それぞれの思惑、それぞれの行動理由を抱えて、いろんなことが終局へ向けて動き出していく中で、超・ビックリの展開が!!
マジで驚いた!!
どうなんのこれー(喜)!!!
そう、エウレカの変身?ということも含めて、これで全てが最終局面へ足並みが揃ってきたって感じです。
OPのカットの謎も徐々に公開されてきて、まさにどうなんの!これから!!もう待てないよ!!!みたいな。
それにしてもエウレカの羽姿(アゲハ蝶)は、めっちゃビックリしたんですが、その後、レントンよろしく何か妙に似合ってるな、と思いました。
ただこれでラストがどうなるのか、もう一筋縄で想像できる範囲を一発でぶっ飛ばしてくれましたよ。
■そしてファイナルステージへ
今回はレントンとエウレカたちを含めて、色んな陣営が、色んな人が、終局へ向けて足並みを揃えていく回でした。
クルクルと変わる場面、陣営の描写、交互に織り交ぜていくことで徐々にああ、これでファイナルステージの準備が整ってきちゃったなって感じがひしひしと伝わってきました。
ユルゲンス艦長サイド、ゲッコーステートサイド、デューイサイド、そして、個人ではホランド、タルホ、ドミニク、そしてアネモネ。
それぞれに特徴があって、彼ららしい準備の仕方だな、なんて思いながら。
でも、最終決戦に向けた足並みの中で、一つだけ違う流れが。
それがミーシャからドクターベアに渡されたエウレカのデータ。
やっぱり希望はそこに集まってくるんだ。
終わりにしようと動いている世界の中で、唯一希望となりうるのか?
ここを浮かび上がらせるのが今回の意味だったのかも。
……じゃあ、そのエウレカとレントンサイドは?
■そしてアゲハ蝶へ
今回の展開にめっちゃビックリ!!
地上では最終決戦へ向けて色々と動き出している中で、そんなことはお構いなしに、もっと大変なことが!!
いやー、ほんとビックリした(喜)。
まさか羽が生えてくるとは思ってなかったんで、今回の展開は度肝を抜かれました。
やっぱり抜かれるなら度肝がイイですね。
ここで色んなことを考えましたが、もうここは素直に驚いておこう、どうなるのか気になって仕方ない。
ほんとどうなっちゃうんだろう。
#個人的にはあの羽、エウレカに似合ってて、妙に違和感を感じなかった、むしろもともとそういうデザインだったって感じで、レントン良いこと言ったよ!!と思いました。
#つか、エウレカに羽って発想が凄いわ。
#これアゲハ計画ってくらいだから最初から決まってたんだろうけど、凄いな。
エウレカの変身にあわせて、レントンの熱も下がった感じだったので、スカブコーラル=再生装置と仮定した場合、エウレカのレントンを助けたいという想いに反応したんじゃないか?と思ったんですが、次週あたりその辺を語ってくれないだろうか?
しかし、これは驚きました。
サクヤは蓮の花になりましたが、エウレカのあの姿はサクヤの姿とも似ているわけで、エウレカも全身化する可能性があるわけですよね?
このまま行くと天と大地を結びつける役割をエウレカが担ってしまいそうな気配まであるんですが、ポイントは金枝たるニルヴァーシュにあるんじゃないかな。
今回に限らず、時折自分の意思を見せるニルヴァーシュ。
エウレカ消失までを視野に入れつつ、エウレカ・ニルヴァーシュ・レントン=豊穣の女神・金枝・王の組み合わせがどんなラストを呼び込むのか、それは悲劇とみせつつ大逆転じゃないのか、と思いながら残り3回(4話)を楽しみにしたいと思います。
■そして告白・約束へ
わたしね、わたし…、
レントンが好き…
だからずっと一緒に居たい
俺もだ
ずっと一緒に居よう
約束だ
第2話「ブルー・スカイフィッシュ」でレントンがエウレカに鼻水たらしながら「大好きだ~」と叫んでから、約11ヶ月。
視聴者的にも待ってました的告白。
長い道のりを経てここまで辿りついた二人に惜しみない拍手を。
ほんとここまで色々ありました。
そして今、この瞬間まで大変なことがたくさん現在進行形で起きてます。
それでも、この二人に、束の間かもしれないけれど、拍手を。・゜・(ノД`)・゜・。
この後、琥珀の丘に登ってエウレカ、レントン、モーリス、メーテル、リンクが手をつないで一人一人がアップになるカットは爽やかに泣かせる。・゜・(ノД`)・゜・。
こういうのが日常になると良いのにな、と思わせるカットでした。
このシーンほんと良かったなぁ。5人で手をつないでるの。
うちの3歳の娘もこのシーンもう一回見せてっていうくらいだもの。
で、やっぱりここで告白・約束イベントが出たからには気になるのが、第1期OP「DAYS」の歌詞「あの日交わした約束は砕けて散った 激しく儚い記憶の欠片」ですよね。
個人的にはこの展開をなぞりつつ、その上を越えていく展開をして欲しいという予想というか希望なんですが、第4期OP「SAKURA」では「明日からは別々の道って そんな突然心の準備ができない」と別れを予感させて(実際分かれる展開まで行くと予想)、そこから「涙全て忘れて 今からFALLING LOVE」と乗り越えていく展開を期待中。
ゴンジィが言うように「行く手には暗雲が待っている しかし雲を抜ければ光が待っている」この展開を視聴者としても待っています。
■そしてダイアン、アドロックへ
エウレカの変身だけでも衝撃展開だったのに、ラストに登場した人影、これにもまたビックリ。
ここでダイアン登場!!
ここで持ってくるのか!!
参りました(次回タイトルのアクペリエンス・4にも納得)。
さらに次週予告でマイブック?を持つエウレカの隣にいるのはアドロック!?
ここまで引っ張ったのはきっと世界観の謎解きまで行う意味あいだったのですね。
これ以上ない登場タイミングです。
上の大地ではデューイ対ホランドが指令クラスターを目指し、レントンとエウレカは海のある大地で(恐らくあれが指令クラスター)に辿り付く。
ここが一番面白い構図になっていて、上の世界でのアプローチと下の世界でのアプローチがこの1点でシンクロしてくる、この1点で繋がってくるというのが非常に面白い。
ラストは天と大地と混然一体となって、指令クラスターを中心に、レントン・エウレカがこの世界を掛けた(駆けた)展開、そんな展開が見たいですね。
■そしてOPへ
今回は第4期OPのそれぞれのカットに対する回答が、前述のダイアン・アドロック含めて色々と提示されてきた回でもありました。
まずはあの赤いイズモ級。
これは予想し易かったですが、ユルゲンス艦長の「真っ赤な血潮」に笑わせて頂きました。
軍人、科学者、リフボーダーと、皆立場やスタンスが違うのも今回の特徴の一つでしたが、それぞれが皆同じ方向に向かっている、というのもまた面白い構図でした。
次にオラトリオNo.8。と指令クラスター(あの大きな木がそうであると仮定)。
これもともにOPに登場していましたね。
特にあの大きな木のほうは何だろうとずっと思っていたので納得。
今気が付いたんですが、移民船って軌道エレヴェーター上にあるってことは、三賢人が住んでいたところ、あれ自体が移民船だったんですね、たぶん。
で、オラトリオNo.8がそこにあったということは、代々の賢人たちはそれを封印していた、ということになります。
つまり、移民を開始したときからそれはあって、もともと何かをするために1万年前から用意していたということではないでしょうか。
1万年前 地上に富をもたらすために作られたこのシステムによって
我等は地上の悪を焼き払う
我等人類が生き延び
この星の覇を制したとき
諸君らはこのシステムが本来の目的のために使われたことを知るであろう
もはや我等を止めるものはいない
これは少しずつ、スカブコーラルの正体を絞り込むことに繋がっているのですが、スカブコーラルが1万年前の人類によって設置された地球再生装置であるならば、それを強制停止させるための装置も必要だった、とも考えられ、それこそがオラトリオNo.8なんじゃないかな、とか妄想爆発。
#我等を止めるものはいない、と言ったバックにゲッコー号と赤いイズモ級が見える構図がまたカッコいいわけですが。
ただ、賢人たちが何故これを使わなかったのか?殺された賢人たちが「遅かった」と言ったのはなぜか?
そこに大きなポイントがあって、スカブコーラルの中心核=指令クラスターを破壊できない理由がまだあるんじゃないか?とも思えます。
それを含めて次週あたり、アドロックから話が出ると面白いかなと。
ストーリーの展開的には単純に破壊できない、スカブコーラルが大地と深く結びついている、結びついてしまった理由、取り除けば解決ではない理由、ここが大きなポイントであり、この物語が持つ大きなテーマになるんじゃないかな。
いずれにせよ、次週アクペリエンス・4はめっちゃ期待大ですね。
アクペリエンスシリーズは曲としては5まであるらしいので、本編でも5までやってくれるんじゃないかと密かに期待中。
細かく拾いたいところもたくさんありましたが、それにしても驚き満載の第46話でした。
■
交響詩篇エウレカセブンORIGINAL SOUNDTRACK 2
これは次週予告の後に宣伝されてましたが、かなり期待大です。つか僕は既に予約していますが、サントラ1も完成度が非常に高く、大満足でした。
今回は多分テクノ色も結構強くなると見ていますが、佐藤直紀さんの劇判もかなりお勧めでしょう。
#CMのときは多分石野卓球さんの曲が使われていたと思います。
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交響詩篇エウレカセブン DVD 第9巻
ニルヴァーシュSpec2が登場する第32話「スタート・イット・アップ」、感動を伝える1枚の写真、第33話「パシフィックステイト」を収録している第9巻は個人的にもお勧めです。