5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

野菜が値上がり

2013-01-10 21:42:43 | たべもの
野菜が値上がりをしているらしい。大手スーパーが野菜の安売りキャンペーンをするようだということも昨日のわが食卓の話題になった。量はすくなくても毎日食べるものだから、年金家庭に値上がりはキツイ。

NHKTVの夜のニュースでも最近の全国的な野菜高騰を取り上げていた。値上がりは去年の同時期に比べて、平均2割から4割ほど割高。ピーマン60円、キャベツ100円、レタス100円、ホウレン草50円、葱50円と軒並みアップである。原因は例年にない冷え込みで先月から生産が遅れてしまい、例年よりも1~2割が出荷できない状態なのだという。農水省の決めた野菜14品目のうち、1月後半も値上がりが続くものは葉ものを中心に半分以上だというから、主婦の悩みはしばらく続くというわけだ。

NHKの静岡のローカルニュースでも、この野菜高騰が取り上げられている。

こちらは県内スーパーでは客足つなぎ止め努力が取材されているが、浜松の大手スーパーでは野菜を小分けにして価格を低く抑えて販売。たとえば、特に値上がりの激しいキャベツは半分カット、4分の1カットを提供して、必要量だけ選べるように工夫している。静岡のスーパーは昨日から野菜安売りを開始。仕入れ値に近い赤字覚悟の安値販売だが、これが評判を読んで在庫がなくなるほどの売れ行きを示しているという。野菜は高止まり気味というのだから、スーパーの客寄せ企画もそうは長く続かないかもしれない。

さて、先の全国ニュースでは、出費を抑えて栄養を取ろうということで、野菜ソムリエのアドバイスも放送した。高い葉ものの代わりに値上がりのないレンコン、じゃがいも、たまねぎといった野菜を食べること。たとえば、株は葉と一緒に買って、身は単色野菜、葉は緑黄色野菜として一緒に食べると良いという。ソムリエが作ったのはこうした野菜を使った「冬野菜のポトフ」だ。味付けが難しそうだが、熱々なら食べられるだろう。

野菜を取るする方法として「つけもの」を利用することも良いというアドバイスもあった。白菜を使うキムチもよかろう。少し高いがカプサイシン摂取効果もありそうだから、また買ってこよう。NHKの女性キャスターは「知恵と工夫で乗り切りましょう」と締めくくった。彼女も家庭の主婦のひとりなわけである。

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