昨日(5/15〕河内公民館において第13回通常総会を開催し、来賓として赤荻教育長、須藤関城東小校長、田宮関城西小校長、堀江関城中校長、認定関城こども園山田園長、大谷生涯学習課長、關農政課長の皆さんがお忙しい中、ご出席頂いた。
1号議案(平成27年度事業報告の承認)2号議案(27年度活動決算等の承認)3号議案(定款変更の承認)4号議案(28年度事業計画(案)の承認)5号議案(28年度活動予算(案)の承認)を上程し、審議の結果、全議案、可決承認を頂いた。
27年度は新たな事業(都市農村交流事業・社会貢献事業)が2つ加わり、忙しい年度となったが、いずれも受託事業であり、当会の知名度、存在価値を高める事業となった。
一方で、総会の挨拶でも申し述べたが、事業量が増加し、仕事を持ちながら事務局を担当する二人の会員はまさに東奔西走、毎日、里山を守る会のことが頭から離れない日々だったに違いない。私自身、慣れているはずの家族から苦情が噴き出した。
専従の事務員を雇用しなければならない状況であるが、まだ、安定的に給与が支給出来る財政でないのが悩みだ。子どもの笑顔と、事業達成感がいわば報酬である。会員すべてがそんな感じである。
これからもこの事業を継続するには、現在の状況を甘受していては後継者が育たないし、核となる会員が二の足を踏んでしまう気がする。 NPOも企業感覚が必要なのだ。
3号議案として定款変更を上程させていただいた。正会員の定義、新たな会員制度の創設(ジュニア会員、家族会員)等の変更である。
きっかけは昨年、男子中学生の保護者から「息子が正会員にどうしてもなりたいと言うので加入させてください。」と、私に電話があった。私も良く知っている子で里山キャンプに3回連続参加し、中学生になっても後輩の指導を手伝ってくれた頼りがいのある男子である。
定款を見ると年齢に関する規定は無く、原則 何歳でも加入出来ることになるが、年会費、定例作業、総会の議決権、等、小学生、中学生にはなじまない項目も多種あり、即答できる状況になかった。
お父さんに事情を説明し、理事会で今後検討するお約束をして了解していただいた。
思いがけない申し出にちょっと驚いたが、一方でとても嬉しい出来事だった。それから内々に、未成年者の会員制度について参考となる資料を調べ、県自然博物館の友の会制度に注目した。そこには賛助会員の他に子供会員、家族会員の項目があり、これをヒントに、事務局と検討を重ねた。
一つの案が宮本さんから提示され、理事会で検討された。皆、法律に関係する事案なので確信が持てず、県NPOの相談窓口に改正案をメールで送り、専門家に見ていただいた。その後、担当者より電話があり、疑問点が提示された。そのことを宮本さんにお伝えすると、直接、水戸 旧三の丸庁舎内にあるNPO関係の事務所に出向き、担当者と調整してくれることになった。
その結果が今回上程された3号議案である。正式には県NPO担当室の承認を得ないと発動されないが、当会の新たな発展(若年層の開拓、後継者の育成)にもつながる大きな一歩になるはずである。
また、今年度の新規事業として「みんなで森を再生しよう!(仮称)」を計画している。 昨年、有難いことに、企業から森林整備のボランティアの申し込みが 相次いだ。当会の作業日に合わせ、地元企業である関彰商事(株)、(株)富士通テレコムネットワークス関城、下館ローターアクトクラブの皆様が会員と一緒に汗を流し、里山カレーを食べて頂いた。
近年、企業の社会的責任(CRS)の一環として森林等の環境整備に積極的に社員が参加することを奨励する企業が増えているという。
この機を逃さず、行政と連携し、市内の企業、団体等に呼びかけ、1月下旬に落ち葉さらい、枯れ枝拾いを体験していただき、身をもって環境保全に関わっていただき、お礼に落ち葉で焼いた焼き芋をご馳走する計画である。この企画を通じ、当会の活動を知っていただき、出来れば賛助会員となっていただきたいと秘かに願っている。
もちろんご家族での参加も大歓迎で、各層からなる大規模な落ち葉さらいを今から楽しみにしている。
お手伝いをさせて頂きたく思っております・・・。
ガンバ!
いつもコメントありがとうございます。
また、力強いお言葉有難うございます。
やる気のある、常雇の事務担当を置くことが喫緊の課題です。
現在の事務量はボランティアの域を超えています。
このままでは、事務局を受ける方がしり込みしてしまいます。
なんとかしなければなりません。