徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーネパール・ポカラでハイキングー4月14日

2012年04月17日 | 南アジア
ポカラに来たからにはトレッキングをしたいと思った。

 ガイドを雇い、サランコットに行こうと思った。

 サランコットはポカラの街から3時間くらいで行くことができるので
 適当なハイキング・コースだ。

 ガイド料20USドル。

 午前8時出発。

 ツアー事務所に午前8時に出向くと
  まるでジョギングにでも行く格好のおっちゃんが待っていた。
     

  簡単なコースとハードなコースがありますが、どちらがいいですか?
  と訊くので、もちろん「ハード」なコースと答えた。

  湖沿いに歩き、それから山道に入り、ひたすら登ってゆく。
  通常、片道3時間のコースらしい。

 ガイドは、ワタシにトレッキングの経験があるかどうか訊いた。

 ワタシは数か月前ニ―ジーランドで5日間のトレッキングをし、
 2週間前はレーを歩きまわり、香港では100キロ・トレイルの大会に
 出場し、香港の山ガイドのアシスタントをしている、と答えた。

 すると、このおっちゃんは俄然対抗心をむき出しにし、
  Tシャツを脱ぎ、ひたすら前を行く。
    

  ワタシはマイペースを維持する。

  通常、ガイドと言うものは、30分歩いたら5分休憩するとか
  1時間歩いたら10分休憩するとか、「客」を思いやって
  歩かなければならないのだが、
  このおっちゃんは、自分が休みたい時に休むのだ。(笑)
    

  ワタシもトレイルの時は足元に集中したりするので口数が少なくなる。
  だから、ガイドのおっちゃんが全然話しかけてこないのは
  とても助かる。

    
    トレッキング 証拠写真

   山の中にも村があり、
    
     羊を追う農村風景や

    折から、ネパールの正月2日目にあたり
    この山の村では、寄りあいなのか、集会が開かれ
    
    
     集まった人にふるまう食事の準備で忙しい 

    また、別の村では、女たちが寄り集まり、なにやらお金のやり取りを
    している。
     
     今年度の自治会費でも集めているのか?(笑)

     このような風景を見ながらサランコットの展望台に到着した。

    朝8時に出て10時に展望台に到着したのだから2時間の行程だ。
   サランコットの展望台からはヒマラヤの山々が眼前に広がっている
   はずだった。

   だが、雲でかすんで見えない。
     
    
    
     展望台の茶店でガイドにコーラを御馳走し、
     20分ほど休憩して、戻ることにした。

    ガイドはまた訊いた。
     今来た道を戻るか、それとも簡単なコースを戻り
     途中で車に乗るか?

    ワタシは、もちろん今来た道を戻ると答えた。

    湖側は天気が良いので遊覧飛行
    
    や
    
    パラグライダーが飛び交う
    
    よく接触しないものだ
    山の狭い段々畑で
    
    牛を追い畑を耕している

    そのうち、ガイドのおっちゃんが、「トイレ」(雉撃ち、ウンチ)に行くので
    先に行ってくれと言いだした。(笑)

    ワタシは、もう道が分かったのでドンドン下って行った。

    湖畔に出る頃、やっとガイドのおっちゃんが追い付いて来た。

    湖南の道はデコボコが少ないので
    「走ろうか」とガイドに言ったら
    「えっ?なんで?」
    「平坦だから」
    「????」ガイド  唖然!

    事務所に正午過ぎの戻り、顔を出すと
    「もう戻って来たのですか?」と言われた。
    
    ガイドのおっちゃんと記念写真。

    ガイドはシェルパ族で、ネパール的な顔立ちかと思ったら
    このおっちゃんはネパール人的顔ではない。(残念)
    どちらが「ガイド」か分からない。(笑)

    ガイドが徒対抗心を持つと、こちらも対抗心を持つ
    翌日から筋肉痛が始まった。

    体がなまっていた証拠だ。(反省)
    

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーネパール・ポカラ徘徊ー4月12日~

2012年04月17日 | 南アジア
カトマンズからバスでポカラに行く。

 朝7時発のバスだ。ポカラ行きのバスは
    
    カンティ・パト(Kanthi Path)という所から、各社のバスが一斉に出発する。
    乗客は自分の乗る会社のバスを探し、荷物を預けて出発を待つ。

   バスは隊列を作り、標高1300メートルのカトマンズから
    
    
    
    どんどん下って、ポカラ方面に向かう。
    
    
    

    途中、レストランで「ランチ・タイム」がある。
    
    昼食込の料金を払った人には「食券」が渡され、ブッフェだ。

    約7時間でポカラに到着した。
    ポカラでも宿は
    
    1泊1100ルピー(1100円)の中級ホテル。
    湖の近くのホテルだ。
     ポカラも観光開発され、なんだか街はどこにでもある
    観光地のような感じだ。
     ネパールは中国には入国ビザ免除をしているので、中国人旅行者も
    多い。
    なにしろ、南西航空と中国国際航空がカトマンズに乗り入れているのだ。
    だから、中国料理店もある。
    
    豆腐が食べたかったので、この店に入った。
    
    「麻婆豆腐」を「少辛」(辛さ控え目)で注文。
    
    「餃子」は「鍋貼餃子」
    もう、これで、ビールは決まりだ!
    合計で850円!

  で、支払いの時、「埋箪」(マイダン・お勘定)と言えるのもうれしい。

  翌朝、起きて外を見たら
    
    目の前に「マチャレプレ」(6,993メートル)の絶景が
    朝日を浴びて輝いていたのでした。
    
    
    アンナプルナIII 峯がその横に!
    昨日は曇っていて、何も見えなかったのだ。

   しかし、この絶景も、午後には雲に覆われてしまった。

   湖をぶらぶらしいていると
    
    こんな格好をした人を目撃。
    サドゥー(修業僧)ではない。
    外国人(西洋人?)のカップルだ。 
    いわゆる、ひとつのファッションだ。
    サドゥーもどきだ。
    今では、こうゆうファッションの旅行者も少なくなった。
    だいたい、こんな格好をすると周囲から完全に浮き上がり状態だ。(笑)
    自分の国に帰ってもこのファッションを続けてほしい。

    インドもネパールも同様だが、服装が昔と様変わりしてしまった。

    30年前は「クルタ・パジャマ」(ちなみにパジャマってヒンディー語
    なんですよ。パジャマの発生の地はインドなんですよ)姿が
    普通にみられる、男性の服装だった。
 
    だが、今や、皆、ポロシャツや半そでワイシャツにスラックスか
    ジーンズだ。

    いまどき外で「クルタ」着ているのは「外人旅行者」ぐらいのものだ。

    女性もサリー姿は少なくなった。パンジャービ・ドレスが普通に
    なってしまった。

    夜、レストランや土産物街を歩いていたら「古都」と言う
    高級日本レストランを見つけた。

     日本酒が飲みたいので入った。
    
     料理を注文したが、出て来るまで時間がかかると思い
    「おしんこ」をつまみに飲む。
    
    B定食(串焼き、焼き鳥定食)750円
    日本円では「安い」という感覚だが、ネパールでは高額という感覚だ。
    これに日本酒1合を飲んだ。

    まあまあ、満足。

    合計支払い金額 2400円。

    ああ、言い忘れましたが、「油もの」が多かったので
    自重して、ご飯は 二口・三口程度にしました。

        
    
     
    

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーネパール・カトマンズ徘徊その2ー4月9日~12日

2012年04月17日 | 南アジア
そうそう、ネパールと言えば、ヒマラヤ山脈。トレッキングや登山客も多い。
だから、山用品・トレッキング用品を扱う店も多い。

 値段も安い。安いということは、それなりの意味がある。

 ワタシも、10ヶ月履いたジョギング・シューズのソールがすり減ったので
 新しくトレイル・シューズを購入した。4500ルピーを3700ルピーまで
 値切り、ソックスを2足かって、合計で4000円だった。
 シューズはメード・イン・ベトナム。

 さて、さて、徘徊だが
    
     ダルバール広場に向かった。旧王宮のあるところだ。
    
    仕立てやさん。その場で縫ってくれる。
      
    
    
    「豆腐?」 いや「パニール」(チーズ)です。
    
    
    このダルバール広場には
     
    「クマリー・ガル」(聖少女の家)があります。
    ネパール全土から、たったひとり、聖なる少女が探し出され、
    この館で「初潮」を迎えるまで、暮らします。
    
    その入り口の前で「クマリーの絵葉書」を売る
    小汚ね~~バーさんたち(笑)
    
    中庭があり、こんな感じの館です。
    なんせ、まだ子供ですから、時には「窓」から顔を出すことが
    あろそうですが・・・・・
    
    
     愛きょうのある狛犬だよな~~~。

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーネパール・カトマンズ徘徊その1ー4月9日~14日

2012年04月17日 | 南アジア
カトマンズは辻辻に社などあり、徘徊していて楽しいが、
その辻から枝分かれした道に入り込むと、方向感覚を失ってしまう。
ガイドブックを持たないワタシなど、何度も道を間違え、ホテルに
辿りつけなくて焦ったりした。
     
     
     
     
     

   で、さまよい歩いていたら「おふくろの味」という日本食屋があった。
     
     天麩羅蕎麦を註文した。久しぶりだな~~~~。300円。

     ちなみに、ネパール・ルピー 1ルピーが日本円96銭だから
     1ルピー=1円と考えた方が分かりやすい。

  目玉寺で有名な「スワンブナート寺院」にも足を延ばした。
     
     寺院まで登る石段は400段あった。
     
     石段を登りきると
     
     こうやって記念写真を撮る人が多い
     
     
     
     
     寺院ではお参りする人たち
     
     
     お参りの後は、みんなで持参の食べ物を楽しく食べる

     ネパールの食事は「米食」が主流だ。
     だから
      
      野菜2品にダール(スープ)、ダヒー(ヨーグルト)、漬物、
      パーパル(パパド、せんべい)にご飯だ。
      これで安い所で170円くらいだ。

     ある夜、ホテルの近所の高いレストランに入ってみた。
     早めの時間帯は団体旅行の客が入り満席になる。

     遅い時間帯に行くと
      
      客は数組!
      ネパール民族舞踊のライブだ(笑)
      
      
      1曲 5分くらい。で3曲で「ライブ」終了。
      踊る方だって、客が8人くらいじゃ、やる気が出ないってもんだ。

      料理の値段が、これが高い!
      
      一品が300から500ルピーだ。
      
      ネパールの地酒(焼酎)がサービスで「おちょこ」に一杯。
      ビール2本 飲んで 2300ルピー!
      まあ、2300円だから安いといえば安いのだが、
      地元感覚で言えば「高け~~~!」
      
     
      

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーインドからネパール・カトマンズにー4月9日

2012年04月17日 | 南アジア
インディラ・ガンディー・国際空港の両替カウンターで
インド・ルピーをUSドルに変えようとした。
 
  一応、最初にインドに入国する時に空港で両替したレシートと
 各地のCITI BankのATM で引き落としたレシートを持っていた。

 で、両替しようとしたら、銀行、または空港の旅替カウンターで両替した
 金額の10%しか、再両替できないと言う。
 市中のATMなどで引き出した時のレシートでは再両替はできないという。

 ワタシは2万ルピーも持っているのだ!

 ましてや、インド・ルピーは「国際通貨」として認められていないので
 海外で両替ができない。

 いくら、インドの首相が、
 「今やインドは中国と並ぶ国際社会でリーダーたる国だ」と言ったって
  通貨が国際的に通用しないのだから、お話にならない。
  中国通貨など、今やどこの国に行っても「両替」できる。

 なおかつ、ネパールではインド・ルピーが通用するが、
 500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣は通用しない。
 その理由は「偽札」が多いからだと言う。

 このことは両替所のスタッフも知っていて、ワタシが文句をたらたら言うと
 100ルピー紙幣に3000ルピー分だけ交換してくれた。

 今回もジェット・エアーでカトマンズまで飛ぶのだが、チェックインしようと
 したら、乗る予定の便より、1時間早い便に乗ってくれませんかと言われた。
 早く到着する分には、全然問題ないので「いいよ」と言うと
 お礼に「機内食のミールクーポン」を差し上げますだって!
 「乗る!乗る!」

 デリーからカトマンズは国をまたぐので国際線だが、
 機内では「ビールの販売もない」

 国内線の感覚なのだろうね~~~。

 それもネパールはインドの属国くらいにしかインド人は考えていないからね。

 カトマンズでの最初の3日間は中級クラスのホテルにした。

 それでも1泊3000円くらいだ。

 バスタブが付いていて、熱いお湯が出た。

 3日間、朝夕、お風呂に入って、垢を流した。

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