Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

映画「竜とそばかすの姫」

2021-08-05 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 8/2(月)、アニメ映画「竜とそばかすの姫」を見に行くことにした。 前回見に行ったのはいつ頃だったか? 久しぶりである。 いくつかの候補の中から私が選んだ。 富山県出身のアニメ作家、細田守監督の作品、いくつかの賞を受賞している。

 公開を記念し、テレビで「サマーウォーズ」が放送されたので録画して見た。 が、途中でギブアップ。 全くついて行けなかった。 「竜~」はどうだろう?
 相変わらず暑い日、明け方早く目が覚め2度寝したせいもあったか、ランチのすぐ後だったからか、見る前から眠かった。 眼を開けようとしても自然に下がって来る。 全体の2/3は寝ていたのではないかと思う。 覚えているのは最初の美しいファンタスティックな色彩の映像。 透き通るような歌声。 インターネット上の仮想世界で歌姫となった女子高校生の物語。 そこがわかっていれば、田舎の内気な女の子、現実の世界の「すず」と、美しい歌声で世界を魅了する仮想世界・U(ユー)の世界の歌姫「ベル」が同一人物で行ったり来た
りするのが理解できた。

 肝心なところで目を覚ましていたのだろう。 途中から眼がぱっちりと開いたのは、高校生たちの生活が生き生きと描かれる現実の世界や、複雑な内面を抱えた謎多き嫌われ者「竜」の登場あたりからか?

 
 見終わってから、姫さんにわからなかった個所を聞き納得した。 家族や友情や生き方や誰もが抱える悩み、苦悩、喜びなど現実世界の様々な断片を、仮想世界に置き替えて描く細田監督は、音楽も美術も手掛けて作品を作る監督らしい。 初めて見たのでそれが驚きだった。 久しぶりのアニメ作品、十分に楽しんだ。 ほとんど眠っていて理解できたのも作品が優れているからこそだろう。 面白い映画に誘ってもらい、姫さんに感謝です。


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