撮って置きの日々

北海道 旭川写真 @ 旭川3sen6gouの まりあ

1068. 旭川・ナナカマドの街・冬

2006-12-19 23:56:24 | Weblog

① 12/16 6条9丁目、グランドホテルと、旭川市民の木ナナカマド。


② 12/16 5条8丁目、ホテルクレッセント前の、雪のナナカマド。

③ 12/16 今回のこの記事は、すべて緑橋通り。 この通りのナナカマドの大木。


④ 12/16 4条8丁目、信金横の井上靖文学碑。 黒御影石、直筆の碑文を紹介する。

  私は十七歳の、この町で生まれ、いま、百歳の、この町を歩く。
  すべては、大きく変ったが、ただ一つ、変らぬものありとすれば、
  それは、雪をかぶったナナカマドの、あの赤い実の洋燈(ランプ)。
  一歩一歩、その汚れなき光に、足許を照らされて行く。
  現実と夢幻が、このように、ぴったりと、調和した例を知らない。
  ああ、北の王都、旭川の、常に天を望む、凛乎たる詩精神。
  それを縁どる、雪をかぶったナナカマドの、あの赤い実の洋燈。
                                井上  靖
       ★ 旭川市 井上 靖 記念館 HP
 


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39 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
餅花? (kobekatu)
2006-12-20 00:29:32
雪国の小正月に飾ってある 餅花って言うんでしたっけ・・・見えません? 豪快な過ぎるくらいの造りですけど。
または、赤い実のイルミネーション。
大通りの両サイドに植わってるんでしょう?ほんとに大木だし豪快ですね。
 神戸は22日までルミナリエ中です。震災の年から追悼の催しとともに続いています。
 (しばらく元気がなくってコメントできませんでしたけれど、いつも楽しみに拝見させていただいてました。 寒気を物ともされずに、毎日アップを続けてくださるタフさに感謝!です。)
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kobe katu さんへ (まりあ)
2006-12-20 01:38:09
ええ、あのお正月の餅花に見えます・・・。 大きな餅花だね~!
井上靖は、「赤い実の洋燈(ランプ)」と言ってます。 彼は、イルミネーションなど言う言葉は、知らなかったことでしょうから~。

ルミナリエは人でごった返しているそうですね。

体調、本調子じゃないのですか~。 おだいじになさってください。
見てくださっていることで十分アリガト~ですヨ~。
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新しく出来たのでしょうか???? (husako)
2006-12-20 01:43:02
旭川信金本店前に、前からありましたか???
気がつきませんでした。。。

②の、クレセントのナナかまど、綺麗に、取れましたね。。。とっても好きです。
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husako さんへ (まりあ)
2006-12-20 02:49:03
旭川開基100年記念の年(1990年、H2年)に、靖夫婦が来旭してこの文学碑の除幕をしています。
だから、この文学碑は16年前からここに存在していることになりますよ。

クレセントホテル前の雪のナナカマドは私のブログのスタート1番記事です。 そして毎冬12月に撮っていて、今冬で3回目です。
マイブログの周年を数える目安となる、記念の被写体なんですよ~。
ありがとうゴザイマス~。
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ナナカマド (tetu)
2006-12-20 02:55:29
 井上靖が旭川とは、気付きませんでした。
 ナナカマドの実がこんなに大きかったかと感じています。赤は出てくる色だから大きく見えるのかなあ。大変大きく見えます。
 真っ白の世界に、レンガの色に、真っ赤な自然界の色とそれに、ホテルの緑のテントと、その調和がいいですね。
 赤い実は鳥が食べにきませんか。
 それにしても大きな木に成長したものですね。
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tetu さんへ (まりあ)
2006-12-20 03:42:40
父親が旧陸軍第7師団の軍医だったので、旭川市春光町の将校住宅で誕生したが、翌年には伊豆の祖母のもとへ行ったようですから、ここで生まれたというだけなんですヨ~。

ナナカマドの一粒一粒は小さいですよ。 それが集まって房のようになっているので・・・。

濃い壁をバックに選んで撮りましたよ。 雪を乗せた赤い実の映りがいいように感じて・・・。

小鳥が食べますよ。 いずれなくなります。

ここの木は年数が経ってますので、もう老木ですね。
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生まれた処へのこだわり (fumi-basan)
2006-12-20 10:21:45
彼らしいですね。
「しろばんば」の伊豆へのこだわりも好きですが、旭川には叶わぬ家庭へのこだわりとかが、いろんな風景への気持ちにある気がしますが?!

赤い実は冬の旭川のシンボル?!
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ふみさんへ  (まりあ)
2006-12-20 10:53:58
ただ出生地というだけですが、なんらかのおもいはあったのでしょう・・・。
ずっと両親とは離れての生活で・・・。

旭川関連の作品は、当然『幼き日のこと』だけのようです。
これは、井上靖通りに文学碑になっています。
あのナナカマド並木のある通りです。
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思い出の地 (花散歩)
2006-12-20 13:02:00
まりあさま、今日は。
旭川の木「ナナカマド」立派に枝を広げ、赤い実をいっぱいつけて、その枝に白い雪。まりあさんの記念すべき①番、思い出の地からですね!(①拝見しました)

旭川は、広くて整然としてお洒落な北の町なんですね。まるで外国のようです。

井上靖氏が旭川の出身との事、ブログでいろいろ勉強させていただけ嬉しいです。
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このホテル (ブラック・ジュッキ)
2006-12-20 13:33:21
おーっ、このホテルで去年は日本のてんかん(epilepsy)学会があったんです。一応発表もしたりして。その2年前は母校の旭川東の同窓会がここを大会場にして行われました。高校はそこから歩いて5分ですからね。なんかかんかの理由でこのホテルには馴染みです。なんか写真を見るとまた帰ってきたような気になります。今度ここに実際に来るのはいつの日か。
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