徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年11月29日、水曜日、晴れ)

2023年11月30日 | 日記

  熱海は相変わらず風が強い。

 今日は午後に相撲の熱海富士が場所後の忙しい中、スケジュールをなんとか調整して熱海駅頭でご挨拶するというので出かけた。

    

  熱海富士は午後2時の新幹線で来ると言うので、午後1時半頃から駅前の「足湯」前の広場では、もうファンやこれから熱海の宿泊施設にチェックインする観光客が「なんだなんだ?、えっ!熱海富士?見よう見よう」という人で混雑している。テレビカメラや新聞社も脚立を立ててスタンバイ。熱海警察署も総動員で警備にあたる。

   

   午後2時過ぎ、熱海富士はひとりで現れた。デカイからすぐ分かる。同じ高校の後輩の付け人を連れて来るかと思ったらひとりだった。

   

   婆さん連中から「かわい~~い!」の声。「さくちゃ~~ん!」の声も。お立ち台に上がって集まった人々に挨拶。

   

   「さくちゃ~~ん!こっち向いて~~」の声があちこちから。偶然に立ち寄った観光客から「あの隣にいる人誰?」の声。市長さんですよ。(笑)熱海富士後援会が初めて駅頭で行う行事だから、マイクの不具合というか音量の調整がうまくいかないので、なにを言っているか分からない。花束贈呈や市役所で集めた市民の激励メッセージのアルバムを渡すセレモニーの後には熱海富士に一問一答の質問

      

    もう人が一杯で、よく見えません。熱海駅の商業ビルの3階に上がり、上から見ると

    

   ホント、人、ひと、ヒトだ。後援会員限定の行事だと、握手会やツーショットの時間も設けられるのだが、今回は不特定多数の人が集まるし、手首を故障しているので握手はお控えくださいと後援会会員にメールが来ていた。30分ほどの凱旋セレモニーの後、熱海富士は実家に立ち寄るかと思ったら、また、新幹線で東京(?)に戻ったようだ。偶然、これを見た観光客の皆さんも熱海富士のファンになるだろうな~~~。そう言えば、若い人の姿が見えない。そうなのだ今日は平日なのだ。集まった人は皆、爺さん婆さんがばかりだった。熱海富士は熱海が生んだジジババの「アイドル」だ。(笑)

   


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年11月28日、火曜日、雨のち晴れ)

2023年11月29日 | 日記

  夜半、激しく雨が降り、風が吹いた。カミサンが今朝早く東京に戻るので起こして欲しいと言うので午前5時にカミサンを起こした。この頃には雨も上がった。カミサンは朝風呂に行き、ワタシはカミサンのために朝食を作り、6時45分にカミサンは歩いて駅に行き、東京方面に戻った。雨は止み、青空が出て来たが風が強いので引籠りだ。

     

     数日前から種田山頭火とならぶ自由律俳句の尾崎放哉を題材にした上記の吉村昭著『海も暮れきる』(講談社、昭和55年刊)を読んでいる。で、装丁は辻村益朗さんだ。辻村さんは有名な装丁家でこれまで千冊以上の装丁を手掛けているそうだ。「えっ!辻村さん!」と思ってネットで調べたらそう書いてあった。ワタシより5歳上でご存命のようで今でも活躍しているようだ。なぜ、ワタシが辻村さんを?と言うと、実は40年以上前に、ワタシがインドで発行していたヒンディー語雑誌の表紙があまりに素人っぽく、みすぼらしいので

      

     (ホント、素人の考える表紙だ)

  辻村さんが写植で版下を作り、

       

     ワタシに「よかったらこれを使って」と無償でくれたのだ。ありがたいことだった。おかげ様で、インドの各新聞や文芸雑誌の取り上げられたりしたものだ。(過去形。笑)1部づつ取り揃えていたが、そんな雑誌も熱海に移住する際に断捨離して1冊も残っていない。文芸雑誌や新聞に取り上げられた時の切り抜きがスクラップブックに貼ってあるだけだ。ちなみに、今年、在インド領事館領事と大阪大学外国語学部のインド人教授の御尽力で復刻版が発行されたが、ワタシのところには未だに送られて来ていないし、催促するつもりもない。ただただ、ワタシの不義理不人情の性格のために多くの人の親切を無にして来たな~~と小説の中の尾崎放哉のように滅入るばかりだ。まあ尾崎放哉と比較になるはずもない。(当たり前だ)自由律の俳句を作るわけでもなく、ただただ流れに身を任せて生きているだけのワタシなのだ。尾崎放哉とワタシがどこが似ているかというと「酒好き」という点だけだ。(笑)

  風が吹き荒れ、海には白波が立ち、道を大きな葛の枯葉が音を立てて路面を風にあおられ下り行く。風が強くて日向ぼっこにも行くことができない。

 気が付けば、もう

       

    

    16夜(?)の月が昇っていた。カミサンに昨日買ってくるよう頼んだ250ミリの缶ビールを飲もうとしたら、超ミニの135ミリ缶だった。

      缶ビール 注いでみれば コップ半分

    自由律俳句と言っても、ははは、これじゃ見たままじゃん!才能なし!


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年11月27日、月曜日、晴れ

2023年11月27日 | 日記

  昨日(26日)の天気予報は晴れと言っていたが熱海は曇り空で肌寒かった。

 昨日は大相撲の千秋楽だった。熱海富士に勝ってもらわなくてはと夕方からテレビの前に陣取り、今か今かと熱海富士の出番を待つ。

 熱海富士の取組は琴ノ若との闘いで千秋楽「結びの一番」のひとつ前の取組でだ。そうなると言わば「三役そろい踏み」の儀式もある。「平幕」の熱海富士はちゃんと「そろい踏み」ができるかな~と心配する。「西」の「そろい踏み」は「扇のかなめ」役の熱海富士は前でしこを踏まなければならない。後ろなら前の力士に合わせればいいのだが・・・。

    

   やっぱり、早すぎる。(笑)緊張してんだな~~~。

  相手は関脇の琴ノ若だ。大きいし、重いからな~~?

    

    頭から当たったが、

    受け止められて逆に

    

    はたき込まれて負けてしまった。この時点で大関霧島の優勝が決まったのだが、熱海市のパブリップビューイングに集まった人達は

    

    ガックリ!市長もガックリ。ベストを着ている橋幸夫さんも呆然。(『静岡新聞』電子版より)

    

   『熱海新聞』の今日の一面も熱海富士の話題だ。(熱海富士後援会からメールで送られて来た添付写真をダウンロード)

 来年も頑張ってもらいたい。

  ところで、もう一回、琴ノ若の写真を貼付する。

 この写真を相撲を知らない外国人が見たらなんと思うだろうか?巨乳の男が褌一丁で大勢の人の目の前で「何をやっている?」と思われないだろうか?それがワタシは心配だ。(笑)碧山のオッパイはもっと爆乳だ。オッパイを掴んで投げる技が出て来たら「決まり手」は「チチひねり」なんて言ったりね。(笑)

 

  ところで今日は満月だ。

    

    

      


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年11月25日、土曜日、曇り

2023年11月26日 | 日記

   熱海富士後援会からメールが来た。今場所も千秋楽にパブリックビューイングを行うとのお知らせだ。今日の熱海富士の対戦相手は大関の霧島で2敗同士の戦いだ。熱海富士が今日負けてもまだ優勝の芽は残っているが、明日も負けたらパブリックビューイングに行ってもな~~。と行くかどうか決断をしかねて今日の取組を見て決めようと思った。

  朝から道路を掘削するような音がする。なんだろう?と道路を見ると

   

  側溝に蓋をして歩道にする工事だ。2,3年前途中で終わったと思った工事が今頃再開されている。それもここまでで終了なのだろうかね~?市の工事なのか県の工事なのか、わがマンション前の「石垣ガーデン」の歩道まで繋げるのかどうかも分からない。

  外は曇り空で薄ら寒いが3時過ぎに運動のため徘徊に出た。土曜日だからなのか沿道のホテルの駐車場は満車だ。先日もNHKの「あさイチ」で来宮神社が紹介されたりしたからかね~~。

   

   楠の大樹に恋愛成就の神社、スイーツもあるでよ!と商魂たくましい。時代に合った変遷を遂げている。商売繁盛の神社でもあるね。(笑)放送後はどっと参拝者が増える。だからホテルも土曜日な宿泊客が増えるんだね。熱海梅園も「紅葉まつり」を開催中だが、こちらは今年は暖かかったため紅葉が進んでいず観光客も少ない。12月3日までだそうだが、紅葉はその後かな~~。

 徘徊から戻り、大相撲観戦だ。相撲協会は力士の「各」よりも「優勝争い」を優先し、「結びの一番」は熱海富士と霧島だ。

   

   懸賞が20本以上掛かった。勝てばガッポリだぞ~~!

   

   

   

 いつものルーティンで天井を見る。足でステップをちょんちょんと踏み、両手を付く、だが、熱海富士はつっかけてしまった。行司の「マダマダ!」と声で仕切り直し、ああ~~、熱海富士、緊張しているよ!やはり霧島が一枚も二枚も上でこのつっかけで熱海富士が緊張しているのを感じて仕切り直し後の立ち合いで有利に立ち熱海富士に相撲を取らせないで

    

    寄り切って2敗を堅持。熱海富士は3敗になってしまった。あ~~あ。明日千秋楽の取組もこの取り組みが終了してから協議すると言う。熱海富士が勝って霧島が負ければ先場所のように優勝決定戦があるのだが、熱海富士が敗れてしまうと、優勝決定戦もない。相撲協会は「大関」という「格」、つまり威厳を保たせるため霧島には対大関戦を組むのか、熱海富士を負けさせるため強い相手を組ませるのか、その辺が微妙だし、パブリックビューイングに行くかどうかもワタシも微妙だ。もし、優勝決定戦になったらパブリックビューイングに駆け付けるのが一番懸命な選択なのだが・・・。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年11月24日、金曜日、晴れ)

2023年11月25日 | 日記

  朝から風が強い。葛の葉は大きい。この葛の枯葉が窓や廊下に当たる音が大きい。誰かがノックしているのかとドアの覗き穴から見ると誰もいないのでほっとする。

    

   部屋の前のエレベーターの前も枯葉が吹き込んでいる。

    

   今日はクリーニング業者さんが床を水でクリーニングするのに枯葉が落ちていたらクリーニングしずらいだろうと管理人さんが掃除する前に掃除する。

  

  天気がいいのだが風が強く海には白波が立っている。

  今日はカミサンが生存確認にやって来る。『青春デンデケデケデン』を読んでいるのでYoutubeで60年代のポップス(?)、ブレンダリーの歌を聴きながらトイレ掃除やらキッチン周りの掃除やらをする。ブレンダリーはかすれ声がいい。ベンチャーズの「パイプライン」も聴く。♬テケテケテケテケ♬牛乳とトマトを買い忘れたので買い物に行くついでに岸壁に行ってみた。風が強いため海釣り施設は「休業」だ。

    

   20分ほど日向ぼっこをして、買い物をしてマンションに戻った。

  午後、やはり運動不足なので徘徊に出たのだが風が強いので途中で引き返した。

 もう大相撲を観るしかない。熱海富士の今日の対戦相手は高安だ。高安も今場所は調子がいいので心配だ。だが、熱海富士は冷静で

   

   付け人に肩を揉んでもらい、「ああ~気持ちいい」と。(そんなわけないか。笑) 付け人も序二段だかで優勝している。熱海富士の取組の二番前に兄弟子の翠富士も3敗の一山本を下し、援護射撃し、花道で握手をし「頑張れよ」と声をかけたそうだ。

    

    熱海富士は劣勢だったが、アゴをあげず、回り込んで

    

    高安を押し出した! 2敗堅持。3敗の琴ノ若も敗れ、3敗力士はいなくなった。2敗は今の所、熱海富士だけ。だが同じ2敗の霧島は大栄翔を破り、これまた2敗を堅持した。さあ、どうする、どうする!相撲協会は14日目の取組相手を今日の取組終了後に決めるという異例の方法を採用。熱海富士の明日の相手が分からない。平幕の熱海富士をどうするつもりだ~~~!平幕の力士と大関の力士を14日目とか千秋楽に戦わせるのか?アイフルのCMではないが「大関には品格がないのか~~?」

  今日の相撲の溜席には

    

    鶴瓶師匠が観戦していた。

   夕飯にカミサンが持ってきたボジョレーヌーボーを飲んだ。カミサンはテレビを観ていたが、ワタシは9時には寝た。


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