今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

いつかどこかで(77)KEEP DISTANCE

2020年04月05日 19時27分38秒 | いつかどこかで(雑記)

さよう、
劇場の席に座れるのは、
「他に優先すべきものが無いということ」だ。

…と、何故か「これだけは書き加えておきたい」と思ったあの日、
まさか、こんな大変な事態になるとは予想もしていませんでした。

外出自粛のこの土日、みなさんも自宅にいますでしょうか?
休日といえば、私はこの一年半、両親の介護やら見舞いで横浜に出かけていましたが、3月1日父の四十九日以降は一度も行ってません。
母が住むケアハウスは早くから面会禁止・外出禁止となったため、父のいない今、母は親しいものと会話する機会をなくしてしまい、いっそうにボケてしまうのではないかと心配です。
とか思い、さっき電話をしたら(ケアハウスの部屋に固定電話を引いた姉は偉い!)、逆に私が母から心配されてしまいました

新型コロナウィルス感染防止のために、休業だの休演だの、テレワークだのが余儀なくされている昨今ですが、私は毎日、普通に満員の通勤電車に乗り、新宿西口の地下街を歩き、高層ビルのエレベーターに乗って出社しています。
仕事があるのはありがたいですが、喜んで良いのかどうなんだか……

高層ビルでは、ウィルス感染者が出た場合、その方がいつ頃感染したか、いつから休んでいるかが考慮され、そこが集団感染の原因でもない限り、ビル全体を封鎖したりはしません。
感染者のいた階のみは1日封鎖して消毒し、真上と真下の階はほぼ通常通りに業務した後、夜になってフロアの床やドアノブが消毒されるだけです。

ニュースでは毎日「新たな感染者」が発表されていますが、個人のプライバシーを護り、誹謗中傷を避けるため、個人が特定されるような情報が出されないため、彼らがどこで食事をし、どこで買い物をし、何線の電車で何処の町に帰宅していたかまでは全くわかりません。
大都市が危ないのは、歓楽街やイベント会場だけではないということです。
隣の人が、自分が、いつ感染してもおかしくない状況で、出来る事といえば、主にマスク着用と手洗い、そして、何と言っても不要不急の外出自粛ですよね。

とは言え、だから私なんかは毎日出勤しているわけですからねぇ……
女子トイレの洗面台ででチラチラと隣の人を見てみると、石鹸を泡立ててしっかりと手を洗っている人って、案外と少ないんですよ、この期に及んで!  女子トイレですらそうなんですから、男子トイレを想像すると怖ろしいです。
それに、トイレでしっかり手を洗えない人が、その他のシーンでそれが出来るとは思えません。
誰がどこをどんな手で触っているか…… いまや、どこのドアノブも、スイッチも、電車のつり革もエスカレーターの手すりも、親しい人の手でさえも、もちろん自分の手にも、ウィルスが付着していると考えて、自分を護るため、他人を護るためにも、手を洗いましょう、しっかりと! それから、手が荒れないようにハンドクリームで保湿もね!

あ、今、ニュースで都内の新しい感染者が143人ですって! そのうち経路不明の方が92人も!
でも、もしこの先、緊急事態宣言で東京がロックダウンされても、業界的にうちの会社は休業の対象にならないかも?


ところで、2月末以来のコンサートや演劇などの中止・延期については、私もチケットを買ったいくつかの公演が該当してしまい、仕方ないことながらとても残念でした。
そんな中、ご贔屓さん達(「推し」という言葉は苦手)は皆、動画を配信してくれたり、ラジオの生ライブを行ってくれたりと、いろいろ工夫、模索をしながら、ここ一ヶ月以上、何だかんだと歌を聞かせてくれていました。本当にありがたいです。
歌も嬉しいけど、何よりも元気なお顔が見られて嬉しい
生配信をする中で、みんな「聴こえているかな?」「見えているかな?」とか、「前にお客さんがいなくて変な感じ」などと言っていましたが、私達、ちゃんと聴いているし、ちゃんと見ていますよね!!
好きな人達が、何をどう発信して、何を伝えてくれようとしているのか…その姿も想いも、私達ファンはしっかりと見ているし受け取っていますから。
そして、もちろん、楽しんでいます!

9年前の大震災の時も、今この時も、ファンのみんなに温かく、前向きな姿勢を示して、常に最高の歌を届けようとしてくれている方達に、その心意気に、私達がいつか必ず応えます! 頂いたその気持ちを倍返ししたくてウズウズしています。
ステージに関わる方たちは、今は悔しくて苦しい時期だと思いますが、どうか持ちこたえて、この難局を乗り越えた後の、私達ファンの盛り上がりを楽しみにしていて欲しいです。
流行病は必ず収束します。音楽も演劇も死にません。それは古今東西の歴史が物語っていますよね。私達には必要ですもの。

お互いに生きてさえいれば、いずれ会えます。
1日も早くその日を迎えるためにも、まずは手を洗いましょうね!


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