今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

映画「キングダム」

2019年05月17日 23時58分28秒 | 映画

【原作】原泰久
【監督】佐藤信介
【出演】山﨑賢人 吉沢 亮 長澤まさみ 橋本環奈 本郷奏多 満島真之介 阿部進之介 深水元基 髙嶋政宏 要 潤 橋本じゅん 坂口 拓 宇梶剛士 加藤雅也 石橋蓮司 大沢たかお

面白かったです

次の展開、次のシーンが待ち遠しくて、ワクワクしながら観てました!
原作を見ていないので、次々と登場する魅力的なキャラにも驚きで目が離せません!

去年、テレビドラマ「グッド・ドクター」で好演していた山﨑賢人さんは、直情型で猪突猛進の主人公・信がぴったりでした!
その信の親友役・凜を演じた吉沢 亮さん。ただのイケメン・アクション俳優かと思いきや・・・失礼しました!、王(政)との二役がハマっていましたし、後半の凜の回想シーン、そのやわらかい笑顔も本当に良い表情で印象に残りました。

と、そんなこんなの若いお二人はもちろんですが、意外にもカッコ良くて惚れ惚れしたのが、なんと!長澤まさみさんだっだりして
凄い!強い!美しい!だけでなく、ほ~んとに男前でセクシ~ 
やだ、もう、あんだけ強いのに、なんでそう女っぽくて色っぽいのよ! スタイル良すぎ!まじ惚れる~、頬がゆるむ~
ここ数年の彼女、何の役を見ても魅力的です! 「コンフィデンスマンJP」もぜひ観に行かなきゃね!
楊端和(長澤まさみさん)↓

そして、さらに、さらに、なんか不思議なツボに入るのは、やっぱり大沢たかおさん、よね!
んじゃ、大沢さんを見ると必ずやるアレを叫んでおかなくちゃ

きゃあ~~っ! たかお~!、素敵~
歳を重ねても、太っても、こんな怪しいキャラでも、
何しても、だんぜんカッコイイ~! 素敵~~っ!

って、だから、大沢さんに「きゃあ~~、たかお~!」を(心の中で)叫ぶのが、ここ十年以上の私のお約束なので(笑)
大沢たかおさん、出番が多かったわけでもないのに、すごい存在感でした。
でも、なんか顔が太ったよね? と思ったら、王騎という役のために15キロも体重を増やしたのだとか。
な~るほど、原作に寄せたわけか。
あの独特の台詞まわしといい、メイクといい、実にアニメちっくなキャラでいながら、そこはかとなく滲み出る男の魅力。
やっぱり最後にはカッコよく「持っていく人」なのね。

ま~、そんなこんなで、豪華な俳優揃え、たっぷりのエキストラにたっぷりの馬、中国でのロケと技術が合わさって、映画ならではの壮大な娯楽作品となっておりました。

うん、この物語は舞台的でもあるかも? アクションが大変だけど、舞台にしても面白そう。
でも、ミュージカルにはしないでほしいな。
歌のために叙情的な要素を盛り過ぎてしまうと、原作が壊れてしまいそうだもの。
そういう意味でも、エンドロールの歌が英語の歌詞で丁度良くて、邦画の枠を超えた面白さがありました

コメント (2)
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たいらじょう×宮田大アンサンブル「サロメ」interval

2019年05月04日 21時15分31秒 | 観劇(ミュージカル/音楽劇)

※「interval」=幕間、休憩時間

観た舞台にいちいち「interval」と付けて余計なお喋りをするつもりはないのですが。

滅茶苦茶だな、と思って。

今さらだけど、滅茶苦茶だ。私の感想も、解釈も。

言い訳になるかもしれないけど、もっと一般的な、常識的な感想、王道の解釈も、やってできない事はない。と、思う。
小学生の頃から大学まで、ずっと国語のテストで解釈問題を外すことは滅多になく、学校の先生から頭をなでられるような感想文を書いてきた。
でも、今大人になって、それを書きたくない自分がいて、「そういうちゃんとしたものなら他の人がもっとずっと上手に書いてくれる。私は作品と対話するような、私だけの感想が読みたい」と思って書いている。

でも、読み返してみると、非常識な私が書いたものは、たいがいがひどく脱線していて、非常識で滅茶苦茶だと思う。

たいらさんの「サロメ」でいえば、あの「七つのヴェールの踊り」の幻想的な場面とか、もっと早くに書いて記憶が確かなら、その感動を伝えるべきシーンが沢山あったのに……、ぐずぐずと思いあぐねて月日が経ってしまったら、あのような感想だけが強く残ってしまった。
なんだか、たいらさんに申し訳ない。あんな素晴らしい舞台を観せてくださったのに……。
そう思いながら、先程たいらじょうさんのHPで、「メッセージ」ページの「人形劇の魅力と可能性」を読ませていただいたら、涙があふれて止まらない。

『それは、紛れもなく、あなたが人生を逞しく生きてきた成果なのです。』

私の書くものが、他人の感覚とずれていても、それが精一杯生きてきた私の成果なのだろう。

そうして、これからも、きっと私は、たいらさんの人形に自分なりに感じる表情を見て、舞台に心を移し、新たな扉を開いていくのだろう。

改めて、たいらじょうさんに深く感謝します。

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