まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『グッドドクター』8話まで

2014-05-06 22:14:16 | 韓国ドラマのエトセトラ
グッド・ドクター DVD-BOX 1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウソクからシオンに連絡が行ったのです。

「院長に戻れと言われました。僕は悪くないからって。」

 

ま、それはそれとして。ウノクを引き渡すかどうかの判断は、ウノク自身の気持ちに任せると言う事になり。

勿論、ウノクとしてはシオンの傍に居たいわけで。

この時は、このまま病院で治療を続けられる事になりました。

でもね、その後、治療費を伯母が支払わなくてね。薬を少々減らされることになったんです。

シオンは、自分のお金を出してあげました。それを聞いた看護師たちは、シオンの優しさを改めて感じたようです。

そして、理事会でも正式にシオンの復帰が認められました。コ科長は又もや地団太踏んでます。

 

ウンスは、迷子の弟を探し出したような気分だ・・・と喜びます。

そこまで喜ぶウンスを見るのは初めてだとドハン。

ウンスはシオンをハグ。もう安心して、皆あなたを信じてる・・・と。

シオンは、またもしゃっくりが出てます

 

ウンスはそう言うけど、医局の全員が彼を歓迎してるとはまだ言えないんですね。

ハン先生は以前からシオンのことを認めていましたが、イルギュは勿論、ギルナムもまだ全面的に信頼は出来ていないのが正直なところのようです。

その夜、シオンの歓迎会が開かれました。出席したのは、ウンスとハン先生、チョ看護師とナムパート長だけでした。

それでも、シオンは初めて彼らとお酒を飲み、カラオケではしゃぎました。

 

シオンが復帰した事を患者の子供たちは喜びました。

特に、イネは飛び付いて喜びを表しました。

シオンは、こましゃくれたイネに自分のことで相談に乗って欲しいと言いました。例のしゃっくりの件です。

イネはシオンからあれこれ聞き出し結論を出しました。

「その女性の事が好きなのよ。異性として意識してるの。初恋の典型的な症状よ。」

シオン、戸惑うばかりでした。

でもね、昔兄がある女の子の事を好きだった時の気持ちがこうだったのか・・・と初めて理解したのです。

 

ところで、ドハンは、副院長から協力を依頼されています。

小児外科を病院の主力にする・・・と言うのです。財政難を立て直し、人手不足も解消する・・・と。

あまりにもウマい話に、ドハンはイマイチ信用できかねます。

 

ある日、ギュヒョンという男の子が外来にやってきました。

声楽を志していて、既にドイツの音楽学校への留学も出来る事になっているというくらいの才能の持ち主です。

ところが、その子の喉に病気が発見されたのです。

すぐにでも手術しなければいけないと判断されたのですが、母親は納得しません。これまでの努力が無駄になると言って。

でも、一応入院して薬でしばらく行く事になったのです。

 

ギュヒョンは、いつもイヤホンをつけて人の話を聞いていません。

患者の子供たちがやってきても、何の感情も表しません。

母親は、息子の事を考えているのか居ないのか、勝手な言い分を述べるばかり。

ところで、ギュヒョンの病気を診断したのは、ドハン以外にはシオンだけでした。だから、ドハンはシオンをギュヒョンの担当医にしました。ちょっと嬉しそうなシオン。

そして、すっごく嬉しそうなウンスでした。

 

シオンは、ギュヒョンの様子をじっと観察していました。で、ある日、彼が付けてるイヤホンをそっと外したんですが・・・。

もしかしたら、あれは無音だったの?

音楽を聞いているようなフリをしていたけど、実は人の話しに何も答えたくなかったし関わりを持ちたくなかったから、聞こえてないフリをしていただけなのかも。

 

容体が急変し、苦しんでいるギュヒョンを前にして、手術を受ける受けないという医者たちと母親の争い。

これまで、どこ吹く風とばかりに関心を示さなかったギュヒョン。なのに、ある時、屋上の塀の上に立ったのです。

飛ぼうとしてます。

 

副院長が自分たちの味方だとは思えなくなったコ科長&イ専務。

ここでコ科長を犠牲にして、何かをしようとしてます・・・。

例の、コ科長が禁止薬物を使ったってことが公になって、捜査が入ったのですよ。

いったい何をどうするつもり?もしかしたら、ウソクが知ってて隠ぺいしたと当局にちくったのかな?

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『グッドドクター』7話まで

2014-05-06 20:29:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
Good Doctor (グッド・ドクター) OST (KBS TV ドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

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ウノクが病院中を暴れまわったため、患者も怪我をしたし、止めようとした警備員も、シオンともみ合った時に怪我をしてしまいました。

これではもうシオンが何を言っても無駄でした。

ウノクの病室のカギを閉め忘れたのはシオンだとみなされてしまいましたし。いくらシオンは嘘をつけないんだと言っても、無理でした。

 

ウソクは、シオンに話をしました。

彼はシオンが嘘をついてないと分かっています。信じています。

でもね、結果が全ての世の中。彼に何も罪が無いとしても、責任を取らなきゃいけない時がある・・・と話しました。

「悪くないのに、なぜ責任をとらなきゃいけないんですか?」

と、切羽詰まった表情で今にも泣き出しそうな表情でシオンは問います。

この時の、チュウォンくんの演技、凄いな・・・と思って見入りました。分かってくれない、そして自分も理解できない苛立ちや悲しさ、情無さ・・・等々が入り混じった表情でした。

 

すぐにこの一件についての理事会が開かれました。

その席で、ウソクはシオンを解雇すると発表しました。あまりにも早い決断を、イ理事長も驚きました。

でも、早く結論を出す事が最善の策だとウソクは思ったのです。

そして、自分もまた責任をとると約束は守ると明言したのです。

 

シオンは、ユンスに自分が嘘を言ってると思いますか?・・・と問いました。

ウンス、答えられませんでした。

悲しそうにシオンはその場を立ち去りました。

 

ドハンは、シオンの所為で責任を取って辞める事になるかもしれないウソクの事を考えると、悔しくてなりませんでした。

この一件の裏には、コ科長やキム科長の権力闘争があると充分分かっているからです。

チェギョンに、怒るだけで何も出来ないではないかと言われ、言い返せない事も悔しかったようです。

 

ウソクはシオンに言いました。

「着替えなさい。着替えて家で待機していなさい。明日からもう来なくていい。」

流石のシオンも、苛立ちを隠しませんでした。自分の事を誰も信じてくれていない・・・と。

 

病院を出て行くシオンを、ウンスは追いかけました。

でも、最後まで追う事は出来ませんでした。もしかしたら、ドハンの言うように、病院から離れて別の道を行く方が彼にとって幸せなのかもしれない・・・と思ったからです。

ドハンだって、シオンの事を憎んでいるわけじゃありません。障害を持って生きて行くしかないのなら、世間とあまりかかわらない方がシオンのためだと思っているからです。

でもね、シオンは決して小児外科医になる夢を諦めたわけじゃないんです。

 

ウノクを育てて来た伯母が現れ、ウノクを連れ帰ると息巻きました。

手術後間もないウノクですし、伯母は彼女を人として愛して育てないってことがこれまでのウノクの様子を見て充分分かっているので、ユンスたちは、断固として拒否しました。

 

ユンスは、ウソクからシオンの生い立ちや病状を細かく聞きました。

シオンが母の顔を覚えてないのは、兄と暮らした一番幸せだった時の事しか記憶が残っていないからだとか。シオンはその幸せな時に、閉じこもっている状況なんだそうです。だから、言葉遣いも幼いし、母親の顔も覚えていないんですって。

両親は、シオン一人を残して出て行ってしまったんです。その後は、ウソクが面倒を見たんだそうです。

 

寮に戻ったウンスは、ふとシオンの部屋に入りました。

そしたら、電気もつけずに部屋の隅で小さくなってるシオンがいたのです。

ウンスは屋台に誘いました。

そこで、外科医じゃない別の仕事に就いたら?・・・と言って見たのです。でも、シオンは一切聞き入れません。

彼の夢は子供たちの笑顔を見て自分の手で子供たちを治してあげることなんです。それには、どうしても医者にならなくては・・・と思っているのです。

 

シオンはお酒を初めて飲みました。そしたらなんと、酒豪だって事が判明しましたよ。

結局、ユンスをおんぶして帰る羽目になりました。

 

その頃、副院長はこの一件を探っていました。

そして、ウノクの部屋を誰が最後に開けたか…と言うのを調べ上げたのです。ちゃんと記録が残るようになっていたんですね。

で、イルギュを呼び出し事情を聞いたのかな?

その結果をウソクに報告。シオンの話が事実だと言う事が証明されました。

 

シオン母が、何も知らずにやってきて、初めて解雇の事実を知らされました。

ウンスが説明しました。

そして、そこでウンスはシオン母だと知っていると打ち明けたのです。

シオン母の話では、シオンが医大に合格して以来、ずっと様子を見守ってきたらしいんですね。

自分の顔を覚えていないとユンスに聞かされ、ちょっとほっとしたような表情でした。やっぱね、子供を捨てたという負い目がありますからね。シオンが思い出すまで名乗り出ることはしないと言いました。

 

シオンは、携帯でウノクと話をしました。

突然離れる事になったのを謝りました。

ウノクは、シオンを心から信頼しています。まだ充分に言葉を話す事が出来ないウノクは、ただただ携帯の画面に映るシオンの顔を撫でるだけでした。

 

そこに、またもウノクの伯母が。

今度は警官を連れて来ましたよ。

引き渡せ、渡さないと、またもユンスと言い争ってるその時、声がかかりました。

「ウノクを連れて行ってはダメです。」

シオンでした。

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『グッドドクター』6話まで

2014-05-06 14:23:33 | 韓国ドラマのエトセトラ
グッド・ドクター DVD-BOX 1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

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シオンは、動物のように女の子に近づき、もうちょっとで手をとる事が出来るかも…と言う時、ドハンが、他の医局員に声をかけました。一斉に飛びかかり、女の子を押さえ付けました。そして、鎮静剤を打ったのです。

女の子は、ウノクという名前で、伯母さんと暮らしていました。

・・・というより、飼われていたと言った方が合ってようです。飼い犬達と一緒に育てられたとかで、言葉も理解できず、動物と同じ状況にあるのです。

 

誰も手に負えないと思った時、シオンが担当になると手を挙げました。

ウノクには意思疎通出来る人が必要で、自分には出来ると言ったのです。昔、ウサギとも話せたから・・・と。

そんな話、ドハンが一番嫌うものでした。

だから、ユンスはドハンには言うなと言ってあったのですが・・・。一生懸命なシオンは、つい口にしてしまったのです。言ってはいけない理由が、分かってないからです。

ドハンは、担当をギルナムにすると言いました。ギルナム、「馬医」のテマンをやってる方です。

自分には、動物の様なウノクの思ってる事が分かると言うシオン。

ドハンは勿論はなから信じてませんし、ユンスも半信半疑でした。でもね、患者の女の子の症状を訴える説明をただ一人理解できたのはシオンだったことを思うと、あり得る事だとも感じたようです。

 

この時、病院への支援が次々と打ち切られる報告が入ってきてました。

理事会では、唯一赤字の小児外科を切り離し地方の病院に転院させてはどうかという案が出ました。

 

チェギョンは、どうしてもドハンを病院のトップに押し上げたいと言う気持ちがあるようです。

おそらく、父が作った病院を自分の手に取り戻したいと思ってるのでしょう。継母であるイ理事長に取られてしまったと感じてるようです。だから、小児外科もろとも地方に飛ばされてしまうなんて、どうあっても阻止したいんですね。

でも、ドハンには、そういう権力なんて何の興味もありません。

自分は自分の仕事を全うしたいと言う思いだけなんです。それが、チェギョンには不満に思えるんでしょうね。

 

そんな時、コ科長がウノクの短刀をシオンにするよう命じて来ました。

これは、面倒な患者を担当させることで何か失敗をさせようと考えてるからです。シオンのミスは、院長の責任となりますから。

で、担当替えをしたってわけです。

ユンスは、シオンを推してはいましたが、実際に担当することになると、やっぱり不安でした。

シオンの顔を両手で挟んで言いました。

「気を引き締めてやるのよ。私はあなたを信じてる。」

ひくっと、またもしゃっくりが出て止まらないシオンでした。

 

ドハンが不快な気分になったことを、チェギョンは察してました。

だから、仲直りに夕食の準備をして待っていたのです。

ところが、明け方まで手術があるから・・・という連絡がドハンから入り、結局ドハンは帰宅しなかったのです。

実はドハン、嘘をついて一人で屋台で飲んでいたのです。

でも、何を思ったのか、ユンスを呼び出しました。そこで、自分の弟のことを話したのです。

以前から、ユンスに指摘されていましてね。シオンにだけ異常に厳しく冷たいのはなぜなのか?・・・と。

「キム・スハン。精神障害3級。」

それが弟でした。

両親のきちんと正しい育て方に寄って病状は回復し、一見したところでは完治したように見えていたようです。だからこそ、ドハンは、そろそろ一人立ちを・・・と思い、一人で通学させてはどうかと両親に進言したんですね。

でも、完治したわけじゃなかったんです。通学途中にパニックに陥り、交通事故で亡くなってしまったんだそうです。

何もさせなければよかった・・・とドハン。シオンを見ていると弟を思い出す。だから、何もさせたくないんだ…と言いました。

ユンスはドハンの手に自分の手をかさね、温かく包んであげました。

「弟さんは亡くなったけど、教授は子供たちを救っています。慰めにはならないだろうけど。私は教授を尊敬しています。」

ドハンは、かなり心が軽くなったように見えます。

で、そのまま医局に泊ったのです。

チェギョンは、朝早く病院に出てきて、手術が無かったことを知りました。ショックだったようですが、ドハンには何も言いませんでした。

 

シオンは、ゆっくり優しくウノクに対しました。ウノクは、シオンは味方で自分に危害を加えないと察し、徐々に穏やかになって行きました。

シオンが居る時は、患者の子供たちとも触れ合う事が出来るようになりました。なのに・・・。

コ科長は、イルギュに命じたのです。シオンがミスするよう、何か騒動が起こるようにしろと。

イルギュ、ドハンがシオンのために迷惑を被ってると常々思ってるんで、これにはあっさり従いました。シオンを病院から追い出す事が出来たら、皆のためになると信じていたんでしょうね。

シオンがちょっと病室を離れた隙に、ウノクの病室のドアのカギを開け、少しドアを開けておいたんです。逃げられるように。

案の定、ウノクは逃げ出しました。

 

病院中を逃げ口を探して駆けまわりました。

一般の患者も突き飛ばされ、大騒動に。

警備員が押さえ付けようとしたんですが、なかなか捕まえられません。

そこに、シオンが・・・。

 

ところで、シオン母は、物陰からこっそりとシオンの事を見つめています。立派になった・・・と心底喜んでいます。

ところがある日、シオン母が倒れてしまったんです。偶然居合わせたシオンとユンスが手当てしました。

で、入院・・・と言う事になって、ユンスは、その女性がシオンの母だと知るんです。写真を持っていましたから。

その直前に、ウソクが幼いころのシオンと撮った写真を見たところでしたのでね。シオンの子供の頃の顔が直ぐに分かったんです。

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『グッドドクター』5話まで

2014-05-06 08:37:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
グッド・ドクター DVD-BOX 1
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ポニーキャニオン

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腸重積の女の子は、そのまま亡くなってしまいました。

初めての執刀で、患者を死なせてしまったユンソは、表向きは平静を装ってましたが、心は大きな痛手を負っていました。

それに気づいてるのは、同僚医師、そしてドハンでした。

同僚医師は、彼女に気を使い、次に来た救急患者の手術を知らせないでいました。でも、ドハンは敢えて彼女に執刀させました。

そうやって復帰させようとしたんです。

ドハンは、謹慎処分を一時といて欲しいとウソクに頼みました。その分は後でちゃんと処分を受けるから・・・と言って。ユンスの状態が心配だったのです。

それを連絡した時、チェギョンは不快な気分だったようです。自分より仕事、そしてユンスの事を気遣ってるからですね。

 

シオンは、亡くなった女の子の洋服を繕ってあげました。天国に行く時に恥ずかしくないように・・・と。

でも、それを聞いてドハンは怒りました。天国など無い・・・と。医者はそんな風に考えてはいけないと。そして、残された遺族にとって、それは慰めにもならない・・・と。きっと、自分の体験からの言葉なんでしょうね。そんな気がします。

 

シオンは、それでも、女の子の遺体のある霊安室前でずっと座っていました。女の子が寂しくないように・・・と。

 

ユンスは、それを見て、初めて自分の苦しみを打ち明ける事が出来ました。

子供にとって天国とは生きている事。それを自分は奪ってしまった・・・と。

シオンはそれを聞いて言いました。ああ言う状態で運び込まれた患者を手術したのは、先生が初めてだ・・・と。

「ミニは先生に感謝すべきです。院長が以前言ってました。患者に生きる機会を与えること自体がとても重要だと。」

「私たちには、その機会さえ無かった・・・。」

一生あの顔を忘れることは出来ないと思う・・・そうユンスは言って泣きました。

シオンは、そっとユンスの方に手を伸ばしました。肩や背中をぽんぽんとしてあげたかったのかも・・・。出来ませんでしたが。

 

ここで、シオンの実母が登場。

夫の暴力から子供を守るのに必死だった母です。その後、どうなったのか、描かれていませんでしたが、このタイミングで登場です。

彼女は、この病院の厨房で働いていたんです。

食事もとらず、霊安室の前に座っているシオンのために、食事を届けて欲しいとユンスが頼んだのが、シオンの母だったんです。

シオン母は驚きました。息子の顔は一目見て分かったんですね。

でも、そのまま息子の前に出て行く勇気が無くて、一旦引き返しました。そしてマスクをして戻って来たら、もうそこにはシオンの姿は無くて・・・。

シオン母は、小児外科の部屋まで食事を届けました。手作りの故郷の料理を・・・。

シオンは、昔好きだった料理に、とっても喜び、美味しそうに食べていました。

 

シオンに対する保護者の署名が財団に直接届きました。もち、コ科長の企みどおりです。

それをイ理事長は、ウソクにも報告。

事後報告を受けた副院長は、コ科長が勝手に動いたのを知り、少々不快な思いを持ったようです。

カン副院長の後ろには、会長と呼んでる人物がいます。海外から帰国してきました。

彼らはウソクとイ理事長を追い落とそうとしてるんですね?

会長の存在を、コ科長とイ専務は知らないのかしら?

 

死んだミニのお葬式が行われました。あれほど行くなと止められたユンスですが、やっぱり見ないフリは出来ず、式場に行きました。

そしたら、そこにはドハンの姿が。全てを自分の責任として、参列していたのです。

ミニの両親は、娘が亡くなった直後は、混乱の極みで、ユンスに対しても激怒し、許さないと息巻いていました。でも、この時は、幾分落ち着いていて、ユンスへの恨みの気持ちは無くなったし、酷い言葉を吐いた事を謝ってほしいとドハンに頼みました。

気持ちが変わった理由は、もう一つありました。シオンがミニの洋服を繕って渡してくれた事、寂しくないように傍に付き添っていてくれたことでした。

それをユンスは式場の外で聞いていました。

ユンスはシオンに聞きました。又同じようなことがあったら、そうするの?・・・と。

「はい。兄ちゃんが言ってました。怖くてもやりたいことはやれ。やり遂げる人が一番かっこいいって。僕は世の中も人も全部怖いです。でもその言葉を思い出したら力が湧きます。」

 

患者の女の子が泣きながら話しました。天国は無いの?だったら私に肝臓をくれたあとで亡くなったパパはどこにいるの?・・・と。

シオンは、言いました。

「パパの顔や遊んだ事、覚えてる?だったら、ここに天国に通じる扉があるんだ。心配いらない。」

こぶしで胸をとんとんと叩きました。

強面の男性看護師チョ・ジョンミも一緒に空を見上げながら、亡き人の事を思い出してる3人。童話のようでした。

 

ユンスの事が気になったドハンは、夜ユンスを呼び出しました。

まだ俺の事を不満に思っているのか?・・・と聞かれたユンス。

不満なのは自分自身に対してです・・・と答えました。いつからか自分自身がロボットになっていたと気付いたと言うのです。

自分たち小児外科の使命は、子供たちに生きる機会を与える事なんです・・・と。

まるでシオンだ・・・とドハン。

「彼には冷静に判断する能力があります。どうか病院に残れるよう協力を。」

ドハンはそれに反対。平行線です。

 

ユンスは、帰路、眠れないでいたシオンを見つけました。彼の部屋で、壁に死んだ兄やうさぎ、そしてミニの絵を見つけたユンス。

そっとシオンを抱きしめて言いました。

「ありがとう、パク・シオン。お陰でロボットにならずにすんだ。」

シオン、急にしゃっくりが出ましたよ。

 

次の日曜、ユンスはシオンを誘いに行きました。そして、一緒に動物園に行ったのです。

子供と同じように動物に見入るシオン。

以前、シオンは子供の臓器を見る機会が無いことから、動物病院で研修したことがあったらしいです。

獣医にならなかったのは、動物も自分も馬鹿だから・・・と言いました。

ユンス、複雑な表情で彼を見つめていました。

 

そんな時、救急に動物のような女の子が運び込まれて来ました。ちょいと前に見た『オオカミ少年』のような風貌の子です。

髪の毛はもじゃもじゃ、身体は汚れ放題、うなって相手を威嚇する事しか出来ません。

手を出そうとした医局の人に逆らい、怪我をさせる始末。

シオンが跪いて近づきますが、手に噛みつかれてしまいましたよ。

 

一方、小児外科の採算がとれず資金難になりそうな病院に、追い打ちをかけるような事態が起ころうとしてます。

大口の援助先が、今後の支援を断ると通達して来たのです。

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