島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首 3

2012-12-09 | 奈留島百人一首
 今週土日は当直、天気は「小嵐」と言う感じで、土曜日の少年ソフトボール大会も延期、本日日曜日の島の駅伝大会も中止になりました。
当直だから天気はいいのですが、この秋は催し物の中止が多いいのが残念です。
 行事がない時こそ、百人一首です。
  
 3.あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
           ながながし夜を ひとりかも寝む
                         柿本人麻呂(7世紀後期~8世紀初め)
 「林の奥深く、木の枝に止まり、独り夜を明かすという雄山鳥。その垂れた尾のように長い長いこの夜を、私は恋しい人と離れ一人ぼっちで寝るのだろうよ。」
 枕詞をこれで学んだ一首ですね。
山鳥は昼は雄雌一緒に仲良く居ますが、夜は谷を隔てて別々に寝るということを知り、最近の我がことのようで、胸が張り裂けそうになっています。
 
 3.どんびきの 歌で始まる 文化祭
                なかなかよい撃@皆で楽しむ
        
ひきの・なかなか・む  8字同
「あしびき」から「どんびき」を連想し、それに頼っただけの一首になってしまいましたが、「ながなが」→「なかなか」や「ひとり」から「皆で」に転換するなど、下の句でもそこはかとない工夫が成されている?玄人好みの?一首です。
 念の為書き加えるなら、どん引きするような歌や出し物はありませんでした。
   
 離島開発総合センターで毎年11月に開かれる五島市奈留町文化祭も平成24年で9回目。
五島市に合併する前から数えると、20数回目になるようです。
センター3階のこのホールの幕は、隅が焼けて穴があいていますが、(まだ防波堤も少ない昭和の初期頃か)浦湾の風景が織り込まれた立派なものです。

  返事
喜珍さん:私もそろそろと思っていました?・・。3首目です。
花水木さん:神戸のルミナリエ、第1回に行きました。
コメント (1)
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