このところ、朝、ベッドで単行本の『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(野谷文昭編訳、岩波文庫)を読んでいる。1982年コロンビアのガルシア・マルケスが『百年の孤独』でノーベル文学賞を受賞し、日本でもラテンアメリカ文学が脚光を浴びたものだが、その長編小説を読んでも当時はよく分からなかったことを覚えている。以来、ラテンアメリカの文学から遠ざかっているのだが10年前に中南米を旅したことが、この短篇集を読むうえで役立っている。短編だから読みやすいというのもあるが、ラテンアメリカの風土をわずかながらでも見聞したことで、書かれていることが理解できるようになった。この短篇集で知ったのだが、なんとノーベル文学賞を受賞した作家がガルシア・マルケスだけではないことも知った。グアテマラのミゲル・アンヘル・アマハリアスは1967年に、メキシコのオクタピオ・パスは1990年に、ペルーのバルガス・リョサは2010年にノーベル文学賞を受賞しているのだ。単純にラテンアメリカ文学ってすごいんだな~と知った次第である。(遅いってつ~~の!)
表紙の絵はメキシコの画家ディエゴ・ロベラの描いたものだ。骸骨の人間がいて(仮面)、インディオがいてスペイン人らしき人がいてペルー人の高官らしき人もいる。この画家もすごい人で何度も結婚して、子供も沢山いたらしいが養育費は払わなかったそうだ。
夕方、散歩に出ると、濡れた道端にカエルが車に轢かれて潰れていた。
見慣れない赤い実をつけた低木があったのでスマホで写真を撮って確認したら「セイヨウオニシバリ」とあったが分布はヨーロッパとなっているのでこれではない。あたしや~~牧野富太郎じゃないから分からない。似た写真で「サネカズラ」というのもあった。どちらにしろ、食べない方がよいようだ。もし「セイヨウオニシバリ」だと食べると痙攣を起こしたり神経麻痺など引き起こす強い毒性のある植物だそうだ。
「石垣ガーデン」をチェックしたら
キヌガサタケが生えていた。これは食用になるが調理が難しいらしいので取らない方がよい。匂いはウンチの匂いのように強烈になると言われているがまだそれほど匂わない。キヌガサタケは採らないが
破竹のタケノコが顔を出したので早速1本収穫した。このくらいの大きさだと柔らかくて、メンマにできるので早速メンマを作って
老人食!常備菜と餃子5個とメンマ。なにか足りないな~~と思ったら昨日作った「なんちゃってラタトゥイユ」の残りを電子レンジに入れたままだった。残りのメンマは明日インスタントラーメンに入れて食べる。