徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅~ブエノスアイレス徘徊~6月26日

2013年06月27日 | 南米
  朝、いつも通り午前6時過ぎに目が覚めた。
  外はなんだかまだ薄暗い。
  TVをつけると、温度が5度だ。
  7時になっても薄暗い。
  ネットで美術館などの開館時間を調べると、昼過ぎからの開館が多い。
  リオデジャネイロは朝が遅い都市なのだな~~~と思う。
  昨夜も洗濯をしたが、今朝も洗濯をした。
  助かるのは、バス・ルームにヘアードライアーがあることだ。
  ヘアー・ドライアーはワタシの場合は頭髪の乾燥に使用するのではなく
  洗濯物を乾かすのに使うのだ。
  助かる。
  10時過ぎから徘徊に出かけた。
  宿泊しているホテルはセントロの中心に近いところにあった。
      
      国会議事堂まで歩いて5分。
      
      
      
      なんだかヨーロッパ的な雰囲気だ。
      冬のキリリとした寒さが感じられるが日向は暖かい。
      
      
      
      それにしても、もともとこの大陸に住んでいた先住民の匂いは
      微塵もない。まったくのヨーロッパだ。
      大西洋に面した南米大陸の国々は、結局はヨーロッパからの
      征服者によって先住文化は跡かたもなく壊滅させられたのだろうか?
      
      
      
      
      
      小さな博物館に入ってみると、「古き良き時代」の品々が展示されて
      いたが、それは、征服者にとっての「古き良き時代」の思い出の
      品々でしかないものだった。
      こんなのを見ると、なんだか滅入るんだよね~~~。
     正午もとうに過ぎ、午後1時半になったので、
      
     「風来坊」という名前、ワタシにぴったりの名前の日本料理屋に入った。
     この店はパラグアイのイグアス居住区の宿で一緒だった、
     M大のH松先生に「面白い店ですよ」と紹介された店だ。
     入口の階段を上がると
      
      南無阿弥陀仏と書かれた掛け軸が飾ってある仏壇と
     TVではDVDで「仏教音楽」なのか「ダンス」なのか放映されている。
      日本人なら「おっ!」と驚き、二の足を踏むところだが、
      ここは外国、「エキゾチック・ジャパ~~~ン」なんだろうね。
      
      
      壁には密教画や般若心経が書かれた扇子などが飾られている。
      不思議な空間だ。
      H松先生の話では、オーナーは僧侶でもある日系二世の人だと言う。
      
      セットメニューで「風来坊」という寿司セットを注文した。
      これで約2000円だから、高級店なのだろうね。
      やはり、このあたりは「サーモン」が美味しい。
      なかなか、色といい、脂の乗りといい、美味しかった。
      結局ビール大瓶2本、昼間から飲んでしまった。
      ここでの問題点はクレジット・カード払いではなく、現金払いだ。
      現金をあまり持っていなかったので焦った。(笑)
      夜、来なくてよかったよ。夜だったら、アウトだったね。
      でも、そこは「仏の心」で勘弁してとか言いたいね(笑)
      現金が心もとないのとブラジル・レアルが200レアル(1万円)
      あるので、これを両替しようと思った。
      土産物屋の通りを歩いていると「カンビオ、カンビオ」と
      闇両替屋が声を掛ける。
      訊くと「1:2」だと言う。つまり1レアルが2アルゼンチン・ペソ。
      冗談じゃない。率が悪すぎる。
      200レアルで400ペソでは話にならない。
      ワタシが3.5を提示すると、とんでもないと言い、
      結局、3で合意し、200レアルを両替し600ペソのキャッシュを
      手にすることが出来た。これで、「やれやれ」だ。
      宿に戻り、昼寝をし、
      夜の街を再び徘徊だ。
      
      夜の街も治安が悪くはないようだ。
      アルゼンチンに来たから「アルゼンチン・タンゴ」でもと思った。
      そんな「劇場」やショーをやるレストランもあるが
      どうも気が進まない。
      
      アルゼンチン・ビーフ・・・・。これも気が進まない。
      ワタシには「酒」さえあればいい。
     コンビニでワインとチーズとソーセージとパンを買った。
     もちろん、ワインはアルゼンチン・ワインでいつもより高いワイン。
     部屋の湯沸かしポットでお湯を沸かし、コーヒーカップに
     ソーセージを入れ、熱湯を注ぎ、暖かいソーセージだ。
      
      パソコンで「ドリフターズ」の「全員集合」のコントを見ながら
      酒を飲む。
      いいな~~~~。この部屋だけは1980年代。(笑)
      キャンディーズがゲスト出ている。沢田研二も出ている。
      ワインを飲みながら次々と観ていると
      「インディアンの襲撃」という「劇」があった。
      お決まりの「アメリカインディアン=悪者」「保安隊=善人」の
      短絡的図式。公開番組なので見ている観客は圧倒的に子供が多い。
      ドリフターズの面々がインディアンの襲撃を面白おかしく耐えながら
      最終的には撃退する。このコントの脚本なんかは、相当な学歴のある
      人(脚本家)が書いてたんだろうけど、
      子供にこの短絡的構図を刷り込む心配などしなかったのだろうかと・・・
      今夜もコンマ3秒思ったが、酔ったので寝ることにした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅~アルゼンチン側イグアスの滝~6月25日

2013年06月27日 | 南米
   朝早く起きて外に出ると小雨だ。
   これならイグアスの滝に行こう!
   バス・ターミナルからイグアスの滝に向かうバスに乗る。
   往復60アルゼンチン・ペソ(1200円)だ。
   高け~~~~。
      
      バスは雨の中、飛ばす飛ばす。
      
      運転手の横にはイグアスの滝に関連する所で働いているのだろうか
      運転手と顔見知りの女性が座り、マテ茶を運転手に勧める。
      マテ茶には回し飲みする習慣があるが、運転中の運転手に
      マテ茶を勧めるのは「待て、待て!」(笑)だが、
      運転手は平気で片手運転だ。
      女性は魔法瓶からお湯を注ぎ、マテ茶を、自分が飲んだり
      運転手に渡したり「マテ茶」のやり取りが2.3回続いた。
     アルゼンチン側の公園入口に到着した。
      
      
      入場料は、なんと三重・四重・五重価格だ!
      アルゼンチン人 65ペソ(1300円)
      仲良しの国の人 115ペソ(2300円)
      他国の人    170ペソ(3400円)
      そのほか色々分類があるがスペイン語が分からないので分からない。
      一番安い分類の人だと、たったの20ペソ(400円)だ!
      こんなの有り~~~~!
      高いな~~~~。
       
      貼り紙が貼ってある。
      アルゼンチン側はトレイル道となっており、自然を満喫しながら
      滝を見ることができるが、例の「悪魔の喉笛」に向かう上流の
      トレイルコースは冠水で危険なため閉鎖だ。 
     それでも途中までは行くことができるので、
     まずは
      
       列車に乗って途中の駅まで行く。
      そこからトレイルの道を歩く
      
      
       
      数日前にブラジル側から見た時よりも水量が増している。
      
      
       
      
      トレイルの遊歩道まで水があふれそうだ
      
      土嚢で補強作業をしている。
      
      危険なため「通行禁止」も
       
      ダイソーで買ったポンチョを着て、生存証明写真。
      
      
      
      水量が増え、つまり水かさが増えたため、滝の高低差が小さくなって
      いるのだそうだ。
      
      こんな状況の中でも命知らずの観光客はボートに乗る。
      
      沈没しらどうする!? いくらライフジャケットを着用していても
      川に落ちたら助からないと思うよ。
      森には
      
      トウカンや
      
      こんな鳥もいる
      雨も止みそうにないので、YHに戻ることにした。
      今夜の飛行機でブエノスアイレスに飛ぶのだ。
     ちょっと遅い昼飯を
      
      チキンフライ・バーガーとコーヒー。珍しくビールを飲まなかった。
      バーガーも大き過ぎたので半分だけ食べて、残りは紙に包んで
      テークアウトした。
     YHで着替えをし、少し休んで午後4時に空港に向かった。
     雨が激しいので飛行機のフライトがどうなるか心配だったが
     空港に行ってみると、日本人の団体観光客などが「わんさか」いた。
     もっとも、この人たちはアルゼンチンには向かわな人たちだった。
     雨のなかでも定刻通り出発した。
     飛行機は結構揺れた。
     ワタシの座席の二つ前の席のアルゼンチン人の大男の若者二人が
     飛行機酔いで「ゲロ」を吐いた。
     キャビンアテンダントがいやな臭いを消すため芳香剤をスプレーする。
     いや~~~、マイッタね。(笑)
     ブエノスアイレス上空に来ると空は晴れており、満月が見え、
     きれいに区画整備されたブエノスアイレスの町明かりがきれいに
     見えるなか飛行機は着陸した。
      
      天候は晴れ、気温4度。さむ~~~~~!
     ガイドブックによると、空港から町までタクシーで180ペソくらいと
     書いてあったが、なんと250ペソ(5000円)だった。
     まあ、夜到着したので、これもやむなしとホテルに到着したのが
     午後10時を過ぎていた。
     夕飯もどこで食べていいやら、まだ分からないので
     昼に残したチキンフライ・バーガーとインスタント・コーヒーの
     袋を持っていたので、それを
      
      湯沸ポットで沸かして飲んだ。
     ホテルはアパート式ホテルで湯船もあったので、早速風呂に入り
     洗濯しながら体も久しぶりで洗った。(笑)
      
       
      
     

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅~パラグアイからブラジル通ってアルゼンチン~6月24日

2013年06月25日 | 南米
   今日(24日)はパラグアイのイグアス日本人居住区から移動だ。
   せっかく、日本人居住区にやってきたのに雨と土曜日・日曜日のため
   思ったような徘徊が出来なかった。
   このイグアス居住区では「大豆」の生産が盛んで、東北大震災の時には
   豆腐160万丁分の大豆を寄付したとか・・・・。
   だから、昨日(23日)は雨で寒いので「農協直営のスーパー」に行って
   「豆腐」でも買ってきて、「湯豆腐」でもして食べようかと思った。
   だが、「農協スーパー」も日曜日は午前中のみ営業で、
   夕方、雨の降る中「農協スーパー」に行ったら閉まっていた。
   他のミニ・スーパーもほとんど閉まっていて、やっと開いていた店で
   ワインとポテトチップとカップヌードルだけしか買う事が出来なかった。
   そして、昨夜の夕飯は50台の男性、論理的な話し方をするので、
   知的産業に従事している人と想像したら、その通りでM大の先生だった。
   その先生と、またまた酒を酌み交わした。
   目が覚めると、今日も雨だった。♪長崎ではないのに今日も雨だった♪
     
   支払いを済ませ、バス停に行くと、丁度、シウダー・デル・エステ行きの
   バスが来たので乗り込んだ。運賃は約300円だった。
   来る時か500円払ったから、バスの車掌にボラレタことになる。(笑)
     
   無事、パラグアイ国境の町、シウダー・デル・エステのターミナルに到着したが
   アルゼンチン側のプエルト・イグアスへのバスは10時だと言われ
   1時間も待った。
   やっと、バスが来たので、運転手と車掌にパラグアイ側のイミグレで
   停車してくれるようにお願いした。
   運転手は「5分間待ってやるよ」と言った。
   だが、パラグアイ側のイミグレで停車しないので、ちょっと行きすぎて
   停車した。たった、10メートル行きすぎただけだ。
   ワタシが下車すると、バスはそのまま走り去ってしまった!
   参ったね!
   イミグレでは出国スタンプを押すだけなので1分もかからなかったのに
   あのバスの運転手と車掌!今度会ったらぶっ殺してやる!(笑)
   バスの切符を持っているので、次のアルゼンチン行きのバスが来るまで
   イミグレの前の車道で待つことにした。
   どんどんバスが来るが、全部、ブラジル側のイグアス行きだ。
   待っていると、怪しげなオジサンが挨拶しながら握手のため手を
   延ばし来た。よく見ると、こちらに来る時にここでワタシが道を
   尋ねたおっさんだった。
   なんかまともな仕事をしているようではないが、なんだかワタシを
   覚えており、ここで待っていればバスが必ず来るから安心しろと言って
   去って行った。
   でも、バスはなかなか来なくて、結局、ここでも1時間半ほど待ったら
   バス会社は別だが、アルゼンチン行きのバスが来たので乗り込んだ。
   同じバス会社なら切符を見せれば運賃を払わなくて済むと思うが
   違うバス会社なので、300円払った。
   バスはパラグアイ・ブラジルを通り、アルゼンチンに入った。
   ブラジルで下車しない限りはスルー・パスだ。
   アルゼンチン側のイミグレでバスの乗客が全員荷物を持って下車し
   簡単な荷物検査(例のXレイ検査)と入国スタンプを押して貰い
   プエルト・イグアスの街に午後2時に到着。
   まったく、疲れたよ。
   宿はバス・ターミナルの近くのユースホステルに予約を入れていた。
     
     玄関を入ると、一昨日、ペンション園田に居たS君がロビーに居て
     これからバスでブエノスアイレスに向かうと言う。
     少し、歓談し、ワタシは疲れているいので昼寝をするので
     ロビーで別れる。
    ブラジル側のフォス・ド・イグアスは旅行者が少なかったが
    ここはフランス人の若者が多い。
    こう若者が多いと徘徊老人には住みにくいのだ。
     
     6人部屋に3人だが、フランス人若者は上段のベッドに男女で
     抱き合って寝ている。
     まったく、何を考えているのか!
    こういう所にはやはり泊まりたくないが、一晩の我慢だ。
    アルゼンチン側のイグアスの滝は雨で水量が増し過ぎて
    「悪魔の喉笛」に行く遊歩道は通行禁止だそうだ。
    明日も雨なら、アルゼンチン側のイグアスの滝に行くにも
    二の足を踏むな~~~~~。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅~パラグアイのイグアス日本人居住区へ~6月22・23日

2013年06月24日 | 南米
  今朝(6月22日)は、バスでブラジル側からパラグアイの日本人移住者の
  多い、といっても500人くらいだそうだが、イグアス居住区に向かう。
  バスはブラジルの国境を素通りしてパラグアイのシウダ・デル・エステという
  免税の街に到着する。
  ブラジル人やパラグアイ人は、出入国のスタンプなど押す必要がなく、
  素通りしてかまわない。
  ただ、それ以外の外国人はちゃんと橋のたもとにある出入国事務所で
  スタンプを押してから出入国を行わなければならない。
  そのように言われていた。
  バスで、そのブラジル側のイミグレの近くに来たので、バスから降ろして
  もらおうとして、「イミグレはどこですか?」とバスの運転手に訊くと
  「むこう」と言う。
  だからワタシは黙ってバスに乗っていたらバスは国境の橋を越えた。
  あ、ら、ら・・・・!
  確かに、橋の向こうにパラグアイ側のイミグレがあった。
  急いで下車し、ワタシは橋をブラジル側に歩いて戻るはめに・・・・
      
      フレンドシップ・ブリッジ(友好橋)というのだそうだ。
      500メートルくらいしかない。
      
      午前中はブラジル側からどんどん人が歩いてこの橋を越えて来る。
      右側通行だ。
      ブラジル側の端のたもとにある出入国事務所に入ったら
      窓口はガラガラで女性職員が「塗り絵」をやっていた。(笑)
     出国カードとパスポートを出すと、「やれやれ、やっとひとり来たよ」と
     いう顔で、パスポートをチェックしスタンプを押してくれた。
     また、橋を渡り、パラグアイ側の入国管理事務所に行くと、
     入国カードなど置いていない。書く必要もないようだ。
     窓口にパスポートを出すと、「今日中に出国するのか?」と訊かれた
     「2・3日滞在する」と言うとパスポートに入国スタンプを押した。
     つまるところ、ブラジルとパラグアイの間は出入国自由なのだろうね。
     ただ、ここから第三国に入国したりする時に、どこを出国したかの
     証拠(出国スタンプ)がないと、面倒なことになるいだけの
     話のようだ。
     その証拠に、このシウダー・デル・エステからアルゼンチンにバスで
     向かう時は、一時的にブラジル側の道路を通る。
     でも、ブラジル側で下車しない限り、入国したとはみなさないので
     イミグレに寄ることなく、アルゼンチンに入国できるのだそうだ。
      まあ、そんなわけで、国境の友好橋を徒歩で「往復」し(笑)、
     無事、パラグアイに入国した。
     シウダー・デル・エステは香港と中国の国境のシンセンのような
     街で、活気がありそうだ。
     だが、そんな街を見物もせず、すぐに「両替」し、
     長距離バス・ターミナルに向かい、日本人移住者の居住区のある
     イグアス居住区に向かうことにした。
     バス停の名前は「41km」だ。
     なに?それ?と思うかもしれないが
     「41キロ」というのがバス停の名前なのだ。
     多分、シウダー・デル・エステから、つまり国境から41キロという
     意味ではないだろうかね。
     途中のバス停に「7キロ」と書いたチョッキを着たオジサンがいたから
     距離がバス停になっているかもね。
     「41キロ」のバス停で無事下車した。
     道の両側に商店が並んでいるのかと思った。
        
        こんな感じで、さて、どうやって、バックパッカー御用達の
      「ペンション園田」に行ったらいいのか?
      そしたら、道の向こうにある商店のようなところにオバサンが
      立ち話をしていたので
      「ペンション園田はどこですか?」と日本語で訊くと
      「あ、園田さん?ほら、あそこ」と日本語で答えが返って来た。
        
       ここだ。
       鉄扉をガラガラを開けて中に入ると、隣の家、実はここがオーナーの
       家から青年が出て来て部屋の説明をしてくれた。
       
       これが一泊8ドル(800円)のドミトリーだ。
       値段相応の部屋だ。(笑)
       この日の宿泊者は別の部屋にひとり、
       プライベートルーム(1000円)にひとりの合計3人だ。
       
       漫画や単行本もある。
       
       リビングルーム。
       先程(6月23日、午後)来た青年の後ろ姿。
       ソファーには穴が開いて、すっぽりとお尻が入る。(笑)
       
       キッチンもある。
       昨晩はここで50歳代の同宿者が肉を買ってきてビーフヒチューを
       作った。
       それを、ワタシは横取りして食べた。(笑)
       30歳代の若者が買って来たワインもワインの栓抜きを貸す代わりに
       ワインを飲ませて貰った。
      まあ、ペンションはこんな感じで、宿泊者が少なければ我慢できる。
      これが満室だったら、堪らないだろう。
    さて、居住区だが、ここは比較的新しい居住区で
    1961年からこの土地に居住が始まったようだ。以前から入植していた
    パラグアイの他の地域の家族の子息の分家のような
    形態で始まったようだ。
    2000家族を受け入れる方針で計画をするめているようだが、
    まだ200家族くらいしか入植していないのだそうだ。
    あ、あとは、いつものように自分で調べるように!(笑)
    徘徊老人はいいかげんなので。(笑)
    通常、住宅地とか街並みを想像する時に、商店街が一か所に固まって
    あるとか、住宅地が並んでいるとか想像するが、
    やはり、パラグアイも広い土地があるから、点々としている。
       
       
       公園には鳥居 
       
       天皇陛下と皇后が皇太子の時代に植樹した梅の花が咲いていた。
        
       こんな標語を見ると田舎を思い出すね~~~。
       
       野球場では子供たちが練習をしていた。
       
       ゲートボール場ではお年寄りがゲートボールに興じていた。
       一見、日本の風景だ。
      だが、日本人居住区と言っても、現在は、ドイツやその他の国からの
      移住者も増えているのだそうだ。
       
       今朝(6月23日)、他人の卵でオムレツを作った。
       少し左端がないのは、卵の所有者に「卵使用料」として献上した。
     今日(6月23日)は、「聖霊幼稚園」の運動会だそうだ。
     雨の予想なので居住区の「体育館」で開催された。
       
       体育館の前の駐車場は父兄の車で一杯
       
       
       日系人だけではなく、他の国の子供もいる。
       手伝っていた人に訊くと、園児数は60人くらいという。
       多い!
     昨日の夜から急激に冷え込み、今日は曇りのち雨の予定だ。
     今日こそ、このイグアス居住区の「ラーメン屋」さんに行こうと思った。
    このラーメン屋さんは「竹下」さんという。
    土・日、それも午前11時半から午後1時30分までしか営業していないと
    いう、まぼろしのラーメン屋みたいなものだ。
    で、ラーメン屋さんというから、「のれん」でも出しているかと思い
    探したが、ラーメン屋など見当たらない。
    幼稚園の運動会をしている体育館の前で遊んでいる小学生に訊いて
    やっと、方角が分かった。
       
       この赤い乗用車の停まっているところ!
       
       赤提灯もノレンも「ラーメン屋」という表示もな~~んにもない!
      しらない人は見過ごして通り過ぎるはずだ。
     中にはいると、11時45分というのに、席はほぼ満席。
     日系人の他に多いのは中国人だった。
     ラーメンのほかに餃子、手巻き寿司、アンパン、ぷりんなどを売っている。
     作っているのはオバサンたちだ。
     客も常連客というか、一週間に2日しか営業しないので、
     自然に常連になってしまうんでしょうね。
     「三浦さんとこのラーメンまだ?」とか
     「山口さんとこ、まだ餃子でてないよ」とか
     オバサンたちが確認しあっている。
       
       ラーメンの大盛り。約600円。
       味? 家庭風ラーメン。
      ワタシとしては、念願のラーメンだった。
      外に出ると雨が降り始めていた。
       
        
       
       
        

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅~イグアスの滝徘徊~6月20日

2013年06月22日 | 南米
   お昼前まで休憩し、イグアスの滝を見に行くことにした。
   あいにくの雨だが、本来、この季節は乾季に入り、水量が少なくなる時期で
   イグアス観光の客足も減る時期なのだそうだが、ここ数日、雨が降っている。
   水量も増しているだろうということで出かけることにした。
   上下のウインドブレーカーに折畳の傘、それと「ダイソー」で買った
   100円ポンチョを持って、市バスで出かけた。
   公園入口まで百数十円で行くことが出来る。
   公園で二千数百円の入場券を買い、バスで滝の遊歩道に向かう。
      
      トビなのか鷲なのか、滝の上空を舞う
      
      
      
      遊歩道には蝶が舞う。鼻熊もいる。
      
      まあ、滝に説明は不要というよりは、イグアスの滝の細かいことは
      知らないワタシだ。どんなワタシかって?
      
      こんなワタシだ。(笑)
      昨日の移動の疲れで「やつれて」・・・・「いない」(笑)
      
      
      
      
      
      
      「悪魔の喉笛」とか日本語では言うんだってね。
      でもワタシには「デビル・スロート」の「D」から連想すると
      「ディープ・スロート」だ!
      (これで笑ったりニヤリとする人は40歳以上の男性だね。笑)
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
     滝は十分堪能した。もう見なくていい。腹減った!(笑)
      
      レストランに入り
      
      ブッフェと缶ビール2缶。猛烈に睡魔が襲って来た。
      もう帰る。
      
      向こうにアルゼンチンの国旗が見える。
      
      この日は多くの日本人団体旅行者に会った。
      
     バスだって「イグアス旅行」と書いてある。二台停まっていた。
    なんたって、一大観光地でサンパウロから飛行機で1時間半くらいで
    来れるから交通の便も好いんだね~~~。
    ワタシみたいにバスで15時間も16時間もかけて来るバカはいない。
    ユースホステルに戻り、部屋に入るとまだ住人はワタシひとり。
    だれも来ないでくれとイグアスの滝に祈りを捧げ、寒いので
    他のベッドの毛布を使用して暖かくして寝ることにした。
    寝る準備を整え、夕飯に出かけた。
    歩いてすぐの所のに「北海寿司」というレストランがあった。
    単品ものは高いので(量も多い)、定食を頼んだ。
      
      「さしみ定食」だ。
      
      餃子2個。タレにどっぷりと漬かっている。(笑)
      
      揚げだし豆腐。これくらいの量でいい。餃子のタレと同じタレかと
      びくびくしたが、ちゃんとした甘醤油味だった。
      
     ビール大瓶1本飲んだ後、久しぶりに日本酒の升酒。
     これで3500円くらいだから、定食だと安くあがる。
     雨のなか、ご帰宅したが、我が部屋にはだれも新参者はいなかった。
     それでもビールのせいか夜中に3度トイレに行った。(笑)
     
      

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする