遠藤保仁「自分の子供には必ず高校サッカー」

遠藤保仁の著書「自然体」の中で遠藤が現在のユース年代のサッカーについて語っている件があります。

その中で、「もし自分の子供がサッカーをしていたら、必ずクラブユースではなく高校サッカーを選択させる。」と語っています。

その理由は
・ユース出身選手はうまいがメンタル面が弱い
・遠藤自身が鹿実で死ぬほど走らされてきたえられた経験が現在に生きている
といった感じ。

特に最近のガンバユース出身選手の練習中の「どうせ試合に出られない」覇気の無さにお冠のようです。


私はクラブユースに対しては、少数精鋭のシステムが気になります。少数精鋭のためレギュラー争いの厳しさが高校チームに比べ少ないです。エリート選手は「毎試合出られて当たり前」の状態で高校3年間過ごします。
そんな選手が、ユースを卒業してプロの世界に入るといきなり全く試合に出られなくなるわけです。
レギュラー争いを経験せず、試合に出られるのが当たり前だった選手が、プロで試合に出られずテンションが下がるのも「メンタルの弱さ」の一因だと感じています。

過酷なレギュラー争いが出来ることは、大変恵まれた環境だと思います。