Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

イギリスで見た「マクベス」の思い出

2020-02-12 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 カフェ「祇園」でランチをした時、なはさんから東演の「マクベス」の囲む会に誘われた。そう言えば、「演劇鑑賞会」から電話があったな~と思い出す。「マクベス」ならだいたいわかるし…などと思っていたのだが、何日か前に、橋爪功が「読売演劇大賞」を受賞との記事を読み、最優秀女優賞は神野三鈴とあったのを思い出した。対象演劇の中に「マクベス」があったのだ。もしかして神野さんがマクベス夫人?と急に興味が倍増した。

 2/7(金)駅南「ランブル」でなはさん、SE子さんと待ち合わせ、簡単なランチをとった後、十分喋り、疲れ果てた状態でウイングウイングヘ行き、「劇団東演・制作の横川さんを囲む会」に参加した。
 横川さんの話は、ロシア人演出家のV・ベリヤコーヴィッチの偉大さ、東演との関わりが中心だったが、最後にDVDを見せてくださった。

 👇はポスターだが、3人の魔女たち(男優)が扉から登場しマクベスに予言をする最初の場面を見たとたん、かつてイギリスでこの芝居を見たことが鮮やかによみがえった。

 息子と二人で、初めてマークに会いにブリストルへ旅行した時のことだ。何日かの滞在の間にストラッドフォード・アポン・エイボンを訪ね、「ロイヤルシェイクスピア劇場」でシェイクスピア劇を見たのが「マクベス」だった。
 その間息子はWi-Fiの使える図書館で仕事をし
たいと言い、私一人で観劇した。たぶん日本語版のイヤホンがあったのだろう。セリフはわからなくても場面や動作、声で伝わるものがあったのだろう。

 👇はポスターの裏面。マクベス夫人は神野さんだが昨年度東京でだけの出演だったそうだ。高岡では文学座の奥山美代子さん。

 舞踏のような群衆の演技、マクベス夫人を前面に押し出したシーンなど見どころ満載とのことで楽しみだ。「マクベス」と言えば、黒澤明の映画「蜘蛛の巣城」が印象深いが、マクベス夫人は山田五十鈴だったようだ。洗っても洗っても手からとれない血。今度はどんな場面になるのだろう? 3/16(月)・18(水)文化ホールにて上演です。

 帰宅後、息子にラインで知らせた。「そんなことがあったね~。懐かしいね~」と返信が来た。


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