徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(12月30日)

2013年12月31日 | 日記
    12月27日、久しぶりで東京に行った。
    東京の実家は21階にあり、東南の角部屋で、遮蔽物がないので
    日当たりが良く、ワタシの熱海の部屋よりも暖かい。
    空気も澄んでいたため
       
       夕暮れの富士山が見えた。
     翌朝も
       
       お天気が良く、朝陽が昇るのも見えた。
       

    で、一升瓶や本などを抱えたり背負ったりして熱海に戻った。
       
       家主さんが、「あなたは花の名前も知らないから」と
       花の本をくれた。
       『花の名前 ポケット事典』 
       この本、ポケットになんか入らない。2800円もする。
   ワタシだって、「花」に関する本は持って来ている。
       
       『中国的野菜』だ!  野菜の本じゃない!(笑)
        68元(約1000円)だ。
        もちろん、中国語で書かれている。
        掲載されている写真で、こんな花だな~~~と思っても
        中国語なので、日本語の花の名前が分からない。
        中国語の電子辞書で調べても、電子辞書は、そこまでの
        データが入っていないことが多い。
       たとえば 「山小菜」 これは、日本名が「ホタルブクロ」だ。
       面倒なので、あまり、調べない。

      今日(12月30日)は一日中、年賀状のための「絵」を
      描いて印刷した。
      背景は日本画用紙で無色なのに印刷するとグレーがかった色になる。
      なんで?!
      宛名も毛筆で手書きだ。
      アル中ではないと思うが、振るえて下手な宛名書きに
      なっている。
      でも、一生懸命に書いたところを分かってほしい。(笑)
      ワタシの年賀状を受け取った人は、
      そこんとこ、分かってくださいね。

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(12月27日)~冒険とGPS~

2013年12月27日 | 日記
  雑誌『オール読物』(文芸春秋社)を時々、図書館から借りて読んでいる。
  小説に興味があるからではない。
  対談や随筆に興味を引かれるからだ。
  今、借りている11月号は
   「佐藤愛子、九十歳を語る」の対談
   「あの素晴らしい昭和歌謡をもう一度」というテーマのエッセイ
  そんなものを読んでいたら
  冒険探検家でノンフィクション作家、角幡唯介の
  「太陽は昇らない」と言う題名の北極圏単独放浪の記録が掲載されていた。
  角幡氏は『アグルーカの行方』や『空白の五マイル』などの著者だ。
  今回の北極圏の単独放浪はGPSや衛星電話を使用しない放浪の記録だ。
  今や、スマホにもGPS機能が備わっており、どこに居ても、自分の
  居場所やこれから向かう方向を知ることができる。
  北極圏も同じことで、GPS機能を持った機械を持っていれば
  普通に旅ができるのだそうだ。
  (もしろん、防寒対策、テントなど諸々の道具が必要だが・・)
  角幡氏はGPSでの冒険は冒険ではないと言いきる。
  スマホもGPS機能付きの携帯を持っていないワタシにとっては
  全く、同感だ!
  たとえ、それが、普通の旅行だとしてもだ・・・。
  方向音痴のワタシにとっては、なおさらだ。
  だから、角幡氏のように極地に行かなくても、ワタシにとっては
  外に出たら、毎日が冒険だ!(笑)
  見知らぬ地をさまよい歩くのが旅だと思っているワタシにとって
  あの「スマホ」の「フェースブック」とか「ライン」とかは
  まったくもって「旅」のロマンを台無しにするもんだ。
  ひとり旅で出かけた人が「フェースブック」で
  「私、ここにいるのですけれど、どなたか一緒にご飯食べませんか?」と
  つぶやけば、即返事が返ってくるとか・・・。
  それって、「ひとり旅」じゃないじゃん!

  おら~~~、そんなのヤダネったら、ヤダネ!

  今や、学校でも父兄との連絡は「スマホ」だという。
  親も「スマホ」を持ってないと肩身の狭い思いをする時代なんですかね~~。
  スマホ会社だけが大儲けじゃないの~~~。
  特に、日本のスマホ会社の通話料が高いからね。

  通信手段が手紙とか固定電話しかなかった時代、
  家庭の「通信費」は毎月いくらでしたか?
  たいした金額ではなかったはずだ。
  それが、今や、スマホの毎月の料金、PCでのインターネット代などなど
  家庭での「通信費」の割合が確実に増えているんではないだろうか?

  年金暮らしの徘徊老人のワタシは、
  日本のスマホは、ヤダネったらやだね。
  徹底的にアナログ老人になってやるのだ。ハラグロ老人ではないヨ!
  アナログって言うか、「時代錯誤」、「この世の流れに逆らう」老人!
  来年の年賀状は「毛筆」で宛名を書くのだ~~~~!

   と「ひとりごと」を言いながら
  午後から文庫版『東京』の地図を持って、東京に出かける。
      
     昨日、また98円の花を10個買って来て植えた。

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(12月25日)~富士山を眺めに~

2013年12月26日 | 日記
  今日(25日)はクリスマスだ!
  「だから何だ?!」 っていうのが
  「独居老人」で「徘徊老人」のひとりごとだ。
  
  師走は世間では慌ただしさがあるのだろうが、
  こちらは、そんなこととは無関係だ。
  このところ、「お天気」だけが気がかりだった。
  天気予報によると、今日(25日)は晴天だという。
  ネットで富士山ライブをチェックしたら、清水からも御殿場からも
  くっきりと富士山が見えたので、
  富士山の見える場所に「ハイキングに行こう!」と決めた。
  行き先は、数か月前から決めていた伊豆長岡の葛城山から発端丈山、
  三津(みと)浜に出るコースだ。
  東海道線の三島で伊豆箱根線に乗り換え伊豆長岡で下車する。
  ここから三津シーパラダイス行きのバスで「長岡町役場」で下車する。
  と、ワタシのコピーした古いガイドブックの資料には書かれていた。
  駅で見つけたパンフレットを見ると、そんなバス停はない!
  「伊豆の国市役所前」が現在の名称だ。
  2005年に伊豆長岡町と大仁町と韮山町が合併して「伊豆の国」と
  なったのだそうだ。
  ここで下車し、伊豆に国パノラマパークのロープウエイに乗って
  葛城山の頂上まで行く。
      
   観光客は少ないが、日本のロープウエーは動いてるんですね~~。
   そして、ちゃんと窓もついているし、ドアは自動ドアだ。(笑)
   以前に中国の山奥で乗ったロープウエーは怖かったな~~。
  葛城山の頂上からは
      
      
      富士山や
      
      南アルプスの山々も見える。
     風もなく、山用のコートを着て来たが汗をかく。
   この葛城山からハイキングにスタートだ。
   途中途中に案内板があるので安心だが、
   「まむしに注意」という注意書きには驚いたね~~~。
   1時間ほど歩くと、「益山寺」に行く道案内があるので立ち寄る。
      
      樹齢1300年のご神木だ。
      ここの階段に腰をおろして昼食だ。
   また分岐点に戻り
     発端丈山に向かう。
      
      途中、足場の悪い所や急な道にはロープが張られており
      そのロープの助けを借りて登ることができる。
      
      発端丈山の山頂は広い芝生になっており、
      ハイカーがコーヒーを沸かして飲んでいた。
     ここからの展望も素晴らしい
      
      薄雲が掛って来たが・・・
     スケッチブックを持参したので、さらさらとラフスケッチ。
    ここから三津浜に下って行くのだが、ところどころ展望が開け
      
      小さな展望台もある。
      ここで、本格的に水彩画を描いている人に出会った。
      「お上手ですね~~。プロのかたですか?」とヨイショする。
      見るからに定年退職者、つまり「ご同輩」だ。
      「私もすこしやっているんですが、
         下手なので人前では描かないんですよ」と言うと
      「絵なんて、自分がいいな~~と思えばそれでいいんですよ」と
      慰めてくれた。
     そこからどんどん下ると、ミカン畑になる。
     日当たりがよい斜面なので大きいミカンだ。
     やはりミカン泥棒防止のためネットやら柵やら施してある。
     収獲もしている。
     ミカン畑から道端に出て来たオバサンに道を訊く。
     「みかん一個でもくれるかな~~~」と思って訊いたのだが・・・
     「甘くはなかった!」(笑)
     三津浜は天然の良港だ。
      
      ヨットハーバーもあり、水族館もある。
      ここで、同じ歳の知人が眠るお墓参りに行く。
      「お寺さん」も知っている人が「ご住職」だ。
      あいにく「ご住職」は不在だったが、奥さんが墓を教えてくれた。
      亡くなった知人も親戚筋のお寺に眠っているので安心だろう。
      その知人を思い出しながら帰途についた。
      
      三島と函南の間の車窓から夕日を浴びた富士山が見えた。
    

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(12月23日)~今年最後の花火~

2013年12月24日 | 日記
  今夜(23日)は今年最後の熱海花火大会だった。
   熱海の花火大会は毎年、夏だけではなく秋も冬もやる。
  「観光客誘致」のためなのかどうか、大いに疑問のある花火の打ち上げだ。
   なにしろ、打上げが、今日みたいな連休の最終日とか日曜日の
   午後8時20分から打上げが始まる。
   観光客のみなさんは、もう家に帰っていると違いますか?
   旅館やホテルにお泊まりのみなさんは「食事時間」じゃないでしょうか?
 せめて、土曜日に打ち上げれば、観光客もよろこぶんじゃないでしょうかね?
  冬の午後8時20分というのも、ちょっと問題だわな~~。
  なにしろ寒い。(笑)
  夏は、日が暮れるのが遅いから午後8時20分でも、問題はないが
  冬は、日が暮れるのがはやいんだから午後6時半ころから打ち上げて
  ほしいもんだ。
  今年最後の花火ということで、
  外に出てみることにした。
      
      夕飯は、花火を見た後にと思い、防寒対策をして・・・
      
      我が家から見えないが、やはり外の見晴らしの良いところなら・・・
      
     最後は
      
      ドドド~~ンと・・・・
      20分間の花火ショーだ。

      すぐに部屋に戻り、風呂に行き、
     今日は天皇陛下のお誕生日なので、
     ステーキと赤ワインで、天皇陛下の長寿を「ひそか」に
     ワタシなりに願い、杯をあげた。
     テレビではNHKで「うっちゃん」のコントをやっていた。
     「うっちゃん」ってNHKの御用達になっていたの?
     などど、今日も支離滅裂なことを考えながら寝た。

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(12月23日)~鳥・今日のベストショット~

2013年12月23日 | 日記
  今日(23日)、天気はあまり良くないが、伊豆多賀に歩いて出かける
  ことにした。
  今日は「バードウオッチング」もしようと双眼鏡とカメラを持った。
  ジョギングだと、ついつい見過ごしてしまう鳥を、
  今日は見つけようと・・・・
      
      ジョウビタキが数羽でさえずっていた。
      
      車は時折通るが、人間はめったに目にしないので
      鳥としては「自分の領土侵犯」に対して激しい抗議でも
      しているのかな~~?
      
      
      
      今日のベスト・ショットだ!

     伊豆多賀に出て、長浜ビーチの特設会場で「長浜みかんフェア」を
     していたのだ。
          
          客はそんなに多くない。
          曇り空だし。
       
       200円でこの袋に詰め放題というイベントがあった。
       26個詰め込んだ。(笑)
      屋台ではいろいろな海産物や農産物など販売していたが
       
       イカメンチを買って、生ビールを飲んだ。
       寒かった。(笑)
       だれも生ビールを飲んでいる人はいなかった。
      伊豆多賀から熱海まで、電車で戻ろうとしたが、
      結局、今回も海岸沿いを歩いて熱海まで戻った。
     熱海港では
       
       カモメが♪カモメの水兵さん、並んだ水兵さん♪と
       なんだか整列して海に浮かんでいた。
       
       一斉に飛び立ったり、海に着水したりしていた。
      熱海の海岸から、また山に戻った。
      家を午前9時半に出て、戻ったのが午後3時だった。        

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