里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

第14回里山フェスティバル盛況の内に 無事終了

2016-10-11 04:09:57 | Weblog

10/10日(祝・月) 第14回里山フェスティバルが無事終了した。 雨で順延となったが、当日はまずまずの天気で、入場者も過去最高の1000人(?)近い家族連れで賑わった。

 今年もam7:00に花火をあげた

今回は「初」となる試みが多くあった。それも盛況になった要因だと思う。まず、他団体とのコラボ(連携)である。子ども会、Flex,森のマルシェが主であるが、特に森のマルシェとして出店していただいた5店舗が加わっただけで賑わいが一気に倍増した感があった。

9時からのオープンセレモニー時はむしろ前回より来場者が少ない感じであったが、時間が経つにつれ、家族連れが次々と来場し、次第に会場に人が埋まっていった。それは途切れることなく続き、里山駐車場はほどなく満杯となり、お借りした選果場もほぼ満車となったようだ。

オープニセレモニーング        

来場者の車のナンバーを見ると、他県からの来場者がほぼ半数を占めたという。私たちのイベントの入手手段を後で分析したいと思っている。助成金を提供してくれたフレックスインターナショナルからは20名(男子12名、女子8名)近い社員の方がお手伝いに来ていただき、大助かりした。

特に駐車場の誘導には多くの人員を配置しなければいけないので、大変ありがたかった。マルシェの出店は日程が変更したため、5店舗だけになってしまったが、それでも人の往来は活発でコーヒー屋さん、めん屋さんは完売してしまった。当会が出店した焼きそばは11:30に完売となり、ピザも一部の材料が品切れとなり、終了となった。

コンサートの前に自然博物館学芸員の小幡先生の講話(里山の保全について)を初めて企画したがわかりやすいお話で好評だった。

今年のコンサートは午後1:40分にスタートし、おなじみの酒井和嘉子(二胡)さんとCiel(ピアノ ,バイオリン)のコラボである。酒井さんが家族連れの多いフェスティバルに絶対合うとCielさんを今回、特に推薦してくれたのである。

  酒井和嘉子さん(二胡)

迫力あるバイオリン(浅沼杏花)のとコミカルなピアノ(石川陽亮)との絶妙なコンビで瞬く間に観衆の心をわしづかみにしてしまった。

   Cielのお二人(バイオリン、ピアニカ    客席に降りて熱演

酒井さんの思惑通りになった。 観客数も昨年の倍以上のお客様がコンサートを楽しんでくれた。わざわざこのコンサートを楽しみに遠方より来られる方も着実に増えている。

しかし、気になっているのは地元の地権者の来場が少ないことである。毎回招待状、昼食券をお送りしているが、数人の御顔しか拝見しないのはなぜだろう?

わたし達はこのフェスティバルを通じ、自分たちの山林がどのように保全され、どのように活用されているのかをご自分の目で確かめて頂き、ひいてはこの環境、景観を一緒に守り、次の世代に繋いでいこうとの思いを共有して頂きたいと願っている。

この景観を守って行くには、地権者の理解と協力が絶対条件なのである。この点がちょっと寂しい。私たちに何か問題があるのかもしれない。一般の来場者に於いても地元の人たちが意外に少なく、遠方の方が多いというのも反省材料だ。

また、たくさんの方に来場していただきたいと心より願っているが、その人数が受け入れ側の能力を超えた場合、その対応が出来るのか、今から真剣に考えなければならない。

なぜフェスティバルを開催するのか、そのフェスティバルで何を訴えるのか、もう一度原点に返り、議論をして会員の意思の統一を図って行かねばならない。新しく加入してくれた会員のためにもその目的を常に確認しながら前進したい。

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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