蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

今週のジャンプ 39号 感想

2005-08-30 23:10:41 | ジャンプ感想
丁度去年の第39号の記事にタイミングよくコメントを頂いたので、恐らくそれをJ-LINKS側で更新と判断されたんでしょうね、アクセス解析見たらJ-LINKSから沢山の人に見に来て頂いてました。
全く期待に応えられてなくて申し訳ないです。
#ちなみに去年の第39号では金未来杯で「切法師」が掲載されていました。懐かしい。

■テニプリ
先週、何か物足りないと思っていたらテニプリが休載だったんだ・・・、なんて結構(色んな意味で)自分の中で影響力が大きいと再認識したテニプリ。
やはりガンダムでも真対偽の戦いが佳境ですから、テニプリでそういう展開になっても何ら不思議ではない(違)。
やっぱり「その方の姿に騙されてはいけません」というラクス語りを入れて欲しいですね。
#つか絶対騙されない。

■アイシールド21
モン太の涙にもらい泣きしそうになりました。
いやもう、期待させといての西部勝利だったので思わず「えっ!?」と思ったのですがそれすら狙いどおりってことですか。
敗者復活ってのいうのは負けたけど王道ですね。

■ブリーチ
織姫カッコいいよぅ。
#結局通用しないんだけど、そこがまた良し(え)。
#個人的にはソックスは白より紺の方が好きなんですが(聞いてない、そんなこと)。
いきなりの卍解ってことは、卍解が破られるか、卍解でも一撃では倒せない、それほどの強敵という描き方なんでしょうけれども、またインフレ展開になってしまうのかな。
石田にはパワーアップ伏線が貼られたし、今回の織姫にしても結局一護に助けられた=修行して強くなる伏線(チャドも同じ)だと思うのですが、さすがに追いつけないないか?

■ナルト
やっぱり蠍印が本体っぽいですね。
それにしてもラストのサクラのカットはうおって感じでカッコ良さげ。
刺されたけど、そこで本体捕まえて蠍印破壊か?
肉を切らせて骨を断つ?

■Dグレ
祝!リナリーたんの新制服はまたしてもミニスカ。
そして恐らく「リナリーにパンチラ無し」の名言も続行されることでしょう。

■ムヒョとロージー
エピローグちっくなお話でした。
ビコが木苺に水をやっているシーンは中々に切ないですね。
#何気に小さな虹がかかっているあたり「闇の中の虹」にかかっていて余計切ない。
さて、ヨイチが無駄にナナちゃん(E)を思い出しているので、そろそろナナちゃん(E)も出番?
ということは一応日常パートに戻るのかな。
それにしても今回の影の功労者は最初から最後まで今井さんだったと思う。
何せ不死身だから。
そんな今井さんが好きです。

■ネウロ
胡散臭いドロボウ姿の弥子ちゃんが好きです。
#例によって推理部分はスルーしてますが(笑)。

■みえるひと
あずみちゃんお母さん話は重くするわけではなく、軽めに終了。
やっぱりこの作品はひめのんがどうお話に関わってくるかで感動度合いが変わってくると思うので、ひめのんに頑張って欲しいところですね。

■ワンピ
やってしまった、力の数値化。
これをやっちゃうと数値に振り回されちゃう気がするんですけど、やっぱりこの方がメイン読者には受けるんだろうなぁ。

■切法師
いや、ちょうど去年の39号で掲載されていたので懐かしくて。
村人を引き連れて新天地目指してひたすら歩く、歩く、歩く、なんていう冲方丁さんの「カオス・レギオン02」やネビル・シュートの「パイドパイパー」みたいな展開だと面白いかなとも思ったんですが、さすがにそれは期待しすぎかな。

■ボーボボ
ツルリーナは今週から鮎置ヴォイスに変換済みです。
子安ボーボボとの対決はゼクス対トレーズなのか・・・ある意味凄いです。

交響詩篇 エウレカセブン 第19話「アクペリエンス・2」感想

2005-08-30 01:08:45 | エウレカセブン
第12話の「アクペリエンス・1」がレントンの夢の中だったのに対して、今回の「アクペリエンス・2」はエウレカの夢の中が表現されるという対比表現。
第12話ではレントンを精神世界から引っ張りあげたのがエウレカだったのに対して、今度はそのエウレカをレントンが引っ張りあげるというのは、展開的に希望していただけに嬉しかったんですが、第12話との違いはそこで終わらなかったこと。
ホランドの最後の言葉にかなりシリアスなドキドキを抱えたまま次週へ。
うわー、気になる。

■エウレカの追体験
第12話の「アクペリエンス・1」ではレントンの精神世界の話が展開されましたが、その後の感想で僕は個人的にあの世界っていうのは「レントンのこれまでの経験を追体験する」ためのものだったんじゃないかな、というのを書きました。
そう考えると、今回の「アクペリエンス・2」ではやはりエウレカの精神世界、今考えていることの「追体験」になっているんじゃないかと思うんですね。

そろそろエウレカの素性も何となく見えてきたところではあるんですが、彼女は今「境界」にいるとも取れますよね。
恐らくコーラリアンに関連するのがエウレカだと思うのですが、それと人間というポジションの「境界」にいる、そんな感じがします。

これまではその「境界」のラインを自分の殻を保つことでしっかりと意識できていたのに、レントンと出会ったことによって自分の異質さに気が付いてしまった、というか、人間とコーラリアンサイドで「境界」があやふやになってしまったんじゃないかなぁ。
ゆえに、人間サイドであるレントン、そして子供たちに拒絶されたと思ってしまったエウレカはその「境界」がコーラリアンサイドに振れてしまった、だからスカブに取り込まれそうになる(コーラリアンサイドに行ってしまう、融けてしまう)という現象に至ったんじゃないかと、勝手に大暴走・大妄想です。
#ゆえに信じないでください(笑)。

■第2クールのポイント
第15話「ヒューマン・ビヘイヴュア」の感想を書いたときにこんなことを書きました。

エウレカは今嫉妬だけじゃなくて、調子が上がらないことで焦りなんかも感じているはずだから、そういう中でエウレカが自分自身を見失っちゃう、それもレントンの影響で、みたいな展開をしつつ、第1クールではエウレカがレントンを引っ張りあげたように、第2クールのラストでは自分を見失うエウレカを同じく暴走して見失いそうになるレントンが気が付くことで、今度はエウレカの手を引っ張り挙げる、そんな展開があると個人的には嬉しいなと。

個人的にはこの展開をやってくれたんでひとつ満足なんですが、やはりここからもう一回、互いに引っ張りあげる、そういうイベントがあって第2クールとしては完結しそうな気がしています。
それはもうひとつ、レントンの成長と暴走がこの第2クールのポイントだと思っているから。

起承転結の「承」部分は内面にスポットを当てると思っているから、きっとその負の部分から立ち直るまでをやるとするならば、もう一回レントンに試練があって、エウレカとともにラストあたりで浮上する、そういうのをやって欲しいですね。

同じく第15話の感想で、第2クールのポイントとして

自分の居場所、存在理由を証明したいレントンと
自分の居場所、存在理由を奪われたくないエウレカの
二人の距離感が見所なんじゃないかな。


と書いているので、そこは変わらず見て行きたいと思います。

そういう意味で、「白紙の本」はやはりエウレカ自身を指していて、今まで殻を保ってきたけど、それが揺らぎ始めて人間的な部分を探そうとしたけれども、今の自分には何も無い、そんな「自分探し」に入っているんじゃないですかね。

■基本は
そうは言っても、DVD第2巻の解説でシリーズ構成の佐藤大さんがコメントされてましたが、基本は「ボーイ・ミーツ・ガール」だから、なんてことを仰っていたので、やっぱりレントンとエウレカの関係性の構築にスポットを当ててみていくのはやっぱり間違いじゃなかったなと確信しました。
このDVD2巻の解説は非常に興味深かったので、別記事を起こすことを検討中です。
第1クールのボックスの切り方とか、ばっちり当たってたんで個人的にはその辺も嬉しかったり。

■ホランド
これも別記事にしようと思っているんですが、DVD2巻の解説で制作サイドとしてはホランドの「逃げ」を描くことが、実は制作サイド自身が「逃げ」と向き合うことに挑戦している、とあったので、やはりホランドの態度は制作上狙ってのことなんだと改めて実感。
偶像視されるヒーローと、その内面、この辺はダイアンとの過去が明らかになれば自ずと見えてくるところだと思うので、彼の言動も後の展開を見て納得できるといいなと思います。

■それにしても
髪を下ろしたエウレカも可愛い。
メイリンたんといい、エウレカといい、どうしてこうも髪を下ろしたら可愛いですかね(ってそんなとこしか見てないのか、自分)。