徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと クアラルンプール日乗(令和6年2月28日、水曜日、晴れ)

2024年02月29日 | マレーシア・シンガポール

 ヒルトン・ガーデン・インのシャワーの水はいつまで経っても熱くならない。熱いシャワーを浴びたことの無い民族を対象にしているようだ。まるでプールに入るような決断をしなければならない。プールと言えば、ランカウイで泊まった宿のプールの水が汚いとブログに書いたがクレームをつけているのはワタシだけではなかった。「クチコミ」でロシア人が「クレームをつけたが全然対応してくれなかった」と投稿していた。さて、ヒルトン・ガーデン・インでも、面白い光景を見た。朝食後、ムスリムの子連れの家族はテーブルに紙幣のチップを置いて行くようだ。紙幣の色から推察すると50リンギット(1,600円)のようだ。同系色で1リンギット紙幣があるが1リンギット(32円)はないだろう。食べ終わったテーブルの上はグチャグチャだからチップを置いて行くのだろうか?すぐに食器を片付ける係員が飛んできて紙幣をポケットに入れてから片付けを始める。他の係に取られたら大変だからね。ここのエリアには古着屋の屋台も出ていてまるで香港の女人街のように狭い小路に屋台が並ぶ。Tシャツは5リンギット(160円)から売っている。汚い穴の開いたジーパンなども10リンギットくらいから売っている。まさか、こんなのを買って日本で「レア物だよ」と高値で売るやつはいないよな~。11時半にチェックアウトしてモノレールで今日から4日間過ごすホリデーインに向かう。モノレールの車内広告に「ヤクルトかよ!」と見間違うような広告。「VITAGEN」だって!日本語のようなネーミングだ。「VITA源」なんてね。Kurang Gula(甘さ控え目)、Dengan Serat Pemakanan(食物繊維入り)だそうだ。便通が良くなるんですかね? ラージャー・チュラン駅で下車してホリデー・インに向かう。狭い道に路上生活者が寝ている。旅行カバンをぶつけないにように脇を通る。ホリデー・インのチェックイン時間には早すぎるので旅行カバンを預かって貰い昼飯を食べにパヴィリオンの東京ストリートの「東京鉄板焼」に入る。「うどん、寿司定食」を注文するランチタイム時間だが、ここは値段が高いので近隣のサラリーマンは来ないので空いていた。隣は日本人のオフィスレディの二人組で「一時、日本に戻ろうか?」と相談しているようだった。ワタシは心の中で「日本で生活するのは大変だよ~」と独り言。海外で働くほうが得だって!飯を食べた後に同じ6階にある大きな画材屋に行った。買うつもりはなかったがアクリル用の画用紙と絵筆を買ってしまった。日本より安かったからだ。日本のメーカーの絵筆や絵具も売っていた。ホテルに戻ってチェックイン。部屋でWifiをつなごうとパスワードを入れても繋がらない。フロントにタブレットを持って行って実践して見せて「ほら、繋がらないだろう」と。フロントも自分でやってみて「おかしいな~?」。で、日本語キーボードだからじゃないの?などといじくり回して居るうちに繫がった。結論、待ってれば繋がる! そんな馬鹿な!毎年サササッと繋がってるじゃないか!今回の部屋は狭い。旅行カバンを開けるスペースもない。メンバーなのにな〜。早速、隣のビルにある韓国系スーパーに酒に買出しに行く。赤ワイン1本、日本酒1本、缶ビール4缶。日本酒と赤ワインが高かったので約6000円。4日分なので1日1,500円だと思えばしょうがない。夕方、伊勢丹に惣菜の買出しに行く。そこで日本酒のチェックをしたら韓国系スーパーの日本酒の方が600円も高かった。ム〜〜〜! 刺し身とクリームコロッケとオニギリ2個(1個5リンギットが2個なら7リンギットに値引きされていたので)を買って得意の部屋飲み。


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徘徊老人のひとりごと クアラルンプール日乗(令和6年2月27日、火曜日、晴れ)

2024年02月28日 | マレーシア・シンガポール

 そろそろ日本に戻る日が近づいて来た。心配なのは帰国してからのお天気だ。成田に到着する朝、3月6日の気温が零度近で雨模様のようだ。熱海も気温が10度に届かないようだ。参ったね。1週間位帰国を延ばしたいが変更不可のチケットだからな〜。今朝起きてメールをチェックしたら常連の迷惑メールに混じって「警視庁」と言う迷惑メールがあった。表題に「警視庁について私たちは警視庁です。あなたのお子様は窃盗容疑で逮捕され被害者に300万円の賠償金を払う必要があります。至急下記口座に・・・」長い表題だ。出だしの文言から笑っちゃう。「私たちは警視庁です」だって〜!バカかお前は!日本人のじゃないのがバレバレだ。こんな迷惑メールに引っかかる人はいないと思うね。

 午前7時前にマレーシアのTV1ではマレーシア版「今日は何の日」がある。今日は日本軍が1941年12月8日にマレーシアに進行して1942年1月31日までにマレーシア全土を占領したが1945年9月13日で日本軍の占領は終了し2月27日に占領終結調印を行ったと。(多分、そう書いていると思う。スマホの翻訳アプリによると。ワタシの訳はいい加減ですから興味のある人はご自分で訳してみてください)

  9時過ぎに朝食。丸いのは「ソフトボール」と書かれていたので取ってみた。甘いパンだった。宿泊客はムスリム系95パーセント、中国系4パーセント、欧米系と日本人1パーセント。多分、日本人ワタシ独り。食堂で見ていても世界の人口は中国人、インド人、回教徒で占められのは時間の問題のような気がする。日本の昨年の新生児数は過去最低を更新したとか。回教徒の人なんて子供は3人4人なんて当たり前だからね~。

  食後、今日はナショナル・アート・ギャラリーに行って見ることにした。歩いて30分なら大した距離ではない。ところが高速道路があって地下道を通ったり歩道橋を渡ったりして40分位掛かってやっと到着した。考えてみたら2年前に来た事があった。その時は展示品入れ替えで殆ど見ることができなかった事を思い出した。入場無料なのだが入場の仕方が変更されていてQRコードを読み取って必要事項を入力しなければ入場できない。これまた年寄りには煩わしい事だ。ホールでは明日イベントがあるようで舞台の設置作業が行われていた。今回は展示品をじっくり見ることができたが3人もガキを連れたお父さんはガキ全員に目が行き届かず「展示品に触るな」のピクトグラムがあるのも関わらず作品に触り放題。まったく〜!道路掃除などする人が安全の為に着用するベストで作った作品。 「朝食」と言う題の作品。カラスが死体を啄んでいる恐ろしい作品。ギャラリーからの帰りはGrubタクシーを呼んで15リンギット(480円)でホテルに戻った。行き帰りタクシーにすればよかったと反省。でも、去年の2月に歩いた歩数は25万4千歩だったが今年は今日で25万5千歩を超えた。歩き過ぎか若干左足の足首が痛い。昼飯はカップ麺で済ます。昼寝をし夕方まで「漢字パズル」をする。午後7時になったのでまた散歩に出る。鶏がきれいに並んでいる。今夜も「定食」のディナーがあるのだが今日は放棄だ。ホテルの前の屋台で「ナシゴレン・アヤム」(マレーシア風鶏チャーハン)。これが8リンギット(256円)だ。いつものように部屋飲みだ。これが一番だ。明日からはここから二駅の定宿にしているホリデーイン・エクスプレス・シティーセンターに移動だ。


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徘徊老人のひとりごと クアラルンプール日乗(令和6年2月26日、月曜日、晴れ)

2024年02月27日 | マレーシア・シンガポール

 今日は2月26日で今日から75歳としての初日だ。だから何だ?と言う事だが良く今日まで生きて来たものだ。ワタシの人生設計では75歳で終末を迎えると読んでいるのだが来年の2月25日までは75歳なのでその時までは生きよう!ワタシの個人情報が漏れているのか、

このところANAから帰国便のプロモーションのメールが来る。マレーシア在住と思ってるのかね?アタシャ〜、マレーシア航空で来たから帰りもマレーシア航空だかんね!今日はKLセントラルのKLIAの到着コンコースで開催中の「古本市」に行った。ほとんど英語の本だがインドものが多いがアジアの写真集やイラスト集などもあって1冊10リンギット(320円)からだ。インドの神話や偉人ものや映画スタ関係の本も多い。それは出店者がインド系と言うことにも由来しているようだ。ヒンディー語の本はないのですか?と訊くと扱ってないと言うことだ。南インド系が多いのでタミル語の本があるかと思ったがそれもなかった。せっかく来たから英語は苦手だがアメリカ在住のインド人が書いたユーモア小説を買った。そもそも題名の「BANTAISM」という単語が分からない。(笑)まあ、活字だけでも眺めてみよう。セントラル駅からブキ・ビンタン駅で下車し商業施設のパヴィリオンに行った。ここの東京ストリートでラーメンを食べるのだ。午後2時過ぎなのでどの店も空いていたが、お目当ての旭川ラーメンの「山頭火」に入った。単品の旭川醤油ラーメンとお茶を注文した。やはり大都会に来ると日本のラーメンも本格的だ。値段も本格的でラーメンとお茶で1,015円。また、電車でホテルのある駅で下車し、セブンイレブンで缶ビールを2缶買う。1缶9,7リンギットだからランカウイの3倍だ。今夜の部屋飲み用だ。昼寝をし、夕方、メシの時間まで近所をぶらつく。ドリアンを売っている店が多いがホテルにドリアンは持ち込み禁止だ。小分けにしたものを売っていてその場で食べることが出来るのだが、ドリアンとビールとどちらを選ぶかと言われたら、そりゃービールに決まっている。肉屋も魚屋もある。地元民も屋台食堂で夕飯を楽しんでいる。この地区はマレー人が多い街のようでマレー料理が多い。日が暮れたので今日も夕飯込みなので別棟のコーヒーショップに行った。今夜も客はワタシ独り。今日は「キノコのクリームパスタ」を選らんだ。キッチンに居るシェフはホテルのルームサービスの料理を作っているようで「確かな腕」だと思ったがイマイチ塩味が足りないなんとも味気ないパスタだった。缶ビール2缶で流し込みなんとか完食した。缶ビール代1,120円。コンビニの倍の値段だ。ホテルに戻り最上階25階にのルーフトップに行った。プールとルーフトップ・バーがあって景色も良い。ここの夕食込みなら申し分なかったのにな~。でもそれじゃホテルに取っては大損だろうからな〜。ペトロナスタワーがキレイに見えた。毎年、部屋飲みしているから夜じっくり見ることは少ないのだ。部屋に戻りYoutubeで予算委員会で立憲民主党の野田さんの質問を観ながら飲み直し。最近の岸田首相には何を言っても馬の耳に念仏だし馬耳東風で、変に居直りの自信すら感じる。野田さんは「汚れた雑巾で汚れを取り除く事は出来ません」と岸田首相を焚きつけようとするが乗って来ない。野田さんにしてみれば安倍元首相との党首討論で安倍さんの挑発に乗って「それじゃやりましょ!」と言って衆議院を解散して時の民主党政権が敗北した苦い経験があるからなのだろうが岸田さんはホンにコンニャクのようだ。


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徘徊老人のひとりごと クアラルンプール日乗(令和6年2月25日、日曜日、晴れ)

2024年02月26日 | マレーシア・シンガポール

  今日から3日間はモノレール駅Chou kitから歩いて5分程のヒルトン・ガーデン・イン・サウスという名のホテルを予約した。「ヒルトン」と言うくらいだから、ヒルトンホテルかと思ってヒルトン・オーナーズ会員のワタシは念の為ヒルトンの公式ホームページで検索してみたがヒットしなかった。クアラルンプールではセントラル駅のヒルトンや三井住友銀行の入っている建物のダブルツリーヒルトンしかヒットしない。ホテル予約サイトで55パーセント引きシングルルーム朝夕食事付きで1泊7,000円なのだ。本物のヒルトンでは無いだろうと思ってホテルに到着した。生鮮市場や屋台などある下町風情のある一角にある。クチコミによると夜は怖いとか悪臭がするとか西洋人には余り人気がないようだ。「ガーデン・イン」というが「ガーデン」などないしヒルトンのマークも違っている。やはりヒルトンじゃ無いよなと思ったがチェックイン・カウンターに「ヒルトン・オーナーズ」メンバー登録のお誘いボードがあるではありませんか! チェックインの時に「ヒルトン・オーナーズの会員なのだがホテル予約サイトから予約したので登録しませんでした」と言うとメンバーシップカードを見せて下さいと言うので提出すると登録番号を打ち込んでチェックイン完了だ。シングルルームの部屋はそこそこ広いのだがアメニティが少ない。どこかのホテル・チェーンに似ていると思ったら「ホリーデイ・イン・エキスプレス」に似ているのだ。ここ「ヒルトン・ガーデン・イン」はホリデー・イン・エキスプレスだよ。「ディナー」が含まれているのだが、「ディナー」は2軒隣りのヒルトン・ガーデン・イン・ノースのコーヒーショップでだと。行って見ると客はワタシ独りだからビュッフェなどではなくフィックスド定食だった。メインのパスタやハンバーグやフィッシュ・アンド・チップスから選択する。馬鹿なワタシは昨日もフィッシュ・アンド・チップスを食べたと言うのに今日も頼んでしまった。ビールは有ると言うので74歳最後の日を客一人居ないコーヒーショップで缶ビールを飲みながら寒々と食事をしたのでした。缶ビール3缶で50リンギット(1,600円)!冷房が効いていて、この夜は何度もトイレに起きたのでした。


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徘徊老人のひとりごと ランカウイからクアラルンプールへ(令和6年2月25日、日曜日、晴れ)

2024年02月26日 | 搭乗記・乗船記

 今日はランカウイからクアラルンプールに移動する日だ。いつものように日の出前に浜辺に出る。      今日もお月様は独りで小島の上に佇んでいる。     浜辺には逃げ遅れたフグやカブトガニの殻や鋭い貝の残骸が残っている。これで素足で歩く人は怪我をするのだ。怪我といえばクラゲに刺されて病院行きになる人も多いらしい。クラゲに刺されたら真水で洗うのではなく酢で洗うのが良いそうだ。東から太陽が昇り今日一日が始まる。いつものルーティンでセブンイレブンで菓子パン1個と缶コーヒーを買って朝食だ。朝食後はブログをアップし旅行カバンに詰める物と手持っていく物を目分量で分ける。受託荷物は10キロまで無料だからだ。10時半になったのでチェックアウトをし、Grubタクシーを呼ぶ。空港まで12リンギット(382円)だ!来る時は空港タクシーで1120円だったから相当安いのだ。日本のタクシーのワンメーターより安い。貧乏人のワタシ向きの島なのだ。飛行機はマレーシア航空のMH144便で午後1時30分発だ。11時半になったのでチェックインの列に並ぶ。前から10番目位なのに列が前に進まない。犯人は回教徒の男性一人、女性3人のグループだ。4人で旅行カバンが6個で全部重量オーバーだ。カウンターの係員もスローモーで超過料金の計算に時間がかかっている。待たされると余計な事を考えるのだ。あの男性は旦那で女性3人は第一夫人第二夫人第三夫人かよ!と妄想してしまう。若い女性ではなかったから「コンチクショウ」とは思わなかったが、経済的に面倒を見れなければ一夫多妻はできないとか言われているので、悔しいけれど貧しい私には「できない」し、それともう歳だ!(笑)ワタシの後ろに並んでいた中国人の若い女性二人組がしびれを切らしてビジネスクラスのカウンターに行ったら「こっちじゃない」と言われてエコノミークラスの最後尾に並ばされていた。忍耐が肝心なのです。やっとワタシの番が来て受託荷物を計ったら10,3キロ。セーフだ。ボーディングカードを貰うまでにたった5分だ。結局、1時間並んだ。昼飯を食べなければとNoodlesというレストランに行く。香港ワンタン麺を注文。ここでも30分程待たされた。出てきたワンタン麺の器が大き過ぎる。麺は中華麺なのでスシキングのラーメンより美味しかった。636円。空港の食べ物は日本並みに高いね。出発(出国)ではないから出発検査ね。午後12時40分にはマレーシア航空機が到着し乗客を降ろし、機内清掃をし午後1時には歩いて搭乗開始だ。ワタシの座席は29C最後尾の通路側の席だ。飛行機はB737―800で近場の国際便仕様なのかも知れない。モニターも付いているしシートも人工皮革製かね?午後1時20分にドアが締められたが中々出発しない。機内は冷房が効いてないので皆さん「安全のシオリ」でパタパタ扇いでいる。午後1時39分離陸。やっと空調が効きだす。あとはCAさんのお決まりの超高速サービス。30分程過ぎたところで下降開始午後2時38分にクアラルンプール国際空港のBサテライトに到着だ。このサテライトから出口が近いからすぐに荷物がターンテーブルに来るかと思ったら中々荷物が出て来なくて「もしやロストバッゲージ」かと焦った。ヤレヤレ。空港からバスだとセントラルまで15リンギットとかなので今回はバスで行こうと思ったが荷物の出が遅くなってしまったのでエキスプレスにする。55リンギットだからね。     電車を待っている間、こんな服装の人を見かけた。サッカーのユニフォームみたいだ。多分アフリカ系の人だろうがワタシにはこんな服装はできない。ワタシは保守的なのだ。


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