※「interval」=幕間、休憩時間
♪こ~れ~も有り あれも有り?
たぶん有り きっと有り!
古い!
この替え歌の元歌がわかってしまった貴方は、まもなく耳鳴りがするかもよ?
本多劇場の「あかい壁の家」はあと残りわずか。
劇場に行きた~い! 走りた~い!
と、むずむず、ジリジリとしていたこの三日間。
そろそろ行きます! ネタバレの嵐!
インターバル・・・幕間のおしゃべり的な、こぼれ感想。
ぶつ切りに行くよっ!
あ、そだ!
こえにこえする(声に恋する)のは、声フェチの私には基本なんだけど?
声は脊髄に響くもの~。
サロメだって最初はヨカナーンの声に恋したんだよ~?
でも、もしかして、面食いの人には理解不能なのかしら???
それぱともかく、人生最後の日に、恋人と抱き合って死ねるなんて悪くないと思う。
という私は、震災のあの時、「こんな会社の机の下なんかで、うっかり死んじゃったらごめんね」と、年老いた両親たちに胸の中で謝っていたことを思い出した。
いつもそうだ。
死を覚悟する時は、いつも誰かのために「あと少しだけ」生きていたいと思う。
それはわるくないと思う。最期にそう思える人がいることは、幸せなことかもしれないな。
誰かに想いを残すこと……
この「あかい壁の家」は、そもそも凡平が「出されなかった手紙を届けたい」と思い、歌い始めたところから始まった。
想いを届ける歌……その歌に多くの人の想い、思念が集まってきたとしたら……
どうだろう。
初日の夜、友達のひとりが、「凡平の姉ちゃんって、死んでいたのよね?」と言ったとき、
私は「え~っ? それはないでしょう?」なんて、言ったけど、
その友達は、「だって、姉ちゃんは青鬼なのよ。去っていって、二度と会えない人なのよ?」と言う。
その時は、「でも、お姉ちゃんは生きてる側でしょ」と言ったけど…
でも……
うん。
今は、それも有りだと思う。
そればかりか、全てのシーンは凡平の白昼夢で、「彼は現実にポンペイに行ったわけじゃない」というのも有りだと思う。
そういえば、「ゲゲゲのげ」の時も、全てはマキオの夢かもしれないと思ったことを思い出した。
その白昼夢を呼び寄せたのは、彼の歌。
心を届けたいと想う、その歌の力が、この世に残り漂うたくさんの人の気持ちを呼びよせて、……その気持ちの塊が「気」、エアリーの妖精さんになった。
この話は、妖精さんが、この世に残された、「誰かを想う」あらゆる気持ちをつないで見せた、全てが夢だったんだ。
…とかね。
あっきーだからこそ。
これも有り、あれも有り、たぶん有り、きっと有り。
正解なんて、ひとつじゃなくてもいい。
今、どう感じたか、よね?
前楽はどんなふうに見えるかな?
それにしても、面白いな~、えりさんは。
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