大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

二日目・相差

2021年12月30日 | 伊勢の旅
二日目は、相差へ。
9時50分ホテルから二見駅まで送っていただきJRで鳥羽駅からバスに乗り継ぎ相差へ。
バス停から案内通りに海の方向へ数分、海女小屋へ。
中には先客が三組と海女装束の海女さん(現役で午前中潜ってきた)が二名、私たちも奥の席へ。

まず本日の焼き物の貝一式が提示され、伊勢エビを追加注文。
最初にアジの干物が焼き上がり運ばれてきた後、ヒオウギ貝・カキ・大アサリ・サザエそして伊勢エビと、次々に焼きあがります。

私は、炭火で焼かれた美味しいアジの干物に、つい日本酒を注文。
海女さんの話を聞きながら、次々焼きあがる貝類・伊勢エビに大満足。締めのウニ飯もおいしく頂き満腹。
海女には、一人で素潜りをする海女(徒人・5~8m潜水)と男性(夫)が船を操り女性(妻)が海に潜る海女(舟人・10~15m潜水)との2種類ある。
海女さんの頭を覆う布に刺繍されたマーク2種類(写真上右)は、星形は一筆書きで無事に戻れるように、格子状の形は目が沢山あり多くの目で魔物を見張ってくれるように、といずれも海女さんの無事を願うお守りになっているそうです。

食事後、近隣の海女文化資料館と神明神社(石神さん)へお参り。
海女文化資料館には、海女さんの潜っている実物大の人形とともに素潜りの道具等が飾ってありました。

神明神社の境内に祀られている石神さんは、女の人の願いを一つだけかなえてくれる、とのことですので相棒は何か願っていました。(叶いますように)
海女さんの労働はきつく、漁期間が終わると体重が10キロほど減るそうです。
現在日本には、約2,000人の海女が現存し、そのうち鳥羽市・志摩市には、全国でも最多となる約750人の海女が操業しているそうです。

帰りのバス停で待っていますと、青空から白いものが降ってきました、雪です、昨夜の天気予報では大阪のほうにも雪が降るようでしたが、こちらの方に聞きましたら、ここはめったに雪は降りません、との回答でしたが外れました。アロエの花との対比が面白く感じました。
満腹でホテルへ戻り温泉で疲れをいやし、本日もバタンキュー。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第一日目・伊勢 | トップ | 三日目・二見浦 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

伊勢の旅」カテゴリの最新記事