まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『未来の選択』1話のみ

2014-05-22 16:08:02 | イ・ドンゴン関連

                       

未来の選択 OST (KBS TVドラマ)(韓国版)(韓国盤)
クリエーター情報なし
CJ E&M

これまたレンタルDVDの中に、サービスとして入ってた作品です。

ずっとずっと待ってた久々のイ・ドンゴンssiの姿です

ユン・ウネさん、チョン・ヨンファくん、チェ・ミョンギルさん主演のラブコメ・・・?きっと。

 

ミレ=ユン・ウネさんは、コールセンターで働いてます。もう若くはなく、これといって取り柄も無い普通の女の子です。

女の子と呼ぶにも、少々抵抗が出てくる年齢ですね。

日々、クレーマーと戦いながら、それなりに一生懸命働いてるんだけど、やっぱりストレス溜まりますよね。

 

そんなある日、いきなり正体不明で、言う事が半端無く危ない雰囲気のするオバサンが現れるんです。

それが、ミレ=チェ・ミョンギルさん。

将来のミレなんです。

未来から、自分の人生を変えたくて、この時代にやってきた・・・らしいです。

特に、ドンゴンssiを夫としてことに、相当な後悔をしてるんですね。だから、どうにかして二人が出会わないように・・・とあれこれミレに指示するわけです。

 

ミレとすると、いきなり“未来のミレよ”なーんて言われてもねぇ。頭がおかしいとしか思えませんよ。

でも、家の暗証番号は知ってるし、自分しか知らない筈の亡き父との思い出とかも知ってるし、だんだん真実に思えて来たんですね。

 

ミレは、富豪の相手パク・セジュと結婚させたいと思いまして。あれこれとこの時代を探り、セジュに会うには、チェジュ島に行かねば…と言う結論に達したってわけ。

会社の一発芸の大会で、記憶を元に、優勝者と同じ格好をさせて、同じ歌を歌わせたんです。

優勝記念品は、チェジュ島へのチケットでしたから。

 

その時、セジュもチェジュ島に居たんです。将来結婚することになる女性と出会ったのがチェジュ島だとか。そして、その縁は、水に関係してることだ・・・ってとこまで分かってるんですけど。

将来のミレ・・ややこしいんで、オバサンミレと呼ぶ事にします。現代のミレはそのまんまで・・・。

チェジュ島で、オバサンミレはセジュの居所を掴もうと必死。

でも、全然分かりません。・・・そこんところまで調べてくれば良かったのにねぇ。

 

その上、ミレは全く向上心の欠片も無いってんで、いらっとするんですよ、オバサンミレとすると。今の仕事を辞めて、公務員になれと言いだしまして。公務員試験の答案を暗記してきた・・・なんて言うんですよ。

今で充分幸せだ・・・と言うミレ。

でも、オバサンミレに、職場でのストレスとか、あれこれと指摘されて、何も言えなくなってしまうんですね。

 

一方、もう一人の主人公キム・シンは、アナウンサー。

頭が固くて、アナウンサーという職業に、高い理想を持っているんです。でも、世間が求めているのとは少々違って来てて。

そのせいか、今度の編成で、メインキャスターを外されてしまうんです。全く別のタイプの番組に左遷されてしまいました。

全く面白みの無い人間ですね。

プライドが高くて人を人とも思わないような傲慢さも持ってます。

このシンが、将来のミレの旦那様になるんだとか。

その証拠が上の写真です。

 

オバサンミレは、この結婚を阻止したいと思ってるんです。

だから、切っ掛けとなった事故を、どーにか防ごうとしました。

幸い、事故は起こったものの、ミレは当事者にならずに済みました。ミレの代わりにに、事故っちゃったのは、ソ・ユギョン。レポーターですって。

 

シンは、放送局の会長イ・ミランに、直接アンカーに戻りたい旨、説明しました。

でも、ミランは、一切聞き入れませんでした。

 

このミランの孫がパク・セジュ=チョン・ヨンファくんなんです。

セジュは、素性を隠して、放送局に入社。警護の人とかは、顔を知ってますが・・・。

で、チェジュ島で、偶然ミレの姿を目撃してるんです。

オバサンミレが、必死になって探していたのに、セジュは、案外近いところに居たんです。

最初は、プールで。次は海で・・・。

海のミレの姿は、自殺か?・・・と思わせるような展開でした。

セジュはこの時のミレの姿が心に焼き付いていたようです。まだ正式に出会ってるわけじゃないんですが。

ミレは、セジュに見られてるってことを、一切知りませんからね。

 

ミレは、コールセンターに辞表を提出しました。

放送作家になる勉強を始めたのです。勿論、オバサンミレは大反対。

だって、シンが居ますもんね。

可能な限り、縁につながるような事は避けてもらいたいわけですよ。

でもねぇ、出会ってしまいましたよ、二人。

事故を起こしてしまったんです。

 

ここでつづく・・・。

 

この作品、同時間帯に「奇皇后」という高視聴率を稼ぐ作品があった所為もあって、視聴率的には伸び悩んだそうです。

でも、この1話を見る限りでは、面白そうですよ。

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『九家の書』完観

2014-05-22 11:03:09 | 韓国ドラマのエトセトラ
九家(グガ)の書 / 韓国ドラマOST (2CD + DVD)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨウルは、手の施し様が無い状態でした。

ピョンジュンも、娘の死を覚悟し、黙って耐えています。

ガンチは、ソジョン法師に相談に行きましたが、法師にしても何の方法も持ち合せてはいませんでした。

 

ヨウルは、ガンチに願い事が3つある・・・と言いました。

一つ目は家族皆で食事をすること・・・。

コンやヨジュ、スン、コン先生、テス・・・。そして、ピョンジュンとガンチ。

苦しい息の下で、皆が敢えて話す面白い話しを、ヨウルは笑顔で聞いていました。

ピョンジュンとガンチは、ヨウルの様子をそれとなく見つめていました。

傷口から、血が滴り落ちても、頑張ってその場を離れないヨウル。

皆が泣きながらヨウルを見つめていました。

「部屋に戻りなさい。もう休みなさい。」

ピョンジュンの言葉、それは娘に、もう頑張らなくても良いよと言う言葉だったと思います。大きなため息をピョンジュンは一つ吐きました。

「父上。ごめんなさい。ごめんなさい。」

そう泣きながら言うヨウル。

「お前は私にとって最高の喜びだ、ヨウル。ガンチ、ヨウルを頼む。」

娘の手を取って、ピョンジュンは泣きながらそう言いました。

 

だっこして部屋に戻ろうとした時、ヨウルはガンチに散歩に行きたいと言いました。

二つ目の願いだ・・・と。

川のほとりで寄り添って座るガンチ&ヨウル。

「結婚してくれる?」

と、ガンチ。幼いころ、約束していた事です。ヨウルは、ガンチも自分たちが昔出会っていた事を思い出していたと知りました。

料理も、裁縫も上手じゃない・・・とヨウル。

その度にガンチは言いました。

「結婚してくれる?」

ウォルリョンが、昔ソファに言ったのと同じ言い方でした。

「必ずまた会おう。待ってる。愛してる。」

「愛してる。」

“又会えたら、その時は俺が先に見つける。俺が先に愛する”

そうガンチは思っていました。

最期のkissをして、ヨウルは息を引き取りました。

ヨウルの3つ目の願いは、自分の存在が、ガンチの悲しい思いでじゃなく、笑顔になること・・・でした。思い出すたびに幸せになってほしい・・・と言いました。

 

え~っ

と思ったら、ちゃんと現代になって再会してましたから、ほっとしましたよ。

ガンチは、不老不死ですから、若いまんまのガンチで。

そして、それぞれ生まれ変わりの人たちがいて・・・。

ある日、ガンチの前に、刑事になったヨウルが

やっと会えた・・・。

ほっとした私です。

 

面白かったし、泣かせてくれましたよ。

特に、最終話は、久々瞼が腫れるほど泣いてしまいましたよ。

お勧めですね

あ、そうそう。グァヌンですが、そのまま法で裁かれて・・・というのではなく、チョンジョが毒を渡しまして。

詰まらない人生だった・・・という言葉と共に、死にました。

素敵だとずっと思って来たイ・スンジェssiが、ここまでイヤな役になっちゃうとはね・・・。演技力がすごくて、全くの別人に見えました。

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『九家の書』31話まで

2014-05-22 10:26:07 | 韓国ドラマのエトセトラ
もっと知りたい! 韓国TVドラマvol.60 (MOOK21)
クリエーター情報なし
共同通信社

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨウルの行方は全く分かりませんでした。

ピョンジュンは、四君子とガンチを呼びました。そこで自分の決断を話したのです。

 

「チョ・グァヌンの挑発には乗らない事にした。今回は諦めろ。」

皆驚きました。ヨウルの命を諦めろと言うのですから・・・。

「大事な娘を諦めると言っているのだ。皆も言う事を聞け。」

「俺にとっても大事な人です。」

・・・とガンチ。ヨウルのいない世で、人間になる意味は無い…と言いました。九家の書を探す旅に出ろとピョンジュンが言いましたのでね。

コンとテスも、ガンチと同じ意見でした。

スリョンも言いました。

「私たちが国のために力を尽くすのは愛する人を守るためでもある。」

とにかく、ヨウルがどこに閉じ込められているのかを探る事に。

 

そんな時、タイムリーな情報を持って来たのが、ボンチョル。

前夜、飲んだくれてはいたけど、ヨウルが担ぎ込まれるところを目撃していたんですね。百年客館の傍・・・って。

まぁ、ハッキリと場所を確認したわけじゃないんだけどね。

そこには宮本商団の倉庫があるとか。・・・まぁね、そこしかないでしょ、普通考えても。

 

ボンチョルも含めた4人で、探しに行きましたが、見つかりません。

危険を察知して、商団が、別のところにヨウルを移していたんです。チェ執事たちが閉じ込められてる倉庫です。

百年客館?・・・分かりやすいところだよね。

 

ただ、ヨウルの頭上には、重い鉄のとげとげのついた球がセッティングされてて。

それを吊るしてる重りの砂袋に穴を開けましてね。砂が少しずつ落ちるようにしたんです。

つまり、重りが軽くなって行くにつれて球は下がってきて、ある時、ぐーんと落ちるようになってるわけです。

ヨウル、危うし

その時、ガンチが飛び込んできましたよ。危機一髪でした。

 

この話は、スンシンにも報告されていました。

スンシンは、もう我慢がならなくなったようです。それで、一人でグァヌンの元を訪れました。

人質を解放しろ・・・とスンシン。

そんなスンシンを、ソ副官が火縄銃で狙っていました。

そこに、ガンチたちがやって来たのです。

ヨウルも一緒でした。

ヨウルが一番怖いのは、ガンチと離れることだと、そして、大切な人を守るには、常に傍にいることだとスンシンから聞いていたからです。本当は、危険な場所に行かせたく無かったガンチなんですけどね。

それが運命の分かれ道だったのかも。

 

ガンチが出て来た事で、ソ副官の狙いは、ガンチに変わってました。

ところが、射撃の腕がイマイチだったんですよ。

撃った弾はガンチじゃなく、ヨウルに当たっちゃった

ヨウルも、ソ副官が狙ってるのに気がついたんで、庇ったのかな?

 

ヨウル、崩れ落ちました。

そして、どこにも行かないで・・・とガンチに言って意識を失ったのです。

その瞬間、怒りでガンチの目が緑に変わりました。聖獣に変身したんです。

抑えられませんでした。

スンシンから、グァヌンたちを復讐心で殺したりするなと、法で裁くから・・・と言われていたんだけど、この時は無理でした。

まっすぐ、ソ副官の元に行き、首を締めあげたのです。

もう少しで殺してしまう、そんな時、ヨウルの声が・・・。

「ガンチ・・・。」

それで、ガンチは思いとどまる事が出来たのです。

 

グァヌンは、又も失敗したんで、この際一気に皆殺しに・・・と命を下しましたが、既に屋敷はスンシンの部下の兵たちで囲まれていました。

でも往生際が悪くってね。煙幕をたいて逃げ出したんですよ。

逃がすなよ、あんなに大勢いたのに・・・って感じ。

でも、結局は、追い詰められ、ガンチに右手を切られ、捕まってしまいました。

自分だけが大切で、自分の欲望に正直に生きたかっただけだ・・・なんて事を偉そうに言ってたグァヌン。

本当に情状酌量の余地が全く無い悪役でしたね。

ここまでの悪人、珍しいよと思った私です。

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『九家の書』30話まで

2014-05-22 09:24:08 | 韓国ドラマのエトセトラ
九家(クガ)の書 ~千年に一度の恋~ DVD SET3
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル

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いったいどう言いわけするんだろうと思いましたよ。

グァヌンが言い訳するんじゃなくて、この顛末の意味を、スンシンが話したのです。

つまり、逆賊同志で争わすようにすれば、自分が苦労しなくても、望むモノを得られる・・・と。

グァヌン、テスの策をここで初めて知ったのです。

ふと見た先に、テスがどや顔で現れましたしね。

悔しい気持ちを押し殺して、関係無いフリをしなくちゃいけなかったグァヌンでした。

でもね、やっぱり我慢出来ません。

宮本商団に精鋭の忍者を借りようとしてます。もち、スンシンを殺すためです。

 

その頃、ガンチ&コンは、宮本商団の宿舎に忍び込もうとしていました。スンシンからの指示でした。

この時、ガンチは、ヨウルを待機させたのです。やっぱり、出来るだけ危険な場所からは遠ざけておきたいですからね。二つ目の願いだと言ってヨウルを納得させました。

でもまぁ、相手は忍者ですからね

すぐに気がつかれて、格闘となったのです。待機していたヨウルの背後にも忍者が忍び寄ってて・・・。

お腹を切られた(・・・軽傷?)ヨウルは、ガンチたちの元に走りました。

ただ、ガンチは、ヨウルが来たのに気が付きませんでね。振り回した爪が、ヨウルの腕を切り裂いたのです

 

ヨウルも、ガンチもショックを受けました。

ガンチはすぐに自分の手を傷つけ、血をヨウルの傷に垂らすんですが、こうやって治すのは、一人1回だけなんだとか。以前、やったことがあるんでね、ヨウルには。

だから、もう、効き目はありませんでした。

余計にガンチはパニックになりました。

幸い、怪我はコン先生の手当てで治りそうです。

 

ただ、ガンチのショックは相当なもんでした。

ヨウルが死ぬかもしれないというのは、もしかしたら、自分が殺すかもしれないと言う事も含まれてると思ったのです。

ヨウルは、ガンチの様子が変なのを見て、お告げを聞いたんだとすぐに察しました。

「そんな運命、私は全然怖くない。」

そう、ヨウルは言いました。

恐怖にとらわれれば、全てを失う・・・と言ったウォルリョンの言葉が頭に浮かびました。それでも、ガンチは怖かったのです、ヨウルを失う事が。

「別れよう。」

ガンチは、そう言うしかありませんでした。これが3つ目の願いだ・・・と。

ヨウルがいくら縋っても怒ってもガンチは気持ちを変えませんでした。

 

でもね、やっぱり迷っているんです。どうすればよいのか、本当に良い方法が思い浮かばないんです。

だから、スンシンの元に、相談に行きました。

「もし大切な人が自分のために死ぬと言われたら、どうしますか?」

「その人が死なずにすむよう最善を尽くす。」

「別れるしか方法が無かったら?」

「お前が一番恐れている事は何だ?」

「自分の所為で大切な人を失う事です。」

「では、大切な人が一番恐れている事は何だ?」

ガンチは、その問いに答えられませんでした。ヨウルが恐れている事?・・・。

 

その時、彼らを取り囲んだものが

宮本商団の警護係のアジョッシたちです。

スンシンがガンチたちを商団に遣わしたのは、アジョッシの呼び出し状を渡すためでして。その呼び出し状に応じてやってきたってわけ。

で、何をするのかと思いきや。

彼らに対して、警告をしたんです。企んでいる事を全て把握している、今回は見逃すから、3日間のうちに退去しろというものです。

言う事聞くかしら?

 

グァヌンは、無形道館の弟子のユン云々というモノを味方に引き入れていました。

ガンチを迎え入れ、人間の自分たちより優遇していると反感を持っていた者です。

その男は、嘘をついてヨウルを森に連れ出しました。弟子ですからね、ヨウルも疑いは持ちませんよね。

 

ヨウルが居なくなったのを心配して、コンが探しに来ました。そこで、倒れているヨウルと、その傍に立ってるユンを発見。

忍者がヨウルを連れ去ろうとするのを、防ごうと切り合いになったんですが、まだユンのことを疑ってないコンが背中を向けた瞬間、ユンが刺したーっ

深手を負いながらも、コンは必死にヨウルを助けようとしました。

でもねぇ、相手は多勢。危なくなった時、ガンチが間に合いました。

コンの傷は、ガンチの血で治りました。

コンは、幼いころから、ヨウルの護衛として生きて来ました。なのに、みすみす拉致されるなんて・・・とかなりのショックを受けています。

 

ガンチは、グァヌンの元に行きました。

こんなことするのは、彼しかいませんよね。

グァヌン、サイテーです

何の罪も無いのに、ヨウルとチェ執事、オクマンを捕まえ、彼らの命が助けたければ、スンシンを殺せ・・・ですってよ

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『九家の書』29話まで

2014-05-22 08:42:41 | 韓国ドラマのエトセトラ
九家(グガ)の書 / 韓国ドラマOST (2CD + DVD)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ガンチは、やっと会えた母を送ったところ。

そして、ヨウルは3日後に、ガンチを送りだすと言う決心を話すと父と約束したばかり。

二人とも、辛い気持ちを抱えていましたが、口にすることはありませんでした。ただ、お互い、堅く抱きしめ合ったのです。

 

ヨウルは、ガンチを見るたびに涙がこみ上げて来そうになるのを、やっとのことで耐えていました。

「3つ願いを言って。」

そう、ヨウルは言いました。

「一つ目は、お前の手作りのご飯。」

あいやぁ・・・ヨウル、家庭的な事は大の苦手と来てますからね。

 

ウォルリョンが昔の姿でソジョン法師の前に現れました。ただ一人人間の友人ですからね。

ソジョン法師は、本当に喜んで抱きしめました。

ウォルリョンは、ガンチに会いたかったようです。ソジョン法師と共に無形道館に行きました。

ガンチと並んで見ると、同じ年頃に見えて、父と息子だなんて思えません。聖獣ですからね、やっぱ。年をとらないってことですよね。

「永遠に一緒にいるつもりだ。」

ガンチが母ソファの事を聞いたら、ウォルリョンはそう答えました。

裏切ったのは、母さんだと聞きました・・・とガンチ。

「先に信じられなくなったのは私の方かもしれない。」

そう、ウォルリョンは言いました。

裏切られると言う恐怖が私を千年悪鬼にしてしまったのかも・・・と。

これは、誰のせいでもなく私の心の恐怖がしたことだ。恨みや復讐心を抱くな。悪業は必ず罰せられる。人間になりたいのなら、恐怖心を抱くな。恐怖にとらわれれば、全てを失う。信頼の対は不信ではなく恐怖だ・・・。

ウォルリョンは、初めて優しくガンチの肩に手を置き、去って行きました。

ウォルリョンは、月光庭園に眠るソファの隣に横たわりました。これは・・・眠り続けるってこと?死んだってこと?神獣は死なないんじゃなかったっけ?

この辺を曖昧にしておくのが良いのかもしれませんが・・・。

 

ガンチはすっきりした気分で、ソジョン法師に『九家の書』を探す方法を聞きに行きました。

まだ誰ひとりとして成し遂げた事が無いわけで。ウォルリョンでさえ、失敗したわけで。

ソジョンは、何度もガンチの意志を確認しました。

ガンチが思いとどまる筈がありません。でもね、ソジョン法師の次の言葉に愕然としました。

ヨウルと自分とは大凶の悪縁で、どちらかが死ぬ運命にあるということです。ガンチは不老不死です。と言う事は、死ぬのはヨウル・・・です。

ヨウルが居ない世界で生きて行くなんて考えられないガンチ。

皮肉な運命に、愕然としました。ヨウルと一緒に生きて行くなんて、ヨウルを殺すことと同じですからね。

 

そして、このお告げをヨウルはずっと前から知ってて、それでも自分の事を愛してくれている・・・。

ガンチは、ショックを受けました。

そんなガンチを、ヨウルはご飯を作って待っていました。

ご飯を炊いただけですが

ガンチは小石混じりのご飯を、美味しいと言って食べました。

お互い、泣きそうな気持ちを押し込め、冷静な態度を取ろうとしていました。

 

テスが、スンシンのスパイだということがグァヌンにばれまして。命の危険が迫っていました。

でもね、テスはもう昔のテスじゃありません。すっかり四君子としての資質を開花させてるようです。

グァヌンに、双方のスパイをしていたように思わせたのです。そして、百年客館を取り戻そうと隙を狙ってた・・・て思わせたんですね。

グァヌンに都合の悪い情報は、全てスンシンの元にある・・・とテス。

宮本商団などからの賄賂をもらって国の情報を売っていた両班たちの名簿も・・・とテス。

彼らの口からグァヌンの名前が出たら、まずいんじゃ?・・・と焦らせ、それを防ぐには彼らを始末して口封じするしかないと言いました。

グァヌン、その策に乗っちゃいまして。

スンシンが動く前に、名簿に乗ってる面々を次々と暗殺。

残り3人が、不安のあまり春花館にグァヌンを呼び出しました。どう対処するか聞きたかったのです。

でも、グァヌン、あっさりとその場で彼らを殺しましたよ

その直後に、スンシンが兵を連れて春花館にやって来たのです。

グァヌンと鉢合わせです。

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コメント (4)
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