大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

三日目・二見浦

2021年12月31日 | 伊勢の旅
三日目は、ホテル近くの二見浦へ。
徒歩で10分ほどで、セイウチ・アザラシ・イルカ・カワウソたちと触れ合える伊勢シーパラダイス、子供たちで賑わっていました。
土産物の売店の並ぶ店内を通って数分で夫婦岩・二見興玉神社方面へ。

二見浦
夫婦岩とそこから西に弧を描いて延びる砂浜のあたりを指し、背後に音無山がそびえ前面に伊勢湾を隔てて知多、渥美半島があります。
二見の名の由来は、倭姫命がこの地を訪れた時、あまりの美しさに二度も振り返り見られたことから呼ばれるようになったという伝説がある程の景勝地で、神宮参拝前の禊の地としての役割も果たしてきました。

夫婦岩
夫婦岩は、大小2つの岩を大注連縄で結んでおり、海中に沈む猿田彦大御神の興玉神石と、日の大神(日の出)を拝する鳥居の役割を果たしており、夫婦円満や良縁の象徴と言われています。
大注連縄は縄の長さ35m、男岩に16m、女岩に10mが巻かれ、その間の長さは9mあり、五月五日、九月五日、十二月中旬土日曜日に張り替えられます。
5月から7月は、夫婦岩の間から昇る朝日を見ることができ、11月から1月の満月の頃は、夫婦岩の間から昇る月を見ることができます。
条件がととのえば、昇る日の光が富士山を際立たせ、なんとも神秘的な光景を作ることもあります。

二見興玉神社
導きの神である猿田彦大神を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益がある。
古くより神宮参拝の前に二見浦の海水で心身を清める禊をする「浜参宮」という習わしがあり、現在でもまず神社に参拝し、お祓いを受けてから神宮へ向かう参拝者も多いです。
神使は蛙で、境内には二見蛙(無事にかえる、貸したものがかえる)が多数奉納されています。
天照大神が隠れ住まわれたと伝わる天岩戸もあります。

相棒が歴代諸皇族が宿泊された賓日館を見学している間に私は音無山に登ってきました。結構急こう配のところもあり相棒がパスしたことは正解でした。

音無山
標高119.8m。
二見興玉神社の近くから遊歩道を約15分登ると日の出展望台があり、展望台からは伊勢湾が一望でき志摩半島の山並みから昇る初日の出は絶景です。春には2,000本の桜が見事に咲き誇りたくさんの花見客で賑わいます。
展望台からの伊勢湾の眺望は満喫していましたら、あとから登ってきた地元の方から11月2日にここから富士山が見えました、と。

下って相棒とともにホテルへ向かう途中、1300年前僧行基が創建された太江寺がありましたので相棒と別れて寄って帰ることに。
由緒あるお寺でしょう、山門には立派な仁王がにらみを利かしていました。

本日もおいしい料理を肴に一杯飲んで、温泉に浸かってグッスリ。
明日は松阪へ立ち寄って帰阪。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二日目・相差 | トップ | 四日目・松阪 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

伊勢の旅」カテゴリの最新記事