大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

白馬への旅・二日目善光寺・北斎館と高井鴻山記念館

2022年06月24日 | 旅行
白馬の二日目、今回の旅のメイン7年ぶりの前立本尊御開帳の善光寺参拝、幸い雨は降らないようで一安心。
ホテル8時出発、希望者22名を乗せて約1時間で善光寺着、滞在3時間での自由参拝。

まず、立派な仁王門がお出迎え、その先の参道(仲見世)は、参拝者も少なくすいすいと歩け、巨大な山門に向かいます。

本堂前の回向柱に触れ前立本尊に触れたのと同じ功徳を得たのち、参拝券購入の行列に並び次に本堂の裏まで並ぶ内陣参拝の列に並びます。
本堂内では、並びながら遠くの前立本尊を拝しながら両側の地蔵菩薩・弥勒菩薩にもお参り後、内内陣のお戒壇巡りへ。
前立本尊を間近に参拝し内内陣右側の階段を下り真っ暗闇の回廊を壁伝いに進み、ご本尊の下にある極楽の錠前を右手で探りながら尚も進みます。相当進んだ後手探りでやっと極楽の錠前を探し当て、相棒に有ったことを告げ相棒も触れられたようで、二人してご本尊との結縁が叶い極楽往生が約束されました。

その後、仁王門と本堂の間にある高さ間口とも20mの山門登楼参拝へ。
急な階段を上って楼上へ、智慧の門として受験生に人気ですが私たちも今更手遅れと思いつつ知恵を授かるように参拝後、上からの景色を楽しみました。(先ほど空いていた仲見世の人出も増え、回向柱の行列も長くなっています) 
写真下左山門からの仁王門・右は山門からの本堂

仁王門側はこれから参拝される多くの方々・本堂側は回向柱に並ぶ長蛇の列を眺め早く連れて来て頂いたことに感謝しつつ経蔵へ。
経蔵は、宝暦9年(1759年)落慶、江戸時代を代表する経蔵建築として重文に指定。
経蔵の中には、五間四方宝形造りで内部には6771巻の鉄眼黄檗版一切経を納めた八角形の輪蔵があり、脇に備えられている腕木を10人ほどで押して高さ約17m・奥行約15m・重さ約5トンの輪蔵を一回転させると中の一切経をすべて読んだのと同じ功徳が得られるといわれており、私たちも皆さんと一緒に一回転することができました。

まだ時間に余裕がありましたので最後に、日本忠霊殿(善光寺資料館)へ。
三層の日本忠霊殿には、戊辰戦争から第二次世界大戦にいたる240万余柱の戦没者を祀っている日本唯一の仏式の霊廟で、内陣にはご本尊の分身仏である一光三尊如来像・仁王像の原型・羅漢像等が展示されている。

購入した参拝共通券で参拝できるところ4か所をすべてを参拝でき、集合場所へ向かう参道(仲見世)で名物のおやきを頂きながら小休止。
集合時間12時には全員集合、小布施へ。小布施着12時45分昼食はたっぷり栗の入った名物のおこわ弁当。

小布施出身の大実業家高井鴻山は江戸遊学中に多くの知識人と交流したが、そのうち葛飾北斎との交流は深く北斎は80歳を超えて招かれた鴻山を訪ねて小布施にやってきて、数々の肉筆画を残した。
写真下北斎の年表

それらの作品を保存展示している北斎館と豪農商であった高井家の居宅等を利用して鴻山の作品等を保存展示されている高井鴻山記念館を見学。

小布施は栗の名産地であり、栗を使った和菓子をお土産にホテルへ。
ホテル着4時過ぎ、温泉で疲れを癒し夕食、生ビールと地酒で満腹、バタンキュー。
明日は、上高地へ。
本日の歩数計9404歩。







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