蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

選択の時

2005-08-15 23:58:15 | Weblog
体は剣で出来ている

* * *

久しぶりに仕事をする気になっているので、懇意の営業さん達にあたりをつけに行ったところ、いきなり4つも別々に提案依頼が来てしまいました。
おかげで先週・今週と連日終電、休日出勤でございます。
あと2週間はこんな状態が続きそうです。

* * *

奈須きのこさんの「空の境界」が好きです。
#参考:2004年超個人的お勧め小説第3位「空の境界」感想

* * *

忙しい時にはゴールにご褒美を自分で設定しておくと何となく頑張れます。
以前からか・な・り・欲しかったものがあったので、今回はそれをご褒美に設定しました。
アマゾンで注文したところ「4~6週間」で届くということなので、丁度良いと思いました。

とても今の状態(5時間睡眠)で届いたら、死んでしまうと思ったので。

* * *

「Fate/stay night」が届きました。
注文してから4日後に・・・。


さて、僕はどうするべきなんでしょう・・・?

1.睡眠時間を3時間にする
2.会社を休む
3.会社でやる

ちなみに、ただの一度も敗走(やらないという選択肢)はなく、 ただの一度も(その選択をする自分は)理解されない・・・と思います。
・・・終ってる、つか、寿命縮めてます、自分。

あと、上記3択は複数回答有りです(え)。

ちなみにひぐらしは忙しさにかまけて予約失敗・・・orz。
普通にまだ店頭にあったりするんでしょうか?

いちごラジオ、あります

2005-08-14 20:53:09 | Weblog
最近美しいフィナーレを迎えたジャンプの「いちご100%」ですが、ジャンプ感想界隈でいちごと言えば「マンガがあればいーのだ。」のたかすぃさんの名前が真っ先にあがるというものです(つか、ダントツだと思いますよ、僕は)。

そのたかすぃさんが昨日から9日日間に渡る「祭り」を開催されております。
#つか9日間ってあたりが社会人の夏休みって感じで微妙に親近感です。
#つか9日間、丸々「祭り」に全身全霊を傾けられているたかすぃさん、素敵過ぎます。
#つか惚れそう、いや惚れてます、たぶん。

しかもなんと今夜は、たかすぃさんがネットラジオを敢行しちゃいます!!
その名も


「らじお100%~いーのだ。ラジオ~」

ネットラジオは8月14日(日) 22:00~24:00から開催されるそうです。
#ネットラジオの聞き方やどんな内容をやるのかは上記バナーをクリックしてたかすぃさんの記事をご参照くださいね。

個人的にめっちゃ楽しみです。
#しかもゲスト参加もあるそうなので、どなたが来るのか含めて楽しみっす。


さてさて、祭りはラジオだけにあらず!!
9日間で行われる内容は盛りだくさんのようなので、ご興味をお持ちの皆様は是非たかすぃさんのイベントに参加してみてください。
#お祭りの詳細は以下のバナーをクリックしてもらうとたかすぃさんの本部記事に飛びますよ。



既に大阪では終了しましたが、東京でもオフ会をされるらしいので、そのレポートも楽しみです。
#つかたかすぃさん、実家に帰ってオフ会するんですか!?ってところが素敵過ぎ。
#僕も参加したいぞ。

ということでお楽しみに!!
#いや、たぶん僕自身が一番楽しみかも(笑)。

ガンダムSEED DESTINY 第43話 「反撃の声」 感想

2005-08-14 16:01:07 | ガンダムSEED DESTINY
先週の熱いオーブ戦をバトルエンタメの前半とするならば、今週はまさに後編、というくらい熱いバトルエンタメを展開しつつ、Bパートではオーブ戦を終結に導く、そして待ちに待っていたカガリ、そしてラクスの演説で絶妙の引きを見せた第43話「反撃の声」。

それにしてもアスランの回想をシンの回想と重ね合わせて表現していく演出はお見事、特にアスランが過去の自分を省みつつ「お前は本当は何が欲しかったんだ!?」の台詞に集約されていくあたりはかなり奮えました。
そして満を持して登場するラクスの「私はラクス・クラインです」、EDテーマ「君は僕に似ている」をかぶせてきてのこのラストの引き、相変わらずこういう引きは秀逸です。

■アスラン

「止めろーーー!!!」

ストライク・フリーダムに照準を合わせるデスティニーに割って入り、タメにタメて登場するインフィニット・ジャスティス、猛烈にカッコいい!!!
このシーンは音楽もあいまって、バトルエンタメここに極まれり、みたいな登場シーン、やはりガンダムの登場シーンはこうでなくては、と思わせるほど燃えましたね。

しかし、本編はここすら序章に過ぎず、ここからが本当に熱かった。

もう やめろ!
自分が今何を討とうとしているのか
お前本当に分かっているのか!?

戦争を無くす
そのためにロゴスを討つ
だからオーブを討つ

それが本当にお前が望んだことか!?

聞かぬから
だから討つしかないと!?
あの国に刃を向けることが!?

思い出せ シン!!
お前は本当は
何が欲しかったんだ!?


アスランの自分の過去、自分がこれまで経験してきたことを踏まえつつ、そしてシンの回想を交互に組み合わせていく、そして最後に「本当は何が欲しかったんだ!?」の一言。
さらにそこにかぶせるように流れるシンが本当に欲しかったもの、失いたくなかったもの・・・家族、マユ、そしてステラたんのカット。

この回想シーンは個人的にSEED、DESTINY通じて最高なんじゃないかと思うほどに熱くて、切ないですね。
またこれが同じ道を既に歩んできたアスランが、再び迷って迷って、そして戻ってきたアスランからシンに語られる、これ以上ない説得シーンでした。

SEEDから含めたら90話分近くのタメたアスランの想いをここに集約した、くらいの勢いです。
このシーンは本当に良くて、何度も繰り返し見てしまいました。
ああ、秀逸でございます。

また今回のEDテーマ「君は僕に似ている」も個人的には歴代ガンダムのEDの中でもかなり好きな曲になっているのですが、「君は僕に似ている」というタイトルは、キラとアスラン、キラとシン、だけではなく、アスランとシンというように、同じ想いを持つ者同志なら自然とその意味合いがかぶってくる、そういう切ないタイトルになっていて、今回のアスランの語りはまさに「君は僕に似ている」、だから思い出せ、本当は何が欲しかったのかを、と問いかける、そんな感じでしたね。

思えばSEEDからもそうなんですが、DESTINYではMS戦中の会話、説得というのは必ず過去にそれなりに互いの想いをぶつけ合っている者同士のときにしか行ってきていなくて、それがあるから心に響くんだと思うんですね。
だから先週キラやカガリがシンに対して何も語る部分が無かったのは個人的にやはり嬉しく、そのシンに対して何かを本当に訴えることができるのは上司としてぶつかり、敵として説得を試みるも死にかけたアスランが三度目の正直のように、自分自身の迷いを吹っ切った状態のアスランしかいなかったということなんですよね。
いや、ほんと熱かったです。

■シン
先週あたりからちょっと思っていたのですが、シンは確実に最終クライマックスへ向けてタメられているんじゃないか?というのが、今回で個人的にほぼ確信できたかなと思います。

SEED(小説版含)でSEED理論の論文をエリカ・シモンズが読んだときに、種が割れるきっかけは怒りのような感情の爆発がきっかけとなることが皮肉だ、みたいなことを言っていたのですが、これまでの種割れはほぼ例外なく最初の段階は怒りをベースに割れているんですよね。
#前作のラクスはちょっと分かりません(笑)。

シンは「怒れる瞳」というようにやはり怒りが種割れのきっかけなんですが、第37話「雷鳴の闇」で種割れしたのはアスランの問い掛けに対して思考停止状態に陥って、感情を制御できなくなって種が割れるという感じでした。
今回もアスランからの問い掛けに対して、溢れる感情を制御できず種割れ、いわば逆ギレ種割れをしているわけですが、これだと迷いを吹っ切って長らく封印していた?種割れしたアスランには勝てない、というわけですよね。

つまり、シンの種割れはこれまでキラ、アスランが経験してきたように、覚悟の種割れイベントがまだ用意されているに違いないと思うのです。

キラ、カガリ、アスラン、そして今回ラクスと、前作の主要キャラ4人がここに来てようやく「迷いがない」状態に到達した。
となれば、次は今作のキャラが立ち上がるというのが道理というもの。

今回のアスランの言葉はこれまで誰も届かすことができなったシンの心に届いた(と思いたい)、それを受けてこれまで盲信していたものが壊れるとき、そこがやはり今作主人公として本当に立ち上がる、そういうタイミングなのかもしれないですね。

そういう意味でデスティニーの再出撃も必ずあるはずだと思っています。
#それも今回のインフィニット・ジャスティスを見て確信したんですが。

デスティニーの初陣はこれまでの主役機の中でも最高に後味の悪い出撃になっていたんですが、これも制作の意図としては狙い通りなのかなと。
つまり、シンの本当の覚悟イベントのときに、今回のSフリーダムしかり、Iジャスティスしかり、必ず激燃えの出撃シーンが組まれると予想します。

前作のキラのラスト出撃がラクスで一段、フレイで二段の二段構成になっていたように、シンにもそういう見せ場がきっと来ると思いますね。

個人的には前作キャラの悩みから決断までのストーリーはこのオーブ戦に帰着するように出来ていたと思っていて、これからの残り部分、特に宇宙に上がってから(になるよね?)はシン、ルナ、レイ、そして議長、タリアさんあたりに綺麗にスポットが当たってくるんじゃないかと思います。

■その方の姿に惑わされないでください

私はラクス・クラインです

このタイミング、このイベントをずーと待っておりました。
過去の感想でもずっと、今作ではバトル面ではキラ、アスラン、シンが引っ張り、ストーリー面ではカガリ、ラクスが引っ張って欲しい、そしてできるならばカガリ、そしてラクスの演説を見てみたい、とかなり初期の頃から言っていたので、もうかなり演説聞く前から満足しちゃってます(笑)。

中でもカガリとラクスのダブル演説や、ラクスとミーアのダブル演説があれば面白いなんて、コメント欄含めて楽しんでいたことがほぼ実現しそうでもうかなり来週待ち遠しいんすけど。

ニヤリとさせられる部分としては、作中議長が「オーブとは何か別の交渉手段を考えるべきかな」と言っていたのが、これが普通の交渉手段じゃなくて、既にカガリの演説を見越してそれにミーア演説をかぶせようと考えているあたりが妙にツボだったんですが、ホンモノのラクス登場でビックリする議長もツボでした(笑)。

また先週キラが「誤魔化せるし一石二鳥じゃない?」と言っていたのは、議長の目を誤魔化してラクスをオーブに降ろすということだったんですね。
ただオーブに行くだけじゃなくて、この効果を狙っていたと思うと納得です。

今回カガリの演説は中断という形になっていますが、次週ラクス&カガリのコンビプレイを炸裂させてくれるか、終盤にもう一山持ってくるか、いずれにせよ、中断の先の部分が上手い演出で語られるんじゃないかなと思っています。

ラクス対ミーアの演説では恐らくミーアは勝てないとは思うのですが、演説前に見せている涙が気になりますよね。
ここで気になっているのがアスランのことだったりするならば、ミーアにも何か起こりそうな気配ですね。
これまた色んな意味で次週の演説は楽しみです。

それにしてもSEEDからそうですが、このEDの引きの上手さは本当に秀逸。
特にED曲のかぶせ方がまた上手くて、既に来週が待ち切れないですよ。

■今週のメイリンたん
相変わらず可愛いです。
特に「大丈夫ですか?」の台詞をキラとラクスに訂正されるあたり、まだまだアスランは譲らんよ、みたいな感じで、先週のシンを巡るレイとルナの三角関係と対比してホーク姉妹の前途は多難です(笑)。
いや、僕はそこが好きなんですけどね。

■今週のルナ嬢
ルナの射撃の腕はここまで伏線が張られていたというのか(笑)。
ここも40話近くかけた伏線ですな。

■今の私は大佐ではない
クワトロ・バジーナ大尉だ、間違えんでくれよ、アポリー中尉・・・と言いたいところですが、不可能を可能にする男、ネオ・ロアノーク大佐改め、ムウ・ラ・フラガ少佐(ほぼ)帰還?おめでとうございます、マリューさん。
あの記憶の断片が前作のジョシュアの戦闘のシーンで、フラガが再びスカイ・グラスパーでアーク・エンジェルに戻ってくるシーンとかぶせるなんて、なんて泣かせる。
やっぱり記憶は消されても、本能は誤魔化せない、さすが不可能を可能にする男。
#つまり本能的にマリューさんが好みのタイプということですな(笑)。
DESTINYのマリューさんは特に良かったので、素直におめでとうございますです。

■白いグフ、黒いザク
ひょっとして白・黒コンビで出てくれるのか?
#EDの絵を見るに黒いザクはディアッカなの?
これはこれで次週楽しみですね。

■次回予告
次回予告の曲が「焔の扉」になってましたね。
これも間違いなく購入予定です。
オーブ戦の締めはこの曲フルコーラスとかならないかなぁ。

それにしても先週・今週とバトルエンタメ面、メッセージ面と2週にかけて熱い展開でかなり面白かったです。
やっぱりオーブ戦は盛り上がりますね。

今週のジャンプ 36・37号 合併号 感想

2005-08-12 00:39:32 | ジャンプ感想
個人的な理由により、かなり更新時間を確保することが難しい状態なのですが、今週はジャンプも合併号だったので、ここまできたらいっそのこと来週の月曜日に更新しようかなと正直思ったり思わなかったり。
でも今週は短めでございます。

■ブリーチ
ひよ里とか平子ってどういう存在なんでしょうね?
人間も、死神も嫌い・・・。
ということは人間と死神の間にできた子供たちってことなんですかね?この二人は。
そうなってくると、黒崎一家というのはまさにそういう人たちなんですが、それは考えすぎですかね・・・。
それにしても一心のTシャツ、思わず漢字を書き込みたくなります。
#38の意味が分からんけど。
#38歳か?

■アイシールド21
セナの師匠超え、そして一瞬停止したかのような陸の呟き、最後にセナの咆哮。
普段吼えないセナの咆哮ってのはぐっときますな。

■ナルト
サソリのボディ、グロすぎです(イヤー)。

■ムヒョとロージー
祝、今井さん生存(いや、絶対生きてると思ってましたが)。
是非また「草野!」と嗜めて頂きたいものです。
つか、本編は絶対絶命のピンチ。
まだまだ面白くなりそうです。

■テニプリ
テニプリを見て驚愕する確率・・・100%

■タカヤ
個人的にバーニング・ブラッドな感じです。
寸勁よりも10cmの爆弾を思い出す人です、自分。

■みえるひと
あずみの過去編はわりと早めに持ってきましたね。
つか、源五郎さんは生きてるひとなのか!
ひめのんはしみじみ良さが出てくるキャラかも。

■Dグレ
ぬお、ミランダ、見違えました!!
作者コメントでミランダから団服のデザイン変えていくそうですね。

■もて王サーガ
悪・即・斬(笑)。
つか、チョウジのマネあたりからかなり爆笑モードに入ってしまい、電車の中で笑いをこらえるのが辛かったです(実話)。
つか、お母さん(笑)。
そして「世界樹」で告白ってネギま!だよ!!
そして螺旋丸(笑)から、ゴムゴムの・・・爆笑した!!
おいなりかよ!!
つか、ページめくらせてそれはかなりキタ・・・。
今週も参りました。

交響詩篇 エウレカセブン 第17話「スカイ・ロック・ゲート」感想

2005-08-09 02:29:23 | エウレカセブン
今回もしみじみ面白かったエウレカセブン。
一見地味な展開のようにみえて、その実、きっちりと計算された構成に妙に嬉しくなっていたりして。

今回はやはりエウレカの心情変化に注目で、構成として非常に上手いなぁとしみじみ感心していたのが、楽しい気分の周りに集まるというスカイフィッシュと、楽しくない気分で沈んでいるエウレカの対比を二元的に表現している点で、スカイフィッシュ捕獲エピソードを通じてレントンとエウレカの新しい関係性が構築されていくんだなぁと感じさせるには十分な展開でした。

個人的には起承転結の「承」部分は各キャラの内面を描くと思っていて、そこは重要なんだけどテンポ良く行って欲しいなと思っていたので、ここでの早めの二人の関係性構築は個人的に嬉しいところ。
少しだけ距離が縮まった二人なら、この後今度は互いに意見をぶつけ合って喧嘩しちゃうよ、くらいの関係性までいけるといいなぁ。
それこそエウレカが感情をぶつけて怒る、とか初めて見たよ、なんてメンバーに言われるくらいに。
そんな二人が早く見たかったりもします。

また、何気に実は職人気質なニールのエピソードもしみじみ良くって、一抹の寂しさを感じさせる半面、現実感というか、地に足の着いたサイドストーリーみたいで、凄く丁寧に作られているなぁと改めて実感。

■エウレカの視点
前回をレントンの視点からエウレカとの関係性を描写してくれたわけで、関係性修復、というか新たな関係性を構築するファーストステップとしてレントンがエウレカに初めて自分が考えていることを伝える、というのをやってくれました。
ということで、今回はむしろ今回の方が「オボジット・ヴュー」か?と思わせるほど、反対のエウレカ視点、エウレカの心情描写がメインになってましたね。

この物語は謎部分も面白いですが、やっぱりレントンとエウレカの関係性の構築、ここが一番楽しみであり、面白い点だなぁと改めて実感しますね。

第15話「ヒューマン・ビヘイビュア」で見せた一連のエウレカの行動はやはり嫉妬で、今回特に面白いなと思ったのが、ヒルダさんの指摘で浮き上がる、「ニルバーシュと仲良くなったレントンへの嫉妬」なのか、それとも「レントンと仲良くなったニルバーシュ」への嫉妬なのか?という点ですよね。
特に後者の方は、そう来たか!って感じで、おお、レントンにも多少脈はあるんだ、なんてにやけてしまったのは内緒です(笑)。

■スカイフィッシュとエウレカ
今回の構成で上手いなぁと思って観ていたのが、楽しい気分の周りに集まるスカイフィッシュと、子供たちも遠慮して寄り付かないくらい沈んでいるエウレカの対比表現が同時進行していって、喧嘩していても?結局はエウレカの笑顔を思い浮かべちゃうレントンと、自分の気持ちに改めて気が付いたエウレカが、レントンの危機に瞬間的にシンクロするっていう展開、これって綺麗だなぁなんて、思ってました。

ニールが言うには
スカイフィッシュはコンパクドライブの傍で
楽しい気分でいる人に寄ってくるらしい


この言葉が本当に意味する、というか、メッセージとして伝えたかったのは、

楽しくなさそうな人の傍には誰も来ないって
スマイルスマイル!
ね!!

(by ギジェット)

という対人関係構築の基本の部分なんですよね。
作中テーマやメッセージを浮かび上がらせるには、その対極表現や対象を極端にすることでその効果が得られると思うのですが、この場合、エウレカという極端に感情の起伏がないヒロインがいることで、こういう大事なポイントを描くことができるというのが面白いですね。
だからこそ、感情の起伏が豊かな、そして最も視聴者サイドに近い?レントンとの関係性の構築っていうのが楽しみなんですよね。

冷たくされても、思い出すのはエウレカの笑顔ばっかりというレントンに癒されます(笑)。
#そして人の感情に左右する、もしくは語りかけるというトラパー、そしてそれを見分けるスカイフィッシュはしっかりレントンに反応。
#この辺も伏線なんだろうなぁきっと。
#ミーシャが呟いた人の心に語りかけるトラパー、その逆があるなら・・・というのをレントンが実証しそうですよね。

ということで、笑顔の戻ってきたエウレカと、また新しい関係性を構築する第一歩を踏み出した二人に、視聴後、妙に爽やかな気分になってみたり。
やっぱり次は喧嘩だな(笑)。

■おまけ
今回のエウレカの戸惑いは、嫉妬だけじゃなくて、レントンの告白も少なからず影響していたんじゃないかなと。
閉ざしている自分の心に入ってくるレントンに対して、どうしていいのか分からない、つかビックリしていて自分の気持ちを持て余している、そんな心情もあったのかな、なんて。
だから、その自分の気持ちについてヒルダの指摘を受けて嫉妬を含めてそれが「普通」なんだ、と納得できたのも、最後の笑顔につながっていたりするのかな。
結局、その笑顔に癒されるのは自分なんですが(笑)。

■ケンゴウとニール
エウレカセブンって表現的には人それぞれ受け取り方があるとは思いますが、僕個人としては大人キャラたちがいるってことが結構重要だな、と思うんですね。
それも完璧タイプじゃなくて、結構こういうタイプの人たちいるよ(笑)みたいなタイプの人が。

ゆえに今回のケンゴウとニールのやり取りなんかはしみじみ面白かったし、そこからプロとしてのプライドを覗かせる、そしてプロとしての実力をきちんと見せる、そして何より自分の父親もちゃんと彼なりに尊敬してるんだ、みたいな表現が凄く良くて、こういうサイドストーリーを綺麗に入れてくれるって凄いなと。

またプロとしての矜持、そして技術はあっても、時代に迎合できなかった等、実際に仕事を持っている身としてはしみじみ切ない話だったりもするんですよね。
時々思うんですが、エウレカセブンって子供向けというより、大人のほうがノスタルジーを感じたり、また違う部分で共感したり、時に切なかったりする、そういうストーリーだよなぁ、なんて思ってみちゃったりしますね。

またニールの職人気質なところを見せて、おじいちゃんを思い出させるあたり、次週への引きとしてもめっちゃ上手いよ、みたいな(笑)。

■レントンとアドロック
第2クールのもう一つの焦点は僕個人としてはレントンが父親であるアドロックの存在とどう折り合いをつけるか?にあるかな、と思っているので、今回ホランドが呟いた「発掘屋」が、次週登場して、そこでおじいちゃんやアドロックなんかの面影を重ねちゃうんだろうなぁ、なんて思ったり。

やっぱりこの作品って、こういうところを丁寧に描いてくれているというのが、僕個人としては凄く好きなんだなと改めて実感です。

次回はなんと2週空き(泣)。
2週も待てないっす!!ぎゃー。


交響詩篇エウレカセブン
DVD第2巻
2005/8/26発売
第3話~第6話を収録



ガンダムSEED DESTINY 第42話 「自由と正義と」 感想

2005-08-07 02:10:06 | ガンダムSEED DESTINY
これを待っていたんだよ!と言わんばかりの熱い展開に大満足の第42話「自由と正義と」。
前半をシンとキラのリベンジバトルで熱くエンタメ作品万歳と言わんばかりに盛り上げ、後半にはアスランの決意の瞬間を前作、そしてザフト復隊の回想を交えつつ物語のテーマ部分を大いに盛り上げてくれました。
またアスランだけでなく、随所に「自分で考え、決断する」というメッセージが盛り込まれていて、終盤へ向けてこのあたりのテーマも一気に収斂していきそうな予感です。
とにかくエンタメとしてもメッセージとしても熱かった今回、かなり楽しませて頂きました。

■ラクスから渡されるジャスティス
今回アスランがジャスティスに搭乗するまでに個人的に2つのポイントに触れてくれないかなと、もしそれに触れてくれたら個人的に大満足なんだけどな、と思っていた点、その2つが綺麗に描かれて、僕個人としては今回のアスランのジャスティス出撃、大満足、つか感激しました。

2つのうち、1つめは前作SEEDではアスランは第36話「正義の名のもとに」でジャスティスを父親のパトリックから受領していたのですが、DESTINYでは是非ともラクスから受け取る、それを是非やって欲しかったのです。
ここまで落とされて、全てを失いながらも、自分で立ち上がるところまで到達したアスランに、最後に手渡される正義という名の剣はラクスから渡されるというのがぐっと来る、しかも今回自分の期待を大きく超えていったのが、実はそれはキラ経由であったというところでしたね。
キラは自分が力を失ったときに守るための力を発揮できないことの辛さを自ら経験しているし、そして何よりきっとアスランが立ち直るであろうと信頼してジャスティスを届けようとするところが何気に熱かったですよ。

2つは目は、これも前作SEED第36話「正義の名のもとに」でアスランはラクスに「なら私を撃ちますか?ザフトのアスラン・ザラ」という問い掛けをしているのですが、このときのアスランはラクスに答えられなかったんですよね(それが次の行動のきっかけになったのですが)。
是非ともこの問い掛けを今作DESTINYではジャスティスに搭乗する際にやって欲しいとかなり強く思っていたんです。

君も俺はただ戦士でしかないと・・・そう言いたいのか?

それを決めるのも あなたですわ
恐いのは 閉ざされてしまう事
こうなのだ・・・ここまでだと・・・終えてしまう事です

傷ついた今のあなたにこれは残酷でしょう・・・

力はただ力です
そしてあなたは確かに戦士なのかもしれませんが・・・アスランでしょう?


ジャスティスという「力」を手渡そうとするラクスに対して、それは議長のように自分にただ戦士になれということか?と問うアスラン。
それに対して、確かにあなたは戦士としての「役割」を持っているかもしれない、「役割」に甘んじるのも、自分の意志で決めるのも、それは自分次第。
しかしその戦士という「役割」の前に、あなたはアスランという人間でしょう?と答えるラクス。
勝手に僕の脳内で補完してしまったのですが(笑)、こういう問い掛けをやってくれて本当に満足。

テーマとしてもDESTINYでは最終的には「自立・自律」みたいなところにスポットがあたるんじゃないか?と思っていたので、ここに来てその流れ、作中テーマとして暗示するストーリーが加速してきたようにも思えて、今回はこの辺、個人的にかなり満足です。

しかも、今回のアスランのジャスティス初出撃は、前作の迷いながらの初出撃ではなく、明確な答えを胸に出撃していったというのが何より熱いぜって感じです。

■そしてシン
キラ、そしてアスランと新たな決意を胸に主人公二人が続けて立ち上がり、残るシンに最後にスポットが当たる準備が整ったという感じでしょうか。
僕は当初は物語中盤くらいでシンの覚醒みたいなのをやるのかな?なんて思っていたのですが、キラにしてもアスランにしても再始動までここまでタメがあったわけで、それを描いてから最後にシンに収斂させていく、そういうことなのかもしれません。
ここまで来ると最後の覚醒というのは、後回しにされたというよりも、大事にタメられたという印象すら抱いてきました。

そういう意味では(僕が思っているだけですが)3人主人公制というのは今更ながら納得で、シンという前作の主人公たちでは描けなかった部分を担うIFストーリーの主人公が、物語中盤で同じ方向を向いてしまったのではどうかな(早すぎるな)?とも思いますし、「自立・自律」というテーマだけでなくいろんなテーマが最後に収斂されていく、そんな予感さえしてきます。

アプローチの仕方は全く違っていたけれども、たどり着きたい場所は同じだったんだ、みたいなのがあると個人的には満足かも。
僕の個人的な感覚なんだけれども、このDETINYという作品は全て観終わった後に、DVDなんかでまた一気に観直していくと、今は分かりづらく見える部分もすっきりと見えてきて、二度目に受ける印象は大分違って見えるんじゃないかなと思ったりしています。

■カガリ
シンとの対峙、個人的に非常に期待していたのですが、この展開は有り、というかこの方が良かったなと正直思いました。
というのも次回が「反撃の声」というタイトルでカガリの演説があるとすれば、やはりアカツキというMSはカガリが迷いながらも「力」を取ることも必要だと悟る象徴として使われたと思っていたので、カガリの見せ場はやはり今回は為政者としての演説部分になってくるんだ、というので非常に納得、つか、ずっとそれをやって欲しいと思っていたので、個人的にはシンに負けちゃうというのは当然だし、ここで何らかの決着が付かなくて良かったなと。

ユウナとの会話部分はやはり面白くて、第40話「黄金の意志」の感想で「責任」を放棄したユウナと、「責任」を果たすべく戻ってきたカガリの対比が面白いなんて書いていたのですが、今回はそれをカガリの言葉の中で明示してくれた、そんな感じで嬉しかったですね。

だからこそ、次回の「反撃の声」が楽しみで、どうやって停戦に持ち込むのか?為政者としてどう責任を果たしていくのか?この辺に期待しちゃいます。

またここでカガリの演説が入るとするならば、残るはラクス。
バトル面での主人公が前述の3人ならば、物語の重要部分のヒロインはこの二人で、是非ともこの二人から作中テーマに関わる演説が聞きたいと、たぶん放送当初あたりからずっと言ってきたことなので、そろそろ実現しそうな予感にかなりドキドキしそうです。

最終的には議長とラクスの演説があるともう大満足なんですけどね。

■自分で考えて、自分で決める
今回は「自立・自律」(と僕が勝手に呼んでいる)テーマをアスランを中心に、他のキャラでもさりげなく描いてくれていたのが熱かったです。

髪を下ろしてからずっと、僕の心を掴んで離さないメイリンたんですが、彼女の場合、脱出時にアスランの手をとったところで最初の決断をしているのですが、あの時は勢いもあったかもしれません。
しかし、今回改めて彼女自身に道を選択させたというのは面白いなと思うのです。
ミネルバや姉のルナと敵対ポジションに入るかもしれない、それでも選んだ、自分で決めたことだから、みたいな。

またネオについても同様。
彼自身も(フラガの記憶は無いとしても)色々と考えた末に戻ることを決断する、しかも登場の仕方がいかにもフラガちっくなエンタメでまた熱い。
あの「名言」まで出されたら、マリューさんじゃなくとも泣きたくなるってもんです(涙)。
DESTINYのマリューさんはほんと、イイ感じですな。

■レイとルナ
見方を間違えると、シンを巡る三角関係で駆け引きを展開中、みたいにも思えるんですが(笑)、レイがシンをどう見ているか?が終盤ポイントになったりしないかな。
議長の駒としての「役割」を果たさせるための先導者みたいな位置づけが強調されたかな?という描写でしたね。
個人的には、レイを自分の理解者だと信じているシンが、議長サイドからの離反を契機にレイと対峙するけれど、そこには議長絶対のレイがいて、「役割」を果たせないなら不要とか言ってシンとレイが対決する、みたいのを希望です。
邪魔者扱いされたヒロインが頑張ってしまうのは定石ですが、この作品の場合はそういう風に頑張っちゃうと危険なので、今からドキドキしてます。
彼女にも「自分で考えて 自分で決める」イベントが来ると信じているのですが、そのときは是非メイリンたんとの和解も描いて欲しいなぁ。
#つか、このままで終わらないよね(いろんな意味で)?

■ジェットストリームアタック
宇宙から降下してくるドム、何気にカッコいい!と思いました。
#モノアイ、動きすぎだ(笑)。
やっぱりドムは3機ですな。

で、ジェットストリームアタック!!
す、凄ぇ(笑)。
プリキュア・マーブルスクリュー並みに凄いです。
#つか、進化したジェットストリームアタックだから、例えるならプリキュア・マーブルスクリュー・スパークルか?

あのお姉さんはヒルダさんという名前なんですが、ヒルダだけどC.V.はタルホ姉さん、みたいな(笑)。
#日曜日作品ネタ増量中です。

■猫
うお、ジブやん、猫もきっちり持って(つか、人に持たせて)逃げてるよ(笑)。

■てぇー!!
今回の「vestige」をバックに展開されるバトルはエンタメ度満点でしたね。
特にアーサーとアマギさんの発射号令シンクロ、何気にカッコよかったっす。
#つか、新鮮でした。

■Sフリーダム
やっぱカッコいいっす。
ライフル連結、胸部ビーム、おまけに二刀流で登場、ドラグーンが使えないのは残念だけど、やっぱ燃えますね。
これは本当にMGが楽しみです。
#1/100も手を出しちゃいそう。
#いや、今回はIジャスティス、デスティニーもMG出たら買ってしまいそうです。
#買うことは買いますが、いつ作るか?ということについては、それはそれ、これはこれ、です。

いやー、今週面白かったです。
ラストまでこの勢いで楽しめるといいなぁ。

今週の絶チルとマガジン 36・37 合併号 感想

2005-08-06 01:49:11 | マガジン(とサンデー)感想
最近、サンデーを読みたい意識レベルが大分上がってきました。
それは間違いなく「絶チル」に起因するところが大きいわけですが、久米田先生もマガジンに来たので、椎名先生もマガジンでやってくれれば、個人的に楽なのにな、とかちょっぴり漫画読みとして、してはいけない考えを持ったことは内緒です。

■絶対可憐チルドレン
やっぱり面白いなぁ、絶チル。
今回は超強力でしかもサイコメトラーとしての超能力を持つ紫穂とそのお父さんのお話し、しかも短編読み切りスタイルでした。
これってテーマとしては凄く面白いというか、重いところもあるはずなんですが、この辺さすが椎名先生、ベテランの味です。
つか、マジで軽いノリはノリノリで生かしつつ、きちんと落ちるところに落ちる、18Pでこれだけ凝縮表現ってさすがだなぁ。

サイコメトラーでしかも世界最高峰と来れば、やっぱりその思考を読まれちゃったりするので、基本的には親でも恐れちゃう、そんなところが描かれちゃうのかな?と思っていたら、きっちりひっくり返してくれました。
なるほどぉ、ちょっぴり悲しいけれど、既に常人が心配するレベルの心配は既にこの親子の間ではクリアされていることだったんだね。

だからこそ、親は超能力者としての能力を最大限に使わせることで紫穂の存在意義を高めつつも、その高い能力を持っているからこそ親として純粋に信頼し、そして純粋に心配していたってオチが最高に読後感を爽やかにしてくれました。
また紫穂自身も、それを分かっているから、親に認められたくて頑張っているんじゃなくて、父親のために頑張れちゃう、そういう関係性を常人レベルから超越して築いているようにみえて、実はそれって普通の親子関係として大事なところだったりするあたり、上手いなぁ。

ラストカットで、親には紫穂が心を開いていることが分かっているんだけど、それでも皆本の腕を握り締めている紫穂のカットがまた良いんですよねぇ(しみじみ)。
親以外で心を開いているのはなんだかんだ言っても皆本なんだよ、みたいな。
こういうのをさりげなくやってくれんで僕はこの絶チル、好きなんだよなぁ。
早く単行本でないかな。
#先週か今週か忘れたけど「ベビーフェイス」のカットがチラッと入ってなかった?

ここからはマガジン感想です。

■ネギま!
小太郎とクウネル(仮)とのバトル、ここは展開を一気に進めるためにあっという間に決着が付いちゃったけど、ここでの伏線というか、小太郎の心情表現とか赤松先生もさすがに上手いなぁと素直に感心。
赤松先生も短い展開の中でストーリーを凝縮させるの上手いんですよね。
特に小太郎がネギにこだわる理由とか、その後の更なる成長の予感とか、全く持ってこの組み合わせがサイコロ振って決められたとは思えないほど、いい感じでストーリーが組まれてるなと。
とりあえず僕も千鶴姉に看病して欲し(略)。

■エア・ギア
面白い。
面白いっす。
イッキの成長の仕方が面白いっす!
ベヒーモス戦の超絶バトルとはまた違って、イッキが静かに覚醒していってる感じがひしひしと伝わってくるですよ。

やっぱり塔の上に登ったのは、父親に見つけて欲しい、もしくは見つけたかったってことなんでしょうか?
確か梨花姉の回想では、南のおじさんにイッキを頼むと託された、みたいな感じだったので、そうなってくるとハガレンのホーエンハイム級に重要ポジションとして登場したりして(妄想)。

それにしても、カラー扉のリンゴ、かわいいってば。ほんと。
大暮先生はこういう絵をモノにしてから、また画力が上がってしまわれたような気がします。

人気投票のポチョムキンは何ていうか、票が割れると思います(笑)。

■絶望先生
どこからどう突っ込んでいいのか、つか、突っ込みどころが多すぎて腰抜けそうです(笑)。
とりあえず今回は、SEED系を見ている人&げんしけんを読んでいる人は必読、つかSEED見てないと突っ込めないよ(笑)。
アララギ派か?シラカバ派か?という問いに、分からないけどしいて言えばアス×カガです、と答える藤吉(ふじょし)さんが素敵過ぎる。
ちなみにシータさんに教えて貰ったのですが、ファフナーネタもありましたが、自分、気が付きませんでした。
そんな自分に、絶望した!!

■一歩
絶句・・・。

■トト
団長だけじゃなく、男鶏団の全員登場に思わず目頭が熱くなる(涙)。
団長、マジで良い漢だったので、この復活は素直に嬉しいし、展開としてめっちゃ面白い。
久々にトトで熱くなれました。
#ってやっぱり男鶏団が出てる時が面白いと感じるんだな、自分。
後は、奴がアリスの兄貴だった、という設定だとまた熱いかも・・・。

■ウミショー
毎回、びみょーにエ○いです(笑)。
でもそういうのが好きです(あれ)。

■その他
赤松先生の日記を読んでビックリしたのですが、RAVEの真島先生は6年間、一度も原稿を落としたことがないそうです。
驚愕。週間連載でそれってほんとに凄い!!

蒼穹のファフナー ドラマCD 発売決定!!

2005-08-04 00:33:17 | 蒼穹のファフナー
コメント欄で教えて頂いたのですが、「蒼穹のファフナー」の公式HPに動きがありましたね。
しかも「RIGHT OF LEFT」のイメージソングであるangelaの「DEAD SET」が発売された8/3に更新とは、やってくれます。
#つか、めちゃ嬉しいんですけど。

ドラマCD「蒼穹のファフナー」 発売決定!

しかも2巻ですよ。
つか、それよりも何よりも、いやもう当然というべきか、冲方丁先生書下ろしの完全オリジナルストーリーということじゃないですか!!
なら、買うしかないじゃないか!!
#って作品違っ。

発売日はこんな感じみたいです。

Vol.1 2005年10月26日(予定)
Vol.2 2006年1月(予定)

はうぅ、何で放送終了からこんなに経つのに、蒼穹のファフナーとはかくもファンの心を掴んで離さないのか・・・。
「RIGHT OF LEFT」へ向けて、また盛り上がりそうですね(しみじみ幸せ)。

っしゃあ、angelaの「DEAD SET」を聴いて、今から気分を高めるぜ!!
・・・って、なぜかまだ届いてないよ(泣)。
#つか同時配送にしているから「君は僕に似ている」も届いてない(泣)。

ああ、何か嬉しいやらドキドキやらで落ち着かない(笑)。


DEAD SET
2005/8/3発売
蒼穹のファフナー
RIGHT OF LEFT
-single program-
イメージソング
angela





今週のジャンプ 35号 感想

2005-08-03 01:00:47 | ジャンプ感想
やはり今回はなんだかんだ言ってもいちご100%の最終回。表紙でもセンターカラーでもなかったけれど、綺麗に終わらせてくれました。
個人的には不完全燃焼かな?と思うところもあるけれど、それはそれ、これはこれ、きちんとストーリーが完結するって大事ですよね。
是非とも番外編は美鈴100%でやって欲しい(違)。

■いちご100%
3年半という連載期間が奇しくも真中たちが中学3年生から連載開始して卒業するまでの期間=3年半とシンクロしていたり、コミックス第1巻で大草に「真中に恋愛は10年早い」と言われて、そして作中丁度10年経過した時に最終カットで西野と結ばれる最終回というのは、何気に感慨深いものがありました。

いちご100%って作品はいろいろと言われちゃう作品だったなとは思うんですが、僕は結構好きで実はこれが無くなったら来週からちょっと寂しいなと思ったり思わなかったり(どっちやねん)。
とは言え、どなたかが仰っていたのですが、作品というのは終わらせることもとても大切だというのは結構納得で、打ち切りの激しいジャンプの中で浮き沈みを繰り返しながらも、河下先生の美麗作画のように綺麗に終わらせてくれたのは、ずっと読んできた一読者としても嬉しいところです。

個人的には東城が部室で扉越しに告白したシーンから、次は真中の顔を見て告白する、というシーンまであったらなぁとも思うのですが、欲を言えばそういう意味で東城の気持ちがもう一回殻を突き抜けるくらいのシーンを見てみたかったかな。

なんにせよ、僕がいちご100%を楽しむことができたのも、やはりいちごと言えばこの人というほどジャンプ感想界にその名を轟かす「マンガがあればいーのだ。」のたかすぃさんのおかげです。
たかすぃさんありがとう、そしてフォーエバー(って終わりじゃないよ)。

たかすぃさんの最終回特集はいちご100%を(西野メインで)振り返るにはこれ以上ないというほど纏まっているので、ご興味のある方は是非。

そして、今回は祭りを1週間以上開催されるそうなので、今回は僕も是非遊びに行ってみようと思います。
#つか、たかすぃさんは夏休みをこれに全力投球しそうな気がします(笑)。

ということで是非とも番外編は美鈴100%でやって欲しい(二回言った)。
河下先生、お疲れ様でした。

■リボーン
なぜ、リボーン感想をこの位置に持ってきたかお分かりですか?
そう、それはいちごの後だからです。
そう、いちご100%では途中まで本命と思われていた東城ではなく、西野と結ばれるという最終回でした。

・・・ならばリボーンでそういう展開になってもおかしくはないんじゃないですか?
#って誰に問うているのだ、自分よ。

・・・つまり正ヒロインの京子ちゃんではなく、裏?ヒロインのハルちゃんが選ばれるという展開も十分にあるわけですよ。
#いや、それはそれ、これはこれ、だから、自分よ。

つか、ハルちゃんが出てきたときのお話のまとまり具合はやっぱり良くて、例えランボが出てきても話がまとまるって凄いんですよ。
#って、僕はえらい低いレベルで話ししてるのかな?かな?

つか、ハルちゃんのそういうわけのわからないエネルギーが好きです。



■もて王サーガ
太臓が「懸垂告白」をした日に、いちご100%が最終回かぁ、何か感慨深いですね(えー)。
#つか、大亜門先生、これは河下先生に送る最高のエールだと思います、たぶん。

それにしても「バスケがしたいです」で爆笑したことは内緒です。

■テニプリ
何かだんだんテニプリが好きになってきました。

■ナルト
うお、サクラ、凄いよ!!
つか、今までのサクラを想像しちゃうんで、余計に緊張感があって良いかも。
大ゴマの使い方とかほんと上手いっすねぇ。カッコいい。
ナルトも色々言われることがあるんですが、それでもやっぱり分かりやすく迫力あるバトルってのはジャンプの醍醐味だし、そりゃメインターゲット層には絶対受けるわなぁ、と改めて納得。
ちなみにナルトは単行本で一気に読むことをお勧めします。
#僕はそれでナルト好きになったクチです。

■アイシールド21

チャンスなんざ最初からここしか無かったんだよ

カッコいい~。
ここから先のコマ送りバトルがまたカッコいいですよね。
しかも、読んだヒル魔や飛び込むモン太もカッコいいけど、読まれてもなおテクニックと鉄馬を信じてパスを出すキッド、この対決もカッコいいよね。

■ブリーチ
今週で平子が完全に僕の敵になりました。
#織姫に気安く抱きついてんじゃn(略)。

ここからは最近お気に入りの3作品を。

■ムヒョとロージー
最近のムヒョとロージーは画力もかなり上がったし、もともとあったストーリー性も磨かれてきたし、今回はバトルも面白いし、エンチューが出てきてムヒョを巡る乙女草野との三角関係は再発するし(違)、やっぱり面白いですねぇ。
つか、このタイミングでエンチュー登場とは、ほんと上手いなぁ。
個人的に今ジャンプで何気に一番楽しみにしてます。

■ネウロ
ネウロも一見無茶苦茶な展開で圧倒されちゃうよ!!みたいなところはあるんですが、お話しの展開のさせ方とか、実は何気に上手いですよね。
X編の導入部分も相対的に恐怖感をアップさせてたり、今回もきちんとインターバルを入れることで、次の展開に弥子ちゃんが入れるようにしてたりと、実は話の展開のさせ方がとても上手い人なんじゃないかと最近思ったりします。
つか、推理部分より、そういうところの方がほんとに上手いっすよ。
#でも推理部分があるからあのドーピングコンソメスープも生まれたわけだし、相乗効果だなこれは(笑)。

つか、あかねたん(笑)。
いや、あんたも最高です。

■みえるひと
この作者も純粋にストーリー勝負できる人なんですけど、明らかにバトルに振ってるのは意外と正解なのかもしれないなぁなんて思ったり。
やっぱり最初の10週を勝ち抜くことが大事だし、ジャンプのメインターゲットを考えるにその方が掴みやすいことは間違いないですもんね。
バトルで勢いをつけて、ひめのんのキャラも立たせる、そしたら色々できるようになるもんなぁ。
僕個人としては非常に好きなマンガなんで、是非ともじっくり成長していって欲しいところです。

私には君がみえるもん
ボロボロの君が・・・!!
今だって私の目の前にいるもん!!
ほっとけないよ!!


やはりキープレイヤーはひめのんで、みえるんだけどさわれない、ここが物語りとしてポイントになるというか、大事にして欲しいところですね。
ということで読みきりのときのOLのお姉さん(幽霊)プリーズ。
#ってそこかよ。

交響詩篇 エウレカセブン 第16話「オポジット・ヴュー」感想

2005-08-02 02:19:45 | エウレカセブン
今回も意味深な表現が多くて、知らない間にたくさん伏線が張られた気がするんですが(笑)、基本となるレントンとエウレカの相互理解第一歩となるか?みたいなところはかなり面白いなぁと感じました。
起承転結の「承」部分は割りと早めに谷を抜けて欲しい、みたいなことを書いていたのですが今回のラストにはそれを暗示する部分もあって、(まだ第2クール始まったばかりだから楽観視?はできないけれど)、レントンとエウレカの関係性がどうやって構築されていくのか?この辺は純粋に楽しみですね。

■レントンとエウレカの関係性の構築

僕思うんだ
君ともうずっと一緒にいるのに
僕君の事
君の気持ち全然分かってない
もっと僕分かりたいんだ
君の事
だって・・・


いつにも増して無表情?無愛想?なエウレカに対して、時には自慢?しつつ、時には落としつつ、何とか気を引こうとするレントン。
こんな滑りっぱなしのレントンが観ていて非常に痛々しく、またニヤニヤしちゃうところなんですが、こういうモヤモヤを経て、本編でようやくそして初めてに近い形でレントンがエウレカの正面、というか内面に触れていこうと決心したっていうのが凄く良いですね。

この物語の面白さの一つに、レントンとエウレカの関係性の構築といのがあると思っているのですが、最初はレントン、エウレカに一目惚れしちゃったりするし、一方的に告白したりするわけだけど、実は今のところまだ内面については殆ど理解できていない、そういう現状があるんですよね。
#第9話の「ペーパームーン・シャイン」ではエウレカの内面に触れるところまでは行ったかな?
#あれも良かったなぁ。

「信じる」という言葉も、当初はエウレカ自身を信じたわけじゃなくて、お姉ちゃんの言葉を信じた(そうすることでお姉ちゃんに会えると信じているから)わけだし、エウレカ自身もニルバーシュがレントンを必要としているから信じると言っているわけで、第1クールのレントンとエウレカの関係性は基本的には勢いで作られたものですよね。

だからこういう「承」のタイミングで、一歩踏み込んだ関係性を構築するっているうのが第2クールは面白くなりそうですね。
#第5話の感想の時に、機械の声が聞こえる件について、レントンが実際は聞こえてないのをエウレカに責められるかな?と思っていたけど、それを自ら告白しちゃうレントンってやっぱり良いなぁ。
#こういうコミュニケーションの取り方は個人的に好きかも。

第2クールではまずレントンからアプローチがあったんで、今度は逆にエウレカがレントンの内面に興味を持つ表現があったり、レントンやエウレカが自分たちの過去(特にレントンは父親絡みで)と折り合いをつけて立ち上がる、なんてプロセスが描かれるといいなぁなんて。
#特にエウレカから父親と比較されて悩むレントンに「レントンはレントンでしょ」みたいな台詞があるとめっちゃ熱いんですが。
#かなり妄想が先走ってますね(笑)。根拠無いんで信じないでください。

■夢の共有
どうもレントンとエウレカ、そしてアネモネは「コーラリアン」での現象に近い感じで夢の共有をしちゃった感じですね。
やけに清潔に見える建物はあれも含めてレントンの夢だって解釈かな。
#「オポジット・ヴュー」とは正反対の視点、ここでは夢を指すのか?
#けれども正反対であるはずの夢が実は現実として共有されていた?

このシーン抽象表現が多すぎて、現時点では分からないことが多すぎ(笑)。
ソファーの表現ひとつとってみても、複座はニルバーシュ?単座はタイプ・ジ・エンド?じゃあ、対面になってるのは?やっぱりそれは対話が必要ということなのか?とか色んな意味にとれちゃうなぁ。
この辺は本編が進んで「そういうことか」というのを素直に待った方が無難かな?

ただニルバーシュが発掘された場所(ですよね、違ったかな?)でエウレカが眠くなる、そして夢を見ないと言っていたエウレカと夢の中で出会ったということ、それだけに留まらずアネモネにも出会ったということ、それがどういうつながりで来るのか、純粋に楽しみです。

■後は色々と

■ドミニク
今回苦しむアネモネを見ながら、ひょっとしたらドミニクはアネモネ絡みでデューイの下を離れるんじゃないかな?などと妄想。
アネモネ自身現状、かなり救いがない感じで描かれちゃってるんで、ドミニクも切ないよなぁ。厄介な女に惚れたもんです。

■LFO
そういえばLFOって基本的に発掘されるんだった・・・。
じゃあ、いったい発掘される前は誰が乗っていたんだろう・・・?

■アネモネのパンツ
つかスパッツ?
コミックス版第1巻のエウレカのと同じだ(笑)。

■小中千昭さん
今回の脚本担当の小中千昭さんはもともと怪奇・怪談ものがお得意らしく、そういわれてみれば納得なつくりでした。

■佐藤直紀さん
エウレカセブンは音楽もかなり良いのですが、今回は重厚な感じでまた良かったですね。
実は最近娘とプリキュア見るようになって気が付いたのですが、プリキュアの音楽も担当されているんですね。
つか、この方、かなりの作品を手がけられている方で今だと「海猿」の音楽も担当されているんですね。
すごいっす。


交響詩篇エウレカセブン
DVD第2巻
2005/8/26発売
第3話~第6話を収録