大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

阿蘇と高千穂の旅(その3)

2024年05月26日 | 阿蘇と高千穂の旅
5月21日、阿蘇と高千穂の旅の最終日。

出発前に、昨夜高千穂神楽を見に行った高千穂神社に参拝。
約1900年前の垂仁天皇時代に創建。高千穂郷八十八社の総社で高千穂神社の本殿 (江戸時代前期(1778年)の建立)は、国の重文で境内には樹高55m、最大幹周9mの大杉で畠山重忠の手植えと伝えられている父杉(町指定天然記念物)を含む大樹が多くあり神域として大切に保護されている。

剣道の絵馬がありましたので、長男が生涯剣道が続けられるよう祈念し奉納してきました。
ホテル発8時、高千穂峡真名井の滝の前でのボート乗りへ。
上流でバスを下車、川沿いを下りながら80m前後の柱状節理の素晴らしい渓谷を下ります。
急の下りですので、安全のため相棒はタクシー利用。

高千穂峡は、27万年前・14万年前・12万年前・9万年前の阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷。

貸しボートから見上げる真名井の滝は迫力満点!落差17メートルを体感できます。
次は、神話の天岩戸神社へ。

天岩戸神社・天安河原
日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている天照大御神のお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟が御神体として御祀りしており、天岩戸神話の舞台となった場所。
神職のご案内で、西本宮から対岸の山肌にある天岩戸を参拝。(写真撮影不可)
写真上西本宮

西本宮の対岸にある東本宮は100段ほど石段を上ったところにあるそうですが、時間が無く入り口の鳥居から参拝。
写真上東本宮

岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、両社とも天照大御神様を御祭神として御祀りしており、川上には八百萬の神々がお集まりになり、御相談をされた天安河原(写真上)がある。
最後の訪問地阿蘇神社へバス移動。

阿蘇神社
創立は孝霊天皇9年(紀元前282年)と伝えられ、約2,300年の歴史を有しており、全国に約500社ある阿蘇神社の総本社。
古来、阿蘇山火口をご神体とする火山信仰と融合し、肥後国一の宮として崇敬をあつめている。
天保6年(1835年)から嘉永3年(1850年)にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、神殿や楼門などの6棟は国重要文化財に指定されている。中でも楼門は九州最大の規模を誇り、日本三大楼門の一つともいわれる。

熊本地震により楼門・拝殿が倒壊(復旧済)するなど、重文以外の社殿についても甚大な被害を受け、現在復旧工事中。

見学後昼食、熊本空港へ。本日の歩数計、15689歩。
17時20分発の全日空で伊丹へ、定刻通り無事到着。
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