徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年5月30日、火曜日、小雨時々曇り)

2023年05月31日 | 日記

 このところ、朝、ベッドで単行本の『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(野谷文昭編訳、岩波文庫)を読んでいる。1982年コロンビアのガルシア・マルケスが『百年の孤独』でノーベル文学賞を受賞し、日本でもラテンアメリカ文学が脚光を浴びたものだが、その長編小説を読んでも当時はよく分からなかったことを覚えている。以来、ラテンアメリカの文学から遠ざかっているのだが10年前に中南米を旅したことが、この短篇集を読むうえで役立っている。短編だから読みやすいというのもあるが、ラテンアメリカの風土をわずかながらでも見聞したことで、書かれていることが理解できるようになった。この短篇集で知ったのだが、なんとノーベル文学賞を受賞した作家がガルシア・マルケスだけではないことも知った。グアテマラのミゲル・アンヘル・アマハリアスは1967年に、メキシコのオクタピオ・パスは1990年に、ペルーのバルガス・リョサは2010年にノーベル文学賞を受賞しているのだ。単純にラテンアメリカ文学ってすごいんだな~と知った次第である。(遅いってつ~~の!)

   

  表紙の絵はメキシコの画家ディエゴ・ロベラの描いたものだ。骸骨の人間がいて(仮面)、インディオがいてスペイン人らしき人がいてペルー人の高官らしき人もいる。この画家もすごい人で何度も結婚して、子供も沢山いたらしいが養育費は払わなかったそうだ。

  夕方、散歩に出ると、濡れた道端にカエルが車に轢かれて潰れていた。

       

    見慣れない赤い実をつけた低木があったのでスマホで写真を撮って確認したら「セイヨウオニシバリ」とあったが分布はヨーロッパとなっているのでこれではない。あたしや~~牧野富太郎じゃないから分からない。似た写真で「サネカズラ」というのもあった。どちらにしろ、食べない方がよいようだ。もし「セイヨウオニシバリ」だと食べると痙攣を起こしたり神経麻痺など引き起こす強い毒性のある植物だそうだ。

 「石垣ガーデン」をチェックしたら

       

       キヌガサタケが生えていた。これは食用になるが調理が難しいらしいので取らない方がよい。匂いはウンチの匂いのように強烈になると言われているがまだそれほど匂わない。キヌガサタケは採らないが

     

    破竹のタケノコが顔を出したので早速1本収穫した。このくらいの大きさだと柔らかくて、メンマにできるので早速メンマを作って

     

    老人食!常備菜と餃子5個とメンマ。なにか足りないな~~と思ったら昨日作った「なんちゃってラタトゥイユ」の残りを電子レンジに入れたままだった。残りのメンマは明日インスタントラーメンに入れて食べる。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年5月29日、月曜日、雨時々曇り)

2023年05月30日 | 日記

 雨なので午前中はラジオを聴きながら「色鉛筆画」にいそしむ。先週のTBSの「プレバト」という番組で「色鉛筆画」の「先生」は三島図書館から借りてきている『写真みたいな絵が描ける色鉛筆画』の著者の三上詩絵先生ではないか!それで納得。三上先生の「超写実鉛筆画」は絵にする対象の写真を撮り、「トレース技法」でその対象をなぞる色鉛筆画なのだ。極端な言い方をすると「塗り絵」なのだ。フリーハンドのデッサンとは異なるのであ~~る。もちろん、自称「売れない画家」(笑)のワタシだって絵にしようという対象は写真に撮るが滅多にトレースをしない。だから実物と違うことが多い。その方が味がある。「売れない画家」だが、今日は知人にワタシの絵を「無料」(笑)で送るために暑中見舞いを兼ねた金魚の絵を描こうと取り組んだ。

     

   涼し気な絵を描こうと思ったら、暑苦しい。(笑)丁度、ラジオでは四国地方が「梅雨入り」したと思われると。この絵のオカシイところは金魚が泡を吹いているところだ。エアポンプの泡ではない。つまり、こういうヘンテコが絵を描くところに本当は写実的ではい「可笑しさ」があるのだ。多分、この金魚は一度水面に出て空気を吸って水中に戻ったが苦しくて空気を吐いたのだろうと想像させるかどうか、あるいは、腹にガスが溜まってゲップをしたか、見る人の想像力に委ねるのだ。もっとも、この絵にはなんの価値もないので、気に入らなければ捨てても構わない。額縁だって110円だかんね。

  お昼過ぎに雨が一時小休止したので、コロナワクチンの6回目の接種に予約不要なクリニックに出かけた。午後の診察は2時半からなので2時に歩いて出かけた。そしたら、ワクチン接種は午後3時からですと言われた。そういうこともあるかと思って単行本を持ってきたので、クリニックで読書だ。3時になってもお呼びがない、やっと3時半になって、ワクチン接種の方はこちらへと。担当医が名前と問診票に記入した事項をサッサと確認し、それでは接種を受けてくださいと。注射担当の看護師さんから注射の前に接種済の証書を受け取り、チクリと注射。1分で済んだ。病院だと接種証明書は注射の後なんだがな~~。まっ、いいか~~。

  夜、今日は注射をしたのでお風呂にははいらない。だけども酒は飲む。消費期限のものが沢山あるので、「なんちゃってラタトゥイユ」と「厚揚げに豚肉を巻いて」と

    

    昨日釣ったメジナのムニエル。そうそう、一昨日だったか豆アジの唐揚げを作ったが、ガステーブルに油が大量に飛び散っていた。昨日、きれいにしたが、唐揚げはやめよう。第一、危ない。老人化が進み、脳と動作がシンクロしない。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年5月28日、日曜日、薄曇り)

2023年05月29日 | 日記

  カンヌ映画祭で役所広司が最優秀男優賞を受賞したというニュースが。

     

  脚本賞も日本の「なんとかさん」が受賞したと。あまり映画を観ないのでよくわからないが、「めでたい」ことだ。

  朝飯を食べていたらチャイムが鳴って、管理人さんが玉ねぎを持って来てくれた。なんでも近くの農家さんから頂いたのだそうだ。頂けるものならなんでも頂くワタシだから、これまた「ありがたく」頂いた。

 午後、日課の日向ぼっこ兼釣りに行った。観光釣り客の皆さんもそろそろ引き上げる時刻なので、ワタシの釣り座は空いていた。風が時折強く吹き、砂塵が舞って、頭を下げて風が通りすぎるのを待つ状態だった。それでもメジナが3枚釣れた。2枚は近くにいた観光釣り客にあげた。「もらっていいんですか?」と言われたが「どうぞ、どうぞ」と気前よくあげた。(家に持ち帰って調理するのが大変だぞ~~と心の中でひとりごと)風が強いので、もう今日はそろそろ竿を収めようかとしたら強い当たりがあり、重いのでたも網で引き上げた。

   

  丸々と太った30センチのメジナだ。これは「お持ち帰り」することにしてさっそく岸壁で三枚におろすことにした。鱗を取り、頭を落とし、内臓を取り、海に捨てる。いや、捨てるのではなくウツボやほかの魚の餌になるようにする。決して、海洋汚染をしているわけではない。そして、今日は三枚におろし、骨も海に捨てる。これで、マンションに戻り、皮を引く(剥がす)だけで、もう刺身やムニエルにできる。岸壁を海水で洗い流し、デッキブラシをかけてきれいにする。岸壁には釣り人用に箒やデッキブラシが置いてあるのです。メジナをあげた釣りファミリーはワタシの行動に驚いていた。「マンションの台所は狭いんでね」と少々自慢げなワタシ。若い奥さんは「貰ったメジナは誰がさばくの?」と不安そうな顔。今更メジナを返すと言われても困るのですよ!(笑)

 いつもより1時間早く引き上げてきたので、テレビで相撲の千秋楽を観る。熱海富士のいる十両は落合と豪ノ山が14勝1敗同士で優勝決定戦を行ったようだ。熱海富士は今日も勝って13勝2敗だった。来場所の番付発表が楽しみだ。東京で行われる大相撲は有名人やタレントが観戦するので、それを見つけるのも楽しみのひとつだが、今日は鈴木宗男議員や

   

  左隅の前から三列目にピンクのTシャツ(?)を着た所ジョージが居た。相撲を観るんですね~?そのほか、名前は知らないがテレビに時々出る人やYahooニュースに載る人も見かけた。今場所は「桟敷席の麗人」は見なかったな~~。

   

  晩酌はメジナの刺身だ。半身は明日、ムニエルにしよう!


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年5月27日、土曜日、晴れ)

2023年05月28日 | 日記

 朝食後、昨日釣った「イサキ」の幼魚の「ウリボウ」を刺身にする作業をする。

  

  ウリボウにはイノシシの子供のように縞模様がある。

  

  ウロコを落とすと縞模様が消える。頭と内臓を取って皮引きをして刺身にする。小さいので皮引きを失敗したものは捨てる。なにしろ13匹あるから時間がかかる。

    

   刺身にしたものをまた冷蔵庫にしまい、今夜の晩酌用だ。豆アジは昨日のうちに内臓を取ってあるので、あとは夕方唐揚げにするだけだ。

  今日は午後に日向ぼっこには行かない。土・日は岸壁が混むので土曜日は「お休み」だ。日曜日の午後に釣り人が家路に着こうと帰る準備をしている頃に行くのだ。なので、今日は「石垣ガーデン」の草取りに出かけた。午後2時半から働いて

      

  刈り取った草を片づけると午後4時半の市役所の「4時半ですよメロディー」が流れて来た。椎間板ヘルニアだから腰が痛い。

  夜、風呂から戻って、豆アジの唐揚げを揚げる。

      

   豆アジなので歯の悪いワタシでも頭から食べることができる。酒も進む。豆アジは13匹あったが、結局13匹全部食べてしまった。腰は椎間板ヘルニアでフトコロは「お金ヘルニア」なので、せっせと漁業(?)に励もう!

  それにしても、一昨日、長野県で4人殺害引籠り事件があったと思ったら、なんで真似する人がでるんですかね~~。女の人がナイフでパトカーの窓を叩いたり、昨日は自称「医師」がナイフをちらつかせクリニックに籠城だとか。そして、暴力団員が暴力団幹部を喫茶店で殺害したと思ったら、今度は飲食店で暴力団員同士が刃物で刺すなどの事件だ。

 大相撲は照ノ富士が優勝を決めたが、わが熱海富士だって頑張って12勝2敗で落合の13勝1敗を追っている。今日、熱海富士が勝って落合が負ければ13勝2敗同士の優勝決定戦だ。まあ、そうならなくても良い成績だから幕内時返り咲きは無理だとしても十両の筆頭くらいまで上がるのではないかな~。焦らないで、来場所に幕内返り咲きを果たしてほしいもんだ。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年5月26日、金曜日、晴れ)

2023年05月27日 | 日記

  朝、風呂に入っていたら、かけ流しの温泉のお湯の流れに漂うかのように風呂の底にちぎれた紙のようなものに気が付いた。「なんだ?!これは!」両手で金魚やメダカをすくうようにして1個を取り出してみると、どうも「紙」に間違いがない。管理人さんが出勤してきたので、すぐに管理人さんを連れて風呂場に行き、確認してもらう。そう言えば、先週も脱衣所に紙のようなものが散乱していたことを思い出した。自治会の理事長にも来てもらった。現場を確認した結果、トイレットペーパーなら水に溶けてしまうからトイレットペーパーではない。ティッシュペーペーなら薄い紙だから、この紙ではない。結論的に言えば推測だが「紙おむつ」の紙ではないかと言う事になった。とすれば、もっとヤバイのじゃないの?!昨夜、風呂の中には紙は漂っていなかった。今朝の出来事だ。俺は「紙おむつ」のお風呂に入っていたのか!衛生上の問題もある。丁度、金曜日はお湯を入れ替える日なので管理人さんはさっそく風呂のお湯を抜いて掃除をすることになった。

       

  その前に管理人さんから旅行のお土産を頂いた。ありがたいことだ。

 午後、今日も日向ぼっこに岸壁に出かけた。今日はメジナ釣りではなく「チョイ投げカゴさびき」釣りでアジを狙うことにした。常連さんに「今日はメジナが釣れているのになんでアジ釣りなんかするの?釣れないよ」と言われたが、たまには趣向を変えて日向ぼっこだから釣れなくてもいいんです。

  釣れないと思ったのだが、どんどん釣れる。アジはまだ小さく、通称「豆アジ」とイサキの幼魚の「うりぼう」だ。

     

     

    ネコはワタシの後ろで「おこぼれ」を待つ。「豆アジ」は唐揚げにするつもりだが、唐揚げにもできないような「豆豆アジ」はネコにあげる。「うりぼう」をあげても食べない。口が肥えているのだろうかね~~。

     

  結局、持ち帰ったのは

     

     豆アジ 13匹

     

    「うりぼう」も13匹だった。ネコにあげた分も含めると合計で30匹以上になるだろう。大漁だ。マンションに戻ってさっそくアジはエラと内臓を取って明日の夕飯のために冷蔵庫に保管。「うりぼう」も明日の夕飯に刺身にする予定でこれも冷蔵庫へ。

    風呂に入り、テレビでニュースを観ながら晩酌をしていると「緊急地震速報」。

     

   震源地は千葉県北東部で震度5弱だって!地震が多いな~~~。熱海は震度1だから気が付かなかった。

     

    NHKの画面に東京ディズニーランド風の建物の様子が映しだされたが、字幕は「千葉県浦安」と。NHKだから東京ディズニーランドと私企業名は言えないんだね~。(笑)


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