたまスーパーアリーナ 2017/05/06
【出演者】スガシカオ
怒髪天/THE BACK HORN/ UNISON SQUARE GARDEN/ふなっしー/RADIO FISH/稲川淳二/Mr.Children /SKY-HI/山村隆太/高橋優/水樹奈々/ポルノグラフィティ/kokua

スガフェス感想の続きを書かぬ間に一ヶ月が経ってしまいました。
その間、何をしていたかと言うと、勉強、勉強、ひたすら毎日勉強!、という、私にしては珍しい状況でした。
ちょっとした国家試験を受けたんですけど、いや~苦戦しました~!! 
試験場で、(持ち帰り可の)問題用紙の余白に思わず「そんなん、しらないよ!!」とか、「きいてないよ!」と書きなぐったのって初めて(笑)。だって、参考書に書いてない問題が出でくるんだもの。
その受験用参考書の文からして先ず「解説の日本語がわかりましぇ~ん!」ってところから始めたので、ほんと大変でしたが、終わってみればちょっと楽しかったかも?

ま、そんなこんなは、ともかくとして。

第一部の途中、ふなっしーのキョーレツな登場シーンから参加したスガフェスでしたが、第二部もますます楽しかったです!
SKY-HIさんで盛り上がった後に登場したのは、山村隆太さんと高橋優さん、そしてシカオちゃんの三人で組んだアコースティック・ユニット「スガンプーユ」です。
この三人、話が面白い。全体的にガンガンに攻めて盛り上がるステージの中で、ここだけアコースティックで「引きの美学でいく」とかなんとか。
実は私、高橋さんと山村さんのお二人はよく知らなかったのですが、高橋さんの「福笑い」どこかで聞いていましたね。とっても暖かい歌詞で良い曲でした。
山村さんのことは、シカオちゃんが指差して「月9に出てた人だよ」というから、よくよく見たら、あら、ほんとだ! 歌が歌えてギターが弾けて、そのうえイケメン! 思わずまじまじ、まじまじと見てしまいました。
しっかし、終わってみれば、このユニット、「引きの美学」らしき部分はどこにあったんだろう??(笑)
先輩後輩の三人がほほえましい「夜空ノムコウ」から、最後の「家族になろうよ」まで、「スガンプー」ならではの選曲も珍しくて楽しかったです。

そして、そして、そして、お次はなんと水樹奈々さん!
こ、このひとスゴい! ってか、水樹奈々さんのファンがスゴい!!、いや、スゴいっちゅーか、面白い! 面白すぎること、ふなっしーに匹敵すると思ったくらいです!
まず、水樹さんが歌い始めると、一斉にともる青いペンライト。へ?と思ってみていたら、メロディーに合わせて一斉に赤に変わり、どうやらお約束の振り方もあるようで、上から見ているとそのピタッとそろった様が面白いの、美しいのなんの! こ、これが声優アイドルファンというものなんだね!すごい、すごいよあなた達は! しかもそのペンライトの数もスゴい! おそるべし、水樹奈々さんの人気です! 
声量があって、張りのある歌声は、ミュージカルの舞台を見慣れている私にはわりと耳慣れたタイプに近いと思いましたが、その声にちょっと演歌っぽい色もあって、見応えもあれば聞き応えもあります。
・・・ん?ミュージカル?? そこで、なんか引っかかる。
そうだ!水樹さんといえば、この夏に見る予定のミュージカル「ビューティフル」に確かご出演だった!しかも、主演で、あのあっきー(中川晃教さん)と共演しますよね?! フェスで聞く水樹さんはキャロル・キングとは全く違うタイプでしたが、声優さんなら色んな声を持ってらっしゃるでしょうし、どんな風に仕上げてくれるか、突然とても楽しみになってきました! 
水樹さんのステージが終わったあとは、アリーナの舞台前を陣取ったファンの方たちが続々と後方へ引っ込んで行きます。これは、次のステージのファンの方たちに礼を尽くして場所を譲ったのか、それとも早くからスタンディングで待ち続けた後に水樹さんのステージで燃焼した疲れなのか??どっちだ?! 

あんまりキョーレツな印象だったので、水樹さんのステージがあっという間に終わってしまった感がありましたが、その次は楽しみにしていたポルノグラフィティの登場です。そう、楽しみにしていたんですよ。ミスチルの方たちもそうですが、長いこと活躍している方たちのヒット曲にはそれなりに親しみがあって、やっぱり一度はそのステージを見て見たいもの!
そのポルノグラフィティの岡野さんが、「ミュージシャン界イチのスガマニア」と言ってくれたのがまた嬉しいじゃないですか!!もっと嬉しい事に、シカオちゃんと一緒にスガシカオメドレーを歌ってくださったのか、思いがけす感動しました! その中で「黄金の月」が聞けたのには、なんか突然うるっと来るものがありました。岡野さん、本当にありがとう! 
「ハネウマライダー」では私も頭上でタオルをぐるぐる回して、会場一体に盛り上がって楽しみました。


と、ここでまた続く

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スガフェス!~20年に一度のミラクルフェス~ライブ感想編(1)

2017年05月07日 22時38分36秒 | ライブ/コンサート

スガフェス!」~20年に一度のミラクルフェス」@さいたまスーパーアリーナ 2017/05/06
【出演者】スガシカオ
怒髪天/THE BACK HORN/ UNISON SQUARE GARDEN/ふなっしー/RADIO FISH/稲川淳二/Mr.Children /SKY-HI/山村隆太/高橋優/水樹奈々/ポルノグラフィティ/kokua

すみません!

ってまたいきなりお詫びから始まりますが
実はわたくし、よんどころない事情(詳しく書くと長くなるから省略)がありまして、GWは遊びに出かけている場合じゃなくて、ついでに言えば、これを書いている場合でもないんですが(現実逃避?)、そんなこんなで、この長い時間をかけたライブに参加したのは、ふなっしーが登場したあたりから最後まで。 
その前の3組のグループのステージは、到着が遅かったこともあり、お昼を食べたりVIP専用ラウンジを散策したりしていたので見てません。
いや~、せっかくなのにごめんなさい!としか言いようがありませんが、自分の事情を最優先させていただきました。

なので、見たステージだけの感想ですが。

とにかく、ふなっしーキョーレツで存在感半端ない!

スガシカオ(今さらですが、敬称略させてください)が「他の出演者はガチ友達だけど、ふなっしーはだだ俺が会いたかった」というこのキャラに、私もかねがね会いたいと思っていたんですよ!
数あるキャラの中で、私はふなっしーが一番好き! シカオちゃんったら、気が合うわ~!  
ふなっしーの動きがむちゃくちゃ面白すぎて、いちいち爆笑しました。
短い間でしたが、ツポに入りまくって一気にテンションが上がりました。

その後のRADIO FISHがまた面白い!
というか、面白カッコよかったです。見せるな~、このユニットは。
オリラジの藤森さんて、ノリが良くて歌が上手いのね。あっちゃんカッコイイし、とにかく楽しいステージでした。
初披露だと言う新曲も聞かせてくれて、大いに盛り上がりました。
「スガフェスにRADIO FISHが来るよ」と言ったら、「いいな~っ」と羨ましがった仲良しの若いお姉さんに、ぜひ報告したいと思います(笑)

その流れにして、お次は稲川淳二さんがご登場です。
稲川さんの怪談は、私はあんまり怖いと思いませんでしたが、話に引き込まれて楽しかったです。
音楽家とかアーティストというのは霊感があったり、不思議な体験をする人が多いということですが、それは何だかわかる気がしますよね。
シカオちゃんもオカルティックな体験があるというのは、昔からのファンなら知っているはず。
まあ、こういう方たちは、色んなもの(?)を引き寄せちゃったりするんでしょうね。たぶん神様系も引き寄せているのでしょうから、守られているので心配しなくて良いと思いますけど

第一部のトリは、Mr.Children 。
さすがです!国民的バンドのMr.Childrenが登場すると、ますます盛り上がりますよね~っ!
「Tomorrow never knows」など、お馴染みのヒット曲の他、桜井さんとシカオちゃんと二人で歌う「ファスナー」なども聞け、数曲でしたがとても聞き応えがありました。
私の座るVIP席でも、ほとんどの人がスタンディングでがっつりと楽しんでいましたが、一番楽しくて嬉しかったのは当人達かも?
まさに夢の共演でした。

休憩を挟んだ後のトップは、SKY-HIさん。
私はお初でしたが、他にもそういう人はいたかしら? 
第二部トップの「上げ」担当のSKY-HIさんは、「スカイハイ」を、「今日はスガいハイと覚えて帰ってください」と笑わせてくれました。
うん、今後どこかで見かけたら、本当にスガいハイと思い出してしまうかも(笑)
彼が選んでくれた「19才」は私も好きな曲。歌にあわせて大きな歓声が上がりました。


・・・と、ここまで書いて、スガフェスのHPを見に行ったら、セットリストが付いた最速レポが上がってる!
他にも各メディアのレポもあっちこっちを上がってると思うしで、何も私があわてて書くこともないですよね?
なので、「よんどころない事情」もあることですし、今日はここまで。


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スガフェス!~20年に一度のミラクルフェス~VIP報告編

2017年05月07日 15時25分44秒 | ライブ/コンサート

「スガフェス!」~20年に一度のミラクルフェス」@さいたまスーパーアリーナ 2017/05/06
【出演者】スガシカオ
怒髪天/THE BACK HORN/ UNISON SQUARE GARDEN/ふなっしー/RADIO FISH/稲川淳二/Mr.Children /SKY-HI/山村隆太/高橋優/水樹奈々/ポルノグラフィティ/kokua


非常にお久しぶりですが・・・

行って来ました!!20年に一度のミラクルフェス「スガフェス!」

の、前に・・・

ごめんなさいっ!!
私、2016年に「スガシカオは今年で20周年」と書いてしまって
ファンにあるまじき超勘違い、超フライング
え~、だって、その前の年の暮に、シカオちゃんが「20周年に向かって」の話をしていたから、てっきり年が開けたら20周年かって思い込んでしまったんだもの~
って、言い訳してる場合じゃないよ! 嘘書いちゃいかんよ!恥ずかしいよ!さっさと訂正しとけよ!謝れよ!、という話。
なのに、その後に記事を削除したものの、訂正&お詫びや今年の20周年のお祝いを書かないまま、とうとうスガフェス当日を迎えてしまいました。
あああ、本当にごめんなさい! そして、改めて言わせてください。

 シカオちゃん、20周年、本当におめでと~
    会場広場前のゲート。おっきい!
    
そんなこんなで、とんだへっぽこスガマニアの私ですが

行って来ました、見て来ました!体験しました!

スガシカオが、スガシカオであるために必要だったものは、ここに集まった人達のすべて。
いや、それだけじゃなく、集まれなかった人でも、助けてきた人、応援してきた人、一緒に生きてきた人・・・そのすべてだったのだと、よ~くわかりました。
本当にミラクルで、カオスで、賑やかで暖かく、しかもマニアックな宇宙でした

これは余談ですが(←ほらほら、脱線が始まった
「宇宙」という言葉は中国語から由来して、宇は時間を、宙は空間を表します。
空間というのは広がり。「宇宙の果て」というのは、誰も知らず、それは即ち「認識(知っていること)の果て」。
だから、それぞれの時間と空間を持つ個々(あなたと私にも)それぞれなりの宇宙があり、その大きさや果ては互いはおろか、自分にすらわかりません。
というのは、科学者からの受け売りだけど、「人はそれぞれが宇宙を持っている」または「人そのものが宇宙だ」と私なりに思います。

この日、私は「スガフェス!」で、「スガシカオの宇宙」に連れて行ってもらったような気がしました!

・・・なんていうお話は、また後でするとして(って、えっ!?)

え~、今回は思い切って「プレミアムVIPチケット」を奮発したので、ライブの話の前にその中身のご報告を。

一般のチケット料金が8,000円(当日9,000円)だったのに対し、VIPチケットは18,000円。
この一万円の差は何だ? という話ですね。

まず、VIPには専用GATEがあり、一般入場の長~い行列に並ぶ必要はありません。(って、私は会場時間後に行ったからか?)
 
それから、会場内なので写真は撮りませんでしたが、専用ラウンジや専用リクライニングチェアーが用意されていました。
会場全体が広くてウロウロするし、このチェアーに座ったらほっとして、足の疲れもとれて良かったです!
専用ラウンジは、そこに行くまで結構歩きました。室内は照明暗めでソファーがあり、貴賓客のように会場が見下ろせる窓とハイチェアーがあって、まさにVIPな感じ。
飲み物も他の売店にはないものが置いてあって、私はカシスウーロンを飲みながら、ちょっとだけVIP気分を味わいました。

まあそんな快適なVIP待遇は、利用してみたら「あって嬉しい。ありがとう」というもの。
けれども!、本当のプレミアムは、客席のVIP指定席に加えて、何と言っても、想像以上の豪華なお土産でした!!
そのお土産とは、「プレミアムVIPスペシャル裏パンフ」! 
ハードカバーのしっかりした作りで、愛あるメッセージやスペシャルな対談、日記などの記事が細かい文字で30ページ以上にわたりギッシリと詰まっていて、その上なんとDVD付!!
 
(写真一枚目のマフラータオルとサングラスは別売グッズ)
筋金入りのスガマニア達に宛てた「分厚いラブレター」だという、この裏パンフレット(ちなみに、普通のパンフレット3,000円は一般発売)は、これだけで凄い価値があります!
プレミアム席は今まで何度か座ったことがありますが、今までで一番高かったけど、プレミアム感が半端なくて満足度が本当に高かったです。

なんかね~、シカオちゃんと繋がりのある田島貴男さんや森広隆くんもそうですが、この方たちからは、「ファンから儲けてやろう」という空気が全く感じられないんですよね。ファンが出すお金の意味を、ちゃんとわかっている人達なんだと思います。
だからファンとしては「食いモノにされている感」なんて、だだの一度もなくて、逆に「良いステージを見せてくれて、こんなにしてくれてありがとう。でも大丈夫?」と聞きたいくらいです。
エンターテイメントの様々な販売戦術を見慣れてしまった私としては、スガシカオや森くんを見るとほっとして心が洗われるような気がします。
2年前の転職以来、すっかり貧乏になった私ですが、このVIPチケットを買った人のためにしてくれた企画の大変さや人的労力を思うにしても、思い切って奮発した甲斐がありました。

以上、プレミアムVIPチケットのご報告が終わったところで、話が長くなったので一旦切りますね。
下の写真は、このフェスの序章のスガフェス EXTRAにも出演した(行きたかったよ~!)の田島貴男さんから贈られたお花です。
スタンドフラワーはもちろん沢山ありましたが、私が撮るならこれっきゃないでしょ!(笑)
田島さん、会場にいらしてたようですが、スーパーアリーナは広いから遭遇するのは難しいですよね。バッタリお会いしてみたかったな~!
でも、同じ宇宙の中にいたんですよね。好きな人達が同じ宇宙の中にいるって、素敵だわ!

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スーパーマリオ30周年記念ライブ

2015年09月23日 01時23分04秒 | ライブ/コンサート

あの世界的に大人気のスーパーマリオが、今年でなんと30周年ですって!
それを記念してのライブに行って来ました。

「スーパーマリオ30周年記念ライブ」@国際フォーラムAホール 2015/09/21
【スーパーマリオスペシャルバンド】
音楽監督 & Keyboards:笹路正徳
Bass:田中晋吾/Drums:川口千里/Guitar:北島健二/Guitar&Banjo:秋山浩徳/Percussion:ASA-CHANG/Trumpet:西村浩二、ルイス・バジェ/Trombone:中川英二郎/Bass Trombone:朝里勝久/Saxophone:吉田 治、山本拓夫、庵原良司/Violin:中西俊博/Keyboards&Vocal:小田朋美
【ゲスト】手塚卓志(ゲーム・プロデューサー、キャラクターデザイナー)/近藤浩治(マリオシリーズ作曲、効果音)

私がスーパーマリオをやっていたのはスーファミの頃だから、かれこれ22年前? あの当時はドラクエだのFFだのと、随分とゲームに時間を費やしちゃったなぁ・・・
けれども、その後の新機種についていけず(というより持ってない)ゲームは最近さっぱりやっていませんが、このゲームは本当に懐かしいです!
で、ライブに映ったスクリーンを見ていたら、「あ、そうそう!あった、あったこの画面!」とか、「ああ、これ、なかなかクリアできなくて何度くやしい思いをしたことか・・・」な~んて、20年前を思い出しましたよ。そして、幾度となく繰り返し聞いていたあの音、あの音楽!!
最近のはやってないので知らない曲もたくさんありましたが、生の演奏で蘇ったゲーム音楽が楽しかったです。
メドレーはどれも素敵だったし、私は特に「死闘!各クッパ大魔王との対決!」(だっけかな?)にわくわくしました。やっぱ、ゲームでも対決場面はドキドキしますものね~!

音楽の合間のお話コーナーも面白く、「最初の頃は3音しか使えなかった」とか、「手塚さんは効果音にこだわるので、ひとつの効果音を作るには一曲を作曲するのと同じくらいに大変だった」という近藤浩治さん。 手塚さんは手塚さんで、初期の限られたメモリ容量での色々な工夫のことなどをお話ししてくださって、あれこれと興味深いコーナーでした。
会場内は親子連れがとても多くて、みんな「親子二代でマリオのファン」というのも良いですよね~!

途中で、お客さんの飛び入りゲームコーナーもあり、それにも生の演奏付きです!
この時に選ばれた男の子がえらく賢くて、ゲームも上手なのでクリアがめちゃくちゃに早くて生演奏は短めで、急いでファンファーレ
新作ゲームなのに、子供って凄いな~! 
その様子がこれですが、国際フォーラムAホールの二階席はこんな感じ ※この時だけ撮影許可あり


 
しかしだ!!
なんで、私がこのライブに行ったのかというと、実はドラムの川口千里ちゃんがお目当て。
川口千里ちゃんといえば、2010年に、世界的なドラムサイト「ドラマーワールド」で、世界のトップドラマー500人の1人に選ばれたというお方ですが、その時わずか13歳。
今年で大学生になったそうですが、そのちょっと前の映像がこれです! これが凄いんです! 

   

このテクニック!、このパワー!、このセンス!! この楽しさ!!
しかも彼女、まだ十代なんですよ! のびしろも果てしなくって、今も凄いけど将来が本当に楽しみ!

千里ちゃんの生演奏が聴けて嬉しかったし、全体的に楽しいライブでした。

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スガシカオ LIVE TOUR「やるしかねーだろ!?2013」Zepp DiverCity TOKYO 9/28

2013年09月29日 16時06分40秒 | ライブ/コンサート

2013/09/28 @Zepp DiverCity TOKYO
SUGA SHIKAO LIVE TOUR「やるしかねーだろ!?2013」
【出演】 スガシカオ(ヴォーカル、ギター)
坂本竜太(バンドマスター、ベース)/岸田容男(ドラムス)/林田 "pochi" 裕一(キーボード)/大滝裕子(コーラス)
ゲスト:JUON(ギター)/Fire Horns (サックス、トランペット、トロンボーン)


ファンクの宇宙へ ぶっ飛びましたーー

踊り狂って、叫び狂って、一緒に歌いながら、笑いながら、はじけ狂った、Tokyo二日目の夜

スニーカーを履いていったのは正解だったわ!
前日のプレミアムアダルト席は仕事帰りにはちょうど良かったものの、や~っぱ、みんなして、とんでもなく喚声を上げながら踊り狂える、乱痴気騒ぎの一階フロアのほうが断然に燃えるものっ!

やばい!
まじ、やばかったです!

スガシカオも、オーディエンスのみんなも!
とにかく凄かった!

う、わ~っ、
いったい何から書けばいいんでしょう・・・

…って、昨日の夜中に途中まで書いたんですけどね、それもお酒を飲まずに。
なのに、朝に読み返したら、しょーもないテンションで、何時にもましてとっ散らかした文だったので、さくっと削除しましたが

…え~と、途中で確か、私は涙が溢れたんですけど。
ガンガンに踊りながら、笑いながら、気づいたら涙で頬が濡れている
あれは・・・そうだ! 
「Loveless」と「Happy Birthday」ね。 凄く好きな歌、というか、きゅん!とツボに入る歌なので。
勝手に「私のためにありがとう」とか言いたくなりました。 ぜんぜん誕生日じゃないのに(笑)

そんなふうに、泣きながら踊っていようが、笑いながら飛び跳ねていようが、歌いながら絶叫していようが、もう、何してたって、スガシカオの歌がオーディエンスの全員をまるごとひっくるめて音楽と一体にしてくれたような、そういうライブでした。

なんといっても、ファンクにどっぷり入り込んだ、「したくてたまらない」辺りからの盛り上がりは、本当にやばかったです。
この歌は、お馬鹿すぎて笑える~!

「これはライブでやったら、きっと盛り上がるだろうな~」と期待していたら、想像以上に盛り上がりました!
この曲は「俺たち★ファンクファイヤー」と共に、シカオ・ファンクの定番になりそうです。
すごく盛り上がるもの。

ああ、そうそう、この歌のときにはFire Hornsのラッパ隊が登場していて、ステージが一層に熱く、面白いことになっていました。
二日目は下手(しもて)の前あたりを陣取ったのは、前日に見たラッパ隊の三人がとてもチャーミングだったので
「91時91分」とか、三人の手振りの真似をしながら踊ると楽しかったですよ~  
前にいると、ブラスの演奏が生で直撃してくれるのも嬉しいです。

楽器演奏といえば、二本のギターがエキサイティング!
ゲストのJUONさん、カッコよかった~!
シカオちゃんのギターも、凄くカッコいい!
岸田さんのドラム“祭り“では私も興奮して、昨日もらったプレミアム・グッズのタオルをぐるぐると振り回して、本当に楽しかったし、これも会場が湧きあがりました!
あ、もちろん、「いつものメンバー」の三人のコーナーも聴かせてくれたし…

と、そんなこんなを一曲ごとに書くのって、もう記憶がぐちゃぐちゃで難しいんですけど

この日のライブは、11月17日(日)にWOWOWで放送されるそうで、見られる環境の人はぜひ見てほしい!
なにせ、カメラがなんと!16台も入っていたとか! 16台ですよ!16台!! 
演劇のゲキ×シネが18台だっつーのに、歌のライブに、16台も!(←しつこい)
(ん?あとでブログをみたら18台と書いてある。ステージでは16台って言ってたけど・・・?)
なので、シカオちゃんは、「(放送があるので)いつもの三割り増しで」盛り上がりをお願いして笑わせてくれましたが、お願いされなくても自然に盛り上がっていた場内が、どんな風に映像になるのか・・・?
このライブに残念ながら行けなかった人、一階席でステージ中央だけに集中していた人には見てほしいです。
前回にも書いたけど、なにせこのライブ、照明もカッコよくて、二階から見た時に素敵だったし。

特に、新曲の「赤い実」は、配信された手作りの音も良いけれど、バックバンドを背にしたライブ用のアレンジで聞くと、ものすごくエキサイティングでした!
飛び交う赤い照明も妖しくて、ドラマチック!
ドラマチックといえば、「アイタイ」も奥行きが増して、気が遠くなるほど凄かったし。
ファンクにがっつり入ってからこの辺りは、もうほとんど狂気。

ピンクのギターが登場したら、「これからエッチな歌を歌います!」という、ファン人気の、あの歌!
そう、私が密かに「集団公開エッチソング」と呼んでいる(って、おい!)「イジメテミタイ」では、かき鳴らしたギターを客席に降ろしたり。
みんなも、踊って歌って叫んで、超ハイテンション!!

とか、一曲ごとの感想はとても全部書ききれないので、この日のMCについて記憶に残っていたのを書き留めておきますが・・・・
2011年から独立してインディーズになったスガシカオですが、インディーズでまだ「やりたい事が残っている」そうで、もう少しだけこのままで。そして、来年にはまたメジャーになって、デビュー20周年には私たちの「まだ知らない世界」へ連れて行ってくれるんだとか! 
すっごく楽しみ! わくわくしちゃいますねっ!
それから、「歌の旨い奴はたくさんいるけど」、自分が目指すのはそういうんじゃなくて、確か、「スガシカオだ!」と叫んでいたような・・・?(←記憶があやふや)つまり、「自分の道を行くぜ!」という意味の雄叫(おたけ)びもあり、「20周年に向けてメジャーで頂点目指す」とも言ってました。
(追記:正確には「20周年に向けて、みたこともない景色をみんなと観たいとおもっている。」とか、「俺は俺になりたいんだ。」だったみたい ちゃんとしたレポはこちらでどうぞ→http://natalie.mu/music/news/100334

シカオちゃんが「俺の名前を呼んでくれ!」というシーンもあり、私も初めてシカオ・コールを叫んでみましたが、自分の叫び声なんかぜんぜん聞こえなかったくらい、ずっと大歓声が飛び交いつづけた凄いライブでした!

【セットリスト】

Opening Track  
ぼくは浮かない       
ドキドキしちゃう)       
はじまりの日
Happy Birth Day
コノユビトマレ
傷口
LOVELESS
Festival
ひとりごと
sofa
そろそろいかなくちゃ
フォノスコープ
Re:you
したくてたまらない
赤い実
イジメテミタイ
91時91分
アイタイ
19才

午後のパレード
Party People
Progress

  

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スガシカオ LIVE TOUR「やるしかねーだろ!?2013」Zepp DiverCity TOKYO 9/27

2013年09月28日 02時28分37秒 | ライブ/コンサート

2013/09/27 @Zepp DiverCity(Tokyo)
行ってきました、スガシカオ2013年ライブ!「やるしかねーだろ!?」



このライブは、やばい!
まじ、やばかったです!

ラッキーにも二夜連続で参加できることになったので、詳しい話は次にしますが、今宵はプレミアムアダルト席だったので、そのご報告だけ。



プレミアム席専用のグッズは、写真のうち白のマフラータオルと紅茶(アールグレイ)です。
場内と通販で販売している公式グッズのタオルは黒のみなので、白はプレミアム席に座った人だけの特別なものです。
プレミアム席はいち早く会場入りができるので、ドリンクや会場販売のグッズもらくらく買えて、私はグレーのツアーTシャツと赤いリストバンドを買いました。

Tシャツの女性用はSとMがあって、私はMでちょうど良かったです。
Sが7号から9号の人、Mが9号から11号までの人用ってところかしら。
(レディースでなく、男性用のはMとLがあります。女性でもゆったりしたのが好きな方はこちらで。)

二階席はトイレも空いているし、何よりも開演前の一時間を座って待っていられるので、仕事帰りで疲れていても楽ちんでした。
椅子があるから荷物が下に置けてロッカーを使う必要もないし、足も踏まれないのが良いところ。
何よりも照明がすっごく綺麗に見えました!
特に新曲の「赤い実」「アイタイ」は歌も凄かったけど、照明が素敵で気が遠くなりそう!
椅子席でもバラード以外はスタンディングで盛り上がりました。

明日(ってもう、今日か)は一階のスタンディング席ですが、入場は一番遅いグループなので最後のあたりで入ります。
シカオちゃんは、「後ろ、聞こえるか~!」とか後方や二階席を気にしてくれていましたが、もちろん聞こえますから大丈夫。

それにしても、二階から見ていると一階の前のほうは、とんでもないことになってました!!
実は私、去年のライブではその前のほうのど真ん中で、モッシュ狂乱のさ中にいたんですよね~
あれは頭おかしくなるくらい、マジ盛り上がるんだけど、背が低いから酸欠っぽくなるんです。
明日はどうなることやら・・・とりあえず、スニーカーとデニムで行こうかな。

え~、ちょっとテンション低めに書いているのは、家に帰ってから気持ちよく飲みすぎて、逆に気持ち悪くなってきたので
やばすぎる、とんでもないライブの話は次回に。

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第45回サマージャズ(続き)

2013年08月26日 01時43分36秒 | ライブ/コンサート

げげ~っ!!
前の記事、いつもより気をつけてたはずなのに、何時にも増して誤字・脱字、文法上のちくはぐが多いのって、どーいうこと??
アップしてから、何度も直すなよ! 前にやれ!前に! ってな反省はすぐに忘れる

で、前の記事の続きね。

この日のあっきーの衣装は、珍しく一般受けしそうな、爽やか~で、華やか~で、いかにも「ミュージカル界の貴公子」のいでたち。
あっきーを初めて目にする年配の方々を驚かせるような、そんな斬新的すぎる衣装でなくて、なぜか胸をなでおろす私です(笑) 
スーツは後ろのほうに座っていた私にはライトの影響かオレンジ色に見えましたが、友達によると山吹色のような黄色だったそうで、袖の折り返しがやや薄い黄色になっているのもお洒落です。すそはロングでバランスも良く、全体的にとても素敵でした
髪は「あかい壁の家」の凡平と同じ様に見えましたが、この髪はソフトにパーマがかかっているのかな? ナチュラルな感じで、なかなかの好青年ぶりでした。

一曲目は「Lady Is A Tramp」を。
この曲は「劇場にいる素敵な女性を思い出して」歌ったそうですが、後で歌詞をネットで調べてみたら、なるほど、「She loves the theater(彼女は劇場を愛している)」という歌詞がありますね。
この「Tramp」という意味は、訳する人によって「あばずれ」とか、「放浪者」「一匹狼」とかいろいろですが、「自由に生きる人」という解釈もありそうです。
軽快な曲ですが、あっきーが歌うとやっぱりミュージカルのような華やかさがありました。
歌い終わって、あっきーは「とても緊張した」と言ってましたが、その緊張感も感じつつ、私はとても楽しかったです。

二曲目が「I Will Get Your Kiss」。
ファンには言わずと知れたデビュー曲。
それが「森 寿男とブルーコーツ」の皆さんによってのジャズ・バージョンです。
これは今まで様々なアレンジで聴いてきた歌ですが、ジャズのリズムが染込んでないあっきーにはハードル高し。あっきー、がんばれ~!と心の中で応援です(笑)
これもまた軽快なジャズのテイストが加わって、「想いを込めて最後には絶唱!」みたいな、いつもの歌い上げる感じではなかったですが、このコンサートならではの珍しいアレンジを楽しみました。

三曲目の「Mr.Bojangles」は、これは前に聴いたことがありましたっけ? ・・・のはずなんですが、覚えていません(エイジング?
なので、初めてのように聴きましたが、英語の歌詞がわからないまでも、「ミュージカル界の貴公子」らしくドラマチックに華やかな雰囲気で、ステップする姿もカッコよく、素敵なステージでした。

全体的な感想としては、やっぱり、あっきーは何を歌ってもあっきーで、それで正解!
舞台の合間をぬっての忙しい中、疲れているのではないかと心配もしましたが、大ベテランに混じり、若さいっぱいの元気で初々しいジャズを聴かせてもらって良かったです。

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第45回サマージャズ

2013年08月25日 23時32分40秒 | ライブ/コンサート

2013/08/24 @日比谷公会堂

【出演者】ザ・ビッグバンド・オブ・ローグス | ルイス・バジェ(tp)|チャリート(vo)|菊池太光(p)|杉本智和(b)|大槻KALTA英宣(ds)|中島あきは(as)|加納奈実(as)|纐纈雅代(as)|meg(vo)|今田勝(p)|スペシャル・ゲスト 北村英治(cl)|花岡詠二(cl)|谷口英治(cl)|白石幸司(cl)|鈴木孝二(cl)|鈴木直樹(cl)|高野猶幸(cl)|高浜和英(p)|山口雄三(b)|八城邦義(ds)|スペシャル・ゲスト マーサ三宅(vo)| 川嶋哲郎(ts)| 田窪寛之(p)|安田幸司(b)|長谷川ガク(ds)|スペシャル・ゲスト 寺井尚子(vl)| 森 寿男とブルーコーツ | スペシャル・ゲスト 中川晃教(vo)|司会 牧岩雅夫

前にどこかで、「あっきーが歌うと、演歌は演歌らしくなく、シャンソンはシャンソンらしくない」と書いたことがありましたが、「あっきーはジャズを歌ってもジャズらしくならないんだろ~な」と予測したのは当然のこと。
だって、そられの道(←って、どんな道?)・・・もとい!(笑)、それらの道を一筋に極めている方たちとは違うもの。
どのジャンルでも短期間で彼らと同じ様に歌えるような、そんな小器用さがもしあったならば、それは中川晃教の歌にはならないんじゃないかしら?

この日、ジャズのスピリットが魂に、ジャズのリズムは骨の髄にまでしみこんでいるような、そんなジャズのスペシャリストたちが集う祭典で、我らがあっきーが大先輩達の胸を借りてどのようなジャズを聴かせてくれるのか・・・興味津々!、とても楽しみにして行ってきました。



日比谷公会堂はなんと!1929年(昭和4年)に完成した建物だとか。
昭和の、それもごく初期の昭和の風情が残るレトロな建物で開催されたこのコンサートは、おそらく開館当時ではあり得ないような猛暑の中を、今年で45回目を迎えた今もなお変わらずにジャズを愛する聴衆が集まって、ホール内はいっぱいでした。

まずは「日本音楽ポピュラー音楽協会さん、ありがとう!」と言いたいです。
チラシの写真の位置といい、大きさといい、ブログの「アッキーファンの皆様へ」という記事のきめ細やかさ、気遣いといい、何よりも、ジャズには門外漢のあっきーを招いてくださったことに感謝したいです。
それから、あっきー本人のみならず、ファンの私達もまた暖かく迎えてくださったことにも。
本当に、破格の扱いをして頂いたと思います。

司会者の方が、「今日は中川晃教さん目当てで若い女性がたくさん来ていらっしゃいます」と言ってくださった時には、思わず「ごめんない」と言いたくなった私ですが(笑)、なるほど、私の席の右隣も前の席の男性もですが、会場内は私の親の世代の方々が多かったので、45年前に青春時代を過ごした往年のジャズ・ファンの方々から見れば、もしかして私などもまるで娘のように若く見えたかもしれません。

…って、
え~っと、、、何時になく大真面目に書こうとしておりましたが(笑)

それというのも、この後の飲み会で、友達から私の感想記に「推敲とかしているの?(してないでしょ?)」「何でいつも、意外な方向に脱線するの?」「実力で書きなよ~」などと言われまして(笑)

え~っ、やだもぉ~! 仕事じゃあるまいし、ほら、もう肩こっちゃう~っ!(笑)
実力なんか、ない、ない! 
あたしはね、酔っ払いながら、ぐだくだ~っと脱線話を書くのが好きなのよ~!! 

なので、いつもの調子に戻るけど(笑)

私はジャズについて、なんか上手いことが書けるほどにはジャズを知りません。
ジャズというと、ナベサダとか山下洋輔さんとか、テレビやラジオで耳にしたな~、というくらい。
それから、中島梓さん(栗本薫さん)がお好きだったので、梓さん絡みのコンサートでほんの少しだけ触れることができたかも? とか、その程度なのね。

それでも、マーサ三宅さんは流石だな~と思いました。
何というか、人生そのものがジャズなんじゃないかというような、その体全体から滲み出るようなジャズ。
私でも知っている「Summertime」には酔わせてもらいました。

7本のクラリネット軍団は、次々とリレー式に披露されたソロが楽しかったです!
それぞれの奏者の個性もあるし、音色も違いますが、「これは前の人のソロと変化をつける狙いかしら?」とか、飽きの来ない展開。
「私は特にこの人のソロが好き!」とか思うのは、何だろな~、なんて思いながら、もちろん、ソロだけでなく全員で合わせた音も堪能。

「川嶋哲郎カルテット」は、なんたって、スペシャルゲストのジャズヴァイオリニスト・寺井尚子さんとの演奏が圧巻!
世界のトップと言われる寺井さんのヴァイオリンには、ジャズファンならずとも、ぐっと身を乗り出したくなるほどにエキサイティングでした。

などと、あ~、プログラムの途中から書いているのは、途中から参加したからなのね。
ここの建物はレトロだけど、座席もレトロなので心しろ!と人に言われたので。
でも、考えてみれば、この前の代々木体育館のアリーナ席だってパイプ椅子で五時間だったものね。
そりゃ~、他の劇場に比べて幅も狭いし、座り心地も良いとはお世辞にも言えないけれど、私は案外と平気でした。
それに、休憩時間になる度に、司会者の方が「何も御用がなくとも、どうぞ立って体を伸ばしてきてください」などと、お気遣いくださるので、遠慮なく休憩時間ごとに席を立たせてもらいました。

と、長くなったので、あっきーの話は次回へ続きます。

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J-WAVE LIVE 2000+13 8/17

2013年08月18日 16時26分32秒 | ライブ/コンサート

2013年8月17日(土) 国立代々木競技場第一体育館
【出演者】※出演順
絢香 / 山崎まさよし / アンジェラ・アキ / KREVA / スガシカオ(スペシャルゲスト:井上陽水)/ JUJU

行って来ました、「J-WAVE LIVE 2000+13」!!
出演者たちがむちゃくちゃ豪華!!
どのステージもすごい盛り上がりでした!

まず、会場に着いたらパンフやチラシの入ったビニールの袋を渡されて、その中には団扇が入ってます。
それが↓この団扇。 あっ、手にしているのは私じゃなくて、仲良しのオネーサンですが 

この団扇が、ペンライト代わりに曲に合わせて会場全体で振られて、いつものライブとは様子が違い、いかにも夏のお祭り感ある賑やかさと楽しさがありました。

出演者のそれぞれのステージに心残るシーンはあり…たとえば、アンジェラ・アキさんと絢香さんお二人の迫力のデュエットとか、JUJUさんの素敵なジャズとか…書き出したらきりがありませんが、それぞれ7曲くらい歌ってくれて、楽しいMCを挟みながら、コール&レスポンスでオーディエンスと一体になったり、感動の熱唱で聴かせてくれたりと、とても聴き応えがありました。

で、私のお目当てはスガシカオとスペシャルゲストの井上陽水さん!
井上陽水さんといえば、ここ二年ほどかしら? 一度その歌声を生で聞いてみたくて、コンサートに行く計画を何度かを目論んでいたんですよ。それが、日程が合わなかったり、お出かけの予算もあるしで、なかなか実現できなくて、「もうこれ以上、出かけるライブを増やしても大変だし」と、最近はあきらめかけていたところ。
それが、思いもかけず、大好きなスガシカオとデュエットで陽水さんが聴けるだなんて!
シカオちゃん、ありがと~!
シカオちゃんは、高校時代の通学時に毎日聴いていたという陽水さんと共演ができて、「まじ、幸せっす!」と、夢が叶って本当に嬉しそうでしたが、私も、まじ嬉しかったです!

【セットリスト】

アイタイ
始まりの日
コノユビトマレ
Re:you
氷の世界
少年時代
Progress

「アイタイ」は、代々木体育館の大きなステージにふさわしく、スケールが大きくなっていて、この曲独特の妖しさの中に極彩色の色気と華やかさがありました。カッコいい!
続く三曲は、夏フェスらしく賑やかに盛り上がります。他のオーディエンス達と一緒に私も団扇を振って踊り、思わずいつものライブのようにコーラス部分を歌っちゃいました。

そして、「氷の世界」でいよいよ井上陽水さんがご登場となり、ハーモニカを吹き出したところで客席全体からの一層に大きな拍手と歓声が上がります。
どんな曲を選ぶかと興味津々でしたが、そうか!「氷の世界」でしたか!
シカオちゃんは、陽水さんに曲も歌詞も影響を受けているそうで、「でも、サングラスは別」と言ってましたけど(笑)、なるほど~、この曲を久しぶりに聴きましたが、確かに共通するものがありますよね。
情景に繊細な情感が練りこまれていて、どこか純文学の心理描写を思わせるような奥行きある歌詞はリアルでもあり、この二人に共通する魅力だと思います。
最初に陽水さんが歌い、「おお~!」となったところで、スガシカオが続く。
想像以上に「スガシカオらしい曲」に聴こえて、ぴったりでした!
「おお~っ!」に続く、「うわ~っ!」って感じ(笑)
陽水さんをリスペクトしている様子と、夢が叶った嬉しさも伝わってきて微笑ましいです。

「少年時代」では、「どんなテンポが良いですか?」と、質問したシカオちゃんに、陽水さんが「思い出になるテンポで」と言ったとか(笑)
この後で休憩時間に流された、スタジオからのアフター・インタビューも楽しくて、そこでシカオちゃんが、「ちょっと(テンポが)遅かったか?」というような事をちらっと言ってましたが、私は丁度良かったです。
陽水さんの夏の歌って、すごく良いですよね~。

最後の曲は、「この夏に届けたい」と言って「Progress 」を。
震災の直後にも全国に届けられたこの曲は、広い会場の隅々までに、そしてそこからも飛び出して、そこに来ることのできなかった人達にも届きそうな、何時にも増しての入魂の「Progress 」となり感動でした。

私は今年の8月は周囲との調整で夏休みを取りそこねてしまい、カレンダー通りの毎日を過ごしていますが、土曜日だったこのコンサートは、つかの間の、素敵な「夏休みの思い出」になりました。

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ORIGINAL LOVE「エレクトリックセクシー・ツアー」ファイナル渋谷公会堂

2013年07月28日 04時42分03秒 | ライブ/コンサート

2013/07/15 @渋谷公会堂
ORIGINAL LOVE
「エレクトリックセクシー・ツアー」完全燃焼!炎のファイナル!

セクシー、セクシー! 電撃的超セクシぃ~っ

…だった、このライブ。

感想をアップするのに二週間近くかかってしまったわ
書きたいことが多すぎて、頭の中がまとまらなくて…。
というのは、はいはい、いつものことで、すぐにとっ散らかってしまうんだけど。

で、この一行↓が頭に浮かんだ時には我ながらドン引きしたけど、やっぱり書く!

「私はオリジナル・ラブの歌を聴くと、自分が女だったことを思い出す」(爆)

って、いつも女を忘れているわけじゃないけれど。
だってぇ~~っ
田島貴男さんって、まじセクシーで、男!って思うもの。
男は体力だ! 持久力だ!テクニックだ!(爆)そして、ロマンと、何よりもハートだ!!
ってな感じ。
この男の(音楽の)セクシーさがわからなくなってしまったら、いっそ私は女をやめたい! 
っつーか、終わってると思う(笑)

はいはいはい、すみませんねぇ~、とことんミーハーで

なにせ、長いからね、好きになってからの年月が。
とはいえ、この渋谷公会堂でライブをやるのは10年ぶりというオリジナル・ラブの、田島さんいわく「生き残った」ファンの中に自分が入るかとうかは微妙だわ。
最初にハマった時からすると、とても長い年月が経っているものの、ライブに行っているのはこの二年くらいだものね。
ライブでは「新しいお客さん」に入るので。

だからね~、初心者としては、驚いちゃうのよ!
だって、オープニングから凄いんだもの! 最初からこんなエネルギッシュでかっ飛ばす人って見たことない!
キーを挿したとたん、いきなりアクセルを底まで踏み込んだような、もの凄いテンションで!
もう既に三、四曲くらい歌っている人みたいな勢いで、私のどこか、スイッチ、押された。

うわー、待って! ううん、待たなくていい! 
そのまま行っちゃってよ、あたしもすぐに行くから!

スタートダッシュの「スーパースター」、そのまま疾走しながら「ファッションアピール」と続いて体温が上がり、
そして、「セックスと自由」でさらに加速! 
この曲で二番目のスイッチ押された気分。 カッコ良すぎる! 好きだ~っ 

田島さんの言うには、「僕の曲は、旅と恋愛の二種類しかない」そうで、この日は旅に付きものの「乗り物シリーズ」が続く。
車、ボート、バイク、バス…
こういうところも、いかにも男の人らしいよね?
ああ、私も一度こんな男と恋をして、旅をしてみたかったわよ。
というの、過去形というよりは、人生レベルで終始完了形(そんなあるか?)
なにせ、こういう骨太タイプの男が自分の周りにいたことって一度もないし。
だけどまあ、ギター好きの男ならば、何故かやたらと縁がある私。
ほらほら、始まる、 「最近買った新しいギター」の話、ね。
ギタリスト達が楽器の話をし始めると、たいがいえらくマニアックで、ほんと、嬉しそうで、楽しそうで、みんな年齢に関係なく少年っぽく目が輝いちゃって、私は好きかも~。

という話は、さて置いてだ!
今回のライブでは、新しいアルバム、「エレクトリックセクシー」から何曲か聴かせてもらったのが嬉しかった。
やっぱり生で聴くべき。
どれも良かったけど、震災で地元ボランティアに混じって労働した経験で生まれた「太陽を背に」は、ひときわ感動的で、思いがけない方向に三番目のスイッチ。ツボが押される。

東北の地でスコップで泥をかき出す日々の中で、今まで偉い人というと、歴史上の有名な人物が浮かんだが、実は地味に働く名もなき人たちこそが偉いのではないか。その多くの人たちによって歴史は流れていくのだろうと実感した…という、田島さんの話もだけど、何よりもシンプルなその詞が生の歌で聴くとすごく良かった。

♪さあ太陽を背に働きに行こう
そこは言葉だけじゃぜんぜん足りないから

不思議だ。
全然色っぽくもないこの歌を歌っている時の田島さんが、一番セクシーに感じた。
あ、そうか。働く男って、やっぱ素敵だからか。
とてもいい曲だ。
促されるままに一緒に声を合わせているうち、私も「(辛いこともあるけれど、)やっぱ、働きに行こう!」と、急に労働意欲がわいたりして(笑)

それから、それから、あんな曲、こんな曲で散々盛り上がったあとの、アンコールのテンションがまた凄い。
ってか、まだ凄い!
もうこの時にはエネルギー振り絞って、絞って、まだやるか!とエキサイティングで。
ライブに行くようになってから、一層好きになった曲「Love Song」
この曲はLove Songと言いながら、歌詞に「愛している」という言葉がひとつもない。

♪倒れないでくれ
倒れないでほしい

こんな繰り返しが、ちゃんと愛に聞こえる。
で、最後のスイッチ押された。もう泣きそうだ~!

そして、「夜をぶっとばせ」で、行き着く頂上に駆け上った!

かくして、このライブ以降、私の通勤時間は、またしても朝っぱらから「夜をぶっとばせ」を耳に、アゲアゲの気分で夏の太陽を背にして「働きに行こう」と…そう、実は二週間経ってもまだそんな状態

田島さんは、この「完全燃焼!炎のツアー」の夜はもうさぞかしエネルギー切れでクタクタだろうと…と思いきや! たった数時間後になんと!「4キロのジョギング」とツイートしてるし!
まるでハリウッド映画のヒーロー並みの回復力と、日頃から培ったそのスタミナには驚き! さすが!


あ、そうそう、
会場の先行販売で買った次のライブのチケットはまずまずの整理番号で、オールスタンディングだから体力つけておかなくちゃ!
私も夏バテなんかしてられないね!


【セットリスト】

スーパースター
ファッションアピール
セックスと自由
線と線
エナジーサプライ
一撃アタック
フィエスタ
セーリングボート
きらめきヤングマン
太陽を背に
プライマル
バイク
帰りのバス
朝日のあたる道 
接吻
ディアベイビー
カミングスーン
The Rover
エブリデイエブリデイ

(アンコール)
Love Song
フリーライド
夜をぶっとばせ

(アンコール)
R&R



こっそり追記!
この→「オリジナルラブ メドレー」がいい!!
ナイス選曲! 

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「押尾コータロー コンサートツアー 2013 “Reboot"」東京公演

2013年06月23日 05時20分03秒 | ライブ/コンサート

2013/06/16 @オーチャードホール

オープニング、
真っ暗な劇場の中、待っていたギターの音が鳴ると同時に、突然ステージの中央に押尾コータローさんの姿が見えたその瞬間、思わず私は「カッコいい~っ!」と声をもらしていました!
だって、そこに、「カッコいいの塊」があったから。
ステージの上には、これといった舞台セットもなく、サポートメンバーもなく、ただ中央にギターを抱えた押尾さんの姿がひとりだけ。
あのオーチャードの広い舞台の上に、ただそれだけなのに、なんて素敵で、なんて豊かで、そして、な~んてカッコ良かったのだろう!!

ひとりなのに、ポツンとした寂しげな雰囲気なんかまるでなく、まったく殺風景にも感じられず、それどころか、時に楽しく賑やかで暖かく、きらびやかで美しいステージに見えたのは、つまり押尾さんのギターが豊かだったから。
そして、押尾コータローさんのステージは常に観客と一緒で、それを客席の私たちにも感じさせてくれるから。

何曲目のことだっけかな? はっきりとは覚えていないけれど、いつしか私は「死神の精度」という舞台を思い出していました。

さあ、これからいつもの脱線話が始まりますが(笑)

「死神の精度」というのは、2009年の8月に観た舞台ですが、押尾さんの音楽を聴きながら、その演劇で香川照之さんが演じた、千葉と名乗る男を私は思い出していました。
彼は、ミュージックが好きなんです。
なぜならば、ミュージックは、人のつくるもので一番美しいからだと彼は言います。

深夜のCDショップで、ヘッドフォンを耳に当てたその横顔を見ながら、あの時に私はなんだか無性に哀しくなって、彼には「自分の人生の中で人に見た美しいものを、ほんの少しだけでも分けてあげたい」 と思ったことを思い出しました。
なので、千葉さんには押尾コータローさんの奏でるこのミュージックをせひ聴かせてあげたい。 
今、千葉さんが私のすぐ傍にいてくれても構わないから、一緒に聴いてもらえたら嬉しい。
この美しさは、人の美しさだから。 そう思いました。 

以上、脱線話終わり
あ~、良かった、今回はわりと短かった(笑)
検索して来られた押尾さんのファンの方には、何がなにやら意味不明かもしれませんが、しょうがないのね、これが今回一番書き留めておきたかった感想だったりするので。

ところで、この日のスペシャルゲストには驚き!!
なんと! 工藤静香さんよ!
工藤静香さん、なんでしょうね~? あのオーラは。
こう言っちゃなんですが、どこがどうと特筆すべきところも見当たらないのに(って、おい!) むちゃくちゃ「グレードの高い素敵女性のオーラ」がありました。
押尾さんは、「お会いすると、僕のおなかの辺りばかり(つまりギターの場所)を見ている」とか、その目線が「まるでギター小僧のよう」とか言ってましたが、工藤さんもやっぱり押尾さんのギター・テクニックに目が釘付けなんですって。
彼女は「時の過ゆくままに」と「黄砂に吹かれて」の二曲を歌ってくれましたが、懐かしくて相変わらずに素敵でした。
この日は私も押尾さんの指先を見たくてオペラグラスを持っていきましたが、この時ばかりは工藤静香さんの姿をまじまじ見ちゃったわ。

そう、オペラグラスを持っていったのは、三階席だったからなんだけど。
それが、三階の一番奥の席だったのね。
でも押尾さんは始まってすぐに「三階席にも届けます!」と言ってくださって、本当にしっかりと届けてもらったのが嬉しかったです。
マイクレスの演奏も、しっかりと耳にも心にも届いて胸が熱くなりました。

ラストは、東北への思いも込めての「ナユタ」。
この曲は、当初はたった15秒のコマーシャルに作った曲だそうですが、そのメロディーが膨らんで、その後押尾さん自ら遠野へ旅をして、そこで見てきた美しい景色などを思い描いて出来上がった曲なのだそうです。
「ナユタ」を聴いていると、その押尾さんの胸の中にある美しい景色、人への美しい想いがそのままに流れてくるようで、心から感動した私は思わず遠野に旅をしたくなりました。

今回もまた、コール&レスポンス、客席のウェーブ、タオル振りもすごく楽しくて盛り上がったし、三階席にいても期待以上に充分良かったですが、できれば次こそは一階席を狙い、コンサートグッズのタオルも購入のうえで、ぜひともまた、「カッコいいの塊」に会いに行きたいと思います。

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中川晃教 コンサート2013 『I Sing』 その3

2013年06月09日 23時42分59秒 | ライブ/コンサート

前の記事を出したり引っ込めたりして、ごめんなさい。

別にどこかからクレームが来たとか、そういうんじゃないんですけど、ちょっと書き散らかしちゃった感がありありなので、一応指差し確認が必要なのかと思って。

で、ファンの皆さんならとっくにご存知のセットリストですが、私の備忘録として載せておきます。


【セットリスト】
1. Light my way
2. Stay
3. マイソング
4. WHAT ARE YOU AFRAID OF
5. Catch Fire
6. ブルースカイ
7. 春
8. 何故愛せないの?(ミュージカル「モーツァルト!」から)
9. 影を逃がれて(ミュージカル「モーツァルト!」から)
10. No.5
11. So sorry
12. フタツ、ヒトツ Futa-tu,Hito-tu
13. 音楽が消えることのないDANCE FLOOR
14. CHINA GIRL
15. BRAND
16. マタドール
17. JUST CALL MY NAME
18. Miracle of Love

(En.)
1. White Shiny Street
2. I WILL GET YOUR KISS

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中川晃教 コンサート2013「I Sing」 6/2その2

2013年06月07日 01時00分14秒 | ライブ/コンサート

別に、だらだらと細切れに書くのが癖になったわけじゃないんですけど
夜に帰ってくると、ほとんど余力がなくて……。
なので、どうしても少しずつになっちやうのね。

先日は、「CHINA GIRL」がエキサイティングだったと書いたけど、それに於いては「No.5」(運命)もまた凄かった!

「No.5」は言わずと知れた、去年の暮れに発売されたアルバム「POPSSIC」に入っている曲ですけど、「POPSSIC」(ポップシック)とは、ポップスとクラシックを合わせた、あっきーの造語です。
けれども、このコンサートの「No.5」は、まるで「ROCKSSIC」(ロックシック)。

このステージでクラシックの「運命」に融合されたのは、ポップスというよりは、衝動的かつ爆発的な、まるでロックのような、激しい魂の破壊力でした。
特に、今までになくドラムが加わったことが、殊更に大きな変化をもたらしたかもしれません。
本当に、あっきーの歌は凄まじかったです!
ドラムも、ギターも、ベースも、そしてピアノも!エキサイティングで、興奮しました! 
まさかこの曲がこのように進化するとは、唖然、呆然。
激しいにも程がある! 

あの小柄な体の中に、そしていつものあっきーの、その優しげな表情の奥に、これほどまでの激情が隠されているとは、いったい誰が想像できるでしょうか。
「我を忘れる」という言葉がありますが、私があっきーに連れて行って欲しかったのは、もしかすると、この領域だったのかもしれません。
ただ、ひたすらに、息を飲む思いで引き込まれたこの曲は、歌というよりは、一曲で、まさに「中川劇場」とも言うべき、「劇場の世界」でした。

それにしても、なんという、午前五時の世界!

夜明け前、確かに存在していた「あなた」とは、一体どのような存在なのか。
それは「全ての始まり」と、彼は言う。


誰もいない壁に映る者の正体は、この歌の主人公自身のようでもあり、けれども別の「何か」なのだろう。
オカルティックとも思える幻の影…その「あなた」の存在、そして「夜明け」を待つ孤独とは、どれほどのものなのか…

この先に起こる「何か」を予感させる、緊迫感。

何かが起こる、
何かが始まる…


全く!

思い出すだけでも、くらくらして眩暈がしそうだわ(笑)


……ああ、また一曲しか書けなかったじゃないの!!

…… …

もう、寝るわ!

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中川晃教 コンサート2013「I Sing」 6/2その1

2013年06月05日 01時21分12秒 | ライブ/コンサート

そんなこんなで、(どんなこんなで??)
「I Sing」の一日目と二日目、どこがどういう風に、私にとって(他の人は知りません)「全然違った」のか、ずっと考えていたのだけど、どちらのステージも、たくさんの人が感動したには違いないのだから、それを書くのって、すごく野暮な気がしてきた。

それに、もしかして、これは今、録音したものを聴いたならば、私が思ったほどにはそんなに違わないのかもしれないな。
今たしかに記憶に残っているのと言えば、「CHINA GIRL」で、あっきーは、あのジルジャンのチャイナ・ゴング(銅鑼)を「二日目のほうが沢山叩いてたよね?」とか、それくらいだったりしてね。
それにしても、あの曲は、とてもエキサイティングだった! 今まで何度か、色々なアレンジで聴いてきた曲だけど、この日の「CHINA GIRL」は、銅鑼の音が響くごとに、一拍ずつ、血わき肉踊り、あっきーの歌声にも演奏も、ますますと、クライマックスへと疾走していくような興奮があったっけ……。

そう、あの曲もそうだけど、この日のあっきーの歌、ステージには、友達も言うように、「何かが降りていた」と私も思いました。
そして、どうして降りたのかというと、たぶん……開いたから。

それは、ほんの紙一重のことなのだろう。
歌唱力とか、心を込めて歌うとか、テクニックとか、そういう次元じゃなくて。
開いた先の、ギリギリにある一線を超えたかどうかの、この、違い。

…なんて、
こんな話は、前に書いた映画「ライフオブパイ」の、あの感想の続きみたいな話になるのよね。
つまり、「アナタハ、カミヲ、シンジマスカ?」みたいな話でね(笑)
客観も主観も、現実も真実も、どれも、極めて個人的なものであると思うのよ。
だから、私の感想なんて、所詮他人のそれなんだから、かる~く聞き流して欲しいです(笑)

あ、そうそう。
前の、「一日目の感想」で、「あっきーが銅鑼を叩いたあと、マレット(ばち)を思いっきり放り投げ捨てた」と書いたので、二日目に行った友達がそのシーンを期待していたという(笑)
でも、二日目は投げ捨てなかったです。
ほぼ最後まで握って、叩き続けてましたものね。
いやいや、打楽器のバチなんざ、もともと叩くものだし、手が滑ってすっ飛ばすこともあるしで、放り投げたからって簡単に壊れたりしないしで、べつにいいんですけどね(笑)


……あらま、もうこんな時間? 

まだ「CHINA GIRL」の話しかしてないけれど、はたして、この感想は(だらだと)続くのか??
タイトルは、一応「その1」にしておこう。

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