島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

祇園祭

2021-07-17 | 京都
 
 今日7月17日は、本来なら祇園祭山鉾巡行の日ですが、2年続けて新型コロナで巡行は中止です。
 一昨日15日は宵々山ですので、仕事帰りに途中下車して、今年は少しだけたてた山鉾を観に寄りました。
 先ずは長刀鉾を遠くからパチリですが、肝心の長刀が欠けました。
 
 函谷鉾(カンコボコ)です。
高校の同級生2人がせっかく2代連続で山鉾連合会の理事長になったのに、今の理事長は就任してから2年連続の巡行中止、「来年は絶対やる」と言ってました。
 
 鶏鉾です。
菊水鉾と船鉾は、今年はたてなかったようです。
「たて方を継承できる」の意味もあってたててるそうで、本当は観覧も控えるように言ってますが、少しは人も出てましたし、前でちまきなども売ってました。
 
 月鉾です。
たかだか100年ほどのオリンピックを、選手ファーストと言って無理矢理開催しますが、1000年近く続いてる祇園祭は、そもそも無病息災・疫病退散を願ってのお祭りですので、これをやらずしてどうするんですかね!
色々不条理なコロナ対策なんか止めて、全国のお祭りや神事を中止せずに施行し、神頼みに頼った方が効果的かもしれませんよ。
こんなことを、一応医療従事者の端くれが言うのはまずいでしょうが、祇園祭中止は葵祭や時代祭り中止以上に寂しいです。
 
 私の実家に一番近い場所にたつ放下鉾(ホウカボコ)です。
私の麻雀友達も、ずっとこの鉾に乗ってましたが、今は口うるさい古老にすぎないと思います。
祇園祭が終わったら、ずっと休んでいた麻雀も再開予定です。
 
 山も少しはたてていました、霰天神山です。
青春時代、祇園祭でのデートは夢でしたが、一度も実現せず。
今年の宵々山も、こんなに晴れていたのに夕方からは土砂降りです。
昔も祇園祭の夕方に、アスファルトに跳ね返る蝶ちょのような夕立を見ながら、「二人で濡れたかったなあ」と、ため息ついてたことを思い出しました。

コメント (1)
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