Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

世界旅行、行っちゃえば!?

2016-03-13 | イベント

  先週のいつだったか、「多文化こども勉教室」のKUさんから私たちボランティアにメールが届いた。お誘い合わせの上ご参加ください、とある。↓のポスターが添付されているが詳しいことはわからない。ウイングウイングへ行ったついでにイベントの棚を探したが、ポスターの裏は真っ白で講師が誰かもわからない。気軽でなおいいわ、とひとまず申し込んだ。

 3/12(土)、朝起きたら雪である。うへ~。10時開催に間に合うように新聞も読まずに出かけた。ウイングウイング5階の研修室。どんどん人が増えて、ほぼ満員。若者が多いが6,70歳代らしき顔も。同じボランティアのKOさんも来られた。風子さんも風邪をひいたか微熱がとれなくて…と言いながら来られました。
 トップ写真のパスポートを持って6カ国を回りましょう、と言う趣向である。

  ↑ の国旗と ↓ 世界地図で 6カ国がどこかわかりますか? 隣のKOさんが「ベナン共和国て?」と聞かれる。「あ、ペナンならマレーシアの島で… え?共和国?」 と私。西アフリカの国(↓の地図の④)でした。この国からは富大医学薬学部の留学生、ドナルドさん。他の5カ国は全員は県国際交流員の若者たちです。

 ↓は、6カ国を巡る日程表。途中休憩が入ります。

 

  司会は、イギリスのニック(右端のマイクを持った青年)。左隣がアメリカのアブラム、順に左へブラジルのジョアン、ベナンのドナルド、中国の王さん、韓国の金さんさんです。

 富山県内の外国人住民はH28年1月現在13,632人(高岡市には2、645人)だそうです。出身国は80カ国にわたり、中国とブラジルが多いそうです。
 6人ともとても日本語が上手。自己紹介に始り、自分の国と日本との人口や面積の比較や時差に始り、食べ物や言葉など身近な話題を楽しく話してくださった。パワーポイント(それ以外のソフトかも)を駆使してのプレゼンテーションはスクリーンを見ているだけでも楽しい。残念ながら写真が鮮明に写らず、美味しそうな食べ物の写真をたくさん撮ったが失敗ばかり。

 私が行ったことのある国はイギリス、韓国、中国だけ。回数で言えば韓国へ一番多く行っている。富山空港から週に3便飛んでいるそうだ。イギリスは2度だけだが、仕事柄知識は少しはある。スコットランド、イングランド、ウエールズ、北アイルランドから成り立っているなど知らない人が多く驚いた。学校でウエールズ語を使うのは罰則だった、とウエールズ出身のALTがよく話していたものだ。ところがニックの故郷、マンチェスターの方言もまったく違っていてビックリ。

 各国の興味のある話題に時間はあっという間に経ったが、中国の王さんの話で印象に残ったことを少し書きます。彼は遼寧省丹東市の出身。隣が北朝鮮だそう。
 中国語で「こんにちは」は「ニイハオ」と言う。これは誰でも知っています。漢字では、「你好」と書きます。「」は「あなた」と言う意味、「」は「好き」と言う意味。だから、「こんにちは」は、「あなたが好き」と言う意味です。皆さん、中国は嫌いと言う人が多い。でも、中国人を好きになってください。(話の合間に、彼は数回このような表現を使った、お気の毒なくらい。)
 昔、中国は「自転車王国、今は「鉄道王国」、「渋滞王国」。渋滞の写真を見せ、これは高速道路の渋滞。GWは高速料金が無料なので5~6時間の渋滞が続くそうだ。

 実際に家族ぐるみで住んでいる人たちの話、職業を持って県内に住んでいる人たちの現実的な話もいつか聞いてみたい。