6月13日、「大阪の歴史再発見」にて法案寺での聖観音菩薩立像を拝観に行って来ました。
今回は夕刻からの公開で同好の志が約50人、公開時間前から境内に溢れていました。
定刻の18時、大阪教育委員会の鈴木氏到着。
順に堂内の聖観音菩薩立像を始め所蔵の仏像を拝観、しばらくして堂の前にて解説を聴きます。
法案寺は、旧官幣大社の生國魂神社の神宮寺である生玉宮寺は法案寺と号し神仏分離で廃寺となったが、その生玉十坊の筆頭であった南坊が移転、再興された寺院。
本尊である木造聖観音菩薩立像(高約1m・国の重文)は、生玉宮寺の本地堂に祀られていたが神仏分離後法案寺の本尊となった。
聖観音菩薩立像は、檜の寄木造りで右足を少し前に踏みだした姿で衣摺の彫り口は浅く、上品で穏やかな表情は平安時代後期の藤原様式をよく伝えています。
他に、摩利支天立像・歓喜天坐像(何れも木造高約5cm、江戸時代作)・十一面観音菩薩立像・弁財天坐像・勝軍地蔵菩薩立像(何れも木造高約30cm、江戸時代作)等の展示仏を拝観させて頂きました。
今回は夕刻からの公開で同好の志が約50人、公開時間前から境内に溢れていました。
定刻の18時、大阪教育委員会の鈴木氏到着。
順に堂内の聖観音菩薩立像を始め所蔵の仏像を拝観、しばらくして堂の前にて解説を聴きます。
法案寺は、旧官幣大社の生國魂神社の神宮寺である生玉宮寺は法案寺と号し神仏分離で廃寺となったが、その生玉十坊の筆頭であった南坊が移転、再興された寺院。
本尊である木造聖観音菩薩立像(高約1m・国の重文)は、生玉宮寺の本地堂に祀られていたが神仏分離後法案寺の本尊となった。
聖観音菩薩立像は、檜の寄木造りで右足を少し前に踏みだした姿で衣摺の彫り口は浅く、上品で穏やかな表情は平安時代後期の藤原様式をよく伝えています。
他に、摩利支天立像・歓喜天坐像(何れも木造高約5cm、江戸時代作)・十一面観音菩薩立像・弁財天坐像・勝軍地蔵菩薩立像(何れも木造高約30cm、江戸時代作)等の展示仏を拝観させて頂きました。
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