10月13日~15日まで、妻と長野、岐阜、富山方面に旅行に行った。毎年、梨の収穫が始まる前の7月と収穫後の秋に旅行に行くことがほぼ定番となっている。私のわがままを、ほとんどあきらめの境地で見守ってくれている妻への感謝の旅行でもある。
10月は里山の行事が重なり、会員の方も出番の多い月となっており、今年は無理かもしれないと思っていたが、前々から行きたいと思っていた富山県の大牧温泉のツアーが見つかり、慌てて申し込んだ。おまけに一日目の宿泊がこれも初めての長野県、白骨温泉である。横浜駅出発のバスの旅である。トイレ付きバスで22名のツアーでゆったリとしたバスの旅が出来た。
一日目は長野県の国宝「松本城」を見学。私は何度も来た場所であるが、妻は初めてだという。天守閣に登り、秋の信州の山々がくっきり見えた。この松本城は明治時代に競売で民間に払い下げされ、解体の危機もあったが、地元有志の尽力により、買い戻され、のちに国宝の指定を受け、現在に至るという。 長野県の観光の目玉として、この日も多くの外国の観光客で賑わっていた。
外国の観光客が至る所溢れていた。
国宝松本城天守閣
天守閣から見た松本市
昼食の後、いよいよ白骨温泉へ向かった。上高地へ向かう国道156号線を折れ、一本道の曲がりくねった細い山道をゆっくりと走り、山奥の秘湯の風情を漂わせる白骨温泉郷に着いた。山奥ではあるが大小の結構な数の温泉宿があった。
私たちの宿は「白骨温泉、白船ホテル」という大きくはないが、きれいなホテルだった。
宿泊の宿
なんといっても泉質がとても気に入った。弱酸性で白濁した湯で、特に胃腸病に効果があり、飲泉も出来、私も2杯飲んだがちっとも違和感が無かった。
胃腸に良い温泉
内風呂
露天風呂
夕食会場(22名でご夫婦が多かった。)
翌朝、出発前に近くを散策したが、家族だけで営む小さな旅館から、結構大きな旅館がほどほどの距離にあり、その数も多かった。皇族方も泊ったという新宅旅館もすぐ近くにあった。
新宅旅館
飲める温泉があちこちにあった。
泉質が気に入り、3度も風呂に入ったが、また来たいと思った温泉地である。
今日は岐阜県白川郷に向かう予定である。