グッド・ドクター DVD-BOX 1 | |
クリエーター情報なし | |
ポニーキャニオン |
レビュー一覧は、こちらから。
シオンは、動物のように女の子に近づき、もうちょっとで手をとる事が出来るかも…と言う時、ドハンが、他の医局員に声をかけました。一斉に飛びかかり、女の子を押さえ付けました。そして、鎮静剤を打ったのです。
女の子は、ウノクという名前で、伯母さんと暮らしていました。
・・・というより、飼われていたと言った方が合ってようです。飼い犬達と一緒に育てられたとかで、言葉も理解できず、動物と同じ状況にあるのです。
誰も手に負えないと思った時、シオンが担当になると手を挙げました。
ウノクには意思疎通出来る人が必要で、自分には出来ると言ったのです。昔、ウサギとも話せたから・・・と。
そんな話、ドハンが一番嫌うものでした。
だから、ユンスはドハンには言うなと言ってあったのですが・・・。一生懸命なシオンは、つい口にしてしまったのです。言ってはいけない理由が、分かってないからです。
ドハンは、担当をギルナムにすると言いました。ギルナム、「馬医」のテマンをやってる方です。
自分には、動物の様なウノクの思ってる事が分かると言うシオン。
ドハンは勿論はなから信じてませんし、ユンスも半信半疑でした。でもね、患者の女の子の症状を訴える説明をただ一人理解できたのはシオンだったことを思うと、あり得る事だとも感じたようです。
この時、病院への支援が次々と打ち切られる報告が入ってきてました。
理事会では、唯一赤字の小児外科を切り離し地方の病院に転院させてはどうかという案が出ました。
チェギョンは、どうしてもドハンを病院のトップに押し上げたいと言う気持ちがあるようです。
おそらく、父が作った病院を自分の手に取り戻したいと思ってるのでしょう。継母であるイ理事長に取られてしまったと感じてるようです。だから、小児外科もろとも地方に飛ばされてしまうなんて、どうあっても阻止したいんですね。
でも、ドハンには、そういう権力なんて何の興味もありません。
自分は自分の仕事を全うしたいと言う思いだけなんです。それが、チェギョンには不満に思えるんでしょうね。
そんな時、コ科長がウノクの短刀をシオンにするよう命じて来ました。
これは、面倒な患者を担当させることで何か失敗をさせようと考えてるからです。シオンのミスは、院長の責任となりますから。
で、担当替えをしたってわけです。
ユンスは、シオンを推してはいましたが、実際に担当することになると、やっぱり不安でした。
シオンの顔を両手で挟んで言いました。
「気を引き締めてやるのよ。私はあなたを信じてる。」
ひくっと、またもしゃっくりが出て止まらないシオンでした。
ドハンが不快な気分になったことを、チェギョンは察してました。
だから、仲直りに夕食の準備をして待っていたのです。
ところが、明け方まで手術があるから・・・という連絡がドハンから入り、結局ドハンは帰宅しなかったのです。
実はドハン、嘘をついて一人で屋台で飲んでいたのです。
でも、何を思ったのか、ユンスを呼び出しました。そこで、自分の弟のことを話したのです。
以前から、ユンスに指摘されていましてね。シオンにだけ異常に厳しく冷たいのはなぜなのか?・・・と。
「キム・スハン。精神障害3級。」
それが弟でした。
両親のきちんと正しい育て方に寄って病状は回復し、一見したところでは完治したように見えていたようです。だからこそ、ドハンは、そろそろ一人立ちを・・・と思い、一人で通学させてはどうかと両親に進言したんですね。
でも、完治したわけじゃなかったんです。通学途中にパニックに陥り、交通事故で亡くなってしまったんだそうです。
何もさせなければよかった・・・とドハン。シオンを見ていると弟を思い出す。だから、何もさせたくないんだ…と言いました。
ユンスはドハンの手に自分の手をかさね、温かく包んであげました。
「弟さんは亡くなったけど、教授は子供たちを救っています。慰めにはならないだろうけど。私は教授を尊敬しています。」
ドハンは、かなり心が軽くなったように見えます。
で、そのまま医局に泊ったのです。
チェギョンは、朝早く病院に出てきて、手術が無かったことを知りました。ショックだったようですが、ドハンには何も言いませんでした。
シオンは、ゆっくり優しくウノクに対しました。ウノクは、シオンは味方で自分に危害を加えないと察し、徐々に穏やかになって行きました。
シオンが居る時は、患者の子供たちとも触れ合う事が出来るようになりました。なのに・・・。
コ科長は、イルギュに命じたのです。シオンがミスするよう、何か騒動が起こるようにしろと。
イルギュ、ドハンがシオンのために迷惑を被ってると常々思ってるんで、これにはあっさり従いました。シオンを病院から追い出す事が出来たら、皆のためになると信じていたんでしょうね。
シオンがちょっと病室を離れた隙に、ウノクの病室のドアのカギを開け、少しドアを開けておいたんです。逃げられるように。
案の定、ウノクは逃げ出しました。
病院中を逃げ口を探して駆けまわりました。
一般の患者も突き飛ばされ、大騒動に。
警備員が押さえ付けようとしたんですが、なかなか捕まえられません。
そこに、シオンが・・・。
ところで、シオン母は、物陰からこっそりとシオンの事を見つめています。立派になった・・・と心底喜んでいます。
ところがある日、シオン母が倒れてしまったんです。偶然居合わせたシオンとユンスが手当てしました。
で、入院・・・と言う事になって、ユンスは、その女性がシオンの母だと知るんです。写真を持っていましたから。
その直前に、ウソクが幼いころのシオンと撮った写真を見たところでしたのでね。シオンの子供の頃の顔が直ぐに分かったんです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます