島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

京の夏の旅2

2017-09-25 | 京都から
  
 京の夏の旅も、昼食を食べたら少し雨が降ってきました。
 東山にある大雲院を訪ねます。
大雲院は本能寺の変で殺された織田信長・信忠父子の菩提を弔うために、烏丸二条南(私の出た龍池小学校の隣です)に建てられ、その後寺町四条に移り、昭和48年(私も二十歳なので、知ってるはずですが)にはこの地に移ってきたようです。
  
 境内には織田信長父子の墓碑がありましたし、これも寺町四条から移してきたようです。
境内には他に石川五右衛門の墓所もありました。
   
 ここは以前は大倉財閥創始者の大倉喜八郎の別荘があり、そこに昭和3年に鉄筋コンクリート造りの高さ36ⅿの山鉾に模した祇園閣を建てました。
 昔から「なんでこんな場所にこんなものがあるんや?」と思っていつつ、一回ぐらいこの上に登りたいとも思っていました。
また、私の父方の祖母の家は大倉財閥の大番頭をしていたので、祖父も一度くらいはここに招かれて上がったかもしれないと思うと、感慨深いものもあります。
 祇園閣は伊藤忠大(イトウチュウダイ)の設計による国登録有形文化財の名建築らしいですが、なんか武骨なだけで、コンクリート造りで、やや成金的ではありました。
 祇園閣内は写真撮影禁止、登った上からの景色の写真も禁止なのが残念でした。
  
 次いでもう一つのお目当て、小学校の遠足で行ったかもしれませんが憶えてもいず、その名前や写真を見る度に行きたかった京都大学・火山天文台(カザンテンモンダイ)。
 
 東山の上にあるのは知っていましたが、京都の町中からは見えません。
説明を聞いて納得しました、そもそも京都の町の明かりが見えないような所でないと天体観測出来ないので、京都の町から見えないはずです。
  
 昭和4年に、日本で2番目に設立された大学天文台で、直径9ⅿのドームに国内3番目の大きさの45cm屈折望遠鏡もありますが、今となってはやや小さく感じられます。
 重りで動く動力で、この望遠鏡は星の動きに合わせて回ります。
   
 アャ高P1号が月面着陸する地点の地図がほしいと、NASAから依頼されて協力したここの所長宮本正太郎さんに、NASAから贈られたアームストロング船長の足跡の灰皿、実際も灰皿として使っていたようです。
   
 このコースは昼食と途中の茶店のソフトクリームも付いていました。
見慣れた町で、見たこともなかった施設に入れる、観光バスツアーもなかなか有意義でした。

    返事
花水木さん:バスの旅、ボーとしていても連れていってくれる、
     楽で良かったです。
      レコード大賞、最近の受賞者は知りませんが、
     2回も獲った中森明菜は今ちょっと可愛そうですかね。

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