島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

外科学会

2008-05-19 | 九州本土

第108回 日本外科学会定期学術集会が長崎でありました。

 もう最先端の外科とは無縁の外科医にとって、参加はあまり意味が無いのですが、
30年ほど前に始めて学会発表したのが、長崎の外科学会だったような気がして、また京都からよりはほんの少し短い時間で行けることもあって、土日は長崎に行ってきました。

 これももう、実際には持っていてもあまり意味も無く、それ程のこともしていない「外科専門医」の称号。
今年はその5年の更新の年。
 以前「古狸」さんが、病院の机の隅から見つけて送ってくれた古い参加証
(古狸さんの罵詈雑言や、ある時は褒め殺しに堪えてきたのは、時々こんな親切をしてくれるからです)。
 この古い参加証と、今回の学会の参加証を集めて送ると、更新料を払うだけで「外科専門医」の称号が貰えるのです
(もっとも、若い外科専門医は、ちゃんと試験を受けて、手術症例の報告書も集めて、専門医に成っているので、ご安心下さい)。

 年寄り外科医のちょっとした見栄と、優越感をくすぐる制度ですが、私もかなり見栄っ張りのようで、「外科専門医」の称号を、もう5年間我が心に持てる、と言うだけで行った、長崎1泊2日の旅でした。
コメント (2)
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