2月18日(日) 第5期(平成29年度)わんぱく自然塾の卒塾式を迎えた。 卒塾生は30名であるがインフルエンザ、発表会等の重複で26名の参加となった。
最後の受付
全員集合!
記念植樹(イロハモミジ)の掘り起こし、移動、定植。記念プレート書き込み、ドラム缶ピザづくり、卒塾証書の授与が執り行われた。市内12校、市外1校の小学生(4年生~6年生)が1年間(全6回)様々な自然体験プログラムを共有した。
(植樹用の苗木を掘りにリヤカーで現場に向かう)
掘り出した苗木を積み定植場に(リヤカーを引くのが好きだ)苗木のほかに人間も積んでいる。
掘り起こし
くい打ち
年齢も学校も違う子供たちが一堂に会し、「自然の中で群れて遊ぶ」ことを実践している。 13校中たった一人で参加している児童は8名もいる。スタート当初(25年度)参加学校は8校で参加人数も23名であった。 当会の知名度も低く、市内20校ある全小学生を対象にした自然体験、しかも1年間を通じた自然塾というものは過去になかった。
自分で生地にトッピング
ドラム缶ピザを焼く
各自記念プレートに名前を記入
2本の記念樹にプレート設置
(風が強くなったので囲炉裏がある五郎助庵にて卒塾証書の授与を行った。)
担当者と全校を廻り、チラシと趣意書を配布し、ぜひ子供たちに参加してくれるようお願いした。回を重ねるほどに学校側の反応も良好となり、参加者の数も増え、ここ1,2年は募集開始、数日で定員(30名)に達するようになった。3年連続で参加した児童には「里山名人」の称号が贈られ、中学生になっても後輩のサポーターとしてわんぱく塾に参加できる。今年も2名にその称号が贈られた。来年度は9名の候補者がいる。
参加者にとって、初めての五郎助山。そして初対面の友達。しかも1年間。すべてが初めての体験で初日は顔が引きつり、緊張の連続だったと思う。しかし、次第にその緊張も解け、先輩(班長)の指導に従い、仲間と溶け合い、様々なゲームや体験を重ねて、その絆を深めてゆく。
この体験が参加者の心にどのように残り、どのように反映されるのかはっきりとしたことは正直わからない。しかし、新しい友達が出来、家族以外の見知らぬおじさん、おばさんと言葉を交わし、自然の中で共に過ごした時間は決して無駄ではないと確信している。
来年度に向け、新しいスタッフの顔ぶれも整いつつある。 子供たちの輝くような笑顔を見たとき、この塾は里山とともに永久に継続したいと思った。
いやあああ・・・良いですね!
「新しい友達が出来、家族以外の見知らぬおじさん、おばさんと言葉を交わし、自然の中で共に過ごした時間・・・」
今、正に子供達の間で不足している事ではないでしょうか!超自分中心、超個人主義・・・・・。この様な決して褒められない現実の中に「五郎助山のわんぱく自然塾」が有るステキですね・・・・・。
当会の企画でも市内外の全小学生を対象にした1年間継続する自然体験は特記すべきイベントです。
この企画は是非とも継続したいですね