でもよ、未来なんて分かんねーから面白いんだろ(アトリ)
* * *
今回のノエインは凄い。
すっごい面白い。必見。これは必見だよ。
最初から最後までこんなにしびれたのは結構久しぶり。
ストーリー展開から、音楽、そしてノエイン独特の作画まで、作画で行けば第12話を彷彿とさせる気合の入り方。
ノエインはマジで面白い。
* * *
ノエインはやはりハルカという存在を喪失したことに絶望して、それに耐え切れずゼロにすることを望んだ存在だったんだ。
これは、丁度第22話「ミライヘ…」で、というかその前から予想してたことでビンゴ。
また、ユウ、カラス、ノエインという時空は異なれど、同一人物を描いたのは、ユウは子供時代の不安を、カラスは大人になったとしても苦しいことはある、ということを示す、ノエインは絶望から自分を見失って零に戻したいと、誰しもがそれなりに経験する時間軸をそれぞれのキャラで切り取っている、という考えでもあると思う。
これはSFという世界観で遠くにあるものではなく、SFという世界観で現実を、結構身近な現実を、誰しも経験しそうな現実を投影しているわけですね。
このあたりのテーマが、今回の迫力の音楽と映像で迫ってくるものだから、もうかなり最初から最後までしびれっぱなし。
迫ってくる、この表現しか思い浮かばないほど、今回は凄かったなぁ。
ほんと良い仕事してるなぁ、としみじみ&しびれながら観てました。
また、そこにアトリというスパイスが加わるから、更にしびれる。
アトリってあのちょっとどころかかなりイッてしまったキャラが魅力だったんですが、それでも、彼がラクリマを飛び出した行動原理は一貫していたんじゃないかと思えます。
龍のトルクが欲しかった?
ほんとにそうだったのか?
アトリこそ、実は可能性の未来を信じたかった、そういうキャラだったんじゃないかなぁ。
だからこそ、鈴村ボイスで語る
でもよ、未来なんて分かんねーから面白いんだろ(アトリ)
に、しびれるわけです。
いやー、カッコいいわ。アトリ。かなりイイよ。
* * *
そしてノエインとハルカ。
この二人の対比構造も、何話か前から予想していた関係性でビンゴのような気がします。
ノエインとハルカという存在の対比は、ノエインが未来の「可能性」を否定しているのに対して、ハルカは未来の「可能性」を肯定する、そういう対比。
テーマ性としてはここはシンプルで、大人になれば辛いこともあるし、逃げ出したい、受け入れたくない現実もある。
けれども、それを乗り越えていく強さ、可能性の未来を信じる気持ちを持って欲しい、というところじゃないかな。
奇しくも今回ノエインは自分で量子論を引き合いに答えを言ってると思うんですよ。
人はね、この時空にただ存在するのではない
求める時空を人は認識することにより その時空は存在する
絶対的観測者は一人一人の人間なんだよ
ここでノエインは絶望して無=ゼロに戻そうとするのですが、ここは翻って、それを認識する(受け入れる)のは自分であり、また大切な人であり、詰まるところ自分をしっかりと持て、相手を認識する、そういうことなんじゃないかなぁ。
個人的にはそういう希望を示すラスト展開を期待。
* * *
恐らく次で最終話。
めっちゃ面白い&クライマックス。
こういう作品があるから深夜番組はやめられない(笑)。
■ノエイン もう一人の君へ DVD第4巻
フクロウ、カッコイイなコレ。
* * *
今回のノエインは凄い。
すっごい面白い。必見。これは必見だよ。
最初から最後までこんなにしびれたのは結構久しぶり。
ストーリー展開から、音楽、そしてノエイン独特の作画まで、作画で行けば第12話を彷彿とさせる気合の入り方。
ノエインはマジで面白い。
* * *
ノエインはやはりハルカという存在を喪失したことに絶望して、それに耐え切れずゼロにすることを望んだ存在だったんだ。
これは、丁度第22話「ミライヘ…」で、というかその前から予想してたことでビンゴ。
また、ユウ、カラス、ノエインという時空は異なれど、同一人物を描いたのは、ユウは子供時代の不安を、カラスは大人になったとしても苦しいことはある、ということを示す、ノエインは絶望から自分を見失って零に戻したいと、誰しもがそれなりに経験する時間軸をそれぞれのキャラで切り取っている、という考えでもあると思う。
これはSFという世界観で遠くにあるものではなく、SFという世界観で現実を、結構身近な現実を、誰しも経験しそうな現実を投影しているわけですね。
このあたりのテーマが、今回の迫力の音楽と映像で迫ってくるものだから、もうかなり最初から最後までしびれっぱなし。
迫ってくる、この表現しか思い浮かばないほど、今回は凄かったなぁ。
ほんと良い仕事してるなぁ、としみじみ&しびれながら観てました。
また、そこにアトリというスパイスが加わるから、更にしびれる。
アトリってあのちょっとどころかかなりイッてしまったキャラが魅力だったんですが、それでも、彼がラクリマを飛び出した行動原理は一貫していたんじゃないかと思えます。
龍のトルクが欲しかった?
ほんとにそうだったのか?
アトリこそ、実は可能性の未来を信じたかった、そういうキャラだったんじゃないかなぁ。
だからこそ、鈴村ボイスで語る
でもよ、未来なんて分かんねーから面白いんだろ(アトリ)
に、しびれるわけです。
いやー、カッコいいわ。アトリ。かなりイイよ。
* * *
そしてノエインとハルカ。
この二人の対比構造も、何話か前から予想していた関係性でビンゴのような気がします。
ノエインとハルカという存在の対比は、ノエインが未来の「可能性」を否定しているのに対して、ハルカは未来の「可能性」を肯定する、そういう対比。
テーマ性としてはここはシンプルで、大人になれば辛いこともあるし、逃げ出したい、受け入れたくない現実もある。
けれども、それを乗り越えていく強さ、可能性の未来を信じる気持ちを持って欲しい、というところじゃないかな。
奇しくも今回ノエインは自分で量子論を引き合いに答えを言ってると思うんですよ。
人はね、この時空にただ存在するのではない
求める時空を人は認識することにより その時空は存在する
絶対的観測者は一人一人の人間なんだよ
ここでノエインは絶望して無=ゼロに戻そうとするのですが、ここは翻って、それを認識する(受け入れる)のは自分であり、また大切な人であり、詰まるところ自分をしっかりと持て、相手を認識する、そういうことなんじゃないかなぁ。
個人的にはそういう希望を示すラスト展開を期待。
* * *
恐らく次で最終話。
めっちゃ面白い&クライマックス。
こういう作品があるから深夜番組はやめられない(笑)。
■ノエイン もう一人の君へ DVD第4巻
フクロウ、カッコイイなコレ。