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おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

映画「アラジン」

2019年08月04日 15時03分28秒 | 映画

映画「アラジン」(字幕版) 2019.8.3

【監督】ガイ・リッチー
【出演】メナ・マスード ナオミ・スコット ウィル・スミス

期待以上に良かったです!
今まで見たディズニー映画の中で、一番好きかも。
映画の迫力、映像の美しさ、ミュージカルの楽しさが上手く合体し、冒険とロマンスの混じり具合も程良いです。
中だるみすることもなくて、ワクワクしながら楽しみました。

「アラジン」は3年前にバレエで観ましたが、あれもあれで面白かったですが、この映画では物語に最近のディズニーらしいアレンジが加わっていました。
近年のディズニー作品って、おとぎ話にありがちな「美女に一目惚れ」という出会い方を何とかして変えたいらしいのね?
「女は見た目の美しさだけに価値がある」というのは、やっぱり現代では受け入れがたいものがあるからなんでしょうね。
互いの人柄に触れてこそ恋が始まるというのは、たしか「マレフィセント」や「シンデレラ」もそうでした。
「アラジン」では、それに加えて「女性だって人生の幸せは恋だけではない」というような物語になっていました。
これはアニメや劇団四季もそうなのかしら? どちらも観ていないので比べようがありませんが、私はこの映画版の物語は好きです。

アラジン役のメナ・マスードさんは、「ダイヤモンドの心」を持つ青年にふさわしく、真っ直ぐで爽やかでカッコよくてハートフル。
ナオミ・スコットさんは、知性的で意志が強く、しかも女性らしい柔らかな心も兼ね備えた魅力があり、現代風ジャスミンがぴったり。話す声は低めのアルトで、歌っては声の伸びがよくて気持ちよかったです。見る前に字幕版か吹き替え版かで迷いましたが、二人の歌声も字幕の訳も良かったしで、字幕版にして大正解でした。
そうそう、字幕版では「信じて」という言葉が、”believe” ではなくて”trust”で聞けたのが、私のツボでキューンとしました!
この一言で重みが違いますよね~!

そしてなんと!ランプの魔人ジーニー役はウィル・スミス!
これが凄く良かったです! 彼の登場シーンでは、あまりにテンションが高いので「こんな騒々しい魔人なんて、いやや~!」と思った私ですが、そのうち彼のノリに引き込まれ、最後はこのジーニーが大好きになりました。ウィル・スミスさん、さすがです!

全体的に物語の構成がよくできていて、最後に「そうなったか!」というオマケがあったかと思えば、ミュージカルのファンが心沸くカーテンコールのようなシーンもありで、観終わった後に幸せな気持ちになりました。
Mena Massoud, Naomi Scott - A Whole New World (from Aladdin) (Official Video)

こっそりと…

本田美奈子 × 中川晃教/A Whole New World



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